コナミのアクションゲーム『悪魔城ドラキュラ』シリーズの一つ『バンパイアキラー』の主人公の一人。
原作となるブラム・ストーカーの恐怖小説『ドラキュラ』に登場する「キンシー・モリス」の息子であり、ドラキュラ本人を除けば原作に最も近い人物。
概要
1895年12月12日生まれ、アメリカ・テキサス州出身のアメリカ人。
プレーヤーキャラの一人で、もう一人の主人公となるエリック・リカードは彼の親友。
このゲームでのモリス家はベルモンド家の分家であり、ベルモンド家から受け継がれた妖鞭「ヴァンパイアキラー」を武器とする。
地面や足場に立っているときは横にしか鞭を振れないが、ジャンプ中などの滞空中は下や斜め下にも振ることが出来、鞭の先端を引っかけてターザンのように遠い足場へと大ジャンプできる。また、今作の鞭はパワーアップアイテムをとることにより鞭にオーラを纏わせて攻撃力を鎖の鞭よりも更にあげることも可能。
後日談となる『ギャラリーオブラビリンス』では既に故人となっている。
妖鞭「ヴァンパイアキラー」の真の力をベルモンド家以外の者が使用する際の代償(更にはゲーム本編での上記の波動鞭の乱発をはじめとした本家以上の鞭の力の過剰使用もあると思われる)が原因であり、息子の「ジョナサン・モリス」には恨まれることを承知の上で妖鞭「ヴァンパイアキラー」の真の力の解放の仕方を教えず、鞭に頼らなくても最強のヴァンパイアハンターとして生き抜ける術を仕込んだ。
外部出演
Vampire Survivors
コラボDLC「悪魔城ドラキュラの頌歌」で登場。
1回のラン中に火・氷・風・岩の呪文を進化させる事でアンロックされる。このうち火以外の3つは悪魔城ステージ内のボスがドロップするため、火の呪文が初期装備のシャーロットで挑戦する事になる。
初期装備は「鉄球」で、(2D見下ろし視点なのに)放り投げた鉄球が画面の下の方に落ちていく。そのため下方向には強いが上と左右へは手薄なので他の武器でのフォローが必要。
進化すると「鎖付き鉄球(トゲ付き鉄球の翻訳ミス?)」となって敵に当たった時のバウンド回数の増加および画面下端で鉄球が破裂するようになる。
また、レベル10でアルカナⅦ「鉄紺色の意思」(ナイフや斧といった実体のある投擲武器が敵に当たると反射する)を自動取得し、レベル5の倍数ごとに真実の鏡(一定時間連射速度アップ)が近くにドロップするといった特殊能力を持つ。
なお、原作では鞭を使用していたのに今作では上記の通り初期装備は鞭ではない。初期装備に鞭が設定されているのはベルモンド家の者に限られている。ただし、本DLCの鞭8種全てを一度でも進化させた事があるとジョニーも初期装備を鞭に変更できるようになる。
そして本DLCのスタッフロールを見た後はこれまで設定のみだった父キンシーも参戦。
マルチプレイでジョナサンも加えたモリス家3代勢揃いなんて事も可能になった。
容姿は原作小説を元にした今作オリジナルのもの。従ってもし今後悪魔城シリーズに登場する機会があった時には違う容姿になっている可能性がある。