「マリア兵器だもん!」とは、ゲーム『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』のキャラクター『マリア・ラーネッド』が発した名言である。
概要
先祖代々ドラキュラと死闘を繰り広げてきた「ベルモンド一族」の血を引くヴァンパイアハンター「リヒター・ベルモンド」はドラキュラ討伐に向かう途中、捕らえられていた少女を救出する。
「マリア・ラーネッド」と名乗ったその少女はベルモンド家の遠縁の娘であり、志を同じくする仲間として同行を申し出るが、見るからに年端もいかない少女であったため、リヒターはやんわりと拒絶した。
それをバカにされたと感じたのか「マリア平気だもん!」とむくれるマリアであった。
以降はマリアがプレイヤーキャラとして選択できるのだが、いかにも囚われのヒロインといった風貌とは裏腹に現役のヴァンパイアハンターであるリヒターを圧倒的に上回る高性能であったため「平気」どころか「兵器」だったと語り継がれるようになる。
ちなみに主人公に匹敵、あるいは凌駕する性能を持つ女魔法使いがプレイヤーキャラとして使用可能なのは悪魔城シリーズの密かなお約束である。
また『黙示録』と『奪われた刻印』では、正にその女魔法使いそのものを主役に据えている。
他の女魔法使い達
サイファ・ヴェルナンデス キャリー・ヴェルナンデス ヨーコ・ヴェルナンデス シャーロット・オーリン シャノア リトルウィッチ(悪魔城ドラキュラ)
余談
本作はCD-ROM採用の恩恵でキャラクターボイスが時折り挿入されるのだが主人公側については プレイキャラがリヒターとマリアで それぞれ専用のものが用意されるのに対してドラキュラ伯爵などの敵側キャラクターについては容量の関係で対リヒター用のものしか用意されていない。
マリアをプレイキャラに選んだ場合に敵味方間の会話が全く噛み合わず、敵側が訳のわからないことを喋るのに対してマリアがへそを曲げ、敵側は一通り喋ったあとは怒るマリアを無視して去っていくよう どこかコミカルな演出となっていいる。
関連動画
関連タグ
セピア・ベルモンド…『ボンバーガール』の登場人物。こちらは明らかに兵器じみたパワーの持ち主として登場(公式も意識している節がある)。
藤崎詩織…『ときめきメモリアル』の登場人物。ゲスト出演した『ボンバーガール』の正式稼働初日に発覚したバグで兵器と化した。(修正済み)
しずえ…『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』で藤崎詩織同様にバグで兵器と化した。(修正済み)
ソニック・ザ・ヘッジホッグ…前方に回転しながら移動する様子から『マリア・ザ・ヘッジホッグ』と呼ばれる事がある。とあるゲームでは何と本人に憑依する事ができる。