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デイヴ・ザ・ダイバー

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でいゔざだいばー

『デイヴ・ザ・ダイバー』(DAVE THE DIVER)とは、株式会社NEXONのサブブランドMINTROCKETから2023年6月28日に発売された海中探索&寿司屋経営アドベンチャーゲーム。

概要

デイヴ・ザ・ダイバー』(DAVE THE DIVER)とは、株式会社NEXONのサブブランドMINTROCKETから2023年6月28日に発売された海中探索&寿司屋経営アドベンチャーゲーム

やることは色々とあるが、ざっくり説明すると

  • 昼(午前・午後の2フェイズ)は毎フェイズ地形パターンが変動する海中で素潜り漁を行う
  • 夕方のフェイズで獲った魚を寿司として販売し、利益を得る
  • 得た利益を昼用の装備強化や、寿司屋の補助を行う従業員の雇用に充てて利益を拡大する

というサイクルを繰り返すローグライトアクションが主軸

舞台となるブルーホールはオールブルーをモチーフとしており、世界各地の海の幸との出会いが待っている。

日本のゲームからの影響が強く、海外作品ながら日本由来のパロディ・オマージュが豊富なのも特徴

ディレクターによるとここでは何が起きても不思議ではないとのことで、無料のDLCとして他作品とのコラボレーションも発生している。

2024年5月下旬からの半年間限定だが、日本の超有名怪獣も姿を表した。

2023年8月12日に発売された月刊コロコロコミック9月号から土田しんのすけ氏によるコミカライズ版が連載された。

2024年5月30日からSwitchのパッケージ版が発売。販売元はアークシステムワークスギルティギアストライヴとのコラボDLCが収録されている。

あらすじ

とある南の島で休暇を取っていたダイバーのデイヴは知り合いのコブラに、「いい寿司屋を知っているので来ないか」と誘われブルーホールという海域が近くにある別の南の島に飛行機で移動。

そしていざその寿司屋を訪れてみると、『バンチョという板前に寿司を握ってもらうのでデイヴには店の運営及び魚の調達をやってほしい』という事前には知らされていなかった内容の仕事をやる羽目に。

コブラの報連相に呆れながらも仕事を引き受けたお人好しのデイヴは、昼は海に潜り夜は寿司屋を経営&ホールスタッフをやるという二足の草鞋を履く毎日をこなしながら、バンチョやブルーホールにかかわりのある様々な人間や生き物と触れ合ってゆくことになる・・・。

登場人物

陸の人間

デイヴ

プロのダイバー。名前の由来は「デブ」「ダイバー」からのダジャレ

漁、ホールスタッフ、トレジャーハントなど、クセの強い人々からの依頼を一手に引き受ける善良なおじさん

コブラ

元武器商人。ブルーホールで一儲けするため、デイヴとバンチョを呼び寄せた

条件を満たすと、ランダムな使い捨てアイテムを日替わりで販売してくれるようになる

NEXONのスマホゲー「エビルファクトリー」からの登場人物であり、本作でもプロモーションコードを入力すると彼がかつて何をしていたかを知ることができる

バンチョ

武士道を愛する板前。気難しいが、映画やラップなど、サブカルにも精通している

嘗てはジュゴンホテル所属の和食シェフだったが、その頑固な気質により客の理解を得られずしばらく引退していた。心機一転してブルーホール近くにすし屋を開く。

寿司店パートではNPCが来訪してそれに対応した素材で料理(寿司以外も存在する)を作ることがあり、更にはコマンドが必要な料理バトルまでこなすこの作品のもう一人の主人公。

ダフ

コブラの知り合いのガンスミス。どんな事があっても自宅から出てこないタイプのオタク

海底で手に入れた素材を使い、日をまたいでも持ち込める銃器を作成してくれる

彼のお気に入りの作品「ストラステラ」はNEXONが過去に運営していたネットゲームであり、当時の映像がそのまま登場するシーンも

Dr.ベーコン

海の民を専攻にしている考古学者。デイヴとコブラに寿司の素材集めの傍らで海の民の痕跡を集めるよう依頼してくる。

ちょくちょく新発見のためにはデイヴを犠牲にしても良いと構わないという態度を取るが、ダイビングスーツを始めとした装備強化の技術は本物。

普段は小型のモーターボートで移動しており、とあるイベントでは彼を操作して海賊から逃走を図ることになる。

よしえ

メガネをした黒髪の中年のおばさん。かつてはバンチョと同じくジュゴンホテルで働いていた。

料理イベントクリア後に店のスタッフの雇用システムと在庫管理のスマホアプリを用意してくれる。

ヴィンセント・ヤマオカ

人気テレビ番組「スター★ザ・シェフ」にて料理の審査を行う寿司評論家。

伝統的食材を用いた寿司を重んじバンチョの様々な素材を使った寿司に難癖をつける。

が、バンチョが素材を用意して作ったクラゲと海ブドウの寿司を口にして彼の実力が本物であることを認めた。

その後「スター★ザ・シェフ」の料理対決では(スポンサーの思惑に反して)公正なジャッジを務める。

モデルは美味しんぼ海原雄山であると思われる。若いころは駆け出しのシェフとして相当苦労していたところをオーナーに目をっかけてもらって成長していった。

オットー

開店後しばらくしてから現れた麦わら帽子をかぶったオッサン。

若いころは凄腕のダイバーだったらしいが膝に銛を受けて今は引退しているらしい。

店営業前から居座ってウツボのカレーをせがむが、それを作成すると涙を流しながら感動し、以降デイヴ達のために食材調達に便利な施設をたくさん作ってくれる。それも面倒な素材を用いた料理を要求する客が訪れるたび、それを見据えていたとしか思えないタイミングで

昔語りをするとやたら長いのだけが玉に瑕。

サミー

アーティスト活動しているラッパーの若者。バンチョは彼の曲のファン。

彼の注文をクリアした後でオットと再会。実は彼らは8年の間オットが無人島に遭難していたため離れ離れになっていた親子であった。

和解した後はオットの傍らですごい速さで鶏小屋を設営。手先の器用さはばっちり息子にも受け継がれていた。

ちなみに彼の曲として流れるラップ「Hot Pepper Tuna」は制作スタッフの過去作品である。

マキ

メガネおさげの女子高生。重度の人見知りでそれをフォローするためにヌイグルミ療法で左手にクリオネのパペットをはめている。

彼女にクリオネ料理を振舞い、とある場所で巨大クリオネを討伐するとそこで彼女の父親が巨大クリオネの餌食となったことが判明。夢を追ってほしいという遺言もあり、心機一転してバンチョ寿司で働くことになる。

というわけでゲームでは珍しい特殊イベント付きのホールスタッフ。性能は総合力は低いが料理だけはスタッフの中でもトップクラスの一芸特化型。

エリー

とある大学院所属の海洋研究者。ブルーホールの生態に興味を持ち様々な素材集めを依頼してくる。

美人だが自信過剰で口が悪い。だが知識は本物で、ブルーホールでクジラの子供が迷子になったときなどは様々なアドバイスをしてくれる。

ウド

雑誌「ウィークリーフィッシュ」の記者。というか編集者

ひょろひょろのメガネのオッサンで、ダイバー技能は皆無なのでデイヴに写真撮影を依頼してくる。

いつも一言多いが、大掛かりな撮影機材の準備や、ダイビング中でも在庫チェックができるようになる端末を用意してくれるなど、意外と侮れない存在。

サトーさん

黄色い足漕ぎボートを漕いでやってくる赤い帽子と青いジャケットが特徴的なでっぷり太ったオッサン。身も蓋もない言い方をすると伝説的モンスター蒐集ゲームこの人がそのまま中年になった感じの容姿をしている。

全自動登録のデジタルカード『マリンカ』について教え、デイブとアプリを共有(ゲーム的には魚類図鑑機能の開放)してくれる

デイヴが対応したレアボスとされる生物を討伐するとフレンド登録されているサトー側にもレアカードとして登録される仕組みらしく、レアボス襲来時にはわざわざデイヴのもとに知らせに来る。

なお、マリンカ対応の巨大モンスターの攻撃や弱点などの攻略法アドバイスは一切してくれない。

ルイス・クロフォード

B&Cグループの株主でかつては女優と料理評論家をやっていた。

が、上記のジュゴンホテルでバンチョが出した料理に手を付けず難癖付けたためバンチョが退職する原因となった人物。しかし自身も大人げないと世間から酷評され権威が失墜。

それを根に持った彼女は自身がスポンサーを務める料理番組で次々と刺客(それもバンチョの専門外)を送り出す。

ちなみに彼女の父のノーラン・クロフォード(故人)はヴィンセントの良き師匠であった。

ジョン・ワットソン

自称海洋保護団体シーブルーのリーダー。聞こえは良いが、ひ弱そうな団体ばかりいちゃもんをつけており、裏でイルカの密漁をやるなど海賊の中でも質の悪い存在。元ネタはかの反捕鯨団体シーシェパードだと思われ、このゲームの登場人物としては珍しいストレートな悪役。

最新鋭の技術で度々デイヴに立ち塞がり、負けるたびに逆恨みを募らせ捨て台詞を吐きながら逃げてゆく(しかもそのたびに海を荒らすおまけつき)。

基地に潜入してきたデイヴにイルカ密猟の証拠をつかまれたことでついには潜水艦まで持ち出して彼を口封じに消そうとするが、その場にブルーホールの特殊な環境で生きてたクロノサウルスの襲撃を受け潜水艦を潰されるという因果応報の末路を迎えた

魚人族

Dr.ベーコンが研究し提唱していた「古のブルーホール海中には高度な文明を持っていた知的生命体

が存在していた」という仮説を元にダイビングスーツを強化してもらいながら探索してみたところ、痕跡があったどころか今現在でも数を減らしながらも共同体を形成するほど生存していた、上半身が人間で下半身が魚であり顎の両側にえらがある人型生物。

彼らとブルーホールにおける地震が関連していたこともあり、中盤からは彼らの頼みも聞き入れデイヴは海域に点在する彼らの遺跡を奔走することになる。

なお、ベーコン博士にとっても自分の学説が証明されたどころか今でも健在だったことは想定外だったようで、陸の人間には今現在も魚人族が生息していることは内密にしている。

ラモ

魚人族の族長の娘。

今の魚人族の技術では異変への対処は難しいと考え、ひそかに地上に向かっていたところをダイオウイカに攫われ、討伐後も重症だったところをデイヴの持参したバンチョ作のサンゴ粥で回復。

そのため彼を見込んで魚人族に誘い族長との交渉をする。

スワム

ラモが地上に行く際護衛として同伴した青年。

口だけはデカいが、実力は伴っておらずいざというときには口八丁で言いくるめて逃げる。

但し終盤では戦わないなりにデイヴに同道し彼を助ける場面も増える。

テンジン

魚人族の村の族長。

村長としては厳格公正でデイヴとも(村人の信頼を得るように促しながらも)頭ごなしに否定はせず交渉する。

但しラモを溺愛し彼女に絡むときは威厳皆無の親バカぶりが露呈する。

ニアモ

神殿の巫女兼司書。歴史に詳しい。

キンロン

古の魚人族の偉人で、魚人族が発展するための様々な技術を開発。

更には後述するダーシェの所為で一部の魚人がガドンというアンデッドと化した際には、その身を犠牲にしてガドンをとある遺跡に封印することに成功している。

壁画と彫像では趣が異なるが筋骨隆々で立派なひげを蓄えた上半身裸の壮年の男性という点は一致している。

ダーシェ

古の魚人族の人物で、魚人族の技術の源である「建木の実」の力をキンロンに隠れて悪用していた。

建木の実をエキスを魚人族に直接注入する人体実験にまで手を出し、結果力が飛躍的に上がる代わりに「ガドン」というアンデッドと化し、思考力が停止し狂暴化してしまうという事態を引き起こした。

終盤で彼が永い年月の果てに巨大化したかと思われる巨大ガドンが登場、強制スクロールのチェイスでデイヴは必死に逃げる羽目になる。

余談だが、本ゲームではベーコン博士を操作して陸の洞窟に掘られた壁画を垣間見る場面があるのだが、その壁画にはあろうことかダーシェはリクの人間にも建木を与え被害をもたらし、悲しいかな言葉が伝わらないばかりに人間側が魚人族は自分たちに激毒を与えた悪い種族と勘違いしてそうとは知らず会場を訪れたキンロン派の魚人族を虐殺して両者に決定的な亀裂が入り現在に至るという描写がされている。

余談

アーリーアクセス版ではフィリピンを舞台としており、エリーの所属もフィリピン国立大学大学院となっていた。

ユーザーから気候がフィリピンと一致しないという指摘があり、正式版では地域不詳となっている。

対応機種

機種発売日購入ページ
Steam2023年6月28日URL
Nintendo Switch(ダウンロード版/パッケージ版)2023年10月26日/2024年5月30日URL(ダウンロード版)

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