概要
メトロイドヴァニアとは探索型の横スクロールアクションゲーム(アクションアドベンチャー)を表すジャンル名である。
語の由来は同ジャンルの古くからある代表作のメトロイドとCastlevania(和名:悪魔城ドラキュラ)を組み合わせることでできた造語。
ただし初期の「悪魔城ドラキュラ」はステージクリア型の一本道であり、探索型悪魔城の元祖は「月下の夜想曲」である。ネット上のログでは「月下の夜想曲」の影響が顕著な「サークルオブザムーン」の渾名として使われているのが最古とされ、「メトロイドっぽい悪魔城」が原義だったことが窺える。
海外で人気のゲームジャンルであり、pixivではこのジャンルのゲームのイラストにタグ付けされている。
特徴
サイドビュー型の迷宮構造を探索してアイテムを得て、
パワーアップしたり仕掛けを解く能力を得たりして進路を開いていく探索アクション。
レベルアップによる単純なパラメータ強化があるかどうかはタイトルによる。
元祖となる「メトロイド」をベースにすると、おおよそ以下の要素が基本となる。
- ステージの概念がない。一度通過した場所を任意に再訪問できる。
- マップは広大かつ複雑に接続しており、プレイヤーはそこを探索し、敵を倒し、謎を解明して目的を果たしてゆく。
- ボスを倒したり探索を成功させる事で、プレイヤーキャラクターの移動能力を強化できる。新しい能力を持っていく事で、以前通過した場所の「入れるように見えるが届かない場所」に進入する事ができ、新たな発見が得られる。
別名・表記ゆれ
主なメトロイドヴァニアゲーム
大手メーカーのタイトルには意外に少ない。どちらかと言えばインディーゲームで盛んなジャンルである。
メトロイドシリーズ
Bloodstained: Ritual of the Night
星のカービィ スーパーデラックス / ウルトラスーパーデラックス(洞窟大作戦)、鏡の大迷宮
Shantaeシリーズ
関連タグ
ローグライクゲーム:メトロイドヴァニアと同様ゲーム名から生まれたゲームジャンル名