データ
概要
第2世代より存在する技。
目にも止まらぬ速さで敵へ突っ込んで攻撃する。まさに神速。
現在も使用出来るポケモンは限られており、やたら配布限定ポケモンに搭載されている場合が多い。
なお、「でんこうせっか」と「しんそく」を同時習得出来るのはルカリオとライコウのみ(配布限定ポケモンを含めるならもう2種類いる)。
そのため、一応「でんこうせっか」上位に当たる技であるが、完全な上位互換とは言い切れない。
ノーマル技であるが当初ウインディの専用技であったこともあり、タイプ一致使用者は少なく、現状ドーブル・ジグザグマ・マッスグマ・アルセウスのみ(第4・5世代まではトゲキッスもそうであったがタイプ変更で不一致となってしまった)。
このうちジグザグマ・マッスグマは長らく配布限定でしか使えなかったが、『USUM』で漸くタマゴ技に設定されるようになった。
第5世代からは優先度が+2に変更され、他先制技に打ち勝ちやすくなった。
優先度の都合上「ふいうち」も透かせるのは大きい。
とはいえ、「しんそく」同士や「フェイント」「であいがしら」とで撃ち合った場合はやはり素早さ勝負となる他、「ねこだまし」には勝てないので注意が必要。
なお、タマゴ技でミニリュウも覚えるが、こいつに「しんそく」を遺伝するにはジョウト地方りゅうのあなでのイベントで入手可能なミニリュウが必須なので注意。
現在使用する場合『ハートゴールド・ソウルシルバー』が必要(2009年発売のDS用ソフト)だったが、2018年1月にバーチャルコンソール版『クリスタル』が発売(オンライン販売のダウンロード版もある)されたので、そこでイベントをこなして手に入れたミニリュウを『ポケムーバー』で送り、タマゴを作ることで遺伝させられる。
ポケムーバーで送ったVC産ポケモンは隠れ特性固定なので、隠れ特性と「しんそく」の両立も簡単に出来る(『金・銀』ではミニリュウイベントが存在しないので注意!)。
そして第8世代では遂に「しんそく」が基本技に追加されたため、技思い出しで容易に覚えさせることが可能となった。
第9世代で登場したテラスタルとの相性も良い。
ノーマルとなることで常に威力120で先制することが可能になった。ほとんどのポケモンに安定した火力を放てるため対策しなければ何も出来ずに落下してしまうこともざら。
発売当初からカイリューが猛威を振るう要因でもある。
この他HOME解禁後はエンテイが、禁伝環境では耐久は大幅に劣るもののカイリュー以上に火力を出せるレックウザも同様の使われ方をされていた。
ちなみにこうして第9世代でカイリューが猛威を奮っているからと「取り上げろ」という声があり、中には「ウインディ専用技をカイリューに渡したのはゲーフリの忖度」という酷い言いがかりもある(与えられたのは第二世代とかなり歴史が古く、さらにカイリュー以外にも習得ポケモンはSVだけに限っても多いため)。
そもそも第9世代のカイリューの強さはこれ一本に頼っているわけでもない(詳細はカイリューの項目を参照)。
ポケモンカードでは、何と技ではなくポケボディー(特性に近い)として実装されていた。
その効果は、「自分に付いている自分と同じタイプのエネルギーの数分、ベンチへ逃げるためにトラッシュするエネルギーが少なくなる」というもの。確かに盤面を「神速」で移動できるが……
2023年現在までに使用出来たポケモンは、ギンガ団(アカギ)のウインディ(DPt世代)と、色違い伝説の三聖獣(三犬、HGSS世代)の4種類のみ。また、彼らは皆「逃げるエネルギー」が2個、且つそれぞれエネルギーが3個必要なワザを1つずつしか持っていないので、攻撃可能となった時点で即座に「しんそく」を発動可能である。
一瞬力を溜めた後、スティックを倒した方向へ高速移動する。
『X』では波導補正は乗らず攻撃判定もないため、完全な移動専用のワザであった。
『DS / Wii U』では、波導補正が最大状態で繰出すと、ステージ次第ではオーバーランしかねない程の移動力を発揮する様になった。
『SPECIAL』では技終わり際に強力な吹っ飛ばし判定を有する爆発を起こす様になり、攻撃技としても使えるようになった。
関連タグ
先制技
マッハパンチ バレットパンチ でんこうせっか アクアジェット ねこだまし かげうち ふいうち こおりのつぶて フェイント しんくうは みずしゅりけん アクセルロック であいがしら ジェットパンチ