ゴーリキーとは、
- 人名。ロシアの作家マクシム・ゴーリキー等。
- ロシアの首都モスクワにある、マクシム・ゴーリキーを記念する公園。(ゴーリキイ公園)
- アビス・ホライズンのキャラクター→マクシム・ゴーリキー
- 『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
- ばんえい競馬所属の競走馬名。→メジロゴーリキ
こちらは4について紹介する。
基礎データ
全国図鑑 | No.0067 |
---|---|
ローマ字表記 | Goriky |
分類 | かいりきポケモン |
タイプ | かくとう |
高さ | 1.5m |
重さ | 70.5kg |
性別 | 75%♂・25%♀ |
特性 | こんじょう/ノーガード(第4世代から) |
隠れ特性 | ふくつのこころ |
タマゴグループ | ひとがた |
好きなエサ | もちもちキノコ/きらきらミツ/いきいきイナホ/ころころマメ |
地方図鑑
カントー図鑑 | No.067 |
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ジョウト図鑑(GSC / HGSS) | No.141/No.143 |
ホウエン図鑑(RSE / ORAS) | No.074/No.076 |
シンオウ図鑑 | No.041 |
コーストカロス図鑑 | No.058 |
アローラ図鑑(SM / USUM)
| No.096/No.118
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ガラル図鑑 | No.139 |
ヒスイ図鑑 | No.155 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | ゴーリキー | 剛力 |
英語・スペイン語・イタリア語 | Machoke | macho(男らしい、マッチョな)+choke(窒息させる) |
ドイツ語 | Maschock | Macho(マッチョ)+Schock(打撃) |
フランス語 | Machopeur | macho(マッチョ)+peur(恐怖)? |
韓国語 | 근육몬 | 근육(geunyuk、筋肉)+monster(英語で怪物、モンスター) |
中国語 | 豪力 | 日本語名の音写+意訳 |
ヒンズー語 | मचोक | 英語名の音写 |
ロシア語 | Мачоук | 英語名の音写 |
タイ語 | โกริกี | 英語名の音写 |
進化
ワンリキー → ゴーリキー(レベル28) → カイリキー(通信交換またはつながりのヒモを使用)
概要
ポケットモンスター 第1世代『赤・緑』から登場している、おそらく全ポケモンの中で最も人間に近い姿をしたポケモン。
強靭な筋力とタフな体力を持っており、その筋肉から彫刻のモチーフになったという。一方で顔つきは、どちらかと言うと爬虫類やリザードマン寄りな印象を与える。
ワンリキーにもカイリキーにも無いやや目立つ牙が有ったりゴーリキーの間のみ腕に赤いラインが入ったりと、進化後にも進化前にもない特徴もいくつか散見される。そのためワンリキーともカイリキーとも違う独特の雰囲気を放っている。また、作品によって多少ブレるものの色も彼らよりほんのりと青い傾向が強い(物によっては殆ど紫に近い公式絵もある)。3匹で並ぶと目に見えて色が違う。
名前の由来は、「強力・剛力(ごうりき)」。恐らく上記マクシム・ゴーリキーや彼に由来する公園とは無関係。
トレーニングも兼ね人間の力仕事を手伝うことに積極的で、『金・銀』ではコガネ百貨店の地下で物運びを、『ルビー・サファイア』ではシナリオ冒頭で主人公が引越しをするときに荷物を運んだりしている。このように人間とポケモンの交流という点においても極めて近い距離にあり、上手く共生できている一例と言える。シンボルエンカウント式のフィールドでも近づいてくることはあれどこちらから攻撃的なアクションを起こさない限り襲ってくることは無いなど、その温厚な性分が見て取れる。
ヒスイ地方と呼ばれていた時代のシンオウ地方でも開墾や建築でその力を発揮したとされており、その関係はモンスターボールが開発され文明とポケモンの距離が飛躍的に縮む以前まで遡れることが窺える。
ガラル地方では似た様なポジションのドテッコツとボディビルで対決をするという生態が発覚した。
黒いパンツのようなものを着用し、漫画などではよくそれをネタにされる。ちなみに最近はスパッツのようなデザインに変更されている。また、♀でも容姿が変わらないこともたびたびネタにされている。何か着せてあげてください。
チャンピオンベルトのような部分は体の一部なのか装飾品なのかイマイチわかりづらいが、これは「パワーセーブベルト」という名前の通りの制御器具であり、外すことは滅多に無いが真の強敵と対峙したときにこのパワーセーブベルトを外し、フルパワーで戦いに臨むと言われている。ただしパワーセーブベルトを外さずとも相撲取りを指一本、片手でダンプカーを持ち上げるほどの膂力を有しており、全力を発揮しても疲れることはないという生物としてある意味で完成された存在とも言える。
色違い
色違いは緑色になる。
ゲームにおける特徴
- 『赤・緑』当時は通信交換が出来る環境も限られていたことから、カイリキーに出来ないまま使っていたものも少なくない。
- ORASにおいては自称ルチアのライバル・カズラがゴルコという名前のメスの個体を所持、ルチアのチルル(オスのチルタリス)がお気に入りで常に意識している。ワンリキーだった頃に段ボール箱に入れられていた所を拾われており、その時の小さな段ボール箱を常に大事に持ち歩いている。「たくましさ」を除く4部門のスーパーランク以上にランダムで出場する(カズラ曰く「お前は女の子だから、オレはどうしても!たくましさコンテストにお前を出せない!」)。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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第1世代 | 80 | 100 | 70 | 50 | ※ | 45 | 345 |
第2世代から | 80 | 100 | 70 | 50 | 60 | 45 | 405 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。
ステータスは攻撃が最も高く、タフというだけあってまだ途中進化にもかかわらずHPは最終進化系の平均並にある。
- 『ダイヤモンド・パール』では特性ノーガードが追加された。これは自分・相手の技が全て必中になるのだが、相手が1ターン回避攻撃技(あなをほる、そらをとぶ、ダイビングなど)を使用しても攻撃があたるというとんでもない特性。野生で遭遇したとき「ゴーリキー?そらをとぶで余裕」とかタカをくくっていると想定外の一撃を食らう羽目になるぞ。しかし、同様に一撃必殺も必中になるので、一撃持ちからは素直に逃げたほうがいい。
使用トレーナー
ゲーム版
- スモモ:ジムリーダー(シンオウ)
- カズラ
- コルニ:(ジムリーダー(カロス))
- シュウジ:ゴーリキーマスター
- ノボリ:キャプテン(ヒスイ)
アニメ版
- 調査団のジョーイ(無印89話)
- コウジ(無印90話)
- ダン(無印93話)
- アンナ(無印165話)
- ゲンゾウ(無印166話)
- ツヨシ(無印173話)
- ハルノ(無印200話)
- シジマ
- ホウエン行きの船の船員(無印274話)
- アヅミ(AG140話)
- ケンゴ(DP)
- スモモ(DP)
- 名人(DP57話)
- コルニ
- レイモンド(ミュウツーの逆襲)
- ロイの父(第8シリーズ)
- サイトウ(薄明の翼)
漫画版
番外作品
ポケモンレンジャー
第1作ではフォルシティのシンボルである時計台を破壊しようと現れる。パンチしながら直進するので慣れないうちはキャプチャするのは困難だろう。
ポケモン不思議のダンジョン
ED後ストーリーにてチーム「フロンティア」の隊長として登場し、シェイミが住む「そらのいただき」への開拓を行っていた。
開拓が成功したのち、「そらのいただき」の頂上を同チームのメンバーであるクチートとキノガッサと共に目指しながら、他の冒険者たちのアシストのために各合目にガルーラ像を設置したり、2、4、6合目には「シェイミの里」に通じるフワライドのゴンドラを設置した。
5合目や頂上ではマスキッパやベトベター達を倒すために主人公のチームと協力して戦ってくれる。
ポケモンマスターズ
- 主人公&ゴーリキー
報酬で貰えるタマゴから孵化するワンリキーを主人公のバディにする事が可能で、進化させる事もできる。
名探偵ピカチュウ
ライムシティにいる。
アニメ版
アニポケ・第1~7シリーズ
上述の使用トレーナーを見ればわかる通り、様々なトレーナーのポケモンでちょいちょい出てきている。
- コウジのゴーリキー
無印90話でポケモンショーに登場。コウジが吹き替えしている。
- ダンのゴーリキー
無印93話で登場。間欠泉を凍らせる勝負で出来た氷柱を氷のボートに加工する勝負に登場。主に自慢の拳で氷を砕く作業に従事した。
- アンナのゴーリキー:無印165話で登場。
- ゲンゾウのゴーリキー:無印166話で登場。
- ツヨシのゴーリキー:無印173話で登場。
- ハルノのゴーリキー:無印200話で登場。
- シジマのゴーリキー
無印209話に登場し、サトシのベイリーフと対決。力勝負では上でつるのムチで引き寄せたベイリーフにじごくぐるまを食らわせ投げ飛ばすが、つるのムチで縛られて反動で投げ飛ばされ、のしかかりからのはっぱカッターを食らって敗北した。
- 無印274話
ホウエン行きの船の船員の手持ちで登場。
- AG86話
タケシが昔見た西部劇の映画で悪役ポケモンとして登場。ヒロインのマリルリが見守る中、保安官のカビゴンとテッポウオのみずでっぽう早撃ちの決闘で勝負し敗北した。
- アヅミのゴーリキー
AG140話で登場。アヅミに仕えるポケモンの一匹で、主に屋敷からたびたび逃げ出すアヅミのコダックを連れ戻すのが仕事。
- 名人のゴーリキー
DP57話で登場。石橋の建設現場で働いていたが、ビーダルがやる気を無くし、資材の石が作られなくなった為仕事が無くなっていた。
ロケット団がサカキの為に石造りの基地を作らせようと捕らえられるが、一緒に捕らわれていたビーダルがオリを破ったので一緒に逃げ出した。
- スモモのゴーリキー
DP66話から登場。シンジとのジム戦ではドンカラスに対し技を繰り出すも力負けし倒される。
サトシとのジム戦では1番手で登場でムクバードと対戦し、ムクバードの攻撃を攻撃技でかわす器用な一面も見せるが結局相性の悪さもあり敗れる。
- ケンゴのゴーリキー
DP123話でタツナミコンテストの1次審査に登場。自慢の怪力を生かしてバーベルを「かいりき」の技で片手で持ち上げるパフォーマンスで力強さをアピールした。
なおムサシには「汗臭い演技ね~」と言われた。
- コルニのゴーリキー
ジム戦では中堅で登場しサトシのヒノヤコマと対決。きあいだまの構えを取っていたが、ニトロチャージですばやさが上がっていたヒノヤコマに突撃され敗北した。
- 新無印24話
ロケット団精鋭部隊に捕らわれていたが、サトシとゴウとムコニャの活躍で脱出。小さくではあるが、スボミーを抱えてる所は必見。
その他
無印 | 42話・64話・169話・201話・256話・265話・266話・271話 |
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AG | 130話(回想) |
DP | 15話・92話(テレビ) |
XY | 34話・99話・137話 |
SM | 1話・2話・4話・13話・15話・21話・23話・57話・72話・87話(イメージ)・89話(イメージ) |
新無印 | 2話(映像)・58話・76話(画像)・136話 |
劇場版 | 裂空の訪問者・氷空の花束・ボルケニオンと機巧のマギアナ・みんなの物語 |
アニポケ・第8シリーズ
- 1話:セキエイ学園の生徒の手持ちで登場し、エーフィとバトルしていた。
- ロイ父のゴーリキー
62話にて、主人公の一人・ロイの父親のポケモンで登場。ロイの母のポケモンであるニョロボンと共に船乗りの仕事を手伝っている。
薄明の翼
第2話「修行」にて、進化系含めてサイトウの手持ちとして登場する。
名探偵ピカチュウ(実写映画版)
ライムシティ内の公道の交通整理に勤務している。
ポケモンカードゲームでは、「こうつうせいり」というわざを覚えている。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- グリーンのゴーリキー
第1章からの手持ちでレッドとの偶発的な交換によってゴーリキーから進化した。
- その他
4章でもトウキの手持ちの個体、13章ではカズラのゴルコが登場している。
ポケモンローカルActs
三重県木曽岬町に地域応援ポケモンであるミジュマルと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。
物流センターが多くある町でありゴーリキーは作中でも荷物運びを手伝っている模写があるのでその連想からだと思われる。
余談
2017年に展開された『Look Upon the Stars』ではハブネークと合わせてへびつかい座とへび座を担当。これは『七夜の願い星』のEDから来たネタである。
へびつかい座のモデルは医神アスクレピオスであるが、医療とは程遠いポケモンが採用されるとは彼も思わなかったであろう。
関連イラスト
金銀格闘アイコン
関連タグ
Ver | 第1世代 赤・青・緑・ピカチュウ ファイアレッド・リーフグリーン Let's Go!ピカチュウ・Let's Go!イーブイ |
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タイプ | かくとうタイプ 単タイプ |
進化・形態 | 1進化ポケモン 中間進化 通信進化 どうぐ進化(つながりのヒモ) ワンリキー カイリキー キョダイマックスカイリキー |
図鑑番号順
0066.ワンリキー→0067.ゴーリキー→0068.カイリキー(キョダイマックスカイリキー)
関連ポケモン等・グループタグ
コラボ | 三重ポケふた組 |
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対 | ユンゲラー |
ダンプカー関連 | ココドラ ヒヒダルマ ゴロンダ マッシブーン ガラルサンダー |
わざ | ビルドアップ |
他 | |
ヤルキモノ | ルビサファでの冒頭で引っ越し作業をしていたのはゴーリキーだが、エメラルドverでのみヤルキモノである。 |
クチート・キノガッサ | ポケダン・空の探検隊関連 |