概要
『ファイアーエムブレムif』に登場するシステム。
プレイヤーの拠点となるマイキャッスル内のマイルームにて3DSのタッチスクリーンを用いて、仲間をペンでタッチして絆を深めることができる。
ちなみに、タッチ中のキャラのアニメーションにはLive2dが使用されている。
利点としては確実に支援レベル(信頼度)の上昇を行える点である。
というのも各ユニットには固有スキルが設定されており主人公の固有スキルは「不思議な魅力」というもので支援レベルが一定以上(と言っても実質最初の支援会話後のレベルCで適用されるが)ならばそのユニットが隣接していれば強化してサポート出来るというもの。
だが各マップで支援会話に至らせるには主人公を出来るだけ該当ユニットと隣接させるか防陣(ペアを組んで二人一組で行動する状態。前作のダブルに近い)にする必要がある。
だがロスト(一部撤退扱いで生き延びる味方もいるが)の危険があり、特に異性同士…結婚させる予定の相棒が敵ユニットの凶刃で
命を落とした…
という悲劇になればその物語では二度と相手はそばにいることはない。その心配もなく触れあえるのである(ただしこのパルレだけで結婚に至らせた熟練者がどれほどいるかは不明)。
ファンからは『ポケモン』の「ポケパルレ」に似ているとして「ifパルレ」「イフパルレ」「パルレ」などと通称されている。
ただし、こちらはファンによる独自の呼称なので公式呼称ではないのはお断りしておく。
触れられる部分は首から上だけでパイタッチはできない。タッチの反応も仲間によって様々であり、更に支援レベルによって反応が変わるなど芸が細かい。
ポケパルレと違い相手が人間なのでセリフもあり、「変なことをしたら斬る」「無言で撫で回されても困る」などの率直な反応も。
なお、反応の中に「ミコト(エリーゼ)にもやってもらった」というものがあり、王族にとっては普通のことらしい。
と、いうかポケパルレというよりは「FE版ラブプラス」だろコレ……。
主人公カムイと支援を組める相手とは全キャラとパルレ可能であり、幼女だろうがショタだろうがおばさんだろうがジジイだろうが妹だろうが自分の子供だろうが、あげくの果てには主人公や相手が既婚ですらお構いなしで、マイルームに招いて触れ合うことができる。
マイルームには結婚相手が常駐するようになるので、結婚相手の前で人様の結婚相手を撫で回すことも可能。倫理的にいいのだろうか…。
また、結婚した状態でのパルレを続けていくとキスや温泉上がりの冷ましといった特別なイベントが起こる。
ちなみに結婚時のパルレは、表情・セリフ・BGMがかなり意味深というか、完全に……。
これはいいのだろうか、本当に。
なお、もっと効率的に絆を深める方法は他にもあるので、ゲーム攻略上はパルレを行う必要はほぼない。
キャラを愛でたいプレイヤー特化のシステムといえる。
なお北米版は色々とまずかったのかこの機能は廃止されており、マイルームに呼んで支援を上げるだけになっている。また結婚後のセリフもややマイルドなものになっている(ただしキスイベントはある)。これに対し海外の反応は元からいらなかったという人もいれば、自分の嫁(婿)を触れないと嘆く人など様々。
次回作のEchoesはリメイク作品なので当然そういったシステムはないのだが、風花雪月ではifで賛否両論があって色々と問題があったのか廃止されている。だが代わりに「お茶会」という近いシステムが引き継がれている。肌を触ったりは出来ないが、贈り物をしたり、からかったり、微笑んだりすることは可能。大成功(PERFECT TEA TIME)を収めると終了後の暗転時に「(主人公)と(相手)は しばらくの間、2人だけの時間を楽しんだ……」と表示され、確率で主人公や相手の魅力が上昇する。もちろん支援もあがる。ちなみに、支援レベルAの相手だと場所が屋外の庭園から主人公の自室に変わる。
関連タグ
ラブプラス…コミュニケーションでタッチできる箇所が多い。勿論パイタッチ可能。