概要
スマホゲーム『ポケモンマスターズ』の舞台となる人工島で、3対3のチームで行うポケモン勝負の大会「ワールドポケモンマスターズ(WPM)」の開催地。
2019年6月27日に公開された「ポケモンマスターズ特別映像」では「ポケモンの世界のどこかにある人工島パシオ」と紹介されており、作中ではアンノーン文字やイッシュ地方にあるかいていいせきの文字、ガラル地方の文字、レンティル地方の文字などのポケットモンスターシリーズに登場した文字とは異なる特有の文字が登場する。
火山や氷河、森など地形に富むが、野生のポケモンは生息していない(なんらかの理由でやって来たりするポケモン達はいるが)。最大の街はセントラルシティ。
どこかの国の王子であるライヤーによって造られ、バディーズとの会話によると以下の事が語られる。
- 元からあった岩場の上にさまざまな場所から植物や岩を選んで作られた
- ポケモンも建設に携わっている。
- 運ばれてきてパシオで変化した石(進化石)も存在する。
- 森や火山、氷河は機械で環境維持されている。
- パシオに野生のポケモンはいない。それが島のコンセプト
基本的は定期観光船を利用し島にやって来る人が殆どだが、あらゆる原因で別の場所どころか並行世界から来てしまう人々もいる。
鉄道が無い事がノボリから語られているが、トロッコはある。
遊園地が無い様で彼から疑問を持たれている。
地理・施設など
- ポケモンセンター
- セントラルシティのポケモンセンターには「カフェ」と「ショップ」、ジュークボックスがある。バディーズが冒険の情報を交換したり必要な道具を買ったりしている。このポケモンセンターのロビーがホーム画面となり、ログインするとポケモンセンターにいる場面から始まる。
- 新年やアニバーサリーの期間になるとポケモンセンターの内装が特別なデザインのものに変わる。
- トレーナーズサロン
- バージョン2.24.0で実装されたゲストのトレーナーを招待して交流を深めたり、探索チームを編成してパシオ各地を探索できる。
- 街
- 赤い花びらのようなものが舞い、人々が行きかう場所。レストランやカフェがあり、噴水のある広場では屋台が出ていて催しが行われることもある。色とりどりの住宅が並ぶ街並みがみられ、垂れ幕を吊るした小型飛行船のようなものが街の上空にただよっている。季節のイベントの際には街が飾り付けられることがある。広場からはWPM会場を望むことができ、そこへ続く坂道へとつながっている
- 街道
- 石畳の道が続いている。標識型の電光掲示板のようなものや街灯が設置されている。遺跡を望むことができる。
- ワールドポケモンマスターズ会場
- 緑色や石造りのフィールドなどポケモン勝負のできるステージが複数ある。赤いじゅうたんの敷かれた入場口では火の粉のようなものが飛ぶ様子が描写される。チャンピオンバトルのステージも同じデザインになっている。
- 屋敷
- バトルヴィラが行われる屋敷で、第4回プロデューサーレターでは「ライヤーの別荘」と紹介された。ポケモン勝負のできる広い部屋やホールがある。
- 海辺
- 浅瀬に小舟が浮いており、砂浜や洞窟、灯台がある。島の足場のようなものと街並みのうかがえる場所がある。
- カンナによれば「パシオの海は穏やか」との事。
- 夏のイベントの際にはステージや屋台が設営される。
- 風車の街
- 『パシオに迫る金色の影!』で初登場した場所。丘の上に大きな風力発電機のような建物がある。住居や石畳の趣が街のものと異なるほか、海を臨む道がある。ピンク色と青色の風車が柵に付いている。
- 村
- 住宅の趣が街区と異なる。季節のイベントなどで積雪の様子がうかがえる。
- 火山
- 本物の火山の岩で作られたエリアで、溶岩が流れている。
- 氷河
- 星のよく見える晴れた夜空が広がっている。
- 森
- 水車のある場所がある。
- 草原
- 視界の開けた場所で遠くに山脈がうかがえる。数は少ないが住宅も描写されている。
- 遺跡
- イベント「流星に吠える赤き盾」で初登場した場所。崩れた古代建築のようなものがいくつも存在している。
- 和風の建物がある場所(仮名)
- イベント『新年ポケモン勝負!』から初登場した和風な場所。日本松のような植物が植えられている。
バディストーン
ポリゴンフォンにも埋め込まれている「虹色に輝く石」で、パシオのある海域のみで採れる希少な石。
ヒナギク博士はポケモンとバディストーンとの関係を研究している。
その他の地方等
ポケモンシリーズ
外伝・派生作品
関連タグ
ブルーベリー学園:外伝だが本家に登場する人工島繋がり。人工的に作られたいくつかの自然環境を模したエリアもあるが、あちらは学園の方針として、飼育しているポケモンのバトルや捕獲を行える(つまり野生の個体と同じ扱い)。