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ラブプラス

らぶぷらす

ラブプラスとは、コナミから発売された恋愛シミュレーションゲーム。およびそのシリーズ作品
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概要編集

ラブプラスは現実


2009年9月3日にコナミデジタルエンタテインメントからニンテンドーDS向けに発売。キャッチコピーは「国民的G・F(ガールフレンド) デビュー!!」。2010年6月24日には、イベントなどを追加した『ラブプラス+』が発売された。携帯アプリやアーケードゲームなどにも進出しており、2012年2月14日にはニンテンドー3DSにて『NEWラブプラス』2014年には『NEWラブプラス+』も発売された。


本体を縦持ちにするところがDS版ときめきメモリアルガールズサイドシリーズと同じであり、それに携わった開発スタッフが新しいタイプの恋愛シミュレーションゲームを目指して開発したのがこのラブプラスである。なんでもガールズサイドで声の出演をしていた後に姉ヶ崎寧々役となった皆口裕子の包容力ある声質に惚れ、それで一本作ろうと開発がスタートしたともいわれている。

ちなみに先述の皆口裕子の他に丹下桜も「ときめきメモリアルシリーズ」の一つ「ときめきメモリアルドラマシリーズ」で声の出演をしていた経歴がある。しかも両者とも攻略対象のヒロインでは無かった。


ラブプラスの最大の特徴として『ときめきメモリアル』等といった従来の恋愛シミュレーションゲームの大半が告白されることがゲームの目的であったのに対し、『ラブプラス』は告白され恋人となってからがゲームの中心であることが挙げられる。その為、恋愛シミュレーションゲームとしてプレイするとボリュームの薄さなどを感じる人も少なくない(ある程度シリーズを重ねる毎に交流のボリュームは増しているが)。

ちなみにラブプラスは「恋愛シミュレーション」というよりは「コミュニケーション」のジャンルに入る。


告白されるまでは「友人パート」と呼ばれときめきメモリアルのようにキャラクターのパラメータを上げながらヒロインと親密になっていくことが目的。制限時間は100日であり友人パートについてはコマンドを入力すると即座に実行される。一方で告白された後は「恋人パート」となりリアルタイムモードとスキップモードを選択出来るようになる。スキップモードでは友人パートと同じようにコマンド入力すると即座に実行されるが、リアルタイムモードでは現実世界の時間とリンクしてゲームが進行する。その為どうぶつの森などと同様に(時間操作をしない限りは)一気にプレイすることは出来ないことになる。

回想モードで再び「友人パート」から始める事はできる。今付き合っているカノジョ以外のヒロインを攻略する事も可能だが、あくまでも回想であるので今のカノジョ以外だと夢オチの結末になる(付き合っているカノジョで告白を受けると付き合うまでの思い出として恋人パートで会話が発生する)。ちなみに進行は『恋人パート』と別に記録される。なお、恋人パートではいわゆる「サザエさん時空」である為、主人公とヒロインの進級や卒業はなく、その話題やイベントすら存在しない。ただし、友人パートでのみ100日をこえると主人公が卒業する(ゲームオーバー)。

なお、回想モードで現在のカノジョ以外の子を攻略した場合には『恋人パート』では女友達となって登場する事がある(詳しい条件は不明だが友人パートにおける告白確定かつ親密度が最高の状態かと思われる)。たまに下校時に一緒に帰る事もあったりメールが来る事もある。

友達になったヒロインはカノジョの評価や主人公とカノジョの親密度によっては羨ましがられたり、からかってきたりする。なお、季節毎に異なる友人パートでのイベントグラフィックを記録するには回想モードが必要となる。


DSで恋人との語らいに励む「ラブプラス男子」が急増中。とはいえ、少なからずともラブプラスで遊ぶ女性プレイヤーもいるらしく、カノジョからの呼ばれ方に『お姉ちゃん』など女性プレイヤーを意識した呼ばれ方もある。ときめきメモリアル2以降の主人公の名前を呼んでくれるEVS等のシステムと異なり、可能な限り実際に存在する名字と名前の呼び方を一つ一つ収録している。この為かゲームの台本としては4冊にものぼったらしく収録に時間がかかったとか。


『ラブプラス+』では静岡県熱海を舞台にした恋人との旅行イベントもあり、DSを持参して実際に熱海を訪れたプレイヤーも多かった。


『NEWラブプラス』『NEWラブプラス+』で「青春の一ページ」というミニドラマが用意され、概ね一日一回だけメニューに出現する話を体験できる(出現しない日の時もある)。出現した話はギャラリーで見ることも可能。選択肢等によるシナリオ分岐等はないが、告白時のエンディングとは違うエンディングがある。

これはラブプラスが恋人モードになってからだと他の恋愛ゲームより物語性が薄いために恋人になってからの専用の物語として追加された。


ちなみにこの作品を元ネタにした「デブプラス」というエロゲ(ちなみにコナミからクレームが来たらしく後にタイトルを変更している)と彼女がアルパカになる同人ゲーム「パカプラス」が出ている。またハブを攻略する「ハブプラス」なるネタサイトもあったが現在は終了している。


現在新規でプレイするならば従来仕様ならばNEWラブプラス+、スマートフォンゲームならばラブプラスEVERYが推奨されるが、EVERYは2020年8月にサービス終了している。また、NEWラブプラス+は2023年に3DSのニンテンドーeショップが終了予定なのでDL版の購入を検討するなら注意。


後に語られた話として石原明広プロデューサーのツイートによると


当初ラブプラスは「ときめきメモリアルX」として開発されていた。しかし、別部署が裏でときめきメモリアルの新作(4の事だろうか?)を開発している事を知る。ちなみにラブプラスは社内でも推されていなかった上に「ときめきメモリアルX」のタイトルを変えろと言われて衝撃だったとの事。それにより「ときめきメモリアル」に対抗意識が開発チームに芽生えていた。

しかも初回生産分は少なかったが完売状態になってしまい、話題になった事もあり増産が決定した。ただ生産が中々時間がかかった為に品薄状態が続いてしまったのが当時品薄商法ととられてしまっていたらしい。

この事がラブプラスがときめきメモリアルを越えた瞬間だったのである。


共通するカノジョの特徴編集

性格編集

ヒロインが三人しかいない珍しいものとなっているが、三人とも一人につき三つの異なる性格が存在し、そのうち一つを設定できるようになっている。基本的にはキャラクター設定に則った形で異なる三つの性格があるが、友達モードでの交流で変化・恋人モードでの会話やメールで「好みの性格」の話題で変える事ができる。

よく「橙ネネさん」とか「青マナカ」といった話題がネット上でされるのを見た事があるかもしれないが、これがそれぞれのカノジョの性格を表している。

髪型編集

髪型もシリーズを追う毎に増えていき、「ショート」「セミロング」「ロング」で多種多様の髪型が用意されている。髪型に関してはデート中の飲食店での会話・学校での会話・カノジョからの質問メールによって「ショート」「セミロング」「ロング」の基礎髪型は確定できるが、そこから派生する髪型はファッションの傾向のカテゴリ別になっているらしく「清楚」といったもの、「かわいい」といったものでも変化しており、ある程度まではどの髪型かは絞れる。またリクエストで「結う」を選ぶと結った髪型になる傾向、「下ろす」だと結わない髪型になる傾向にある。再度言うが自分の理想の髪型をカノジョがやってくれるかはその時のカノジョ次第である。もちろん、ドンピシャだった時は褒めてあげよう。

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これもある程度までリクエストに応えてくれるが、プレゼントするのも手である。ちなみに性格によっては着てくれない服もあるので注意。水着は「セパレート(ビキニ)」「ワンピース」のどちらかを選ぶとその系統の水着を着てくれる。

登場人物編集

主人公(プレイヤー)編集

声 - なし(あえて言うならキミ)

十羽野高校へ転入してきた高校2年生。転入後はテニス部と図書委員会に所属し、かつアルバイトもこなす。

ゲーム冒頭部分で一人称を「俺」「僕」のいずれかから選択できる。

高嶺 愛花(たかね まなか)編集

声 - 早見沙織

テニス部に所属する高校2年生。親が開業医で自らも文武両道なお嬢様。女子部のエースだが、生真面目すぎるため部活内で浮いている。

血液型はA型。誕生日は10月5日。星座は天秤座。趣味はお菓子作りとピアノ。好物は焼き芋。

小早川 凛子(こばやかわ りんこ)編集

声 - 丹下桜

図書委員に所属する高校1年生。常にイヤホンをしており、一人でいることが多い。

血液型はB型。誕生日は8月17日。星座は獅子座。趣味は読書、音楽(特にロンドンパンク)、ゲーム(格闘ゲーム)。好物はカレルビーのポテトチップスのり塩。

姉ヶ崎 寧々(あねがさき ねね)編集

声 - 皆口裕子

ファミレス「デキシーズ」でアルバイトをしている高校3年生。大人びている性格・容姿のせいで人に頼られがち。

血液型はO型。誕生日は4月20日。星座は牡羊座。趣味は家事、ホラー映画。

開発初期の段階では大学生という設定だった名残で、薄化粧をしている。右目に泣きぼくろがある。

のど飴が好きで、お腹を空かせた動物にのど飴をあげようとするなど、やや天然。

ホラー映画が好きで、わざわざ何度も観るほど。

雪乃 玲(ゆきの あきら)編集

声 -

スマートフォンゲーム『ラブプラスコレクション』で初登場した第4のカノジョ。

主人公と同じく転入生で、秋田県出身。イメージ動物はシマリス

現在はラブプラス本編には登場しないコレクション限定のキャラクター。『NEWラブプラス+』発表の際にこれにも登場すると思われていたが、開発側からNEWラブプラス+に(ヒロインとしての)登場はしないと明言された(NEWラブプラスのマイナーチェンジである前提と主人公と同学年である故、高嶺愛花と被るからか?)。

『ラブプラスコレクション』が終了した今後の展開では彼女の再登場はあるのか不明であるが、『NEWラブプラス+』のイメージイラストである桜並木の通学路イラストの奥に彼女らしき人物が描かれているのだが、実は『NEWラブプラス+』においても、とわの市のいくつかのスポットでの背景にいる事が確認されている。

『ラブプラスEVERY』でも同様に発表時には登場しておらずこれに彼女が今後登場するのかは不明。


とわの市編集

主人公達が日常を送る舞台『とわの市』は関東にあるらしく、静岡県(熱海)にもやや近く東京はやや離れているらしい。地理からして神奈川県に一番似ているが、とわの市はどこの県なのかは一切不明。少なくとも日帰りで江ノ島に行けるところからすると限りなく神奈川県をモデルにしていると思われる。


「十羽野」「新とわの」「臨海」「とわの坂上」「奥十羽野」の駅で分かれたエリアがあり、主人公らが住んでいるエリアは「新とわの」だと思われる。「奥十羽野」にある「とわの高原」は尾瀬とそっくりだったりする。


私立である「十羽野高校」の他に「十羽野商業高校」があるらしくこちらは私立か公立かは不明。なお、名称不明の新設された高校があるらしい。


二人っきりの旅行編集

『ラブプラス+』『NEWラブプラス+』では一泊二日の旅行イベントが用意され、熱海・箱根・日光鬼怒川へ旅行に行ける事がある(※1)。なお、箱根・日光鬼怒川は『NEWラブプラス+』でさらに追加された。

『ラブプラス+』ではリアルタイムで進行する為、付きっきりでプレイしなければならなかったが、『NEWラブプラス+』ではタイムシフトが採用された為、旅行中のイベントがその時間でなくてもきちんと後追いの形でイベント消化できるようになった。旅行へ行くか行かないかは誘う前に決める事が可能。


旅行中はカノジョと二人っきりであり、普通のデートよりもスキンシップの難易度が易しくなっている。

また、ホテルでの夜は混浴イベント(水着着用)もあったり、いちゃつき全開の布団の中の二人がやがて添い寝・・・コラコラ!あくまでも健全な恋愛のCERO:Cだからアレはないぞ!!(※2)

実際に熱海・箱根・日光鬼怒川ではコラボがされていた。特にラブプラス+の頃はリアル熱海旅行に赴くカレシ勢が多数いたほどである。

季節毎に決まった旅行先のローテーションがあり、ついこの間旅行に行ったのに旅行イベントがまた来る事もよくある。例として熱海は冬と夏季である。この場合は熱海がその年の最初の旅行となっており大体1月に予定日を組むこととなる。


また、『NEWラブプラス』以降は不定期に現れる「日帰り旅行」も追加され江ノ島が舞台になる。こちらは一気に話が進む為大体30分くらいかかる。こちらは専用のアイコンが出る。

3DSになってからは写真を撮る事ができる為、旅行中に撮影してSDカードに出力する事でSNSに投稿もできるようになった(現在はこの機能は終了)。


※1…熱海旅行での起点となる「熱海駅」は実はその頃には新駅舎になっているはずのNEWラブプラス+でも背景を使い回したせいか旧駅舎のままである。また、「あいじょう岬」のモニュメントも現在は工事により設置場所が移転している。


※2…実はこのイベントはラブプラス+での熱海の就寝イベントを流用している為、熱海と日光鬼怒川では就寝している場所のせいでイベントの出来事が少々おかしくなっている。現在の熱海(ホテル大野屋)は経営の変更で布団敷きではなくツインベッドに変わっており、鬼怒川(鬼怒川グランドホテル)も同様にツインベッドである為。つまり、ひとつのベッドで最初から二人で入っている前提でないと無理がある事となる。箱根(箱根レイクホテル)は二つの布団敷きである為に無理の無い設定となっている。

コナミネタ編集

このラブプラスにもコナミ作品ネタがさりげなく散りばめられており、以下はその一例。


BGM関係にあり。中でもバブルシステムのローディングBGM「モーニングミュージック」のアレンジ曲「バロックの夕べ」はグラディウスシリーズに関わるBGMをまとめて収録したCD「アルティメットコレクション」に珍しくグラディウスシリーズ外から収録された。

NEWラブプラス並びにNEWラブプラス+に収録されたミニゲーム「ツインビー+」が存在。

上記ツインビー同様「イーアルカンフー+」がある。

初代魂斗羅とSUPER魂斗羅からBGMが収録されている。

悪魔城伝説悪魔城ドラキュラXからアレンジ曲や原曲が存在。

「戦え!ダダンダーン」が収録されているが原曲ではない。

勉強会の御褒美としてランブルローズのキャラクターのコスチュームを着る事がある。とわの市には由来する飲食店の店名もある。

NEWラブプラスの映画イベントのシーンで本作のED曲が流れる。

同じく勉強会の御褒美でそれぞれ「1(高嶺愛花)」「2(小早川凛子)」「4(姉ヶ崎寧々)」の制服を着る事がある。何故「3」が無いのかは不明。収録されているぱずるだまでは「陽ノ下光(易)」「藤崎詩織(難)」で登場する。GSシリーズの女子制服は共通で存在する。


シリーズ仕様編集

ラブプラスラブプラス+NEWラブプラスNEWラブプラス+
機種 ニンテンドーDS同左ニンテンドー3DS同左
ジャンル 恋愛シミュレーション同左コミュニケーション同左
発売日 2009年9月3日(木)2010年6月24日(木)2012年2月14日(火)2014年3月7日(金)
価格(税別) 5,524円→廉価版1,886円税込4,571円→廉価版1,886円6,648円(限定版9,505円)税抜5,700円
販売元 コナミデジタルエンタテインメント同左同左同左
CERO C(15歳以上対象)同左同左(黒パッケージ)同左

アーケード編集

  • ラブプラスアーケード カラフルClip : NEWラブプラス+ではこのACで入手できたスペシャル衣装が最初から収録された。
  • ラブプラス MEDAL Happy Daily Life

スマートフォン編集

  • ラブプラスi(配信終了)
  • ラブプラスコレクション(配信終了)
  • ラブプラスEVERY(2019年10月31日配信-2020年8月5日サービス終了)
    • これまで3DSまでの作品とは違いスマートフォンゲーム故にシステムが異なる。その為三人の内一人だけしか攻略できない。

コラボ編集

アーケードゲームである「ザ★ビシバシ」でコラボゲーム「ラブジャンプ」があった。


REFLEC_BEATではNEWラブプラスメインテーマである「Colorful Days」が初めて音ゲーに登場した。


スマートフォン版「実況パワフルプロ野球(パワプロアプリ)」でラブプラスとコラボし、なんとカノジョにできる。

2018年12月18日~2019年2月13日に三段階に分けて高嶺愛花・小早川凛子・姉ヶ崎寧々が登場した。

何故か伝説の樹で作られたラケット・ギター・髪飾りを贈る事ができたが、それ作品違うんでは・・・?そもそも材料にされる伝説の樹とは・・・。


その他編集

カノジョ達がニンテンドーDSで動く秘密編集

カノジョ達がニンテンドーDSで動くのは実はかなり工夫を重ねて行われている。というのもニンテンドーDSのスペックではカノジョ達のポリゴンモデルはそのままでは動かせないのだという。

では、どうやって動いているのかというと体の各パーツ(全部で9箇所らしい)を個別のキャラとして内部で扱い、それらを連動させる事でモーションを組み込んであるという。

ちなみにラブプラスの時点でカノジョ達のポリゴンモデルはMGS3のスネークよりもややポリゴン数が上なんだとか。動かすヒントとなったのはファミコン時代に大型キャラを動かす処理として多用されたスプライト機能だという。


主要スタッフの離職による騒動編集

2015年3月15日にお義父さんこと内田明理氏ならびにお義母さんことミノ☆タロー(現:箕星太朗 - みのほしたろう)氏がコナミを2月15日頃、既に退社していた事がTwitterで発表され、全国のカレシ達に動揺が広がった(両者が携わっていたときメモGSのファン側ではこれ以上の動揺だったとも)。

これについてラブプラスシリーズの存続(新作リリース)に不安視する者や一部では絶望視する者も現れておりニュースサイトでもこの両者の離職が報道され瞬く間にネット上を駆け巡る事態となった。

この際、様々な憶測を呼び一部では近年のコナミに対する不満も絡めた声もあった。

一度はNEWラブプラスでの重大なバグによるユーザーからの信頼を損ねる事態はあったものの(修正プログラムはきちんと配信された)、NEWラブプラス+をリリースする事でおおよその問題点を解消はされた。

ただ、終了説は「とわのウォッチャー」の前作よりも配信期間が短く唐突の配信終了だった事も影響しているとみられる。

ラブプラスシリーズはゲームシステムそのものがエンドレスであるため、極端すぎる絶望視に至らないユーザーも少なからずいた。


2015年3月18日にコナミデジタルエンタテインメントの公式ホームページで一連の騒動に対して、「ラブプラス」と「ときめきメモリアル」の両タイトルのシリーズ展開の継続が発表された。詳しくはこちらを参照

しかし、約一年が過ぎた2016年以降もこれといった続報が全くない状況は続いていたが、2017年8月25日にスマートフォンにおいて「ラブプラスEVERY」が配信予定と発表されプロジェクトが再始動した。


近年のゲームコンテンツにおいてスタッフ離脱による騒動でのこういった公式発表は珍しい。逆に言うならば現在のコナミにはユーザーからは不信感を持たれていたのだろう。


シリーズ展開の継続の発表と再始動したまではよかったのだが…


ラブプラスEVERY長期メンテナンスによって起きた影響編集

約二年の延期を繰り返したものの、スマートフォンで「ラブプラスEVERY」が満を持して2019年10月31日に配信されたのだが、早い段階で度重なるメンテナンスの上にその過程で深刻な事態が発覚して11月7日ついに長期メンテナンスに入ってしまった。

再開が未定と発表されてしまうも、突然DS・3DSのラブプラスシリーズの新品・中古の価格が一時高騰した事が判明。おそらくEVERYの再開延期による現象で買い求める者達が現れた事と思われる。

現在では既にパッケージ版の生産は終了している為、市場での量も限られているのもあるとされる。


3DSニンテンドーeショップではNEWラブプラス+のDL版が配信中である為、2019年11月17日には二週間のダウンロードランキングで三位に上昇した現象も起きている。


12月13日に深刻なバグ等に決着が付き、一時中止していた配信を再開した上でサービス再開した。


2020年5月25日に2020年8月5日までに諸般の事情によって配信が終了することが告知された。実は先にイベント「燃えろテニス部S」で課金購入できるアイテムの販売が今回で終了すると発表されていた。この事に不穏な予感をしていた者も少なからずいたが予感は的中してしまった。


配信から一年も経たないうちに終焉を迎えてしまう事となったのである。


その後はアプリをDLしている人はカノジョプラスLiteの機能を追加した形で引き続きAR撮影機能等を使う事ができる。


「ラブプラスEVERY」は本来のゲーム性(恋人としてのコミュニケーションが主体)よりいわゆる「レイドバトル」的イベントやデートスポットを大体15程あるミッションを一々クリアしないと解放されない等で疲弊しやすいものになっていたのも一因だと思われる。いわゆる無理矢理スマートフォンゲームにシフトしたような印象もとられていた。最も「コレクション」の時点でゲーム性がいわゆるスマートフォンゲームとは相性が不一致になりやすい作品だったと言える。


ただし、ラブプラスEVERYは終了してそれまでとはせず、きちんとイラスト集を発売しており、本来サービスが続いていたら使われたであろうイベント用とされるイラストも含まれていた。


中にはニンテンドースイッチでNEW+までの路線を受け継いだ新作を希望する声も未だにある。


令和故の影響編集

NEWラブプラス+までは平成時代基準のカレンダー構成であるため、2019年5月に改元された令和元年では新天皇即位に伴い祝日のうちの一つ天皇誕生日が存在しない年となった。今上天皇の誕生日が2月23日であり、現在の上皇陛下が譲位したことで12月23日の祝日が消滅した事による。

その為、進行上は問題ないがNEWラブプラス+が更新データを出さない限りはずっと平成基準のカレンダーとしてそのまま進行する事となる。


余談・他作品タグへの名称普及編集

本作のヒット以降、「恋愛が主題の夢向け二次創作全般」でタグとして各原作のタイトルをもじった「○○プラス」がよく作成・使用されるようになった。

更に派生として、上記の中でもヤンデレ死ネタバッドエンド等暗い内容になるものを「○○マイナス」と称する慣習も生まれている。



関連イラスト編集

センシティブな作品ラブプラス _(:3」∠)_

ラb ゼータプラスラブプラスの箱


関連動画編集

ラブプラス


ラブプラス+


NEWラブプラス


NEWラブプラス+


ラブプラスEVERY


関連タグ編集

コナミ 恋愛シミュレーションゲーム

姉ヶ崎寧々 小早川凛子 高嶺愛花 雪乃玲

NEWラブプラス


オジプラス


ファイアーエムブレムif:ラブプラスにおけるスキンシップモードとよく似たシステムがある。→ifパルレ

ぶっちゃけた話、任天堂版ラブプラス

ポケパルレ:ifパルレの呼称の元ネタ。こちらも似ている。


ときめきメモリアル:コナミの恋愛ジャンル作品の偉大な先輩作品。

ときメモGS:ラブプラスプロダクションはこの作品も手掛けていた。

あいたくて…:告白で終わりではなくさらに続きがある点ではコナミ作品では先輩といえる。

ROOMMATE:現実の時刻・年月日すなわち「リアルタイム」の先駆者といえる。


ピカチュウげんきでちゅうシーマン:マイクでゲームキャラと会話をする事でコミュニケーションを取る作品の先例。

users入り編集

特別な機能・SOSボタン編集

この項目には重要な内容が含まれています
















「ラブプラス+」からある条件を満たした場合出現する、ラブプラスモードで一回だけしか使えない「SOSボタン」なるものが用意されている(コレクションやEVERYには無い)。

これはゲーム攻略・シナリオとは全く関係がなく、何が起きるのかはあえて伏せるが、これはプレイヤーが現実の私生活において何らかの理由と要因で心が完全に折れてしまいそうになった時にだけ使う事、これは一回だけしか使えない機能である旨を念押しした説明がマニュアルでなされている(実はある方法で一回だけを回避する事が可能らしい)。

ちなみに使おうとすると何度も念押しした質問をしてくる上に本当に一回しか使えない為、軽い気持ちかつ興味本位や精神的に十分余裕がある時に使うと本当に後悔するという(実際に興味本位で見たとされる人による感想)。



ちなみにこの機能にあたってラブプラスプロダクションの内田明理シニアプロデューサー(当時)は、皆口裕子・早見沙織・丹下桜の三人に主旨を十分理解してもらい「SOSボタン発動で起こる事」の収録には特にこれまで以上に真剣に臨んでもらったとのこと。実際、これの収録現場では企画した内田氏も聴いてるうちに思わず感極まって涙しかける程、心に響くものだったそうである。

なお、これは日本のゲーム史上、類を見ない機能(※)であり、内田氏は明言こそしていないもののラブプラスで現代社会において心の疲弊等で起きる重大な問題に少しでも歯止めをかける事に役立てたい願いがあったようだ。



※…まずこのラブプラスにおけるSOSボタンのようなものが用意されているゲームはどのジャンルでも普通は存在しない上に前例が無いに等しい。







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