概要
正式名称はアークシステムワークス株式会社(ARC SYSTEM WORKS CO.,LTD.)。
『ギルティギア』シリーズ、『ブレイブルー』シリーズなど、複雑かつ独自のゲームシステムの開発に定評のある格ゲー業界の風雲児ともいうべき会社。略称はアーク、ASWなど。
1998年に自社の代表作となる『ギルティギア』を発表、2000年にアーケード機向けとして『ギルティギアX』を発表し、閉塞感の漂う当時の格ゲー業界に一大旋風を巻き起こした。その後シリーズを重ね、全国のゲームセンターを席巻していくこととなる。
2008年に『ブレイブルー』を発表。『ギルティギア』と並ぶ二大看板になった。
また上記のギルティギアシリーズで培われた精密なドット絵やアニメから飛び出したかのような3Dセルルックグラフィック技術もあってか、昨今は3D技術版権ゲームのデベロッパーを手掛ける事も多く、ドラゴンボールやペルソナシリーズなど様々な人気タイトルを格闘ゲームという枠に巧みに落とし込んでいる。
他にも『熱血硬派くにおくん』や『探偵神宮寺三郎』シリーズなど有名タイトルの移植や新作、安価で遊べる様々なジャンルのダウンロードゲームなども多数手がけており、もはや単なる格闘ゲームメーカーとは呼べない幅広いジャンルを手掛ける会社へ成長を遂げている。
アメリカ以外では韓国との関わりも深い企業で現在ではそれほど珍しくないが、2000年代前半の頃のゲーム作品では字幕は入れても音声までは入れないことが多かったのに対し、こちらは吹替も入れる珍しい企業であった。
翻訳も他社にローカライズさせるのではなく、社内の専門の翻訳チームが直接ハングル翻訳を行っており、韓国語が話せるスタッフも少なくない。
また、2016年にはソウルにアジア支店を開設し、他社国産ゲームのパブリッシングを行っている他、一部韓国産のゲームの日本向けパブリッシングも行っている。
制作ソフト
格闘ゲーム
ギルティギアシリーズ
BLAZBLUEシリーズ
RPG
アドベンチャー
ウィザーズハーモニーシリーズ
CHASE未解決事件捜査課~遠い記憶~
SLG
その他
Hard Corps: Uprising(魂斗羅)
移植・販売協力
探偵神宮寺三郎シリーズ(11~15作目)
アルカナハートシリーズ(3作目)
アンダーナイトインヴァースシリーズ(2作目家庭用~)
ミリオン(旧テクノスジャパン)作品全般(販売、バーチャルコンソール配信)
スーパービートソニック(日本版の販売担当)
DJMAX RESPECT(日本版の販売担当)
バトルガレッガ(M2ショットトリガーズ版の韓国での販売元。⇒参照ツイート)
ハードコア・メカ(日本版の販売担当)
DAVE THE DIVER(Switchのパッケージ版)
外部リンク
関連タグ
キルラキル(ゲーム化作品『キルラキル ザ・ゲーム -異布-』が開発をアークの関連会社エープラスが担当しアーク自身も販売を担当)