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概要編集

プリンス・オブ・ペルシャとは、ブローダーバンド社が発売したアクションゲームおよび、それを起点としたシリーズ作品。

第1作は「カラテカ」の制作者であるジョーダン・メックナーが約3年かけて開発、1989年にApple IIで発売され、様々な機種に移植された。

カラテカと同様にロトスコープが使われており、主人公のアクションはジョーダン氏の弟に実際にやらせた映像が元になっている。


プレイヤーはペルシャの若者(王子とも呼ばれる)となり、様々な罠を掻い潜りながら宮殿内を駆け巡り、姫の救出に向かう。

その道中、薬品や刀といったアイテムが配置されており、上手く罠を掻い潜って取る事が攻略の鍵となる。

因みに薬品によっては、様々な効果を発揮する事もある。

(例:HPが全回復したり、メーターが増えたり、はたまた上下逆さまになる等。)

薬品を飲む時のモーションが背中を逸らせて豪快に飲むという大げさなものであるため、一部のファンの間ではペルシャ飲みと呼ばれている。


ゲームシステム編集

道中には至る所に罠が仕掛けられており、ギロチンやスパイク等、種類は様々。

床がスイッチになっており、それを作動させて道を開き、ゴールを目指す。

ただし、制限時間が設けられており、1時間以内に道中を突破しなければならない。

登場キャラクター編集

  • プリンス

このゲームの主人公。

ジャファーに拐われた姫を救出すべく、宮殿内や地下牢を駆け巡る。

ヒロイン。

プリンスとは恋仲だったが、王国の支配を企むジャファーの手により、拐われてしまう。

  • サルタン国王

姫の父親。

  • ジャファー

本作の黒幕。

サルタンの腹心の部下だが、強大な魔力を持っており、王国の乗っ取りを企む。

  • 大臣

見た目は太っちょだが、体型に似合わず、意外にも素早い。

  • スケルトン

金色の骸骨。

  • アマゾネス

SFC版にのみ登場する女戦士。

  • 騎士

ジャファーの腹心の部下。


シリーズ作品編集

  • プリンス・オブ・ペルシャ2(1993年発売、MS-DOS)

ジョーダン・メックナーが制作した第1作からの直接的な続編。

  • プリンス・オブ・ペルシャ3D(2001年8月31日発売、Windows95/98/Me)

mattelに買収された後のブローダーバンドのレッドオーブレーベルから発売。

北米版のみ『Prince of Persia : Arabian Night』のタイトルでドリームキャストに移植された。

完成度が低く商業的にも失敗、一時シリーズを終焉させた。

  • プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂(2004年9月2日発売、PlayStation 2)

知的財産権を所有していたジョーダン氏と権利を買い取ったUbisoftが協力して作り上げたリブート作品。

世界的なヒットを飛ばしてシリーズを復活させ、実写映画にもなった。

外伝的な作品として暗殺者が主人公のゲームが制作されていたが、これが『アサシンクリード』の原型となる。

  • プリンス・オブ・ペルシャ ケンシノココロ(2005年10月13日発売、Xbox・PlayStation 2)

「時間の砂」の続編。

  • プリンス・オブ・ペルシャ 二つの魂(2006年6月15日発売、PlayStation 2)

「時間の砂」シリーズの3作目。

  • プリンス・オブ・ペルシャ(2008年版)(Xbox 360は2008年12月19日発売、PS3は2009年1月22日発売)

過去作とストーリー上の繋がりがない再リブート作品。

主人公がシリーズ随一のイケメンで、ヒロインのエリカ(日本語吹き替え:成海璃子)が使う魔法のサポートにより絶対に死亡しない。

  • プリンス・オブ・ペルシャ フォーレンキングダム (2008年発売、ニンテンドーDS。日本未発売)

2008年版と同時にリリースされた外伝。2008年版のキャラをディフォルメしたアクションゲーム。

  • プリンス・オブ・ペルシャ 忘却の砂(2010年6月24日発売、PS3/Xbox 360)

「時間の砂」シリーズ4作目。物語上の時系列は「ケンシノココロ」の前。

関連項目編集

寺田克也:第1作のSFC版のイメージイラストを担当。(参照

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