ゴーリキーとは、
- 人名。ロシアの作家マクシム・ゴーリキー等。
- ロシアの首都モスクワにある、マクシム・ゴーリキーを記念する公園。(ゴーリキイ公園)
- 『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
こちらは3について紹介する。
基礎データ
ずかん | No.67 |
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英語名 | Machoke |
ぶんるい | かいりきポケモン |
タイプ | かくとう |
たかさ | 1.5m |
おもさ | 70.5kg |
とくせい | こんじょう / ノーガード |
進化
ワンリキー → ゴーリキー(レベル28) → カイリキー(通信交換またはつながりのヒモを使用)
概要
名前の由来は、「強力・剛力(ごうりき)」、またはマクシム・ゴーリキー。
恐らくモスクワにある公園の名前とは関係ない。
おそらく全ポケモンの中で最も人間に近い姿をしたポケモン。
強靭な筋力とタフな体力を持っている。その筋肉から彫刻のモチーフになったという。
一方で顔つきは、どちらかと言うと爬虫類やリザードマン寄りな印象を与える。ワンリキーにもカイリキーにも無いやや目立つ牙が有ったりゴーリキーの間のみ腕に赤いラインが入ったりと、進化後にも進化前にもない特徴もいくつか散見される。そのためワンリキーともカイリキーとも違う独特の雰囲気を放っている。また、作品によって多少ブレるものの色も彼らよりほんのりと青い傾向が強い(物によっては殆ど紫に近い公式絵もある)。3匹で並ぶと目に見えて色が違う。
人間の仕事を手伝う事もあり、『金・銀』ではコガネ百貨店の地下で物運びを、
『ルビー・サファイア』ではシナリオ冒頭で主人公が引越しをするときに荷物を運んだりしている。
人間との交流においても最も距離的に人間に近いポケモンといえよう。仕事を進んで手伝うのもそれがトレーニングになると考えているためであり、人間と上手く共生出来ている一例だと言える。
ヒスイ地方時代のシンオウでは開墾や建築でもその力を発揮したとも。
黒いパンツのようなものを着用し、漫画などではよくそれをネタにされる。
ちなみに最近はスパッツのようなデザインに変更されている。
また、♀でも容姿が変わらないこともたびたびネタにされている。何か着せてあげてください。
チャンピオンベルトは体の一部なのか装飾品なのかイマイチわかりづらいが、これは一種の拘束具であり、外す事でフルパワーになると言われている。外さなくても相撲取りを指一本、片手でダンプカーを持ち上げるほどのパワーを有しており、全力を発揮しても疲れることはないという生物としてある意味で完成された存在とも言える。
『ポケモンレンジャー』第1作ではフォルシティのシンボルである時計台を破壊しようと現れる。パンチしながら直進するので慣れないうちはキャプチャするのは困難だろう。
2017年に展開された『Look Upon the Stars』ではハブネークと合わせてへびつかい座とへび座を担当。これは『七夜の願い星』のEDから来たネタである。
へびつかい座のモデルは医神アスクレピオスであるが、医療とは程遠いポケモンが採用されるとは彼も思わなかったであろう。
ゲームにおける特徴
『赤・緑』当時は通信交換が出来る環境も限られていたことから、カイリキーに出来ないまま使っていたものも少なくない。
『ピカチュウ』ではカラカラと交換してくれるNPC(NN:リッキー)が居るが、すぐにカイリキーへと進化してしまう。また、『GSC』でタマゴを孵したものと交換すれば「レベル5」のカイリキーが入手できる。
ステータスは攻撃が最も高く、タフというだけあってまだ途中進化にもかかわらずHPは最終進化系の平均並にある。
『ダイヤモンド・パール』では特性ノーガードが追加された。
これは自分・相手の技が全て必中になるのだが、相手が1ターン回避攻撃技(あなをほる、そらをとぶ、ダイビングなど)を使用しても攻撃があたるというとんでもない特性。
野生で遭遇したとき「ゴーリキー?そらをとぶで余裕」とかタカをくくっていると想定外の一撃を食らう羽目になるぞ。
しかし、同様に一撃必殺も必中になるので、一撃持ちからは素直に逃げたほうがいい。
ORASにおいては自称ルチアのライバル・カズラがゴルコという名前のメスの個体を所持、たまにうつくしさスーパー以上のランクのコンテストで出演している。ルチアのチルル(オスのチルタリス)が大のお気に入り。
ちなみにワンリキー時代に段ボール箱に入れられていた所を拾われており、その時の小さな段ボール箱を大事に持ち歩いている。
関連イラスト