ポケパルレってどんなシステムなの?
『ポケモンXY』で新しく追加されたシステム。
3DSのタッチスクリーンを用いて、仲間にしたポケモンとならいつでも「ポケパルレ」内で遊ぶことができるようになった(流石にタマゴのままでは遊べないが)。
シナリオには一切関わらないが、元気なポケモンが手持ちに最低3匹いないと、ミニゲームを遊べないので注意。また、状態異常にかかっているポケモンとは遊べない(一応様子を見ることは出来るが寝ており、タッチ操作が効かずそのままボールに収容してしまう)。
どういうことができるの?
ポケモンたちをなでたり、お菓子(以下ポフレ)をあげたりなど一緒に遊んであげることができる。
また、ポケモン別に喜ぶポイントが違っており、嫌なところをなでられたり、
つつかれたりすると顔をしかめて怒らせてしまうことも。
また、ポフレをあげる際に落としてしまったりすると機嫌を悪くさせてしまうので注意しよう。
ポケモンによってはステータス画面で見れる戦闘時の待機モーションとは違う動きや表情を見せてくれる。飛行している鳥ポケモンなんかは地面に降りるし、ケロマツ一族のように気を抜いているときは違う顔を見せる者もいる。
凶暴で危険とされる厳ついポケモンや、伝説や幻といった尊大なポケモンも、ここでは普段とは打って変わって思わぬ可愛らしさを見せてくれるかも・・・?
なお、入手の難しい色違いは来客として下画面に居る時は通常の色、遊ぶ時は色違いが確認できる(光りはしないが)。つまり、色違いは通信では分からずプレイヤー本人しか確認できない。だが色違いでパズルをするとポケモンの色が通常とは異なるきれいな絵に仕上がるのでボックスに捕まえたプレイヤーはやってみよう。
ちなみに、どうやってもなでてあげる事のできないポケモン(例:マグマッグ、レジアイス)や、ポフレをあげられないポケモン(例:トランセル、サナギラスなどのさなぎ型のポケモン)もいるようです。
トゲに刺さったり痺れたり燃えたり凍ったりと、触る場所によってはそれなりに痛い目を見る部位もある。トレーナーも大変だ。おまけに手のアイコンも怪我したり電流が流れ骨が丸見えになったり火傷したり凍てついたりする。とても芸が細かい。
なかには手をかざすとタッチをしてくれるポケモン(例:リオル、ビクティニなど)もいる。
ゴーストタイプのポケモン等には一部に実体がないので直には触れられない部分があるポケモンもいる(それでもかまってあげると喜んでくれるけど)。
絆を深めるとどうなるの?
「ポケパルレ」内で一緒に遊んでポケモンと絆を深めると「なかよし度」が上がり、相手の急所に技を当てやすくなったり、相手の技を避けてくれたり、いつもより経験値を多くもらえるようになったり、今まで持ち物による状態異常回復を自力でしたりと、戦闘でいつも以上の活躍をしてくれるぞ!
そのほか、進化などにも関係したりするのでいろいろ注目してみよう!
愛情をそそいだ分だけポケモンたちは応えてくれるぞ!
大好きなポケモンたちとたくさん遊んで、たくさん可愛がって絆を深めよう!
お部屋について
下画面の部屋にいるポケモンをタッチすると下記のことができるぞ!
あそぶ
ポケモンたちとあそびたい時はここからいってみよう!
また、手持ちにポケモンが3匹以上いるとミニゲームで遊ぶことができる。
各ミニゲームの難易度は「やさしい」、「ふつう」、「むずかしい」、「むげん」の4つ。
そこではクリアスコアに応じてポフレを手に入れることができる。
仲良しのポケモンがお腹いっぱいのときに選択すると寝姿が見られるかも…?
できるミニゲームは以下の3つ。ちなみになぜかBGMがBW音源。
- もぎってナッツ
きのみがなっている木からポケモンが考えているきのみと同じものを与える。ランクが上がる度にきのみが二つずつ増える(ただし、むげんは5つ)。
- ねらってヘッド
落下してくる毛糸玉をタイミングよくポケモンの頭にタッチして跳ね上げる。中には潰れた糸玉や落ちるのが速い毛糸玉もあり注意が必要。
- ぱったんパズル
いわゆるパズルそのまんま。但し、画面は時間が経過するにつれて動き変化し続けるので、初心者は「やさしい」から始めなければ混乱してしまう。枠自体は固定化されているので、覚えていれば簡単かもしれない。
もようがえ
壁紙を変えたり、インテリアやポフレを置くなどの模様替えができる。
壁紙やインテリアはポケモンと仲良くなったりミニゲームをすることで増えるので自分だけのお部屋をつくってみよう。
いれかえ
下画面にいられるポケモンは1匹まで。なので、他のポケモンとあそびたい時はここで入れ替えよう。また、そこでは各ポケモンのなかよし、おなか、あそびのパラメータが確認できる。
ポフレについて
ポフレの記事を参照。
そのほか
プレイヤーが移動している最中にはそれに応じてポケモンがぴょんぴょん跳ねたり、転がったりする。
通信機能をONにすると部屋に他のプレイヤーのポケモンが最高3匹まで来客することがあり、
「!」や「?」、「…」などの吹き出しを出しているあたりなにやら会話をしているようだ。
その際、自分がローラースケートや自転車で移動をしていると自分のポケモンは激しく転がり、跳び跳ねても、来客中のポケモンは平然としており、すこしシュールな場面が見られる。
また、来客したポケモンたちは帰る際にポフレや模様替えグッズ等のプレゼントをくれるぞ。
なかよし度の最大数値は5つまでだが、到達後ミアレジムにいるユリーカに話しかけると「なかよしリボン」が貰えるので個体項目の空白欄が嫌いな方には打ってつけかもしれない。
ホウエン地方から世代を越えて延々とリボンを与え続けたポケ厨たちにとって新たな目標にもなっている…かもしれない。
語源
「パルレ」はフランス語で「話す」(会話)を意味する「parler」が語源と思われる。
余談
- 「すっかり忘れてた」と全くやらない層もいたが、「直接ふれあえる」という機能にドハマりしてストーリー進行が全く進まないというプレイヤーが続出した。「シナリオ進行妨害機能」などと呼ばれることも。これもまたポケモン廃人のカテゴリであろう。
- 第6世代においてニンフィアへの進化にはこれが必須。第7世代ではポケリフレが受け継ぎ、第8世代では懐かせることで進化できるようになった。
- もちろんピカチュウやニンフィアなど、外見が可愛らしいポケモンはポケパルレで遊んでも可愛いのだが、中には普段見せないような表情を見せてくれるポケモン達もいる。
- 絆を深めることによる攻撃の回避などの効果は通常戦闘(経験値や賞金が発生する戦闘)のみ有効で、通信対戦やバトルハウスなどの模擬対戦には当然ながら無効なので注意。また通常の戦闘でもメガシンカポケモンにもパルレの効果がなくなる。
- ポケパルレで仲良し度を上げる事でそのポケモンが戦闘中の指示画面でプレイヤーの方を向いて指示を待つ様になる・相手の攻撃を避けるようになる・残りHP以上のダメージを受けてもHP1で堪える等と言った効果が発生し、往年のアニポケでよく見られる「かわせ!」やサトシのポケモンが相手の攻撃を土壇場で踏み止まると言ったアニポケっぽいポケモン勝負を擬似的ではあるが再現出来る様になる。
- ピクシブ地方ではポケモン以外のキャラクターとのふれあいも確認されている。
- 発売当時からポケモントレーナーを初めとする人間に対してこれを行うイラストも多数投稿され、例えばラブプラスのようなゲームで実行できないかと言う妄想が良くされていたが、なんと任天堂が直々にファイアーエムブレムifで実現してしまった。ちなみに一部ではポケパルレならぬ「イフパルレ」と呼ばれているとかいないとか…。
- 撫でるとボイス付きで話しかけてくれるのだが、なまじ相手が話が通じる人間であるだけに変な気分になること請け合いである(特に結婚後)。
- さらに、ポケモンのパロディである「スジモン」を搭載した龍が如く8でも、ミニゲーム「ドンドコ島」でポケパルレっぽい何かが可能となった。こちらは、当然というかなんというか、「スジパルレ」と呼ばれる。
関連イラスト
関連タグ
内容こそ異なるが、ほぼ同じ位置付け要素。SVではポケパルレと上記の要素がいい感じに統合されている。
ラブプラスシリーズ - スキンシップやラブプラスモードがこれと似通っている。