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ブローネル

ぶろーねる

『悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス』に登場するヴァンパイア(紫色の服を着た怪しげな老人らしき男がブローネル)
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概要

声:江川央生
声(英語):Jamieson Price

悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンスに登場するヴァンパイア。元は画家を営む人間だったが第一次世界大戦の最中、人間への憎しみにより自らヴァンパイアとなり人間を支配しようと企んでいる。絵により魔力を行使し、悪魔城の「城主」となっている。
「娘」にステラとロレッタがいる。

モデルはルーマニア出身のユダヤ人シュルレアリスム画家、ヴィクトル・ブローネル。ギャラリーオブラビリンスの舞台は1944年、第二次世界大戦末期の物語だが、モデルのブローネルは当時亡命が叶わず、小村に隠れ住んでの創作活動をしていた。

注:この先ネタバレ
























ブローネルが自らヴァンパイアと化したのは第一次世界大戦で娘を失い、娘を失う原因となった戦争を起こす人間への復讐であった。それからしばらく後、二度目の世界大戦により生まれた多くの負の感情により復活した悪魔城を見付け侵入、程無く討伐に赴いて来たエリック・リカードを返り討ちにし殺害する。その後、父の安否の確認に駆けつけたエリックの双子の娘であるステラ・リカードロレッタ・リカードに襲い掛かり、二人をヴァンパイア化させて自らの「娘」に仕立て上げた。
そして絵による魔力を行使してドラキュラと悪魔城を切り離し、悪魔城「城主」となった。ブローネルの強力な魔力はドラキュラの腹心にして強大な魔力を持つ死神でさえもその存在を察知出来ない程であった。

しかし彼は絶望と憎しみにより自らの魔力を覚醒させてヴァンパイアに成った『始祖』ではあるも、成ってから推定25~30年程度の若輩者でしか無く、1054年に覚醒以降滅亡と復活を繰り返しつつ890年もの間魔力を募らせ続けて来たドラキュラと比べると格段に劣る。そもそもドラキュラを絵の力で封じられたのは今回の当人が完全復活してなかったからで、本調子では内部より封印を破られてしまうらしい。これをブローネル本人は重々承知している様で、絵の魔力でドラキュラを封じた後も悪魔城の各所に絵を配置、城の魔力を自らの元へ導こうとしていた。
当然この所業はドラキュラの忠臣である死神の癇を損ね、彼から最優先の排除対象とされた。そんな状況の中、悪魔城を滅ぼす使命の元侵入して来たヴァンパイアハンター、ジョナサン・モリスシャーロット・オーリンを見付けた死神は二人を敢えて泳がせる事でブローネルの設置した絵を壊し、彼を追い詰める様仕向けていた。
前述した様に、死神はブローネルの存在を察知出来なかったとしたが、それを言った相手は当時事情を知らなかったジョナサンとシャーロットであり、実際にはブラフを張って二人の当面の関心がブローネルへ向かう様誘導していたと思われる。

やがて城の深部に辿り着いたジョナサンとシャーロットは、ステラ・ロレッタ姉妹を浄化してブローネルの呪縛から解放(※姉妹戦で二人を倒そうとするとブローネルが直接姉妹を回収して悪魔城を放棄、逃走するシーンが挟まれGAMEOVERになる)。その上で彼が籠る絵『血のアトリエ』に乗り込んでくる。
そこで二人が姉妹を元に戻した事を知るや、「娘」を再び奪われたと激昂。ジョナサンとシャーロットに直接対決を挑むも敗北し、自分から家族を奪った人間への憎しみを呟くも、リカード父娘を通して父親との確執を乗り越えていたジョナサンからは「イッツプロブレム(問題あり)だ。」「現実を直視出来ない臆病者」と断じられた。
そして直後、この瞬間を待って潜んでいた死神より大鎌を振り下ろされて止めを刺され、苦悶の呻き声を上げつつ絶命。直後彼の力で封印されていたドラキュラが復活を遂げるのだった。

絶命の直前の台詞からして、元々の彼は家族を深く愛するしがない画家だったのが示唆される。奇しくもその過去と経緯は、人類の悪意の使者となる以前のドラキュラ=ヴラド・ツェペシュ/マティアス・クロンクビストと似た物だった。

ボスとして

自身の『実体化する絵を描く能力』を駆使、主に部屋全体へ影響を及ぼす攻撃を仕掛けてくる。

具体的には
血の絵の具の軌跡で部屋にダメージゾーンを発生(※攻撃により消せる)させる『血の芸術』。軌跡パターンは『×』『二』『>』の三通り。

触れると状態異常ダメージを喰らう怪物を絵から呼び出す『魂の絵』。怪物は大量に召喚される『青い生首』(石化)、五本の足を回転させつつ部屋を横断する『緑の魔物』(毒)、床や天井を這いつつ向かって来る『白い悪霊』(呪い)の三種類。

『これぞ芸術!』と叫んで額縁付きの絵に入って飛行、体当たりを仕掛ける
と、以上の攻撃をローテーションで繰り出す攻撃パターンを持つ。

血の芸術の軌跡パターンや魂の絵で呼び出される怪物には種類があるが、回避方法は解かり易くほぼ決まっているのでダメージゾーンを上手く処理出来ればかわすのは比較的楽。体当たりは一度鋭く突っ込むのをかわす以外はしゃがむ事でやり過ごせる。体当たりを凌いだ直後が最大の反撃チャンスで、光属性が弱点・闇属性に耐性がある。

本体が殆ど動かない事と攻撃の読み易さによって体感的には余り強くなく、刻死塔で戦った死神やそれと即興のタッグを組んで襲い掛かるドラキュラ、しんそドラキュラの仕掛ける攻撃と比べればかなり温い。
所詮は悪魔城を乗っ取ろうとして四苦八苦していた文科系の若輩ヴァンパイア、滅んで蘇りながらも幾人もの城への侵入者を返り討ちにした真の城主やその側近と比べれば、戦闘力は足元にも及ばなかったと言える。

ブローネルの(乗っ取った)悪魔城

ブローネルが自身の魔力を込めて描いた絵は、絵の題材を反映させた小規模な精神世界を内部へ象る様へなる。この特性を利用してブローネルは『城主の精神世界』と言う本質を持つ悪魔城へ干渉、ドラキュラの鎮座する区画を主ごと切り離して封印し「城主」の座を奪取。更に城の各地に絵を配置、それに城の魔力を吸い上げさせ各絵内の精神世界を膨張、城の所有権を我が物にしようと画策していた模様。
なお、絵画の世界へ侵入するには魔術に優れた者の干渉が必要となる。更に絵画の世界の深部には、城より魔力を吸い上げる役割を与えられた強大な悪魔・怪物がボスとして鎮座している。

簡単に言うと、ドラキュラの精神世界(悪魔城)の各所へ別の精神世界(絵画の世界)が入れ子式に入った状態となっている。また、入れ子である絵画の世界に魔力を取られているからか、悪魔城単体の規模は他作と比べて縮小している。

  • Entrance
その名の通り城の入り口。少し進むとコロセウムがあり、手前の分岐を入り口側へ戻るとホールに辿り着く。
場内へ忍び込んですぐ、大広間でベヒモスに追い掛けられ逃げる事に。逃げ切った後ベヒモスはコロセウム内で待ち構えており、そこで雌雄を決する事になる。

  • 地下処刑場
城の下水道付近に併設された区画。長時間乗ると回転する足場を乗り継ぎながら縦穴を上り下りしていく。
絵画やボスの存在しない唯一のエリアで、再来訪する頻度は少ないと思われる。

  • 服従の大階段
今作の悪魔城で最も広い区画で、大部屋二つ分の大階段に長い廊下の先に広がる地下洞窟、Entranceと刻死塔の中間に立つ塔で構成される。
ここに置かれた魔導器『ひしょう石』が無ければエリア上部へ行けないのだが、それを取る為のルート途上にケレメットが陣取っている。

  • 刻死塔
シリーズお馴染みの時計塔で、お約束の棘や歯車足場等も健在。今回は給水塔が併設されており、それとは長い渡り廊下で繋がっている。
下の渡り廊下の目前の部屋で、ステラがジョナサンとシャーロットを討つべく待ち構える。そして更にしばらく後、辿り着ける様になる最上部の文字盤前では死神(デス)が、ブローネルを追い詰めるべく泳がしていたヴァンパイアハンター二人の実力を測る為に襲い掛かる。

  • 主の居城
悪魔城の本丸であり、主の元へ向かおうとする侵入者を迎撃すべく多彩な悪魔達がひしめく。…しかしその主がドラキュラで無いからか、その規模は割と抑え気味。
最上部に続く縦通路は晩餐ホールにも繋がっており、そこへステラ・ロレッタ姉妹が陣取って奥の部屋を守護している。そしてその奥の部屋に、「城主」となったブローネルが潜む。
その一方、本来の城主であるドラキュラが鎮座する玉座の間はブローネルの手で別空間へと切り離されており、そこへの入り口は歪んだ空間の壁で塞がれている。

絵画の世界一覧

  • 煙霧の街

Entrance上部のホールに隣接する小部屋の一つに置かれた、最初に侵入・探索する絵画。空を灰色の煙霧で覆われた街のショッピングモールを駆け抜け、地下に築かれた駅ホームを経由しながら教会を目指す。
ボスはデュラハン

  • 熱砂の墓所
服従の大階段地下の洞窟奥にある絵画。灼熱の砂漠内に鎮座するピラミッドを探索する。
ボスはアシュタルテ

  • 愚者の国
服従の大階段上部の塔にある絵画。天に現れた黒い星に吸い込まれる国とサーカステント、その情景が黒い星を中心に上下左右へ展開されて繋がった構造を持つ、方向感覚の歪んだ世界。
ボスはレギオン

  • 黄昏の森
刻死塔の給水塔上部に置かれた絵画。廃校舎の立つ鬱蒼とした森で、回り道の多い内部構造の廃校舎を主に探索する。
ボスはダゴン

  • 冥界の学舎
主の居城の奥に設えられた晩餐ホールの先にある、大部屋に纏めて掛けられた絵画の一つ。雷雨が降り頻る校舎の奥へと突き進む。
ボスはフランケン

  • 消え去りし都
大部屋の絵画の一つ。赤い月に照らされた砂漠の地下に沈むピラミッドへ潜入する。
ボスはミイラ男

  • 焼け落ちた庭園
大部屋の絵画の一つ。別々の方向を向いた四組のサーカステントと町が混ざり合ったかの様な不条理な光景の世界。入り組んだ内部地形とそれを活用するエネミーの攻撃が激しい。
ボスはメディウサ

  • 魔の13番街
大部屋の絵画の一つ。闇夜に浮かぶ街で、その奥には大伽藍を備えた協会が鎮座する。
ボスはおおかみ男

  • 血のアトリエ
一際大きい大部屋の絵画で、ブローネルが籠る事実上の城主の間。同部屋の絵画から力を供給されて侵入されるのを防いでいるので、まずは他の絵画内にいるボスを倒す事が必要。
内部はやや広めのアトリエ室になっていて、グロテスクなデザインのオブジェが立ち並ぶ。そしてこのオブジェに紛れる恰好で、絵画として封印されたドラキュラの鎮座する場所・玉座の間が安置されている。

  • 悪魔の巣窟
ある条件を満たすと赴く事が出来る、悪魔城最下部に置かれた絵画。シャッターで各部屋が区切られ一方通行になった地下道を、内部にひしめくエネミー達を殲滅しつつ下って行く。
ここにしか登場しないエネミーが非常に多く、前作『蒼月の十字架』のボスも出演している。最下層で戦うボス・ドッペルゲンガーは、部屋に入る直前である小細工をするとただ打たれ強いザコへと弱体化させられる。

関連タグ

悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス 絵画

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