基礎データ
全国図鑑 | No.0304 |
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ホウエン図鑑 | No.070 |
イッシュ図鑑 | No.166 |
マウンテンカロス図鑑 | No.099 |
カンムリ雪原図鑑 | No.191 |
ローマ字表記 | Cokodora |
ぶんるい | てつヨロイポケモン |
タイプ | はがね / いわ |
たかさ | 0.4m |
おもさ | 60.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | がんじょう/いしあたま/ヘヴィメタル(隠れ特性) |
タマゴグループ | かいじゅう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ココドラ | 子+坑道+~ラ(怪獣っぽい名前) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Aron | armor(鎧)+iron(鉄) |
ドイツ語 | Stollunior | Stollen(坑道)+Junior(年少者) |
フランス語 | Galekid | galet(小石)+kid(英語で子供) |
韓国語 | 가보리 | 갑옷(鎧) |
中国語 | 可可多拉 | 日本語名の音写 |
ロシア語 | Арон | 英語名の音写 |
タイ語 | โคโคโดรา | 日本語名の音写 |
進化
ココドラ → コドラ(Lv.32) → ボスゴドラ(Lv.42) → メガボスゴドラ(メガシンカ、ボスゴドラナイト)
概要
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』から登場した全身を鋼鉄の鎧が覆う、小さなはがね/いわタイプポケモン。
ココドラ系統は進化後も名前に「ドラ」と付いてはいるが、最後まで進化しても(さらにいえばメガボスゴドラにも)ドラゴンタイプは付かない。初見でこおりタイプをぶつけて返り討ちに遭ったトレーナーもいるであろう。
40cmとポケモンの幼体らしいサイであるが、この時点で体重は60kgある。中々の怪力の持ち主で、体当たり1発でダンプカーが破壊されてしまう程。ボスゴドラは角竜に、コドラは鎧竜やトカゲなどにも似ているが、ココドラの場合は「何かの恐竜の子供」または亀っぽいと形容するのが強いて近い独特な雰囲気を持つ。
鎧を作るために鉄鉱石を好んで食べ、時々山より下りて来てはレールや車、橋の鉄筋を齧って人間を困らせている(後述するポケパーク個体は「レールなんかより」と発言しているため、何の鉄が好きかは個体差もあるかもしれない)。
しかし進化の際に剥がれ落ちた古い鎧は、人間の手でまた鉄の原料となる。両者間には、切っても切れない縁がある様である。
彼らの食性はただ迷惑なだけではない。自然界にとっては人間達が遺棄した鉄製品を食べてくれる掃除屋である。
これは鉄製品廃棄にコストが掛からずに済み、環境問題も防がれるということを意味しているので、人間側にもメリットはあるのである(とはいえ、流石に燃料は食べてくれないので、そちらの処理は別ポケモンが行うのであろうが)。
非常にシンプルなデザインで、『ルビー・サファイア』のドット絵がなんか小さいことで有名。丸くて大きな目がキュートであるが、鋼鉄マスクの形状があの傑作ホラー映画の怪人を連想させる。
色違い
色違いは眼が赤色、胴体の装甲を纏っていない部分が深緑色となる。一見すると胴体の色違いが分かりづらいため、単に眼が赤くなっただけに見えるので、「何か怖い」と思った人もいるのではないであろうか。
ゲームにおける特徴
ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド/オメガルビー・アルファサファイア
いしのどうくつとチャンピオンロードに出現する。リメイク版『オメガルビー・アルファサファイア』では群れで出現する場合もある。
ポケットモンスター ダイヤモンド・プラチナ/ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
タタラせいてつじょでポケトレを使うと出現する。『パール』及びリメイク版『シャイニングパール』では出現しない。
その他にも、『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』では全国図鑑入手後に地下大洞窟に出現する。
ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー
ジョウト地方のサファリゾーンで、いわばブロックを24個設置するとみずべのいわばエリアに出現する。
ポケットモンスター ホワイト/ブラック2・ホワイト2
ホワイトフォレストに出現する。『ブラック』では出現しない。
『ブラック2・ホワイト2』では、イッシュ図鑑へ登録されるようになり、フキヨセの洞穴に出現するようになった。
ポケットモンスター X
終の洞窟に群れで出現する。『ポケットモンスター Y』では出現しないが、殿堂入り後に「ボスゴドラナイト」を入手可能。
ポケットモンスター ウルトラサン・ムーン
通常は野生で出現しないが、ポニ島で月曜に島スキャンするとポニの広野にボスゴドラが出現するのでタマゴを生ませて孵化させることで入手可能。
ポケットモンスター ソード・シールド
DLC『冠の雪原』より登場。カンムリ雪原の「湖畔の洞窟」「ボールレイクの湖畔」に生息している。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
50 | 70 | 100 | 40 | 40 | 30 | 330 |
物理方面のステータスが既に優秀で、特に防御種族値は初期形態にして堂々の100。『ルビー・サファイア』でも特にクチートがいない『サファイア』では序盤より入手可能な貴重なはがねタイプであり、優秀な壁役として旅のお供をしてくれる。
ただし、4倍弱点が2つもあるので繰り出す相手は慎重に選ばなければならない。また、1回目の進化がLv.32と序盤に入手可能なポケモンとしては遅めなので積極的に経験値を回して行きたいところ。
尻尾らしきものが見当たらないにもかかわらず、アイアンテールはしっかり覚えられる。「どうやって繰出しているんだ?」とツッコむのは野暮である。
Lv.1ココドラ
『ダイヤモンド・パール』まではありふれた進化前ポケモンの1体に過ぎなかったのが、『ブラック・ホワイト』で特性「がんじょう」に「HP満タンからは一撃で倒されない」の効果が付いて以来、ガチ環境でも見かける位には恐ろしいポケモンへと変貌を遂げている。俗にいう、Lv.1ココドラと呼ばれる戦法が誕生したのである。
相手に与えたダメージの一部を吸収する道具「かいがらのすず」と、相手の残りHP-自分の残りHPの固定ダメージの技「がむしゃら」を組合わせる。
- 事前にすなあらしを起こすか、どくびしを撒いておく。
- Lv1のココドラにかいがらのすずを持たせ、先手で相手に攻撃される。
- がんじょうで耐え、HPが1になったところで後手からがむしゃらを使う。
- 相手のHPが1になり、ココドラはかいがらのすずで全回復。
- スリップダメージで相手だけが倒れる。
HPが満タンになったココドラは、何度でもこの手順を繰り返せるので、対策を怠ると3タテされかねない危険な戦法である。実際、『ポケモンスマッシュ!』では山本博(ロバート)がレッド吉田(TIM)とのダブルバトルでこの戦法を使用し、2つの先制技(ねこだまし、ふいうち)を擁するレパルダスとタッグを組み吉田のパーティを4タテしている(回復手段はかいがらのすず)。ただ、連続攻撃ややけどや特性かたやぶりであっさり崩されるので、完全無欠戦法という訳ではない。
使用トレーナー
アニメ版
- ダイゴ:『アドバンスジェネレーション』第22話
漫画版
番外作品
ポケモンGO
- 2018年1月24日にホウエン地方のポケモンの追加第3弾にて実装。丘陵地や山間地帯などの傾斜地に出現しやすい傾向にあるが、天候が「時々曇り」か「雪」の際には平地でもそこそこの確率で出現する様になる。
- ココドラが実装されるまで、はがねタイプは出現率が低いか進化しないとはがねタイプが付加されないか、臨海工業地帯付近以外はほとんど出ないという傾向だったため、ココドラ追加に伴い内陸部でもはがねタイプ勲章である「てつどういん」を達成し易くなった。
- 同時に、やや集まりにくいいわタイプ勲章である「やまおとこ」を達成するのにも適しているが、はがねタイプより種類が多いことや晴天時に出現率が上がるイシツブテでもある程度は代用が利くということもあり、利点としてはやや薄い。しかし、複合タイプ故に地域や季節に左右される天候「雪」以外で出現アップするのは嬉しい所である。
- ココドラ自体の戦闘力はそれ程でもないが、最終進化系で強力なボスゴドラとなるため、普段から積極的に捕まえて進化・育成用のアメを確保しておきたいところ。
- また、色違いが実装されている数少ないポケモンでもある。運良く捕まえられたら大切に取っておこう。
ポケパークWii
ケイブゾーンにて、トロッコのレールが一部なくなる事件が発生し主人公のピカチュウが探すこととなるが、バリヤードの話を聞いてさらにズバットからココドラの話が聞ける。その後、お腹を空かせた様子のココドラがいるため、周囲にある木箱からでてくる「てつのかたまり」を与えると、レールを破壊した犯人が判明する。
なお、この個体は「レール何かより」と発言していることから、「レール」より「てつのかたまり」が好みと分かる。
アニメ版
アニポケ・第1~第7シリーズ
アニメでの鳴き声は「コッコー」という軽いいびきのような鳴き声となっている。
- ダイゴのココドラ
『アドバンスジェネレーション』第22話にてダイゴが進化の石を探している際に手伝っていたポケモン。
また、石の洞窟には沢山の野生のココドラが生息しており、眠りを妨げたサトシ達とロケット団を襲ったがダイゴに鎮められている。
野生のポケモンとして進化後と共に登場し、終盤で氷壁を食い止めるために他野生ポケモン達と共に活躍。EDでは本作の悪役であるゼロが所有していたハイテク空中母艦・メガリバを群れで食べていた。
その他
アドバンスジェネレーション | 68・77話 |
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ベストウイッシュ | 第143話 |
劇場版 | 七夜の願い星(カップ)・ボルケニオンと機巧のマギアナ |
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
サファイアのどらら
サファイアの幼なじみポケモン(13章時点で10年前後と長い付き合いとなる)で、言葉の指示がなくても以心伝心で戦うことが可能。
サファイア曰く食いしん坊で、ツワブキ社長のポワルン(後にルビーに付いていくPOPO)を助けるために噴水の鉄を食べていた。石の洞窟での修行でコドラへ進化する。
13章にて、過去における元凶のボーマンダとそれにより狂わされた2人の運命をボールの中より見ていたことが判明した。
〈サファイアの手持ち〉 |
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どらら (ココドラ→コドラ→ボスゴドラ♂️) |
ちゃも (アチャモ→ワカシャモ→バシャーモ↔️メガバシャーモ♀️) |
ふぁどど (ドンファン♂️) |
えるる (ホエルオー♂️) |
とろろ (トロピウス♂️) |
じらら (ジーランス♂️) |
きるる (キルリア→エルレイド↔️メガエルレイド♂️) |
ポケモンローカルActs
岩手県釜石市に地域応援ポケモンであるイシツブテと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0303.クチート(メガクチート)→0304.ココドラ→0305.コドラ
同複合タイプ
ダンプカー仲間
他関連ポケモン等