データ
初登場 | 第4世代 |
---|---|
いりょく | 40 |
PP | 30 |
めいちゅう | 100 |
タイプ | はがね |
わざ分類 | ぶつり |
攻撃範囲 | 相手1体 |
直接攻撃 | ○ |
備考 | 優先度+1 |
英語名 | Bullet Punch |
概要
第4世代から存在する技。
その名の通り弾丸のような速さで拳を繰り出す先制技であり「マッハパンチ」のはがねタイプ版といったところ。
英語表記も日本語同様のBullet punch。そのまま読めば「ブレットパンチ」だが、英語の発音としては「バレット」の方が近いだろう。
本来ははがねタイプの技なのだが、覚えるのは何故かかくとうタイプが多い。同タイプに「マッハパンチ」があるというのに。
反面はがねタイプでこの技を覚えられるのは少なく、最終形態ではメタグロス、ルカリオ、そしてハッサムの3匹のみ(しかも内一体は格闘との複合)。
他の先制技に比べ半減が多いというネックがあるが、特性(「ふしぎなまもり」除く)やタイプで無効化されないというメリットもあり、HPが残り少ない相手を仕留める際に重宝する。
「マッハパンチ」と選択になることもあるが、こちらはゴーストタイプに無効化されないという強みを持つ。
メタグロスは「コメットパンチ」との併用で流れるような連続攻撃を決められ、その火力で一世を風靡した(通称コメバレ戦法)。
ルカリオは特に物理や二刀流で採用する場合、先制技として「しんそく」との選択になる。
だがこの技はハッサムのイメージが強いだろう。
この技が初登場したDP時代には覚えられなかったが、続く『プラチナ』で晴れて習得。
ハッサムの特性「テクニシャン」にタイプ一致が加わることで実質威力90の先制技となり、とても先制技とは思えないダメージが相手に飛ぶことになり、結果ハッサムの使用率は急上昇。一気に対戦環境に躍り出た。
そしていつしか、ハッサムと言えば「バレットパンチ」、「バレットパンチ」と言えばハッサム、通称バレパンマンのイメージが定着したのであった。
現在ではこれよりも遥かに高威力の先制技持ちとしてファイアロー、メガクチートが登場したものの、前者は第7世代で特性の調整、後者はふいうちと不安定な上こちらも第7世代で威力が調整された点もあり特に競合はしていない。ハッサム自身はこの2者に対して不利ではあるが。
むしろ痛手なのは特性サイコメイカーを持つカプ・テテフの存在である。タイプ上は圧倒的に有利だがサイコフィールドによって先制技を封じられるためにバレパンとの相性が噛み合いすぎていたハッサムにとっては非常に厳しい環境となり、第6世代までと比較すると素早い上テテフに対して優位な鋼タイプの台頭もあり、なりを潜めつつあった。
しかし、第8世代以降は使用可能ポケモンが制限されてメガシンカも廃止。更にバトルルールもシリーズ毎にどんどん変わっていくようになり、それによって環境も大きく変動するようになった。そのため、環境によっては再びバレパンハッサムが上位に食い込むようになっている。
第9世代でパラドックスポケモンが解禁されたシリーズ2では、ハバタクカミを筆頭に上位の高速ポケモンへの打点としての価値が上昇。バレパンマンことハッサムは使用率10位代をキープしている。
関連タグ
ポケモン わざ ポケモン技絵 ポケモン技一覧
はがねタイプ ハッサム バレパンマン
でんこうせっか マッハパンチ しんそく アクアジェット ねこだまし
かげうち ふいうち こおりのつぶて フェイント しんくうは みずしゅりけん
他パンチ技
メガトンパンチ ピヨピヨパンチ れんぞくパンチ ほのおのパンチ かみなりパンチ れいとうパンチ ばくれつパンチ マッハパンチ きあいパンチ コメットパンチ シャドーパンチ スカイアッパー アームハンマー ドレインパンチ グロウパンチ アイスハンマー