Indivisible(インディビジブル)とは「分けられない・割り切れない・不可分」を意味する英単語。
pixivでは主に『Lab Zero Games』が開発したアクションロールプレイングゲームを表す。
概要
スカルガールズを開発したLab Zero Games(旧:Reverge Labs)が2015年に制作を発表したゲーム。
ワールドワイドパブリッシャーは505Gamesが担当。
2019年10月にWindows/PS4/XboxOne/MacOS/Linux版がリリースされ、同年11月に日本語字幕対応。Nintendo Switch版が2020年4月28日にリリースされた。
(CS機版は海外先行発売。Windows/MacOS/Linux版はSteam、GOG.comでのDL配信)
オープニングアニメなどのアニメパートは『キルラキル』のトリガーが制作。
楽曲は『聖剣伝説2』などで知られる菊田裕樹氏が担当している。
日本国内向けには2020年7月16日にスパイク・チュンソフトより、日本語吹き替えを収録した『インディヴィジブル闇を祓う魂たち』(PS4/Switch)のタイトルで発売が決定している。
ゲームシステム
ヴァルキリープロファイルライクな探索系アクションRPG。
戦闘パートでは最大4人のパーティメンバーそれぞれにボタンが割り当てられ、ボタンと方向キーの組み合わせで様々なアクションが使える。
アクションパートは主人公の身体能力と、道中でのイベントで得た道具や技を駆使して切り開く。
所謂メトロイドヴァニア系アクションだが即死トラップ等もあり要求される難度は高め。
敵シンボルに先制攻撃すると戦闘パートが有利な状態で開始するが、逆に不意打ちを許すと不利になる。
一部のボス戦ではアクションパートと戦闘パートが目まぐるしく入れ替わりながら進行する。
仲間は心の中に
主人公・アジュナは出会った仲間を「心の中」に広がる異世界に取り込む力を持つ。
パーティメンバーは最終的に10人を超える大所帯になるが、基本的にはアジュナの自由行動で物語を進めていく。
アクションパートではいつでも「心の中」に移動可能で、待機中の仲間たちと会話できる。
仲間は戦闘要員だけでなく、能力強化、戦闘訓練、目的地示唆、キャラクターカラーチェンジ等を担当する非戦闘員も多く存在する。
あらすじ
ナバル州の森にある人里離れた村「アシュワット村」に住む少女・アジュナ。
日課である格闘術の稽古を父・インドラより受けるも、厳しく、多くを語らない父と口論になり、村から飛び出してしまう。
一人になったアジュナは村から上る煙を目にし、急いで村に戻るがも、そこで見たのは燃える故郷と致命傷を負った父、そしてラバナバー軍の将兵であった。
ラバナバー軍の司令官・ダールと対峙するアジュナ。
その時突然、アジュナに奇妙な力が覚醒し、目の前にいたダールを自らの心の中に取り込んでしまう。
アジュナの身柄を戦果としてラバナバーへ届けたいダールと、父の復讐を望むアジュナ。
相反する立場ながら利害が一致した二人は、共にラバナバーの元へ向かう……。(公式サイトより)
主なキャラクター
※キャラクター名はインディヴィジブル闇を祓う魂たち準拠とする
メイン
アジュナ(Ajna)
CV:Tania Gunadi(英)、小清水亜美(日)
本作の主人公。
「アシュワット村」で父インドラから日々格闘技の稽古を受けて育つ。
明るく前向きだが、直情的で短気な面があり、母と過去について一切語らない父に不満を抱えている。
ダール(Dhar)
CV:Ben Diskin(英)、細谷佳正(日)
アシュワット村に侵攻したラバナバー軍の将校。
兵士から将校に昇格した叩き上げであり、アジュナと違い高圧的で冷淡な性格の持ち主。
日本語吹き替え前は名称が「ダー」と訳されていた。
サブ
ラバナバー(Ravannavar)
CV:Michel Dorn(英)、若本規夫(日)
世界平和の達成を掲げ各国に軍隊を派遣し征服する将軍。
異端者の存在を理由に平和なアシュワット村を襲撃するその目的とは…
インドラ(Indr)
CV:Keith Silverstein(英)、小西克幸(日)
アジュナの育ての親。彼女に戦士の心と格闘術を教えながら彼女を育て上げた。
だが自身の過去や母について語らない為、親子仲は良いとは言えない関係である。