私の概要は覚えてる?
好雄「藤崎、藤崎っと…。…あった、あった。耳かっぽじってよく聞けよ?」
「えっと…藤崎詩織。2年A組。誕生日は…あれ?なんかよく読めないな。
まぁ、その辺はお前の方がよく知ってるだろ?」
誕生日 | プレイヤーが設定※ |
---|---|
血液型 | プレイヤーが設定※ |
身長 | 158cm |
3サイズ | 83/56/84(1年)、84/56/85(2年)、85/57/86(3年) |
所属部 | 誕生日により決定 |
電話番号 | ○×△-×○△○ |
趣味 | クラシック鑑賞、ヘアバンド集め |
卒業後の進路 | 一流大学 |
テーマ曲 | 思い出の数だけ… / ボーカル版:夕凪便り |
CV | 金月真美 |
※ファンからは通説的に、5月27日生まれのA型とも認識されている。この日付は、初代『ときめきメモリアル』(PCエンジン版)が発売された1994年5月27日にちなんだもの。由来と初出は、1996年発売のPlayStation用ファンディスク『プライベートコレクション』内のカレンダーであり、他のキャラクターがそれぞれの誕生日の位置にマスコットが置かれていたのに対し、彼女の場合は「PCエンジン版発売日の5/27」の位置であったことに端を発する。
(ただし実際に5/27に設定した場合、機種によっては発生するイベントを1つ諦める必要がある。また、誕生日によって部活が確定するシステムの都合上、特定のヒロイン(清川望あるいは紐緒結奈)が条件を満たしても登場しなくなる弊害もある。理由はそれぞれのヒロインのページを参照。)
好雄「と、まぁ、そんなとこだな。」
主人公「サンキュー。いつも悪いな。」
好雄「なーにいいってことよ!女の子の情報なら、俺に任せてくれよ。」
――――――――――
オープニングやパッケージを飾るメインヒロインであり、シリーズ伝統の幼馴染キャラ。
他キャラはもとより、シリーズのメインキャラと比べてもシステム的な特徴を備える。
- 夏休みの水曜日に起こるランダムイベント「Wデート」で必ず登場。
- 体育祭の二人三脚では、特別なイベントを起こさない限りパートナーは必ず詩織になる。
- 修学旅行・文化祭イベントで声をかけてくる優先度1位。
- 誕生日はプレイヤーが設定可能。主人公と同じ誕生日かつ3月~春休みの日曜日に設定すると、好感度によってイベントが発生。
- 部活は誕生日によって所属先が異なる為、全部活でのイベントパターン、および大半の部で専用の部活着が存在する。他のヒロインは近似している部活2種か1種だけであり、かつ1種だけの場合に詩織が所属すると彼女が優先され、先述の通り本来そこに所属するヒロインは(早乙女優美を除き)そのプレイ中は登場しなくなる。
2.5次元アイドルとして「藤崎詩織」名義でCDをいくつか発売し、
リアルのファンクラブ(Shiori Mate)で会員も集めた。詳しくはWikipediaの同記事を参考されたし。
人物よ!
主人公の家の隣にすむ幼馴染で、きらめき高校のアイドル的存在。容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能・品行方正と、ほぼ完璧超人。
頭につけている黄色のヘアバンドがトレードマークで、それを集める事は趣味でもある(夏の制服着用時のヘアバンドはゲーム中では水色だが、公式イラストでも黄色になっていることは多い)。ちなみにヘアバンドは旅立ちの詩で判明した限りではリボンもしくは某蛇が付けているようなバンダナ状のものの様子。
好きな食べ物はスパゲティ。
イメージから二次創作では定期テストで学年一位な事が多いが、実際はテスト前に図書館でデートを選ばない限り、そうそう学年一位という事は無い。まぁ、それでもトンでもなくすごいのだが……。
欠点
ゲームの説明書や攻略本等の性格における解説では『誰にでも優しい』という説明文が書かれる事が多いが、実はそうでも無かったりする…。
主人公に対する好感度(以降「ときめき度」と表記)の違いによってあまりにも態度が変わってしまう事からも、実際はかなり人の好き嫌いが激しく、また特に親しくも無い状況なのに、主人公がそっけない態度に出ると機嫌を損ねたり悪い噂を流す等、我侭な面を見せる事も少なくない。この為好みの異性に関しても高望みする傾向があり、主人公が詩織を攻略するには相当の努力をしなければならなくなる。
ときめき度が低い時は、主人公に対して理不尽なまでに辛辣な態度をとる。
- 話しかけただけで露骨に嫌そうな態度に出る。
- たまたま一緒にいるだけで何かと横から嫌味を言い、過去の失態についてまで蒸し返してくる。
- 自分にとってうまくいかなかった事はとにかく主人公が悪いと言い出す。
- 他の女子が主人公を好意的に見た際は「物好き」呼ばわりまでする。
- セガサターン版のみこちらからも告白可能で、最悪に嫌われた状態での反応は「あなたと幼馴染みというだけでも嫌なのに」。(なお、台本に書かれたこのセリフを見たキャスト一同は驚き、当の金月ですら「ここまで言わなくても……」と絶句したという)
ただし、よほど爆弾処理に失敗するなどしてときめき度を最低にしない限りは見ることはない。また、昨今詩織といえば口の悪さが取り沙汰される傾向にあるが、
ときめき度が最低時の態度が酷いのは他の多くのキャラも同じである。
デフォルト状態では、次項の(ある意味伝説的な)台詞を放つ程度であることをご理解頂きたい。
「友達に噂とかされると恥ずかしいし……」
ときメモプレイヤーが序盤に超高確率で1回は聞くであろう、ある意味伝説の樹よりも伝え説かれていると言っても過言ではない詩織の有名な台詞。それが、
「一緒に帰って、友達に噂とかされると恥ずかしいし……」
である。
帰宅時に、家がお隣同士だからといって一緒に帰ろうと誘うとこの台詞が返ってくる。「学園のマドンナとして、誰かと帰ろうものならあれこれ噂される立場であるため」という擁護もあるが……。なお、ゲーム開始時に決める血液型の相性による初期友好度によっては回避できることもある。
兎にも角にも、プロローグが終わりゲーム本編での最初のコミュニケーションがコレだったというパターンは非常に多く、今なお語り継がれる名言(迷言)である。
収録を終えて…
ゲームで詩織を演じた声優の金月真美はゲームが完成した際、サンプル版を自身でもプレイした事がある。その後東京ゲームショー内で行われたときメモシリーズのトークショーに、陽ノ下光役の野田順子と、牧原優紀子役の神田朱未の3人で登壇した際、「私は今だから声を大にして言いたい!! はっきり言ってみんな(プレイヤー)は、こんな女の何処が良いんだ!! この女理想高過ぎだろ!!」と、詩織に対して愚痴をこぼしていた。
それ以前にもラジオドラマ収録CDの楽屋において、ドラマ内では「プンッ!」などと可愛く拗ねたりする詩織に対し、「詩織も人間だったんだねぇ」と吐露している。
2019年8月15日のファミ通インタビューでは彼女を演じ続けているうちに詩織ちゃんのことがだんだんわかってきたとも述べてはいる。…理解するまでに時間掛かりすぎているような…
ラスボス
『ときめきメモリアル』の最終目標は、高校卒業式の際に伝説の樹の下で女の子に告白してもらう事であり、ときめき度、友好度、デート回数が規定値以上、かつ傷心度が規定値以下という条件に加え、主人公の最終パラメータが規定値以上という全ての要件を満たして初めて告白してもらえる。
しかし詩織の場合その最終パラメータが相当高く、かなり計画を立てないと幼馴染とは言え射止めるのが難しい。その難易度の高さから、ラスボスといわれる事もある。また、要求されるパラメータが高い為、普通に攻略しようとすると大量の女の子が出てきて攻略が難しくなる。
同作では女の子を放置するなどして傷付けてしまうと他の全員の女の子からの評価に悪影響を与えてしまうシステム(通称:爆弾)があるため、女の子の登場数は少ない方が攻略しやすい。しかし詩織攻略の場合は、普通にプレイするとゲームシステム的に大抵4人(ボマ―能力の高い2人を含む)は追加で出現するであろう。
その為普通に攻略する場合は詩織を狙いつつ他の女の子に嫌われないように適度に相手をする、というプレイを要求される。
理論上は詩織+2人のみに抑えることも不可能ではない。3年目になると女の子は美樹原愛以外登場しなくなる仕様の為、初級のプレイヤーは1年目のクリスマスパーティを確定で欠席した上で2年間緻密なパラメータ調整をするか、
あるいはいっそ2年間寝て過ごすことで女の子は寄ってこなくなる。要するに爆弾を起動させず『平穏』を維持するには目立たなければ良いのである。
その場合は3年目の追い込みが必要となるが、それでも慣れないうちは攻略法の一つとして使える。
中級以上は、
上級は
1年目のクリスマスパーティーでランダムにヒロインを出す
で、上級のメリットは紐尾結奈の部活強制変更のイベントを阻止できると言える。
清川望と虹野沙希はプレイによっては清川が登場した次に虹野が登場するケースが多い。
つまり、
非常に高い詩織の理想に届かせるためにと自分をせっせと磨くうちに、
「本は読む、スポーツもやる、絵も嗜む、理系もOK、流行にも敏感(スーパーファミコン版同梱おまけCDにて。好雄評)」となり、否が応にも他の女の子たちのお眼鏡に適ってしまうのである。
学校にそんな完璧超人の男の子がいたらそりゃイヤでも女の子の興味を惹くわなぁ。
このように詩織本人の参照パラメータの高さと、システム上ほかの娘とのお付き合いを兼ねる必要性、その2つの高難度さが相乗となり、完璧超人なメインヒロインはラスボスの威厳を纏って後世にまで伝わることとなった。
同じ部活に所属しているキャラクターは部活コマンドを実行するだけで友好度が上がるという仕様にもなっているため、ゲーム開始直後に好雄に情報を聞いて詩織と同じ部に入る、または誕生日の設定段階で自分が入りたい部にあらかじめ入部させておけば攻略のハードルは格段に下がる。上述の下校イベントでも、1年目の2学期くらいには安定して一緒に帰ってくれるようにはなる。
部活コマンドは平日コマンドでもありながら、虹野さんを除くほかの女の子も登場しないため一石二鳥。こだわりがなければ、縛りの小さい文化部系が無難。
ゲーム上、本来告白してもらうのは彼女がメインであり、他のヒロインは恋のオジャマ虫とされているとのこと。……もっとも、告白されやすいヒロインが一番人気だったりするのは皮肉である。
『ときめきメモリアル対戦ぱずるだま』にて詩織以外のキャラクターでゲームを進めた場合は、彼女が名実ともにラスボスとして登場する。詩織でゲームを進めた場合にどうなるかは、実際に確かめてみてほしい。
続編以降においては時代の流れがそうさせたのか、基本的にメインヒロインは親しみやすさ重視の傾向にある。一方で、いわゆるラスボスに該当する娘も「サブヒロイン」あるいは「ダブルヒロインとしてのメインヒロイン」の立ち位置で伝統を継いでいる。
実際のところは……
主人公と詩織は小学校・中学校と一緒の幼馴染であり、幼い頃にクリスマスを共に祝い、親に内緒で遠出してハプニングに遭ったり公園での背丈比べをしていたというどう考えても密な関係。
誕生日を同じ日にした場合に発生するイベントでは昔、詩織に指輪をプレゼントしていたことが発覚。主人公はその時に言った台詞を忘れており、詩織も詳しくは語ってはくれなかったが、その内容が「しおりちゃん、けっこんしよう」的なものである事は容易に想像がつく。
ゲームボーイカラー版では詩織との関係が進んでいくと回想イベントが挿入される。夏に花火をし詩織にいいとこ見せようとしたらマッチ箱が炎上して髪の毛がチリチリになった事、詩織に栗の実をプレゼントしようと取ろうとしたらイガが頭に刺さった事、詩織が甘酒飲めないので飲みまくったらベロンベロンによってしまった事……等々、多数のエピソードが明かされた。
そんな2人が疎遠になるような出来事も、ドラマシリーズVol.3『旅立ちの詩』にて描かれる。
二次創作では、優等生の仮面を被った臆病キャラか、幼馴染を値踏みする悪女キャラかが分かれたりする。まあ後者はキャラヘイトと言われても仕方がないものではあるが。
そんな「お高い優等生」というイメージに彼女が苦悩する様子も、『旅立ちの詩』のCDドラマにて展開された。
コナミとしては、設定通り『旅立ちの詩』やラジオドラマの詩織の様に描きたくも「ゲームの趣旨」としては詩織を落とすのが最終目的の為、難易度が高くなり本来の思惑から外れてしまった悲劇だったのかもしれない。
人間関係よ!
メグの愛称で呼ばれる、中学からの親友。主人公の活躍に憧れた彼女は、クリスマスまたはバレンタインにて基本的に詩織の紹介で知り合う。参照パラメータがほぼ詩織の下位互換な為、詩織目当ての場合は高確率で競合となる。小説版では、彼女の登板により詩織と主人公との三角関係が描かれることに。
ときメモファンなら誰もが知ってる隠しキャラ。展開晩期のOVA版や、ドラマシリーズ最終作『旅立ちの詩』ではもう一人のヒロインとしての立ち位置を務めた。実のところ、攻略に関して言えば運要素が大きく関わるので、難易度では詩織以上になるケースもある。
ポスト藤崎として作られたキャラであり、先述の通り屈指の人気を得た彼女は、詩織と共にときメモ1の顔として描かれることが多い。
ラジオドラマ『もっと!ときめきメモリアル』の主人公。小野坂昌也氏の怪演が光る。彼にヤキモチを焼く詩織も必聴。
いわゆる優等生同士であり、進路も同じ一流大学。
特段の友人設定ではないが、初代ラジオドラマでは公人と詩織(と好雄)に関わるキーキャラの一人となった。
親友の虹野さんが後輩の秋穂みのりや、運動部繋がりで清川望と居ることが多くなったこともあり、ラジオドラマ版『彩のラブソング』の終盤やOVAでは詩織と行動を共にしている。
CD/ラジオドラマ版では詩織はバスケ部であり、その部活仲間にして友人。
15年後設定の続編『ときめきメモリアル4』における親戚。
詩織は優にとっての憧れの女性と語られており、優は詩織からあらゆる面(良い・悪い両方の意味)で大きな影響を受けている。
「勇気をください」
神様からも愛されているのか、毎年大吉を引くラッキーガールでもある彼女。ときめき度が告白条件を満たして居る時、初詣に一緒に行くと、「勇気をください」とお願いしたと言われる。主人公にその理由を聞かれてごまかすが、傍から見ればその理由は言わずもがな。
ゲームとしてのときメモ1の最終作である『旅立ちの詩』のラジオCMでも使用された。『ときめきメモリアル2』主題歌『勇気の神様』へ向けて、橋渡しともなった名言である。
「切っちゃった♪」
クイズゲーム『ときめきの放課後』のエンディングでは、きらめき高校卒業後の会話が流れる。詩織の場合、卒業後の進路が彼女と同じ一流大学だと特殊エンディングとなるのだがこの特殊エンディング、全てのキャラクターの髪型が変わっており、詩織だと腰まで届くロングヘアーをばっさり切って肩まで届くほどの長さになっている。
ふられたら切るんじゃないかという主人公の問いかけに対して、同じ進路の為、またこのままじゃないかと思い、幼馴染のままの自分で居たくないから切ったとのこと。
ここでのベタベタ具合は、後の幼馴染ヒロインである陽ノ下光や大倉都子に匹敵するんじゃないかなぁ、と思うくらいだったり。詩織の髪型も含めて、このシーンは必見である。
ちなみに主人公
特に手を加えない場合、初期ステータスは凡庸であり、詩織との自己評価も疎遠な幼馴染だが、たった3年で成績優秀・スポーツ万能・眉目秀麗と詩織のお株を奪う様な進化振りを見せインターハイ優勝、特効薬開発、新銀河番長襲名などの素質を持ち、修学旅行でヒロインと行動している中、ヒグマ・シカ・ハブが襲ってきた場合身の危険を顧みずにヒロインを守るために戦う事もあって(一緒に逃げた場合もそれはそれでありなのだが)、女の子から声をかけてきても断る事ができるモテモテ男(無敵超人)になってしまう(状況を考えて断らないと、ゲームシステム的な理由で爆弾だらけになってしまう)。
伊集院レイに憧れている女子生徒とは数では比較にならないが、主人公とかかわりのある女子は学校でも有数の人気者ばかりの為、解る人には解るいい男ということなのだろう(そもそも、その伊集院レイでさえも……)。
要は詩織攻略を果たした主人公は最終的にはきらめき高校最強の生徒になるというとんでもないダイヤの原石だった事になる。
ドラマシリーズVol.3では卒業式すら無断欠席して、練習中の怪我で受けたドクターストップを無視して強行出場し、係員に止められたフルマラソンを孤独の中で果たそうとする等物凄い頑固、かつ肝が据わっている部分もある。
疎遠になった原因が彼女の完璧超人振りと、自らの凡庸さだったのだとすれば、入学時に伝説の樹の話を聞いてやる気が充実したのか、よっぽど努力したようだ。見習え、近年のギャルゲ主人公共。
リアル主人公現る!
ネタ成分が多く含まれています!
2015年9月28日、福山雅治と吹石一恵の結婚報道が広まり、世の福山雅治ファンの女性は落胆する一方、吹石一恵に関しては実写映画版の詩織を演じたこともあって『福山雅治が藤崎詩織を落とした』『詩織攻略パラメーターをリアルで持っているのは福山雅治』『福山雅治なら納得』とネット上でネタにされてしまった。
念のためであるが、この詩織は実写版の話である。
ときめきメモリアル4において
『1』の15年後の続編となる『ときめきメモリアル4』で、詩織は体育祭の記録レコードで名前のみ登場する。
しかし、詩織とヒロインの1人・皐月優が親戚関係にあるという設定が追加されており、優の口からきらめき高校を卒業した詩織のその後が語られている。
優によると、卒業式の日に伝説の樹の下で幼馴染の『1』の主人公に告白して結ばれ、伝説通りに幸せに暮らしているとのこと。優の台詞で、30歳を過ぎた現在も高校時代と変わらずヘアバンドを愛用し、中でも黄色の物がお気に入りらしいことがわかる。
また、幼い頃の優に伝説の樹の話を教えたのは詩織であり、伝説の樹に憧れた優はきらめき高校に進学している(ちなみに彼女以外に伝説の樹の話を正確に知っているのは、両親が伝説の体現者である大倉都子だけである)。
なお、優は全てにおいて完璧な詩織に憧れている。これは詩織が趣味としていたクラシック音楽鑑賞やヘアバンド収集を自身も趣味としている点や、理想の男性への厳しい条件などでわかる。また、詩織の有名な台詞でもある「一緒に帰って、友達に噂とかされると恥ずかしいし」も優に引き継がれている。また、デートをすっぽかした際の怒りの留守番電話の台詞もほぼ同じ。…そこは引き継いじゃいけないような…。
ちなみに、優のスリーサイズは高校3年生時の詩織のスリーサイズと全く同じでもある。
ただ、優が詩織と決定的に異なる点は、「主人公の幼馴染ではない」ということであろう(その「主人公の幼馴染」である都子が『4』では圧倒的な人気を得た上、システム的にも優遇されているのだが)。
あん、その他のコナミ作品での私も見てね
- がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め (スーパーファミコン/1994年)
他のコナミ作品への初ゲスト出演。未来での大江戸ツーリスト店員でボイス付き。元祖PCエンジン版ときメモから、僅か7ヶ月足らずでの電撃参戦。
大人かスネ夫専用機と揶揄されるPCエンジン(特にスーパーCD-ROM²)を知らない、当時スーパーファミコンを遊んでいた子供たちの中には、同じくツインビーからゲスト出演していたパステルと比べると「これ誰?」と思った人も多いだろう。
- コナミGBコレクションVol.1(ゲームボーイ/1997年)
過去にリリースされたゲームボーイのコナミ作品を複数チョイスして一つのカートリッジに収録したオムニバスシリーズの第一弾。この作品では収録ソフトのナビゲーターを務めている。後のときめきメモリアルPOCKETと異なりボイスは無し。初めて携帯ゲーム機に登場した作品だったりする。
- ラブプラス+ (Nintendo DS/2010年)
本編ではなく、ミニゲームである専用の『対戦ぱずるだま』にて、条件を満たすと乱入してくる。しかもかなり手強い。後発の3DS用NEWラブプラスでも参戦。おそらくはときめきメモリアル対戦ぱずるだまからのボイスとグラフィックの流用と思われる。ちなみに高嶺愛花関連の一部イベントでパロディにされている。
ボスキャラとして参戦。
『グラディウス外伝』に登場したボス「ヘブンズゲート」のパイロット(?)として登場。このヘブンズゲートだが、何ときらめき高校旧制服のカラーリングを纏っている(奇数周回では夏服、偶数周回では冬服のカラーリングとなる)。
イラストは他キャラ同様吉崎観音によるもの。設定画のコメントでは、バクテリアンに乗っ取られたか、クローンというような事が書かれていた(明確な理由は未記載)。
台詞も「友達に噂されると恥ずかしいし」「悪い噂流すわよ」など、ときメモファンならニヤリとさせられる。
戦闘曲「Wave that comes」はPCエンジン版『ときメモ』のミニゲームで『グラディウス』と世界観を共有する『フォースギア』のラスボス戦の曲。
以上GBコレクションを除いた3作、CVはオリジナルを演じた金月真美氏本人である。
2018年3月に期間限定で『ときめきメモリアル』とコラボ。詩織・虹野沙希・館林見晴がプチプロとして参戦し2019年11月に復刻の際には片桐彩子が追加された。あろう事か『ポプテピピック』と謎のコラボまで麻雀格闘倶楽部でやらかしている。どうしてこうなった。
2023年8月に実装。使用するためには購買部で利用権を購入する必要がある。
当初は2023年10月10日までの期間限定販売だったが、2024年にて販売再開、いつでも購入可能になった(8月まで割引購入可能)。
まさかの爆弾の世界に現れた
ある意味参戦を予言してしまったイラスト。投稿者もまさか後に本当に参戦するとは思ってなかったらしい。
- スーパーボンバーマンR (Nintendo Switch/2017年)
追加キャラとしてまさかの参戦。
その名は「藤崎詩織ボンバー」。ときめきメモリアルでは攻略の過程で爆弾に悩まされる事からか本当に爆風吹き荒れるボンバーマンの世界に現れる事となった・・・。
容姿はほぼまんまであり(とはいえボンバーマンのデザインが含まれている)、ここでの設定によれば「ときメモ星のきらめき学園に通うボンバーマン」らしい。…えっ?きらめき高校じゃないの?ちなみにボイスはあるものの、CVは不明(少なくとも金月女史ではない)。
特殊能力は「ときめきフィールド」で周囲にいるボンバーを少しの間、行動不能にさせる。ある意味ときめかせて爆破を狙うとは恐ろしい能力である。
後に『スーパーボンバーマンRオンライン』でも登場。
・・・と、言ってたら話はこれだけでは終わらなかった。
もう一つの爆弾の世界にも現れた
なんとボンバーガールにも参戦してしまった。公式で少しずつヒントを出す形で登場が明かされ、ロケテストの段階で実装された。
なお、こちらはどうやら限りなく本人に近いボンバーガールらしい。勿論ボイスは金月女史である。
詳細は「藤崎詩織(ボンバーガール)」を参照のこと。
こんな事もあり、「いつかは爆弾片手に大乱闘の舞台にも出てくるんじゃね?」とも囁かれた事も…果たしてそんな日は来るのだろうか?
番外編よ!
コナミ作品には詩織を元ネタにしたキャラクターが出てくるソフトがある。
- 実況パワフルプロ野球4:サクセスモードに「沙織」という彼女候補がいる。違いは髪の色が青。
- 実況競馬シミュレーション ステイブルスター〜厩舎物語〜:秘書に藤崎エリカという女性がいる。
さらに番外編よ!
- メタルギアソリッド マスターコレクションVol.1:これに収録された「メタルギアソリッド」に何故か存在する「セーブデータ編集」という項目で藤崎詩織のアイコンが…これを設定すると…?
????「見えるぞ…貴様の趣味が…ときメモが好きなようだな!」
令和に詩織グッズ!?
2019年7月24日にコナミグループ50周年の一環で、「“↑↑↓↓←→←→AKIBA” ANNIVERSARY COLLECTION from KONAMI Limited Shop」が開店したのだが、そこで発売されたものの中にある物が存在する。
その名は「詩織の塩」
桜風味の塩が小瓶に入っており藤崎詩織アクリルミニスタンド付きの商品だが、かなり久しぶりのときめきメモリアルグッズでありながらそのネーミングにとある塩を連想した者もいた。
好感度の低い時の辛口塩対応から来たんだろうか…?
令和に再びトレンド入りしたのよ!
2021年8月14日、様々なゲームがトレンド入りするイベント『RTA JAPAN』にときメモがボーナスゲーム枠(余った時間で行われる追加種目)で登場した。
そして、今回のときメモがすごかったのは「藤崎詩織エンディングRTA」である。かかった時間はエンディング後にタイマーストップする関係で約48分だが……そこまで到達するための光景がかなり……。
詳細は、後述の記事を参照のこと。
「ノイローゼ維持」「容姿0」 ときメモ“藤崎詩織RTA”ときめき0の作業生活により48分で無事結ばれる(ねとらぼ)
PCE版では1979年生まれと設定されていた為、リアルタイムでは先述の通り40代に突入した・・・のだが、実は同じコナミキャラであるあのメタルギアシリーズのソリッド・スネーク(1972年生まれ)とたった7歳ぐらいしか年の差がない。
互いに二周りくらい離れているような外観ではあるが、実は極端に離れていないのである。
これでもピンとこない人はスネークと相棒かつ親友のオタコン(1980年生まれ)の年の差と言えばわかるかもしれない。つまり詩織はむしろオタコンと同じくらいの世代である。
…ところが、『スーパーボンバーマンR』においてまさかの対面を果たす。それどころか伝説のボスまで現れる為、ラスボスVS伝説のボスという構図も・・・。
実はスネークとはドラマシリーズで遭遇するが、劇中での洋画アクションがメタルギアソリッドだったというだけである。
世界中の誰よりも…関連イラストが一番好きです
関連タグとか噂されると恥ずかしいし…
思い出 プール 背比べ 観覧車 ホワイトクリスマス 婚約指輪
陽ノ下光 麻生華澄 牧原優紀子 和泉穂多琉 星川真希 皐月優
ポプテピピック:麻雀格闘倶楽部Spのときメモコラボ終了後にコラボが開催。藤崎詩織のコスプレをしたピピ美が出現した。
はばたき市に5年に一度現われる伝説の小悪魔:ときメモGSシリーズの主人公である女の子。ある意味、藤崎詩織以上のツワモノ。
関連(?)タグ
マリア兵器だもん!:別の意味でツワモノ。
桜木舞…同級生(ゲーム)に登場する元祖メインヒロインにしてラスボス。詩織を作る際に参考にしたと言われている。(序でに容姿は美樹原愛の参考になったと言われており、序でに言えば如月未緒は「卒業(ゲーム)」の中本静、鏡魅羅は同ゲームの高城麗子がモチーフでは?と言われている。)
神岸あかり…同じく攻略の難易度が高い赤髪で髪飾りの幼馴染メインヒロイン。作品内における人気No.1の座を別キャラに譲ってしまっている点でも共通する。但しこちらは「立ち位置が近過ぎるが故のジレンマ」という点で大きく異なる。
結城瑞穂…キャラ被りが激しい、同時代の別ギャルゲーメインヒロイン。
早乙女沙織…『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の劇中恋愛ゲーム『どきどきメモリアル』の登場キャラ。ビジュアル・パッケージ・下の名前は露骨に詩織のパロディで、苗字も赤の他人とは思えない。加えて、アニメ版においての髪色と担当声優は館林見晴を演じた菊池志穂。
ザ・ボス…ある意味で同じコナミの攻略難易度が高い人。文字通りのラスボス。しかも手こずって無駄に時間だけを消費すると空爆オチ(というゲームオーバー)。ちなみにヘアバンド(バンダナ)を初期は付けていた人。
パス・オルテガ・アンドラーデ…爆弾繋がり。こちらは悲劇の末路であり、しかもプレイヤーに詩織攻略とは全く別の意味でトラウマを植え付けた。しかも別作品でも…
しずえ…詩織と同じくとんでもないインパクト(というバグ)の伝説を残した。