基礎データ
全国図鑑 | No.0510 |
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イッシュ図鑑 | No.013 |
マウンテンカロス図鑑 | No.043 |
ガラル図鑑 | No.045 |
ローマ字表記 | Lepardas |
ぶんるい | れいこくポケモン |
タイプ | あく |
たかさ | 1.1m |
おもさ | 37.5kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | じゅうなん/かるわざ/いたずらごころ(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | レパルダス | leopard(英語でヒョウ)+πάρδος(ギリシャ語でヒョウ) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Liepard | lie(嘘)+leopard(ヒョウ) |
ドイツ語 | Kleoparda | Kleopatra(クレオパトラ)+Leopard(ヒョウ) |
フランス語 | Léopardus | léopard(ヒョウ)+πάρδος(ギリシャ語でヒョウ) |
韓国語 | 레파르다스 | 日本語の音写 |
中国語 | 酷豹 | 酷(残忍な)+豹(ヒョウ) |
進化
初期 | 最終 | |
---|---|---|
チョロネコ | → | レパルダス(Lv20) |
概要
第5世代『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』にて初登場したポケモンで、チョロネコの進化系
前世代、ニャルマー→ブニャットの変貌ぶりにショックを受けたプレイヤーの「美しい姿に進化してほしい」との願いが通じたためか、こちらは正統派のネコ科らしいスマートなフォルムのまま進化した。
名前の由来はおそらくレオパルド(豹)+パルダス(豹の学名)。
レパルダスと同じく、豹がモデルのポケモンは他にスイクンがいる。
生態
引き締められた筋肉より整ったスタイルを持ち、動きも非常に素早い。
真っ正面からの戦闘よりも気配を遮断して死角から襲うヒョウモチーフに相応しい戦闘スタイルが向いていて、性格は猫系に相応しく気まぐれで凶暴。
フォクスライとは縄張りを奪い合うライバルの関係にあるが、フォクスライとライバル関係にあるパルスワンとの関係は不明。
ゲームでの特徴
ブラック・ホワイト・BW2
- ストーリーでは
X・Y
ORAS / SM・USUM
- 過去作から連れてくる必要がある。
Let's Go!ピカチュウ・イーブイ
- 当然ながら未登場。
ソード・シールド
- 内定。野生では7ばんどうろ、9ばんどうろ、ワイルドエリアの「キバこのひとみ(ランダム、霧)」「ミロカロこ・北(シンボル)」「きょじんのこしかけ(ランダム、霧)」「きょじんのぼうし(シンボル、晴)」に出現。
- ストーリーにおいては、ライバルの一人であるマリィの手持ちで登場する。
BDSP / LEGENDSアルセウス / SV
- 未内定。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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種族値 | 64 | 88 | 50 | 88 | 50 | 106 | 446 |
タイプ一致技を覚えるのが遅く、両刀な種族値配分の割には覚えられる技の範囲が狭いので
シナリオで連れ歩き続けるにはそれなりの愛が必要となる。
「いちゃもん」「アンコール」など悪タイプなだけあって補助技にも恵まれている。
ちなみに旧作経由ではあるが、遺伝技で「ネコにこばん」を習得できたりもする。
BW2
「ねこのて」と「ふきとばし」・「そらをとぶ」を使ったコンボで一気にマイナーポケモンから要注意ポケモンとして注目されるようになった。
元々ねこのては変化技であるため、夢特性「いたずらごころ」の場合は優先度+1で出せる。この時点で素早さ関係なく先制でねこのてが使える。
そして本来は優先度-5のため速さ関係なく後攻になるふきとばしを使用し、無理やり相手のポケモンを戻す。
それをひたすらに繰り返すだけで、相手はレパルダスに一撃も与えられぬまま時間切れというわけである。
他にも、持たせれば必ず後攻になる「こうこうのしっぽ」を持たせる。いたずらごころ発動で先制でねこのて→そらをとぶを使い相手の反撃をかわす。
次のターン。今度はこうこうのしっぽ発動により、そらをとぶの攻撃判定は相手の行動のあとに行われる…すなわち相手はどうあがいても先制で攻撃をするため当然こちらは無傷。そしてそらをとぶのダメージを与える。あとはそれを繰り返すだけ。
これらがバグでもなんでもない戦術の一つとして対戦Wikiに掲載されている。
対策
- 優先度+2の「しんそく」を使い一撃で落とす。
- レパルダスより速さの高いポケモンの先制技。
- 同じくいたずらごころ持ちでなおかつレパルダスより速いエルフーンの補助技で動きを封じる。
- 「そらをとぶ」時にはかみなり・ぼうふう・スカイアッパーが必中するので撃ち落す
- 特性「きゅうばん」や「マジックミラー」で退場を防ぐ。
などが上げられるが、対策手段が無いときは完全な詰みゲーになる。CPU相手ならまだしも対人戦だと最悪「俺は今から怒るぜ!」とばかりにリアルファイトになりかねないものであった。
第6世代~7世代
第6世代で「ねこのて」で「ふきとばし」「そらをとぶ」の両方、そしてそれに類する技が選ばれないようになっており、上記のような目立つハメ戦術はなくなった。
第8世代
剣盾にはねこのてのデータが存在せず、没収された。しかしまねっこと新道具だっしゅつパックを使ったコンボが開発される。
- 特性ムラっけのオクタンにだっしゅつパックを持たせ、とびはねるかダイビングを使う。
- ターンの終わりにムラっけが発動し、だっしゅつパックで控えに戻る。
- こうこうのしっぽを待たせたレパルダスに交代し、まねっこを使う。
- こうこうのしっぽによりレパルダスは後攻となる。相手の技はレパルダス不在のため不発。そしてレパルダスがダイビングorとびはねるで攻撃。そこからは「まねっこ」連打で相手から攻撃されることなく一方的に攻撃ができる。
これでBW2のコンボをほぼ完全再現している。
一見すると強そうだが、ダイビングになみのりが貫通すること、とびはねるにぼうふうなどが貫通するなど欠点がある。へんかわざを持つポケモンがいれば、それをダイウォールにするだけでコンボを止められる点が特に痛い。初見殺しにはなるが、BW2に比較すると流行らなかった。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
漫画版
- フレア団したっぱ(ポケスペ)
- バラ(ポケスペ)
番外作品
ポケモンGO
2019年9月17日から登場。チョロネコにアメ50個与えると進化する。
ノーマルアタックは「あまえる」「バークアウト」。スペシャルアタックは「ダストシュート」「じゃれつく」「あくのはどう」「しっぺがえし」。
ポケモンマスターズ
ギーマ&レパルダス
2019年11月28日に実装された、あくタイプのテクニカル。
ギーマが言うには、愛するポケモンは沢山いるが「レパルダスの強さ・相手が予想できない驚きの一撃」に賭けており、少々運が絡むがそれも味である…との事。
メインストーリーWPM編ではギーマがアローラペルシアンをバディーにしているクチナシと組んでいた為、あくタイプ猫ポケモンとのタッグになった。
技
つじぎり | 急所に当たりやすい |
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よこどり | 相手のあがっている能力をもとに戻し同じ分だけ自分の能力をあげる |
勝負こそが全て! | 自分の急所率を2段階+回避率を3段階あげる。自分の防御を3段階さげる |
あくのはどう | 20%の確率で相手をひるみ状態にする |
バディーズ技
与えられたカードでのつじぎり | 相手にあがっている能力がないときは威力があがる |
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パッシブスキル
まひ無効 | まひ状態にならない |
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ポケモン不思議のダンジョン
バリヤードから「にんきのリボン」を盗ったらしく、討伐する事でクリア時にコネクテッドできる。
レベルリセットダンジョンにおいては初めから爪研ぎと優秀な攻撃技を持つルチャブルやあやしいかぜの習得レベルが大幅に早まったフワライドと比較すると晩熟型の上級者向けとなっている。
Newポケモンスナップ
ミッケジャングルの「ジャングル (昼)」「ジャングル (夜)」コースに出現する。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
- ケニヤンのレパルダス
- BW106話にて、イッシュリーグでのサトシ戦の先鋒として登場。かげぶんしんを多用する戦法でサトシのワルビアルを追い詰めるものの、シャドークローとドラゴンクローの一騎打ちで敗れる。
- BW・エピソードN:アンジーをはじめとしたプラズマ団のポケモンでも登場。
- XY:100話でシノブ、102話でフレア団科学者バラの手持ちが登場。
- ライラのレパルダス
- 新無印110話にて、「プロジェクト・ミュウ」のトライアルミッションであるシーキンセツのバトルロイヤルで登場。シュンヤのクワガノンにやられたフリをして回復しに近づいたトキオのサーナイトを文字通り「ふいうち」する。クワガノンと共にゴウのインテレオンと対決するが、サーナイトの「あやしいひかり」でこんらんし、インテレオンの「ねらいうち」で敗北した。
その他
BW | 54話(写真)・120話・121話・122話・125話(宝石) |
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劇場版 | 白き英雄・キュレムVS聖剣士ケルディオ |
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
- 40話
- マーニャの猫ポケモン専門のブリーダーハウスに登場。