概要
モリス家の末裔ジョナサン・モリスの幼馴染。年齢は16歳。
中央教会(東方正教会)に所属している天才魔法使いであり、16歳にしてドラキュラ討伐の最終兵器とされる程強力な魔力を持つが、実戦での経験が伴っていないため、予想外の事態には動揺する事もある。
中央出身の無意識なエリート思考(悪く言えば自信過剰)から、しばしば気取った発言が多く、子供扱いされる事を嫌うなど少々でしゃばりな性格。
だが、鋭い観察力と冷静な思考能力を誇り、魔法力学などの学術書から得た豊富な知識から魔物の弱点や戦闘に有利な情報をジョナサンに教えてくれたり、自身の強大な魔力を活かした高度な魔法で単体での戦闘も楽々とこなす事ができる。
本作で絵画の世界に入る事ができるのは、シャーロットが魔力を同調させているため。
尚、ジョナサンはシャーロットをよく子供扱いするが、ジョナサン(18歳)との歳の差はたった2歳である。
CV:かかずゆみ
CV(英語):Stephanie Sheh(※1)
※1・・・台詞が二ヶ国語分収録されており、タイトル画面内の裏コマンドで声の言語が英語に(海外版では日本語に)変わる。変更した言語はタイトル画面に戻ると元の言語に戻る。
ゲーム中での特徴
移動中のしぐさ
しゃがみ行動時やスライディング・高所からの着地後には、座った状態から立つ際にスカートがめくれないように、さりげなく手で押さえている。
またジョナサンと違い2段ジャンプ後の急降下キックはできないが、2段ジャンプ時は箒が出現してそれに跨る形でジャンプする。
物理攻撃
シャーロットの専用武器は全て本である。
愛読している初期装備の百科事典と白紙の書は殴りつけるだけだが、悪魔城内で固有の武器が封じられた武具辞典を入手する事で、辞典から武器や物語の人物などを召喚して攻撃する。
攻撃範囲が広くなる他、物語の辞典は炎・氷・雷など属性効果がある。
ちなみに、スライディング時の攻撃判定がジョナサン(打撃扱い/1回)と異なり
シャーロットの場合は斬撃扱いで、攻撃判定が2回となっている。
魔法攻撃
魔法には一定の詠唱時間(発動までの準備時間)があり、全ての魔法は詠唱中なら任意のタイミングで発動する事ができるが、強力な魔法になると詠唱時間も長くなってしまい、更に最大までチャージしないと本来の効果を発揮できない魔法もある。
魔法は炎・氷・雷・光・闇・毒・呪・石化の各種属性攻撃に加え、お互いの攻撃力や防御力、または移動力を強化したり、状態異常(毒などのバッドステータス)や体力を回復したり、飛び道具無効の結界・時間を止める空間を展開したりなど、正にやりたい放題。ジョナサンにはない多種多彩な効果が魅力。
カエルやフクロウに変身する魔法もあり、カエルの場合、変身したのがジョナサンかシャーロットで容姿が変わってくる。
カエルジョナサンは赤い色で派手なカエルに変身、カエルシャーロットは青色のカエルに変身し、大きい本を背負いながらピョコピョコ可愛らしく動く。
カエルの状態でも舌攻撃が可能だが、微々たるダメージしか与えられない為、縛りプレイ用である。
装備(防具・アクセサリ)
ジョナサン/シャーロット共通の装備の他、体防具にはカバリエ・ワンピース・コルセット・ドレス系、
頭防具もローブ・ティアラ、脚防具もミュール・ブーツ系など、シャーロット専用の女性装備は大変種類が多い。
またリリスやサキュバスが愛用していたコルセットやブーツ、果てはウェディングドレスなどの明らかに場違いな装備もあり、ある意味では子供向けから婦人服まで幅広く充実している。
アクセサリ類はペンダント・ネックレス・ブローチ・髪飾り系など宝石類をあしらった装飾品が充実している。
勿論ジョナサン専用の男性装備(鎧など)は装備できない。
名(迷)台詞
シャーロット「あんた殺すわぁ!」 ジョナサン「悪かった」
同作のボスキャラクターの1体として登場する女性モンスター「アシュタルテ」は、抗えない程の美貌を持ち、異性を魅了する洗脳魔法テンプテーションが得意技である。
この魅了攻撃を男性キャラクターであるジョナサンが受けてしまうと、ジョナサンは敵側に寝返ってしまい、シャーロットを執拗に攻撃する様になる。
この状態でシャーロットがアシュタルテを撃破すると上記の台詞を喋る。
更に撃破した後の会話シーンが
ジョナサン「さっきは悪かった・・・」
シャーロット「しっかりしてよね。近くにこんな美人がいるっていうのに・・・」となる。
尚、当然女性であるシャーロットは魅了されず、ダメージも受けない。
ちなみに、ボスラッシュモードのコース2でもアシュタルテが登場するため、この台詞を聞くことができ、本編オールクリア後のサウンドモードにもこの台詞が収録されている。
Harmony of Despairでも7章(Xbox版では有料DLC)にアシュタルテが登場し、仲間に男性キャラがいるとテンプテーションを放ってくる。1人だけ魅了された時の反応は原作同様だが、複数の男性キャラが魅了されると台詞が「あんたら殺すわぁ!」に変化する。
逆に同作6章にいるドラキュラ伯爵のテンプテーションは女性キャラが魅了される。
シャーロット「いいオトコ・・・」
ただしジョナサン側からのリアクションはナシ。
現状最新作である『悪魔城ドラキュラ グリモアオブソウル』ではアシュタルテとの戦いで一度ジョナサンが魅了された事になっており、シャーロット曰く「思い出したら腹立ってきた」との事。
シャーロット「ど~ぉ?」
ジョナサン同様、シャーロットも上キーを押すとポージングする。
ずっと押し続けると上記のイラストの様なポーズをとる。
悪魔城HDでもこのポージングは健在。
シャーロット「な↑に↓ぃっ!?」
同作の雑魚敵キャラクターとして登場する女性モンスター「プロセルピナ」は、
ドラキュラ伯爵に仕える悪魔のメイドであり、新型の魔導式掃除機をジョナサン達に吸いつけて
一時的に動きを妨害する攻撃を行ってくる。
この時操作中のキャラクターがシャーロットの場合、掃除機にスカートが吸われてめくれあがってしまうため、
その際スカートを押さえながら上記の台詞となる。
通常攻撃を受けた時も同様の台詞(※2)となるが、口調や音程が異なる。
ちなみにタイトル画面の裏コマンドで台詞を英語にすると、スカートめくられ時("What!?")と
通常攻撃食らい時の台詞("No!!")が明らかに異なる台詞になる。
尚、このプロセルピナともう1種類の敵・まじょみならいに限り、シャーロットの魔法「ダークネスホール」、「テンペスト」でスカートをめくる事ができる。
その際めくられた敵が「嫌ぁっ!」と悲鳴を上げて、スカートを押さえる仕草をとる。
※2・・・吹っ飛ばされを伴わない場合は台詞が「きゃっ!」や「うぅっ!」といった異なる台詞になる
その他
悪魔城HDの第4章などには絵画を利用して移動するギミックがあるのだが、同時にキャラクターの叫び声も聞けるようになっている。
シャーロット「うわぁー!」
また、マルチプレイの協力モードでは体力が0になると、スケルトンにされてしまい復活待ちの状態となり、シャーロットもやられてしまうとスケルトンの姿に変身させられてしまう。
スケルトン・シャーロット「しまった・・・」
魔法も使えなくなり、人間の姿に戻るまで召喚したスケルトンのように骨投げを続けるしかないので、天才魔法使いを名乗っている事もありシャーロット的にも恥ずかしい魔物姿なのは間違いないだろう。
このスケルトン姿でもプロセルピナの掃除機に吸われるのだが、全身がホネというのもあってか、スケルトン・シャーロットの反応はナシ。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリッツで登場。任天堂の魔女キャラを呼び出すのに使う。
関連イラスト
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悪魔城ドラキュラシリーズ ギャラリーオブラビリンス 悪魔城ドラキュラHD
Vampire Survivors:悪魔城コラボDLC「Vampire Survivors: Ode to Castlevania」で操作キャラとして登場。シャーロット単体だけでなく“ジョナサン&シャーロット”、“シャーロット&ジョナサン”など複数パターンある。