ゲーム機とは、コンピューターの一種である。
ほとんどの場合、ビデオゲームをプレイするために特化した機能を持つ。
「ゲーム機」とは
『コンピュータゲームを遊ぶ機械』の略であり、英語圏では【コンソール“Console”】とよばれている。
大抵の場合「ゲーム機」は「家庭用ゲーム機」を指す。大昔、コンピューターゲームと言えばアーケードゲームで、スペースインベーダーやら平安京エイリアンやらは店までいかないと遊べなかった。
日本においては任天堂の戦略が成功して大ヒットし、日本を代表するサブカルチャーにまで成長した。対してPCゲームはPC-98の時代を最後に衰退し、欧米ではPCゲームもずっとメジャーであったのに対して、日本では一時アダルトゲームと輸入タイトル以外のPCゲームがほとんど壊滅していた。
世代
各ゲーム機の個別記事に第○世代と書かれている事がある。これは学術上又は産業上の正規の分け方という訳ではなくWikipediaで編集をしている一般の人が勝手に世代分けしたものであることは有名である。現在でも日本語版Wikipediaに於いてゲーム機の項にて世代が解説がされているが、これは英語版Wikipediaを翻訳する形で採用されたと言われている。英語版Wikipediaに於ける家庭用ゲーム機Video game consoleの項は2001年(平成13年)10月19日昼には成立しており、その時点で世代の名は主に家庭用機製造業者の市場戦略部門によって作られたとした上で現在日本にて衆知されているものとは内容はやや異なるが8・16Bit等と分類されている。なお、Bitに依る分類の中に世代を設けたりBitを用いない分類がある等分類は不安定であった。2003年(平成15年)8月21日昼、1980年以来能力の区別に就いてますます不適切になっているhas been increasingly irrelevant in distinguishing capabilities since 1980としてBitを基礎とした不安定な分類を概ね世代分けに依るものとした。世代分けはbitに依る分類の区分から概ね通史上のものとなった。なお、オデッセイ第1作は世代分けに含めずオデッセイ2やAtari2600を第1世代、Atari5200は第2世代とした。その後削除されたり他の記法となったりしたが、2006年(平成18年)8月7日未明世代の解説が記載されると共にオデッセイ第一作を第1世代、オデッセイ2やアタリ2600やAtari5200を第2世代とした。日本語版Wikipediaに於いては2003年(平成15年)6月20日bitによる分類に基づいた解説がされるが、2005年(平成17年)12月2日ファミコン世代等時期毎の主要機に依る分類がされ、内容も英語版Wikipediaとも現在の世代分けとも異なる日本独自の分類がされていた。しかし、2006年(平成18年)8月9日名前を置き換える形で内容はそのまま分類は世代分けとなった。また、同日アタリ2600等を第1世代、旧ファミコン世代を第二世代とした。2007年(平成19年)1月13日第零世代を加えるという形で現在の世代分けと概ね同じものが採用され、翌13日一からの世代分けとなった。
概ね英語圏で2001年(平成13年) - 2003年(平成15年)頃、日本で2003 - 2006年(平成18年)頃ゲーム及びゲーム機の世代が成立した。
そのためファミコンから数えて何機種目……。という訳ではなく、1972年に世界で初めて発売されたオデッセイというゲーム機から数えて……。という形になっている。
なお、現在も生き残っている三大メーカーの(現在でも一般に記憶されている)始祖は……。
任天堂据え置き機 | ファミリーコンピュータ | 第3世代※1 |
---|---|---|
〃携帯機 | ゲーム&ウォッチ | 第2世代※2 |
ソニー据え置き機 | PlayStation | 第5世代 |
〃携帯機 | PlayStationPortable | 第6世代※3 |
マイクロソフト | Xbox | 第6世代 |
となっている。
※1 任天堂はこれより早くカラーテレビゲーム6およびラーテレビゲーム15を発売しており、当時の市場規模に対して大きな売上を達成しているが、ゲームソフトを入れ替えられない等電子遊具としての性質が強く現代ではファミコンの陰に隠れて忘れ去られている。
※2 G&Wはゲームソフトを入れ替えできない電子ゲーム機であり、現代的なゲーム機との乖離が大きいが、歴史的経緯から携帯ゲーム機の元祖として位置付けられている(初の携帯ゲーム機という意味ではなく、携帯ゲーム市場を築いたハードという意味)。現代的な意味での任天堂の携帯ゲーム機はゲームボーイが最初である。
※3 これに先駆けてソニーはプレイステーションの周辺機器という位置づけでポケットステーションを出しているのだが、電池持ちの悪さやトラブルの多さから黒歴史扱いされることも。
ゲーム機の特徴
ゲーム機は汎用機と異なり、プレイのために特別に環境を整備する必要があまりない。据え置き機であれば本体のほかに電源とモニター、およびそれらを繋ぐケーブルを確保しなければならないが、それ以上のことを気にする必要は基本的にない。さらに携帯機であれば本体とゲームソフトだけですぐに遊べるのである。
このAs isなユーザビリティはPC等に比べて大きなアドバンテージであった。以前に比べれば分かりやすくなったとはいえ、PCゲームは今でも環境に依存する部分が少なくなく、環境を整えるためにはある程度の知識(と資金)が必要であることが多いからだ。特に日本では1990年代前半は海外で主流のPC/AT機は実機もパーツも情報も乏しく、2000年代はガラケーの普及によるPC利用自体の衰退でPCゲームの停滞時代が長かった。
スマホの拡大
2000年代のフィーチャーフォンではソーシャルゲームなどガラゲーが一定普及したが、画面サイズや描画性能、ユーザビリティの点で携帯ゲーム機とは絶対的な差があり(いわんや据え置き機に対しては比較になるレベルではない)、ゲーム機の市場を脅かすものにはならなかった。
しかしながらアップル社のiPhoneをはじめとするスマートフォンが登場し、2010年代に性能が向上してからは、特に非マニア~ライト層がこぞって「スマホの性能とユーザビリティで十分」としてiPhoneやAndroidOS搭載スマートフォンに流れてしまった。ブラウザゲームと呼ばれる、Webブラウザ上のみでプレイ可能なオンラインゲームも普及した。
さらに日本でもマウス操作と相性が良いFPSが流行したことによりPCゲーム人気が復活、ゲームをプレイする環境が多様化した。
2017年に任天堂はニンテンドースイッチで据え置きと携帯の両方が可能な設計とし、2020年には長らく携帯ゲーム機の一巨頭を築いてきたニンテンドー3DSシリーズの生産が終了。ゲーム&ウォッチから始まった純粋な携帯ゲーム機の系譜が途切れた(ただし携帯ゲーム機と似たコンセプトであるNintendoSwitchLiteは発売中なので完全に死に絶えたわけではない)。
また対するソニーのPlayStationVitaは2019年生産終了し、後継機も無い。
コンピューターゲーム専用機の一覧
任天堂
日本のゲーム機の市場を作り上げたファミコンの存在が大きい。海外ではファミコンの商品名が「Nintendo Entertainment System」であり、北米ではアタリショックからの復興を担った。ピーク時高性能よりも巡航性能の安定を重視したハードが多く、また玩具として展開することを考慮して図抜けた耐久性・安全性を持つハードが多い。一つの例として、ゲームキューブのコントローラは破損した際に割れた断面が尖らないようになっている。
現行機はNintendo Switch、およびその廉価版であるNintendo Switch Lite。(第9世代)
据え置き型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
カラーテレビゲーム6・15 | テレビゲーム15 | 1977年 |
ファミリーコンピュータ | ファミコン、FC、NES | 1983年7月15日 |
ディスクシステム | FCD | 1986年2月21日 |
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ | ミニファミコン、FCM | 2016年11月10日 |
スーパーファミコン | スーファミ、SFC、SNES | 1990年11月21日 |
サテラビュー | SV | 1995年11月1日(店頭販売) |
スーパーファミコンジュニア | 1998年 | |
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン | ミニスーファミ、SFCM | 2017年10月5日 |
バーチャルボーイ | VB | 1995年7月21日 |
NINTENDO64 | 64、N64、ウルトラ64、ウルトラファミコン、プロジェクト・リアリティ | 1996年6月23日 |
64DD | DD | 1999年 |
ニンテンドーゲームキューブ | GC、ドルフィン | 2001年9月14日 |
Wii | レボリューション | 2006年12月2日 |
WiiU | Project Cafe | 2012年12月8日 |
携帯型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
ゲーム&ウオッチ | ゲームウォッチ、GW | 1980年4月28日 |
ゲームボーイ | GB | 1989年4月21日 |
ゲームボーイカラー | GBC | 1998年10月21日 |
ゲームボーイアドバンス | GBA | 2001年3月21日 |
ニンテンドーDS | DS、NDS、ニトロ | 2004年12月2日 |
ニンテンドーDS Lite | DSLite | 2006年3月2日 |
ニンテンドーDSi | DSi | 2008年11月1日 |
ニンテンドー3DS | 3DS | 2011年2月26日 |
Newニンテンドー3DS | New3DS | 2014年10月11日 |
Nintendo Switch Lite | SwitchLite | 2019年9月20日 |
ハイブリッド型(据置・携帯両対応)
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
Nintendo Switch | Switch、NSW、NX | 2017年3月3日 |
Nintendo Switch2(仮称) | Switch2? | 2025年以降(未定) |
SONY
正確にはソニーの子会社であるソニー・インタラクティブエンタテインメント(旧:ソニー・コンピュータエンタテインメント)。セガとの価格競争と、当時トップシェア企業であった任天堂とのサードパーティー争奪戦を制してトップシェアに躍り出た。
その実ソニーは関連会社がファミコン向けにゲームソフトをいくつも発表していたり、プレイステーションについても元々は任天堂と共同開発したスーパーファミコン互換機であった等、ゲーム業界とは市場参入前からの親和性があった。
現行機はプレイステーション5。(第9世代)
据え置き型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
プレイステーション | PS、プレステ | 1994年12月3日 |
プレイステーション クラシック | 2018年12月3日 | |
プレイステーション2 | PS2、プレステ2 | 2000年3月4日 |
PSone | PS、プレステ | 2000年7月7日 |
プレイステーション3 | PS3、プレステ3 | 2006年11月11日 |
プレイステーション・ヴィータ TV | PSVitaTV | 2013年11月14日 |
プレイステーション4 | PS4、プレステ4 | 2014年2月26日 |
プレイステーション5 | PS5 | 2020年11月12日 |
携帯型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) | 備考 |
---|---|---|---|
ポケットステーション※ | ポケステ | 1999年1月23日 | PSの周辺機器 |
プレイステーション・ポータブル | PSP | 2004年12月12日 | |
プレイステーション・ヴィータ | PSVita | 2011年12月17日 |
Microsoft
言わずと知れた「巨大帝国」。元々はWindowsをリビングに置くことが目的であったという。Xboxによる参戦時は「黒船来襲」と持て囃されたが、日本国内ではマイナー陣営にとどまっている。
その企業属性故か、展開ハードはどれもWindows PCと構成がよく似ている他、オンラインサービスとの親和性が高い。
現行機はXboxSeriesX及びその廉価機であるXboxSeriesS。(第9世代)
据え置き型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
XBOX | 箱 | 2002年2月22日 |
XBOX360 | 360、箱◯ | 2005年12月10日 |
XboxOne | 箱一 | 2014年9月4日 |
XboxSeriesS | 2020年11月10日 | |
XboxSeriesX | 2020年11月10日 |
これより下は、家庭用ゲーム機事業から撤退済み。(ただし復刻版による参入は除く)
セガ
現:セガゲームス。アーケードゲームメーカーの老舗であり、古くから家庭用においてもゲーム機を発表・展開していた。他社に先駆けてインターネット接続を取り入れるなど、先見性に富んだ開発を行っていたのだが、ドリームキャストを最後に家庭用ゲーム機からは撤退しており、長らくスマホアプリや本業のアーケードゲームに力を入れていた。
2018年。メガドライブの復刻版を製作中とプレスリリースがあり、復刻版という形だが、家庭用ゲームハード事業に再参入する事になる。
据え置き型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
SC-3000 | 1983年7月15日 | |
SG-1000 | 1983年7月15日 | |
SG-1000II | 1984年7月 | |
セガマークⅢ | SM3 | 1985年10月20日 |
セガ・マスターシステム | SMS | 1987年10月18日 |
メガドライブ | ジェネシス、メガドラ、MD、SMD | 1988年10月29日 |
メガドライブミニ | 2019年9月19日 | |
メガCD | MCD、Sega CD(SCD) | 1991年12月12日 |
ワンダーメガ | 1992年 | |
メガジェット | 1993年 | |
マルチメガ | 1994年 | |
スーパー32X | 32X、Genesis 32X、Mega Drive 32X、Mega 32X | 1994年12月3日 |
セガサターン | サターン、SS | 1994年11月22日 |
ドリームキャスト | ドリキャス、DC | 1998年11月27日 |
携帯型
NEC
正確にはNECの子会社である日本電気ホームエレクトロニクス。ハドソンとの共同開発。両社が提唱していたHE-SYSTEM規格に基づいている(HEはHome Entertainmentの略)。
本体に対して必要な機能を持った周辺機器を増設するという「コア構想」を掲げての参戦であった。光学メディアをいち早くゲームソフトメディアとして採用したことが評価されているが、後年はPCエンジン末期に醸成された「アニメゲームハード」というイメージに足を引っ張られることになったのは皮肉な結果であったと言える。
PC-FXを最後に家庭用ゲーム機からは撤退し、さらにはNECグループの大規模リストラによって会社も解散の憂き目にあっている(NEC側の版権は一旦親会社の日本電気に移った後、プロバイダーでお馴染みのBIGLOBEに移っている。此方も版権移譲時はNECグループだったが現在はKDDIグループ傘下である)。
なお、旧来のハードをminiとして復刻する流れに対応して2020年にはPCエンジンminiが発売されたが、これはコナミからの発売になる(共同で版権を持っていたハドソンの版権が、同社の吸収合併によりコナミに移っているためと思われる)。
据え置き型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
PCエンジン | PCE、TurboGrafx-16 | 1987年10月30日 |
CD-ROM² | TurboGrafx-CD | 1988年12月4日 |
PCエンジンシャトル | シャトル | 1989年11月22日 |
PCエンジンコアグラフィックス | コアグラ | 1989年12月8日 |
PCエンジンコアグラフィックスII | コアグラ2 | 1991年 |
PCエンジンスーパーグラフィックス | スパグラ、SG | 1989年12月8日 |
SUPER CD-ROM² | SCD | 1991年12月13日 |
PCエンジンDuo | TurboDuo、Duo | 1991年9月21日 |
PCエンジンLT | LT | 1991年12月13日 |
PCエンジンDuo-R | Duo-R | 1993年3月25日 |
PCエンジンDuo-RX | Duo-RX | 1994年6月25日 |
PC-FX | FX | 1994年12月23日 |
PCエンジンmini | 2020年3月19日 |
携帯型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
PCエンジンGT | TurboExpress、GT | 1990年12月1日 |
Atari
世界で初めての、ビデオゲームを開発するために作られた会社。「PONG」のヒットで一大企業となったが、アタリショック後は2社に分割され、現在は両方とも合併で消滅している。
現在、ゲーム事業についてはワーナーブラザーズが、パソコン及び家庭用ゲーム機事業については2代目Atari(旧インフォグラム)が権利を保有している状態である。
Jaguarの失敗により長らくゲーム機事業からは遠のいていたが、2017年、2代目Atariが新型ゲーム機Atari VCS(当時の呼称はAtaribox)を発表。四半世紀ぶりにゲーム機事業に再参入する事となった。
据え置き型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(北米) |
---|---|---|
Atari2600 | VCS | 1977年9月11日 |
Atari5200 | 1982年11月 | |
Atari7800 | 1986年5月 | |
Atari Jaguar | Jaguar | 1993年11月23日 |
Atari VCS | アタリボックス | 2020年3月(予定) |
携帯型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(北米) |
---|---|---|
Atari Lynx | Lynx | 1989年9月1日 |
3DO
アメリカ3DO社によって展開された、当時のいわゆる「次世代機」の一つ。日本ではしばしば勘違いされるが、厳密には単体ハードの名前ではなく、規格の名称である。
日本国内においてはPanasonic及びSANYOが対応ハードを展開している。
後に3DO社は事業をPanasonicに売却、そのPanasonicも現在は規格から撤退している。
据え置き型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
3DO REAL(松下電器産業) | 3DO、REAL | 1994年3月20日 |
3DO TRY(三洋電機) | 3DO、TRY | 1994年10月1日 |
3DO ALIVE(金星電子) | 3DO、ALIVE | 1994年(海外) |
3DO REAL Ⅱ(松下電器産業) | 3DO、REALⅡ | 1994年11月11日 |
SNK
現在のSNK(旧:SNKプレイモア)の母体であったエス・エヌ・ケイ(旧SNK)を含む。
セガと同じくアーケードゲームが本業のメーカーのマシンであり、アーケードゲームがそのまま家庭用としても動くというコンセプトが最大の売りであった。しかしながらそれ故にROMカセットが1本3万円以上の価格帯になるという事態になり、家庭用としては普及しなかったが、熱狂的なファンを得た。後にメディアを光学メディアに置き換えたネオジオCDを発表するも、こちらはアクセススピードの問題からやはり普及しなかった。
旧SNK倒産後に知的財産権はプレイモア社(現SNK)に継承されたが、ハードとしてのネオジオ事業は中断し、ゲームソフトの提供に注力している。
2018年にはSNKブランド40周年を記念し、復刻版ゲーム機「ネオジオミニ」を発売した。
据え置き型/業務用システム
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
NEOGEO | ネオジオ、AES | 1991年7月1日 |
Multi Video System | MVS、NEOGEO | 1990年 |
ネオジオCD | NGCD | 1994年9月9日 |
ハイパーネオジオ64 | HNG64、HN64 | 1997年 |
ネオジオミニ | NEOGEOmini | 2018年7月24日 |
携帯型
バンダイ
現:バンダイナムコ。言わずと知れた玩具会社であり、昔から何度か玩具の一環としてゲーム機やゲームソフトを発表している。ワンダースワンシリーズは単三電池一本で動くという恐るべき省エネ性能と、旧スクウェアのソフトを取り込むことで一定の評価を得たが、任天堂の牙城を崩すには至らなかった。
現在はゲームハードからは撤退しており、バンダイナムコエンターテインメントとしてのゲームソフト供給に注力している。
据え置き型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
インテレビジョン | Intellivision | 1982年 |
アルカディア | 1983年3月 | |
Vectrex | 光速船 | 1983年7月27日 |
プレイディア | 1994年9月23日 | |
ピピンアットマーク | Pippin@ | 1996年3月28日 |
携帯型
エポック社
著名玩具メーカーの一つ。ファミコン発売以前にゲーム機市場のシェアを独占していた企業。
またゲームボーイ発売以前にゲームポケコンを開発し、携帯ゲーム機市場の開拓を試みるなど先見の明にも優れていたが、サードパーティーを導入しなかったために市場から姿を消していった。
現在はビデオゲーム事業からは撤退している。
据え置き型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
カセットビジョン | CV | 1981年7月30日 |
スーパーカセットビジョン | スパカセ、SCV | 1984年7月17日 |
携帯型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
ゲームポケコン | 1985年 |
コモドール
史上初のオールインワン型PCを販売していたコンピュータメーカー。家庭用ゲーム機というよりはホビーPCのメーカーであった。元アタリ社員が設立したアミガ社を買収してコモドール・アミガに改名させた上でPCを開発し、追放した創業者が率いるアタリコープ(アタリについては前出)と壮絶なシェア争いを繰り広げたが、PC/AT互換機(後のWindows PC)に屈する形で共倒れ。1994年に倒産した。
据え置き型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(北米) |
---|---|---|
Commodore64 Games System | C64GS、コモドール64※ | 1990年 |
Amiga CD³² | Amiga | 1993年(欧州) |
※ Commodore64 Games Systemは、本来ホビーPCであるCommodore64からキーボードを廃するなどの廉価化措置を行った下位互換機であり、厳密には「コモドール64」と呼ぶのは正確でない。
マグナボックス
史上初の家庭用ゲーム機「オデッセイ」を発売した電気機器メーカー。現在はフィリップスに買収されている。
据え置き型
コレコ
田中ぷにえが忌み嫌うキャベツ畑人形を発売した玩具メーカー。遊べるゲームが少ないながらも安価なテルスターシリーズでゲーム市場に参入。次世代機のコレコビジョンはアタリのシェアを脅かす程の人気商品となったものの、その後ホームコンピューターとキャベツ畑人形の販売に失敗して倒産。1989年にハズブロ社に買収された。
据え置き型
フェアチャイルド
アメリカの半導体メーカー。世界初のソフト交換式ゲーム機を発売した。
当初は成功を収めていたものの、より高性能なAtari2600の登場によって失速した。
2016年にオン・セミコンダクターの子会社となった。
据え置き型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(北米) |
---|---|---|
チャンネルF | 1976年11月 |
Tommo
2012年にSNKプレイモアUSAから公式ライセンスを取得しNEOGEO Xを発売したが、ライセンス関係のトラブルにより、翌2013年にSNKプレイモアに契約を解除された。
携帯型
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
NEOGEO X | ネオジオX | 2012年12月28日 |
家庭用互換機
ファミコンの時代から存在する「サードパーティによって『本物の代用品』として作られた」マシン。
今でも非公式のファミコン互換機が大量に出回っているが、公式に認められた『本物の代用品』も存在する。
ファミリーコンピュータ互換機
スーパーファミコン互換機
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
SF1(SHARP) | SF-1 | 1990年12月5日 |
ニンテンドーゲームキューブ互換機
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
DVD/ゲームプレーヤー「Q」(松下電器産業(現:Panasonic)) | Q | 2001年12月14日 |
セガサターン互換機
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
Hiサターン(日立製作所) | SS、ハイサターン | 1995年4月1日 |
ゲーム&カーナビ ハイサターン(日立製作所) | SS、Hi-Saturn | 1995年12月6日 |
Vサターン(日本ビクター(現:JVCケンウッド)) | SS、V-Saturn | 1996年6月7日 |
ドリームキャスト互換機
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
CX-1(フジテレビ) | 2000年5月 |
プレイステーション2互換機
PCエンジン・メガドライブ互換機
名称 | 略称・別名など | 発売年月日(日本) |
---|---|---|
レーザーアクティブ(パイオニア) | 1993年8月20日 |
ゲーム専用ではないが、『コンピュータゲームを遊べる機械』
ファミコンが出るまではコチラが主力で、日本ではゲーム専用機に駆逐されて長らく鳴りを潜めていたが、2010年代以降スマートフォンやゲーミングPCの一般普及と各種ネットゲーム・オンラインゲーム・ブラウザゲーム・ソーシャルゲームの普及によって日本でも再評価がされている。
PCハードウェア
FM-TOWNS - 「Marty」という互換ゲーム機も存在する。
OS
API
携帯端末
関連タグ
ネプテューヌシリーズ セガ・ハード・ガールズ - ゲームハードの擬人化を題材とした創作作品。