データ
初出 | 第2世代 |
---|---|
タイプ | ノーマル |
威力 | 80 |
命中 | 100 |
PP | 5 |
分類 | 物理 |
直接攻撃 | ○ |
範囲 | 単体 |
備考 | 先制で攻撃できる。優先度:+1→+2(第5世代以降)。 |
英語名 | Extreme Speed |
概要
『ポケットモンスター 金・銀』(第2世代)から存在する技。漢字表記は「神速」と思われる。先制技の中では「であいがしら」に次いで威力が高い。
当初はウインディの専用技だった。
現在も使用できるポケモンは限られており、やたら配布限定のポケモンに搭載されている事が多い。
なお、「でんこうせっか」と「しんそく」を同時に習得できるのはルカリオとライコウのみ。
(配布限定ポケモンを含めるならもう2種類いる)
その為、一応「でんこうせっか」の上位に当たる技だが、完全な上位互換とは言い切れない。
ノーマルタイプの技だが当初ウインディの専用技だったこともあり、タイプ一致の使用者は少なく、現状ドーブル・ジグザグマ・マッスグマ・アルセウスのみ(第4・第5世代まではトゲキッスもそうだったがタイプ変更で不一致になってしまった)。
このうちジグザグマ・マッスグマは長らく配布限定でしか使えなかったが、『ウルトラサン・ウルトラムーン』で漸くタマゴ技に設定されるようになった。
第5世代からは優先度が+2に変更され、他の先制技に打ち勝ちやすくなった。
優先度の都合上「ふいうち」も透かせるのは大きい。
とは言え、「しんそく」同士や「フェイント」「であいがしら」とで撃ち合った場合はやはり素早さ勝負になる他、「ねこだまし」には勝てないので注意が必要。
なお、タマゴ技でミニリュウも覚えるが、こいつに「しんそく」を遺伝するにはジョウト地方りゅうのあなでのイベントで入手できるミニリュウが必須なので注意。
現在使用する場合『ハートゴールド・ソウルシルバー』が必要(2009年発売のDS用ソフト)だったが、2018年1月にバーチャルコンソール版『クリスタル』が発売(オンライン販売のダウンロード版もある)されたので、そこでイベントをこなして手に入れたミニリュウを『ポケムーバー』で送り、タマゴを作ることで遺伝させられる。
ポケムーバーで送ったVC産のポケモンは隠れ特性固定なので、隠れ特性としんそくの両立も簡単にできる(『金・銀』ではミニリュウのイベントが存在しないので注意!)。
そして第8世代では遂にしんそくが基本技に追加されたため、技思い出しで容易に覚えさせることが可能になった。
第9世代ではテラスタルが登場。ノーマルタイプになることで常に威力120で先制することが可能になった。ほとんどのポケモンに安定した火力を放てるため対策しなければ何もできずに落ちてしまうこともざら。
発売当初からカイリューが猛威を振るう要因でもある。
ポケモンカードゲームでは、なんとワザではなくポケボディー(特性に近い)として実装されていた。
その効果は、「自分についている自分と同じタイプのエネルギーの数ぶん、ベンチに逃げる為にトラッシュするエネルギーが少なくなる」というもの。確かに盤面を「神速」で移動できるが……
2023年現在までに使用できたポケモンは、ギンガ団(アカギ)のウインディ(DPt世代)と、色違いの伝説の三聖獣(三犬、HGSS世代)の4種類のみ。また、彼らは皆「にげるエネルギー」が2個、かつそれぞれエネルギーが3個必要なワザを一つずつしか持っていないので、攻撃可能になった時点で即座に「しんそく」を発動可能である。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズではルカリオの上必殺ワザ(復帰ワザ)として実装。一瞬力を溜めた後、スティックを倒した方向へ高速移動する。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』では波導補正は乗らず攻撃判定もないため、完全な移動専用のワザだった。
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では、波導補正が最大の状態で繰り出すと、ステージ次第ではオーバーランしかねないほどの移動力を発揮するようになった。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では技の終わり際に強力な吹っ飛ばし判定を持つ爆発を起こすようになり、攻撃技としても使えるようになった。
関連タグ
先制技
マッハパンチ バレットパンチ でんこうせっか アクアジェット ねこだまし かげうち ふいうち こおりのつぶて フェイント しんくうは みずしゅりけん アクセルロック であいがしら ジェットパンチ