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エリアゼロには 不思議な

ポケモンが 生息している

下に 行くに連れて ポケモンか

どうかも 分からないような

巨大で 凶暴な

小型で 残酷な

生物が その姿を 見せ始める

彼らの猛攻を 受けたことで

隊員が 致命傷を 負い

一時 退却することと なった

概要

パラドックスポケモンとは、『SV』より現代に出現した、本来この時代にいない筈である遥か古代/未来のポケモンを指す名称。スカーレットには古代、バイオレットには未来のパラドックスポケモンが登場する。分類も「パラドックスポケモン」で統一されている。

いずれも現代のポケモンの特定種と酷似した姿を持つが、その性質と能力は等しく異質にして強力であり、UB同様危険未確認生命体として扱われている。

パルデア地方に伝わる冒険が記された奇書・スカーレットブック/バイオレットブックには、パルデアの大穴内部で目撃したこれらの存在を記した情報が記録されている。

他にもアカデミーの図書館やコサジ灯台の研究所にあるオカルト雑誌「月刊オーカルチャー」にも、これらのポケモンについて(珍説を交えながらも)記載した記事がある。

一方、肝心のポケモン図鑑の方はとにかく確認例が少なく情報が不足しているため内容がかなり乏しい。「目撃情報や捕獲例はほとんどない」「生態は一切不明、データ不足」「古い探検記や怪しいオカルト雑誌に載っている生物や物体に似ている」といった空虚な記述ばかりで、それがより不気味さを際立たせている。なお、登場しないバージョンでの図鑑説明文は『オーカルチャー』の記述を情報源としたものになっている。

公式サイトで公開された紹介文も、揃いも揃って「※アカデミーに所蔵されているオカルト雑誌で紹介されている内容です。真偽の程は明らかではありません」という注釈が記載されている程。

今作の伝説ポケモンたるコライドンミライドンも、実はこの「パラドックスポケモン」に分類される存在であった。

いずれも当時の筆者達が見た目の印象から名付けられポケモン図鑑に登録されている(似た例としては前作の剣盾姉弟が近い)。コライドン/ミライドンは過去に発見された際には別の名前で呼ばれていたが、博士によって愛称を与えられている。

これは種族名を英語と同じ綴りとしているイタリア語スペイン語も同様で、それぞれの母国語のままであり、この様な例はタイプ:ヌル以来となる。

現代のポケモンの面影こそ残っているが、リージョンフォームの様に異なる姿を持つ同一種という訳ではなく、別ポケモンとして扱われ、図鑑ナンバーも異なっている。

これは研究が進んでおらず、両者の正確な関連性が不明なためと思われる。目撃情報すら胡乱なことから祖先や子孫であるとの断定は出来ず、ディグダウミディグダの様に種族的な繋がりはなく、ただ姿形が類似しているだけの可能性も考えられる。

コライドン/ミライドンは遺伝子データと行動パターンから「モトトカゲの古代/未来の姿である」と言及がされているが、やはり別種として扱われている。

仮に先祖/子孫であっても悠久の年月を経て生物学的に最早別種と呼べる存在となってしまっているであろう。

パラドックスポケモン一覧

※それぞれの詳細は専用記事を参照。

ゲーム上の特徴

上記の通り、皆我々が良く知るポケモンを思わせる姿をしているが、タイプは1つだけ共通した別複合となっており、種族値も大幅上昇している(600族な、現代種より合計種族値が下がるポケモンも一部存在する)。

生息地はエリアゼロ内であるが、同エリアはマップに対応していないが故、ポケモン図鑑では生息地不明扱いとなっている。クリア前は中層以下に一部が出現するのみであるが、クリア後は全域に出現し始める。

『スカーレット』では古代、『バイオレット』では未来の姿しか登場せず、全てコンプリートするには通信交換やマルチプレイが必須。

ユニオンサークル中は別バージョンの他プレイヤーの近くにいると、相手側のポケモンも出現する。ただし、他プレイヤーの姿は見えないので意思疎通は必須。

特性が「こだいかっせい」の古代種は各種族値がそれぞれ奇数、「クォークチャージ」の未来種は偶数という特徴を有する(合計値は除く)。

全てタマゴ未発見且つ準伝説並の高い種族値を有する一方、制限がない多数が普通にフィールドを徘徊しており個体値V保証もないことから、全員を伝説級ポケモンと扱うのか否かはかなり解釈が分かれていた。

これについては『ポケモンHOME』実装によって一応公式回答が出され、コライドン・ミライドンが禁止級古代三聖獣未来三剣士準伝説、それ以外は一般ポケモンとして扱われている。リーグ部の交換イベントの際にも、一般ポケモンとして扱われるパラドックスポケモン達は普通に相手に交換に出すことが出来、「特別なポケモン」としては扱われてはいない。

上記の通りUBとは異なり、フィールドに出没する非伝説個体は個体値V保証がない上、全員タマゴ孵化厳選も不可能なので、基本的に実戦で使える様にするにはすごいとっくんが不可欠。

とっくんに不可欠なおうかんを含む育成用アイテムも全て店舗で購入出来る等、過去作と比べると対戦用個体を育成・調整する敷居が低く、パラドックスポケモンもそうした大きな転換があったからこそ初めて出すことが出来たグループであるといえなくもない。

ただし、後述するイベントレイドは例外で、レイド仕様上4V確定個体となっている。また、テツノツツミ・テツノカイナ・ハバタクカミは公式で高個体値個体が配布されたことがある(テツノツツミは最強レイドのボスとして、テツノカイナ・ハバタクカミは公式大会優勝者個体を再現したものを期間限定で全プレイヤーに配布。テツノツツミ・テツノカイナは6V個体で、ハバタクカミはA05V個体)。

対戦において

初回ランクマでは準伝説四災・禁止級コラミラ(及びパルデア図鑑に登録されないリザードンヌオー等)共々参加不可能となっていたため、彼らと同様に伝説のポケモンであるという説の根拠となっていた。

しかし、2月のシーズン3よりパラドックスポケモンのみ先んじて解禁される事が発表されたため、あくまでネタバレ防止のための対応であった可能性が高い。

元から高い能力値が特性によりさらに向上するため、解禁後はハバタクカミテツノツツミを筆頭とした過半数が、早々に使用率上位をほしいままにしている。

一方特性は固定であるため、逆にいえば「ブーストエナジー」を持たせるか、場をはれ状態/エレキフィールド状態にしない限り実質特性なしとなってしまうのが弱点。

特性を活かすために場を整える戦略は、相手のパラドックスポケモンにタダ乗りされるリスクがあるため扱いが難しく、現状使い勝手のいい始動役も居ないため主流では無い様だ。

2024年9月から適用されたレギュレーションHでは禁止級・準伝説同様参加不可能となってしまった。

使用率上位を欲しいままにしていたハバタクカミやテツノツツミはこれにより姿を消したが、スナノケガワテツノイバラ等の不遇扱いされていたパラドックスポケモンもその巻き添えを喰らってしまった形となった。

テラレイドバトルにおいて

手持ちのポケモンが1体のみしか使えず、かつアイテムも一切使えないテラレイドバトルにおいては「いかに相手の猛攻を耐えて攻略するか」が極めて重要な戦略となる。そのため、攻撃しつつ相手から受けたダメージを回復できる吸収技を持つアタッカーや、バリア展開後もバリアを貫通してデバフ効果を与えられるサポーターが重宝されやすい。

パラドックスポケモンの場合、前者はテツノカイナが、後者はテツノドクガがそれぞれ該当し、特に前者はオンラインにおいても目にする機会が多い。

ただし、どちらもバイオレット版限定のポケモンであることから、スカーレット版のプレイヤーからは「レイド攻略に有用なポケモンがバイオレット版ばかりに偏っていて不公平だ」という意見も見受けられた(発売から日が経った現在では、レイド攻略も研究が進んだことで上記のパラドックスポケモン以外でも十分攻略できることが判明していることや、マジカル交換などでパラドックスポケモンを含むバージョン限定のポケモンを入手できたプレイヤーも増えているため、このような意見はほとんど聞かれなくなっている)。

一方、パラドックスポケモン自身はその特殊な生い立ち(後述)もあってか、長らくレイドボスとしての登場はなかったが、2023年5月19日~22日に第1弾としてイダイナキバ/テツノワダチのイベントレイドの開催が発表され、期間限定ではあるがパラドックスポケモンが遂にテラレイドバトルに進出することが決定した

しかし、このイベントレイド、終了後にエラーが発生する不具合が確認されたために開始からわずか数時間で配信を一時中止せざるを得なくなるという事件が発生した(しかも、同時に配信された最強ブリガロンレイドの2週目もとばっちりを喰らう形で配信停止に追い込まれている)。

この不具合の原因は、レイド報酬に「なし」という謎のアイテム欄があったことが関係していると言われている。恐らく、通常のレイドではポケモンのドロップアイテムが宛がわれる部分であったはずが、パラドックスポケモンはドロップアイテムが存在しないために「なし」と表示されてしまい、その結果エラーが発生してしまったのではないかという見方が有力視されている。

その後、無事不具合修正の目途が立ち、6月16日~19日にイダイナキバ/テツノワダチのイベントレイドが改めて実施された(最強レイドもこれに併せて再開)。

その後も不定期でパラドックスポケモンのイベントレイドが開催されている(テツノツツミのみ最強レイドが開催)ので、情報はこまめにチェックしておきたい。

なお、パラドックスポケモンのレイドは他のイベントレイド同様、パルデア地方でのみ発生し、キタカミの里テラリウムドーム等のパルデア外の地域では一切発生しないので注意。

加えて、1日に最大5個までしかレイドの巣穴が発生しないため、厳選を行いたい場合は、日付変更を駆使したややグレーなプレイイングが必須となってしまう。

ストーリーにおいて

その正体は、現代にオーリム博士/フトゥー博士タイムマシンで呼び出した古代/未来のポケモン達。

2000年前にパルデア帝国が隣国への対抗策として、パルデアの大穴に眠ると伝えられていた財宝を入手するためにエリアゼロに冒険者を送り込んだ。しかし、1000年間財宝を見つけられないまま国財をすり減らしたパルデア帝国は、800年前に周辺の国と統合され現在のパルデア地方となった。

その後は200年前に「エリアゼロ観測隊」だけが唯一最深部までたどり着き、内一人のヘザーが記した探検記「スカーレットブック」/「バイオレットブック」でその存在が初めて公になる。ブックには観測隊が遭遇したポケモンかどうかもわからない生物の写真が掲載されていたが、あまりに荒唐無稽な内容からUMA・オカルト的な存在と見なされ、その存在が信じられる事はなかった。

しかし近年になりオーリム博士/フトゥー博士がタイムマシンの開発に成功。パルデアの大穴に満ちる膨大なテラスタルエネルギーにより異なる時間軸から彼らを捕獲し呼び出すという実験に着手したのである。

博士は幼少期に読んだブックに魅了され、古代/未来のポケモンと現代のポケモンが共存する「楽園」を夢見ていたが、事故により死亡してしまう。博士の死後、残されたAIは異なる時代のポケモンの強大な力が現代のポケモンたちの生態系を脅かす時空を超えた侵略的外来種となる事を懸念し、タイムマシンを停止することを決断。

AIはパラドックスポケモンが外部に出ないようエリアゼロ周辺をバリアで囲っていたが、イダイナキバ及びテツノワダチはそれから抜け出して外部に進出し「土震のヌシ」として君臨、その影響力の高さを知らしめていた(その他のパラドックスポケモンたちも外部に少ないながらも進出していたようで、稀に目撃情報が上がっている)。

紆余曲折あって何とかタイムマシンの暴走は止まり、パラドックスポケモンの増加を止めることには成功したが、彼らは現在ウルトラホールの様な元の時空に帰る手段を失っており、現代のエリアゼロ内で活動を続けている。

パラドックスポケモンのタマゴグループは「タマゴ未発見」であり現代での繁殖例は確認されていないことから今後は緩やかに数を減らしていき、いずれ現代に棲息するすべての個体が消滅することとなるだろう。

ゲーム内では野生の個体が際限なく手に入るため、野生で普通に繁殖している説もあるが、それではストーリー上でタイムマシンを止めた理由が無くなってしまうため、こちらはあくまでゲーム的な都合と考えるべきか。

本来この時代には存在しないポケモンかつ、図鑑説明でも「目撃例は数件しかない」という希少性から、バトルでの使用や手持ちとして所持している事の判明、並びに上記のリーグ部での交換をしたら大騒ぎになりそうだが、そこはヒスイのすがた化石ポケモン(こちらは近年では理由は不明だが野生化した個体が出現している他、テラリウムドームでもズガイドスタテトプスが保護されている)はもちろん、伝説のポケモン幻のポケモンを連れていてもNPCはこれといった反応を示さないため、これもゲームの仕様上仕方ないと言ってしまえばそれまでなのだろう。

なお、クラベル校長は校長室で主人公の連れているコライドン/ミライドンを初めて目にした際、「これはエリアゼロの…?オーリム/フトゥー、まさかあなたは…」という意味深な台詞を述べており、少なくともコライドン/ミライドンに関してはこれ以前にも目にしたことがあった模様。

レホール先生の歴史学の授業の中で、クラベル校長はかつて研究者だった頃にオーリム博士/フトゥー博士の研究チームに所属していたことがあったことが明かされており、恐らくこの時に博士が転送させてきたコライドン/ミライドンを見たのではないかと推測される。

パラドックス矛盾)ポケモン」という名に違わず、彼らの存在は既存の設定や描写と辻褄の合わない点が散見され、ファンの間でも学会よろしく関連性や解釈による議論・論争が絶えない状態が続いている。

まず上記の通り、彼らはタイムマシンが出来る200年前にはエリアゼロ内で存在が確認されている

だが、何かしらの方法で生き残っていても不自然ではない古代のポケモンたちはともかく、未来のポケモンたちが居るのは明らかにおかしい(この矛盾点は作中でもペパーに指摘されている)。

現代で書かれた胡乱なオカルト誌の情報を抜きにしても、明確に"違和感のある"設定がてんこ盛りなため、この世界の古代・未来における本来の姿ではないのではという推測も一部でなされている。

上記の通り一部のパラドックスポケモンは現代のポケモンが別バージョン限定であり、言い換えればそのバージョンのパルデア地方には棲息していない。

このため、「何らかの理由で過去・未来に飛ばされていたポケモンが独自の変化や進化を遂げた、一種のリージョンフォームというべき姿」とする説や、「この世界と前提が大きく異なるパラレルワールドに生息していた過去・未来のポケモン」ではないかとする説など、さまざまな憶測が唱えられている。

タイムマシンについては「ボールを別の時間軸に転送し、転送先の時代で捕獲したポケモンを現代に呼び出す」システムであることが語られており、さらに藍の円盤あるイベントでも、高濃度のテラスタル結晶同士は時空を超えて互いを繋ぐ作用があるということが判明している(また、そうして自然に転移させられた者は、一定時間で元の時空に戻される現象も確認された)。

これにより特別なレイドバトルなど、期間限定ながらエリアゼロ以外のパルデア地方各地の結晶でパラドックスポケモンを入手可能になったことや、月刊オーカルチャー記載のエリアゼロとは無関係な場所での目撃例、さらに200年前のパルデアの大穴にパラドックスポケモンが存在していた原因についても筋が通るようになった。

一方で、パラドックスポケモンの起源については依然として謎に包まれたままであり、本当に作中世界の時間軸の過去/未来から呼び出された存在なのか、はたまたどこかの並行世界の過去/未来からやってきた存在なのかは不明である。

なおコライドン・ミライドンがモトトカゲの血縁であったり、秘伝スパイスによる滋養効能が他のポケモンと同等に働いたり等、生きた時代は違えど彼らがポケモンであることを裏付けている。

更に言うと「みらいのすがた」であるはずのポケモンの設計図やその使役の事実が描かれた古文書が見つかっているという矛盾が存在する。

これ自体はオカルト雑誌の記事なので信憑性がなかったのだが、今度は逆に伝説が正しいのなら過去に存在しなかったはずのポケモンの過去の姿(彼らが生まれたのはおよそ150年前で、それぞれのブックが描かれた50年後である)が現れた事で「みらいのすがた」こそが過去存在した超文明の作り上げた「こだいのすがた」、逆に「こだいのすがた」が環境の悪化に適応する形で進化した「みらいのすがた」ではないか?という説が信ぴょう性を増してしまったのである。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

第16章第2話でイダイナキバとテツノワダチが登場。

何気に古代と未来の両方のパラドックスポケモンが同時に登場するというゲーム版ではありえない異常事態が発生している。

余談

結果的にはポケモンだったが「ポケモンかどうかもわからない生物」という意見も存在していたという点では、ウルトラビーストに近い分類の存在といえる。

どちらも作中基準や我々の価値観では不気味な異物だが、元の時空では普通に生息するありふれた生物という部分も共通している。

また、こだいのすがたは凶暴で獰猛、みらいのすがたは冷酷で残忍とされており、実際そうした設定に違わず、作中では博士を手にかけたことが示唆されているが、一方で、信頼したトレーナーに対してはきちんと指示を聞いてくれるし、ピクニックなどでは他のポケモン同様くだけた表情も見せてくれる。

確かに潜在的には危険な存在ではあるし、通常のポケモンと比較すると色々と異質な面もあるものの、彼らもあくまでポケモンという生命体の範疇の1つであり、決して意思疎通や相互理解が不可能な怪物ではないということなのだろう。

シリーズ内では過去にも時空の歪みによる過去・未来のポケモンの無差別なタイムスリップが生じた例がある。

この例では少なくとも1億年前の生物である化石ポケモンや当時未開発だった人工ポケモンのタイムスリップが生じており、下手をすればヒスイ地方にパラドックスポケモンが出現していた可能性もあったかもしれない。

ただし時空の歪みは一時的なものであり、歪みが収まればタイムスリップしたポケモンたちは周囲の時空ごと元の時空に帰還していた(と思われる)ため、当時の生態系に直接的な影響を及ぼすことはなかった(主人公が捕獲することで結果的にその時代に留まることになった個体もいた)。

これまでのポケモン本編のゲームタイトルはいずれも、パッケージの伝説のポケモンたちは向かい合う構図だったが、今回のバージョン(『SV』)では互いを背負う構図をしている。これに対しては本作の主題である過去と未来は互いに直面出来ないためという解釈がある。

パラドックスポケモンタイプはノーマル以外全て揃っている。一番多いのは6種類あるドラゴンタイプで、次に5種類あるかくとう・でんきである。後はエスパーが4種類、じめん・フェアリー・あくが3種類ある。

また、分類が全てパラドックスポケモンで統一されているため仕方ない面もあるが、ポケモン全種の中で最も多くの種類のポケモンがこの分類に属することとなった

なお、パラドックスポケモン全般がバージョン限定ポケモンとして扱われたためか、その後DLCで新たにポケモンが追加された際には、バージョン限定ポケモンはそこまで多く設定はされなかった。

メタ的な視点ではトドロクツキとテツノブジンやサケブシッポの例から、「廃止されたメガシンカポケモンの代役や、能力値があまり高くない最終進化ポケモンの擬似的な進化先を兼ねているのではないか?」と考察されている。

前者ならプテラ、後者なら序盤ポケモン達、そしてその双方を持っているスピアー等の救済措置になれると思われる。

ずれにせよ、今後のポケモンの方向性に一石を投じた存在となったことは間違いないであろう。

関連イラスト

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ポケモンSV こだいのすがた みらいのすがた コライドン ミライドン

過去 未来 タイムパラドックス UMA オーパーツ

思弁進化:生物のもしもの姿を描く思考実験的な創作ジャンルの一つ。

ウルトラビースト:上記で述べたように共通点が多く、特性の傾向も似通っている。パッケージを飾るポケモンのみ禁止級伝説として扱われる点も同じ。また、アクジキングの住まうウルトラビルディングは「未来の世界のアローラではないか」という説がある。

ミュウツー:おぞましさも感じるSF要素の元祖であり、本作はある意味初代に近い。

ゲノセクト:太古の化石が最先端の科学で機械的な姿になったという、古代種と未来種のハイブリッドじみた存在。

カセキメラ:太古の化石を組み合わせて復元されたポケモン。同じく性別不明でタマゴ未発見。

ウミディグダ/ウミトリオ/ノノクラゲ/リククラゲ/チャデス/ヤバソチャ:見た目が別のポケモンにそっくりだが、同種(リージョンフォーム)ではなく完全な別種であることが判明している。

ガラル三鳥/バスラオ(しろすじのすがた):こちらはリージョンフォーム扱いであるが、「本当に同種なのか確証が得られていない」という点ではパラドックスポケモンと同じ。

にほんばれエレキフィールド:肝となる場の効果。

オリジナルパラドックス:ファンによる創作

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