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スカルガールズ

すかるがーるず

アメリカのインディースタジオ『REVERGE LABS』が開発した2D対戦格闘ゲームである。
目次 [非表示]

発売日&対応機種編集

機種発売日
PS3(PlayStation Network)2012年4月10日
XBOX360(XBOX LIVE Arcade)2012年4月11日
Steam(PC版)2013年8月27日
NESiCAxLive(アーケード版)2015年10月29日
PS4PS Vita2016年4月14日

概要編集

アメリカインディーズ開発団体REVERGE LABSが開発した『アメリカ風萌え格闘ゲーム』である。

対応機種は上記の通り。いずれもダウンロード販売である。

日本では初代が2013年2月14日からサイバーフロントよりPS3のみで配信開始され、当時XBOX360版を欲しい場合は北米かカナダのタグが必要だった。STEAM版は日本アカウントでも購入可能。

しかし配信会社関連などでトラブルがあったため、初代は一旦配信停止となっていたが、後に事実上新作のバージョンアップ版『Skullgirls Encore(アンコール)』が改めて2014年にPS3・XBOX360・Steamで配信され、翌年にはNESiCAxLiveでのアーケード版も稼働した。こちらはXBLAの日本アカウントでも発売されているので安心。

さらにPS4・PSVitaで完全版としてアークシステムワークスから日本語吹き替えボイス付きの『Skiullgirls 2ndEncore(セカンドアンコール)』が2016年4月14日、パッケージ版も含めて発売。

同時にSteam版にも追加DLCとして『2nd』が配信された。当初Steam版の方は日本語ボイスは付いていなかったが、約1年後の2017年4月3日のアップデートでこちらも対応した。

その後は新作ソフト『Indivisible』の開発もあって暫く動きが無かったが、2021年2月24日には約6年ぶりとなる新キャラクターを含むDLCセットとなるSeason1Passを発表。2022~2023年にかけてアニー、アンブレラ、ブラック・ダリア、マリー(プレイアブル化)の配信が予定されている。

2022年8月19日にはPS4/PSVita版について、販売ライセンス契約期間が終了したことをアークシステムワークスが発表。販売ライセンス終了に伴い、同社からセカンドアンコールの配信およびユーザーサポートが終了することも発表された。


いわゆるの影響は受けていて、日本的な『萌え』デザインと西洋的な『カートゥーン』デザインをフュージョン(融合)させたと言う独特なデザインとなっている。

UIやプロップデザインはアールデコを基調としており、開発元は一部インタビューで本作のスタイルを「ダークデコ(dark deco)」と表現している。


また、萌え以外の日本産格闘ゲームからも強い影響を受けており、特にカプコンの『ヴァンパイアシリーズ』や『MARVELvsCAPCOM』が色濃く反映されている。

更に、各キャラクターの技や台詞にも、様々な作品のパロディが多分に含まれており、数多くあるカラーリングには、格闘ゲームにとどまらず日本の漫画・アニメ作品や有名アメコミキャラを模したものまである。


アメリカ風なので、日本のものと比べ女の子はむちむちな傾向が強い。

そしてキャラによっては惜しげもなくパンツを晒す技もある。


しかし、それより国産萌え格闘と一線を画す当作品の要素といえば、プレイヤーキャラのほぼすべてが人外であることである。

主人公のフィリアが既に頭に寄生体を乗っけており、ロボ娘ゾンビフランケンシュタイン(のようなもの)も取り揃えている。

そんな彼女達の(文字通り)人間離れしたアクションが見所である。

ストーリー編集

キャノピー王国にはあるアーティファクト(工芸品)の伝説がある。

そのアーティファクトの名は『スカルハート』。

それは若き女性の願望をかなえる不思議な力を持つという。

しかしスカルハートの力は、それが心が穢れた者に行使された場合2つの禍々しい副産物を生み出す。


ひとつ。その願いは最悪の過程を以って『捻じ曲げられて』叶えられる

たとえば

『昔の恋人』はそれがゾンビとして行使者の前に現れ

『永遠の命』は永遠に子供時代を繰り返し、時代を進めなくなることで実現され

『世界平和』は行使者自身が全人類の命を脅かす敵になることによってもたらされてしまう。

もうひとつ。行使者はその願いを具現化した恐ろしいバケモノ――『スカルガール』に姿を変え

世に惨禍をもたらすことになる……


かつて多くの者がその力を求めたが、誰一人その災いから逃れた者がいない呪われたアーティファクト。

これは、そんな『スカルハート』と『スカルガール』を巡る少女たちの戦いの物語である。

システム編集

操作は弱中強パンチキックの6ボタン制

VSシリーズ寄りであり、派手な技とコンボの応酬がメイン。チームバトルも搭載している。

ただし1Pと2Pで違う編成人数にすることもできる。この場合、人数が少ない方はパワーアップする。

  • 仲間を呼び出して援護攻撃を要請する(ヴァリアブルアシスト)
  • 援護攻撃がキャラ固定ではなく自分で好きな技を設定できる(アンコールでは派生技指定の場合、派生先の技が出せないものが幾つか存在)
  • 控えキャラが次々に超必殺技を出す(ディレイドハイパーコンボ)
  • アンコールでは後発のキャラが複数ゲージを消費する技を使用した場合、2人目が1本分軽減・3人目で合計2本分軽減される
  • 相手キャラを強制的に交代させる(スナップバック)
  • 援護などによる同時攻撃でガード不能状況が発生してもシステム側で無効化される(フレーム単位で当たるタイミングをずらせば発生しない)

などのシステムを搭載している。VSシリーズに慣れていればすんなり遊べると思われる。


(恐らく)全キャラにループコンボが搭載されているが、これを繰り返すとシステムがループコンボを察知して相手がコンボ脱出技(≒バースト)を出せるようになる。

ただし、仕掛ける側はルートの構成を煮詰めれば抜け道はある。

そしてアンコールでは、抜ける側にも受身狩りを貰わないようにする工夫と抜けた後の防御力が低下した際のフォローが必要。

クラウドファンディング編集

本作リリース直後である2012年5月、スカルガールズのパブリッシャー(宣伝や販売を担当する企業)『オータム・ゲームズ』が法廷闘争に巻き込まれ、締め上げられた結果、開発元への資金援助ができなくなってしまった。

結果、Reverge Labsは資金難で解散せざるを得なくなり、開発予定であったDLCも全てお流れになった。


そこでLab Zero Gamesと名前を変えて再集結したReverge Labsのスタッフたちが提案したのが、寄付を募り集まった予算に応じた特典を提供する『クラウドファンディング』である。2013年2月末から約一カ月間実施され828,768ドルが集まり、無事予定していたDLCの配信にこぎつけた。

詳細はスカルガールズにご協力を!にて。

登場キャラクター編集

プレイアブルキャラクター編集

センシティブな作品

フィリア

CV(英):クリスティーン・マリー・カバノス〈フィリア〉、デル・ステットソン〈サムソン〉

CV(日):竹達彩奈〈フィリア〉、近藤隆〈サムソン〉


センシティブな作品

セレベラ

CV(英):クリスティーナ・ヴァレンズエラ

CV(日):行成とあ


ピーコック(修正)

ピーコック

CV(英):サラ・ウィリアムズ

CV(日):金田朋子


パラソール

パラソール

CV(英):エリン・フィッツジェラルド

CV(日):田中理恵


スカルガールズ

Ms.フォーチュン

CV(英):キムリン・トラン

CV(日):花澤香菜


Painwheel

ペインホイール

CV(英):ダニエル・マクレー

CV(日):橘田いずみ


Tell me where it hurts...

ヴァレンタイン

CV(英):ローラ・ポスト

CV(日):今井麻美


W

ダブル

CV(英):シャーロッテ・アン

CV(日):中恵光城


スクィグリー

スクィグリー〈Encore追加キャラクター〉

CV(英):ローレン・ランダ〈スクィグリー〉、リアム・オブライエン〈レヴァイアサン〉

CV(日):沢城みゆき〈スクィグリー〉、山本格〈レヴァイアサン〉


Big Band

ビッグバンド〈Encore追加キャラクター〉

CV(英):リッチ・ブラウン

CV(日):杉田智和


センシティブな作品

フクア〈Encore追加キャラクター〉

CV(英):??? (実際はフィリアのボイスを加工したもの)

CV(日):???


Eliza is ready to go

イライザ〈Encore追加キャラクター〉

CV(英):ミシェル・ラフ

CV(日):松浦チエ


ベオウルフ

ベオウルフ〈Encore追加キャラクター〉

CV(英):カイ・ケネディ

CV(日):小野大輔


R. Fortune

ロボフォーチュン〈Encore追加キャラクター〉

CV(英):キムリン・トラン

CV(日):花澤香菜


Annie of the Stars!

アニー〈Season1追加キャラクター〉

CV(英):エリカ・メンデス

CV(日):桑原由気(既存キャラのストーリー会話パートのみ)


センシティブな作品

アンブレラ〈Season1追加キャラクター〉

CV(英):カサンドラ・リー・モリス

CV(日):清水彩香(既存キャラのストーリー会話パートのみ)


ブラック・ダリア

ブラック・ダリア〈Season1追加キャラクター〉

CV(英):ウェンディ・リー

CV(日):井澤詩織(既存キャラのストーリー会話パートのみ)


気になってるあの子

マリー〈CPU専用形態あり〉〈Season1追加キャラクター〉

CV(英):キラ・バックランド

CV(日):東山奈央



その他編集

余談編集


公式関連動画編集

初心者向け指南動画


開発者が語るキャラアニメーション制作の現場

関連イラスト編集

Skull Girls\シブい/

つめこみSHOWTIME!

外部サイト編集

米国PSNによる、製品紹介(無印)

XBL版紹介(無印)

STEAM版紹介(無印)

アークシステムワークス公式サイト内PS4・PS Vita版紹介(2ndEncore)

Wikipedia

関連タグ編集

美少女 アメリカ 人外 2D 格ゲー 萌える格ゲー 和洋折衷

Indivisible:同スタッフ制作のアクションRPG。

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