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メガCD

めがしーでぃー

メガドライブの周辺機器であり、メガドライブのCD-ROMハードである。
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概要編集

セガから発売されたメガドライブ周辺機器。メガドライブ及びメガドライブ2に接続し、大容量のCD-ROMゲームソフトをプレイすることが出来る。その他CD、CD+Gカラオケの再生も可能。北米南米ではSEGA CD(セガCD)の名で発売されたが、欧州では日本と同様にメガCDの名称のままで発売された。


単純にメガドライブでCDソフトが遊べるというだけでなく性能的にも拡張されており、NECから1日違いで発売されたSUPER CD-ROM²を上回る性能を誇っていた。メガCD本体にもCPUとしてMC68000を搭載、メガドライブと合わせるとMC68000×2+Z80Aという(当時としては)かなりのハイスペック仕様となった。

またメインRAMが更に6MBit追加されたり、8chのステレオPCMが追加されるなど、表現の幅も広がった。

スーパーファミコンを上回る回転拡縮表示機能も搭載していたが、増加されたメモリが大容量だった反面価格を抑えるため低コストで低速なものだったため、それに足を引っ張られて全体の処理速度が落ちあまり滑らかに動作しなかった。あと色数は何故か拡張されず、依然としてPCエンジンの1/8の64色止まりだった。


なお1993年にはメガドライブ2の発売に合わせ、トップオープン方式に改めた「メガCD2」が発売されている。


日本と北米では初代メガCDとメガCD2が発売されているが、ヨーロッパとオーストラリアでは一部地域によってメガCD2のみ発売された地域も存在しており、南米ではメガCD2のみ発売されている(但し、SEGA CDの名称で発売されている)。


なお初代メガCD/メガCD2は初代メガドライブ/メガドライブ2どちらとも接続可能で、

メガドライブ2+初代メガCD、初代メガドライブ+メガCD2といった組み合わせも可能である。


肝心の売上の方は思わしくなく、日本市場では40万台(メガドライブ本体は約300万台)に終わっているが、海外市場ではNECのPCエンジンの海外市場での展開失敗もあって、メガCD(北米、南米ではSEGA CD)はジェネシス(メガドライブ)の成功に合わせてCD-ROM拡張機器としての成功を収めている(ただし、この時の家庭用ゲーム機CD-ROM市場自体は、それほど大きくなかった)。一時期、半数近くのソフトがゲームアーツで開発・他社から販売されていた事もあり、事実上ゲームアーツ専用機の一言に集約される。なお海外市場では日本市場とは違い、同じゲームタイトルをメガドライブ版とメガCD版の両方の媒体で発売したり、日本ではPCエンジン CD-ROM²でしか発売されなかったゲームタイトルが海外ではメガCDに発売されている事もあった(代表的な例としては『スナッチャー』、『ダンジョンエクスプローラー』、『コブラII 伝説の男』等が挙げられる)。総売上台数は600万台。


国内で失敗した要因としては、メガドライブを好むユーザーは生粋のゲーマーが多く、このような層は大容量を活かしたアニメ的な演出には感心がなかった、つまりニーズとのアンマッチが挙げられる。逆に海外で成功した要因として、当時は『ナイトトラップ』のような動画を使用したインタラクティブ型のゲームがにわかブームになっており、その需要にマッチしたことが挙げられる。


メガドライブミニ2にメガCD作が数本収録


バリエーション編集

ビクターからはメガドライブとメガCDの一体型ゲームマシン「ワンダーメガ」及び「ワンダーメガ2」、北米/カナダでは「X'EYE」が発売されている(セガでも発売していた)。

他にもワンダーメガの小型版と言える「マルチメガ(GENESIS CDX、Multi Mega CDX)」も発売されていた他、日本ではごくわずかだが、リンガフォンの教材「LINGUAPHONE EDUCATION GEAR」としてセガが提供していた。


主な発売ソフト編集

太字はメガドライブミニ2収録作。

SEGA製編集

ゲームアーツ製編集

ウルフチーム編集

その他のゲームメーカー編集

未発売ソフト編集

関連動画編集





外部リンク編集

セガハード大百科:メガCD

SEGA RETRO メガCD 紹介

セガ・ハード・ガールズ公式サイト メガCD 紹介


関連タグ編集

レトロゲーム メガドライブ セガ

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