概要
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』登場する機能。
以前の作品におけるポケパルレ、ポケリフレ、キャンプを更にグレードアップしたシステム。
「宝探し」開始後、町の外の傾斜が少ない場所でメインメニューの「ピクニック」から行うことが可能。ピクニック中には手持ちのポケモンと話しかけたり、ボールで遊んだり、ポケモンウォッシュ(みず技が苦手なタイプのポケモンも洗うことが出来るのでご安心を)で汚れを落とす事ができる。前作のポケモンキャンプと同じように、手持ちポケモンが全て場に出せ、今作のライドポケモンであるコライドン/ミライドンも場に出すことが可能となっている。
また、マルチプレイでもキャンプを行えるが、その場合はキャンプに参加するのは手持ちの先頭にいる一匹だけとなる。
加えて、ピクニックテーブルにかかっているテーブルクロス、テーブルの上に置いてある水筒やカップ、ポケモンと遊ぶ時のボールは、デザインの変更が可能となっており、町で買うことができる。(一部ピクニック用品はサワロの絆イベントを進めるなどの特殊なイベントでしか入手できないので注意)
なお、プレイヤー同士の食材のやり取りは不可能。
料理
ピクニック中に料理をするコマンドを選択すると、サンドウィッチを作ることが出来る。サンドウィッチはマップ上に点在しているピクニックをしているキャラクターに話しかけて貰える食材や町で買った食材を使って作成できる。レシピ通りに作ったり、レシピ選択画面でxボタンを押しフリーモードで自由に作ることもできる。出来上がりによってなつき度やHPの回復、経験値の他に、食事パワーが得られる。
レシピはストーリーを進めるごとにとあるNPCから追加してもらえる。
ポケモンのタマゴ
ピクニックを始めて一定時間が経過すると、ピクニックテーブルの横にあるバスケットからポケモンのタマゴやアイテムが見つかることがある(アイテムは、移動可能範囲の中にキラキラがあるときそのキラキラの中身が何個でも見つかる)。これは前作までの育て屋や預かり屋の要素を合体したものである。タマゴやアイテムは一度に計10個まで発見でき、まとめてボックスへ送ることも可能。
注意点として、料理で得られるタマゴパワーが無いとタマゴはなかなか見つからない(目安は30分に1個)。意図せずタマゴができてしまうのを防止するための見つけにくさと思われるが、孵化作業の度にサンドウィッチを作らないといけないのは少々面倒。
オススメのレシピはピーナッツバターサンドシリーズ/マーマレードサンドシリーズ。
材料が少ないうえ、乗せる具材もスライスバナナ/スライスチーズを3つ置くだけという金欠と不器用に優しい構築難易度でタマゴパワーを得ることができる。特に、スーパーピーナッツバターサンドはけいけんちパワー:ノーマルLv1も発動するので、孵化後の経験値稼ぎに繋げられるという利点がある。
タマゴを見つけるには、これまでの育て屋や預かり屋と同様、ピクニックに参加している手持ちのタマゴグループが一致しているポケモンのオスとメスを手持ちに入れる必要がある。そうすると、一定時間経過後にメスのポケモンの進化前のタマゴが見つかる。また、メタモンは少し特殊な扱いで、手持ちに入れるとタマゴを発見している全てのポケモンとのタマゴを相手の性別を問わずして見つけることができる。
なお、かわらずのいしを持たせておくと、タマゴを産むポケモンを固定することができる。
手持ちに最大6匹まで入れられるので、3ペアを作ることでものすごいスピードでタマゴを回収することも可能。もっとも、3ペア分を孵化させるまでに少々時間がかかるのが難点だが。
無理なく作れるタマゴパワーLv.2のサンドウィッチでタマゴを回収するとした場合、タマゴを5個用意してから孵化させて個体を整理する1サイクルは目安としては大体5分程度である。そう考えるとSVの孵化効率は第7世代と大して変わらないと言える。強いて言えば孵化歩数の高い600族などでも時間がかかりにくいのがSVで孵化させる利点と言える。
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ピクニック:本来の意味のピクニックはこちらへ。
サンドウィッチ(ポケモン):食材についてはこちらの記事にてまとめる。