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マビノギとは、韓国のゲーム会社NEXONおよびdevCATスタジオが開発したMMORPGオンラインゲームである。(NEXONは現在は日本に本社を移転している)

ケルト神話をモチーフとしている。

概要編集

サービス編集

韓国では2004年6月、日本では2005年4月に正式サービスが開始。

台湾中国北米でも運営されている。

日本では2023年5月現在でサービス開始18周年を迎えている。


スピンオフ作品としてはマビノギ英雄伝(通称ひでお:2018年8月29日サービス終了)が存在するが、グラフィックやシステムが大きく異なるほか、世界観や設定も差異が存在する。



世界観編集

ケルト神話を下敷きにした世界、「エリン」を舞台とする。

エリンにはウルラ大陸イリア大陸、コナフタ大陸が存在し、ウルラとイリアの間には

ベルファスト島と呼ばれる島が存在する。

(現在はコナフタ大陸は未実装であり、設定の中に名前が登場するのみである)

また、後に実装された影世界と呼ばれる徐々に広がりつつある平行世界が存在する。


プレイヤーはそのエリンにこの世界と違う世界を繋ぐ場所、ソウルストリームに漂う魂が

エリンでの肉体を得て生まれてきた存在、「ミレシアン」である。


ミレシアンはエリンに住んでいた人々とは全く異なる存在であり、不老不死である。

生まれたときはエリンの人々に遠く及ばないひ弱な存在だが、ミレシアンは転生を繰り返し、

様々なスキルを修練して上達することで強くなっていく。


当初はこのミレシアンは後述するストーリー上はプレイヤーただ一人ということになっていたが

(街にはたくさんの人々が行き交っているが、これはMMOとしての都合である)、

ストーリーが進むうちに「たまに居る」→「実はあいつもミレシアン」→「いっぱいいる」と、

その扱いは大きく変遷している。


ミレシアンは基本的にエリンの人々からは生暖かく受け入れられており、NPCは

前述のようにバイトを斡旋してくれたり、お使いミッションを頼んでくることがある。

また、その不老不死の特性からエイリフ王国ではミレシアンを戦力の一部としており、

物語中においては大きな役割を担うことになる。


職業概念がないほぼ唯一のゲームであることと相まって、

一種強力な日常性は本作ならではの楽しさである。


サービス開始当初は種族はミレシアンのエリンでの肉体は人間の姿しか存在しなかったが、

後のアップデートで追加された新要素として

尖った耳をしたエルフや大きな体のジャイアントが登場した。

エルフとジャイアントはイリア大陸を本拠地とする対立種族であり、当初は

エルフVSジャイアントの大規模PVPの構想などがあったがマビノギのシステムに合わないとして

実装は見送られた(現在でもこの名残としてエルフ-ジャイアントPVPというシステムが存在する)。


人間編集

ウルラ大陸広域で生活している人間たち。海を隔てたイリア大陸に住むものもいるが、数は少ない。

能力は平均的な万能タイプで装備できるアイテムの種類も多い。

一方、移動速度はエルフとジャイアントよりも遅く、通常時は種族固有の能力を持たない。

片手剣を両手に持った二刀流をすることが可能。

ケルト神話におけるミレー族に当たる存在であり、

能力的に目立った特徴は無いが、最も多くのスキルを習得することができる。


人間は下記2つの種族に対しては基本的に「中立」の立場であるが、

それぞれの街を訪れ、首長に申し出ることでどちらかの種族を支持することができる。


サービス開始時から存在していた種族のため、現在のエリンで最も人口が多い。


パラディン編集

エリンに住まう人間たちの間で伝わる伝説の光の騎士。

神と精霊の叡智と加護を受けた人間のみがなれる存在であり、秩序を司る。

精霊によって作られた白銀の鎧を身につけ、強大な力を発揮する。

変身スキル名は「スピリットオブオーダー」。


現在ではその名はパラディン騎士団として引き継がれ、騎士隊として機能しており

エリン住民からすれば騎士を指す方のパラディンが一般的な意味となっている。

しかし、実際には真の「パラディン」はかつてポウォール(魔族)によって窮地に陥った人間を

精霊の鎧を身にまとい、先陣をきって戦い魔族を退けて救ったルー・ラバダのことである。


パラディンに変身したミレシアンは凄まじい攻撃を繰り出し、

精霊の加護により作られた鎧は高い防御力を発揮する。

さらに多少の攻撃では怯まないという耐性を発揮することができる。

どちらかと言えば近接よりのステータスを持っている。


パラディンの最終形態は「チャンピオン(代理闘士)」という称号になり、

背中に漆黒の翼を持つ名実ともに女神モリアンの代行者である。


ダークナイト編集

ポウォール(魔族)の技術によって作られた暗黒の鎧を身につけた存在。

人間たちの間では不吉な、忌まわしい存在とされる混沌そのものである。

魔族によって作られた暗黒の鎧は装着者の自我を蝕み、気を抜けば同化してしまう。

変身スキル名は「ソウルオブカオス」。


持ち主に死をもたらすとされている不吉な鎧を身につけたパラディンが変質する存在であり、

人間への絶望・怒りや神への不信を原動力とする。その性質上、

一度ダークナイトになった者は二度とパラディンへ戻ることができない。


ダークナイトに変身したミレシアンは不安定な混沌の力を使い、爆発的な力を発揮する。

(ただし、不安定故にパラディンとは異なり変身時の上昇ステータスがランダムで、最大値ではパラディンを大きく凌駕するが、最低値ではかなり下回る)

暗黒の力が身を守ると同時に、魔族が生物を操るのに使う魔符と呼ばれるアイテムを消費することで

一定時間モンスターを操ることができる。


全種族の変身の中で唯一、変身時間が過ぎても変身が自動解除されないという特性を持つ。

しかし、変身時間を過ぎると代償として生命力を徐々に失っていくこととなる。

生命力をすべて失えば強制解除となるが、何らかの手段で生命力を回復させれば強引に延長することもできる。


ダークナイトの最終形態は「インフラブラック」となり、漆黒よりも黒き存在。

最早騎士かどうかすら怪しい異形の鎧を身に纏うようになる。


パラディンとダークナイトは永遠の敵対関係であり、システム上でも

「パラディンVSダークナイトPVP」としてデザインされている。

実装時のPVで確認される限りではこのPVPは大規模な多人数PVPを想定していたが、

後にエルフvsジャイアントと同じく「大規模PVPがシステムに合わない」という理由で

個人間で楽しめる要素にとどまっている。


余談ではあるが、スピンオフ作品である「マビノギ英雄伝」においては

パラディン/ダークナイトに変身したあと更にもう一回変身する二段変身が存在していたり、

パラディンとダークナイトの扱いが逆転しているなどの相違点がある。


エルフ編集

イリア大陸、コンヌースと呼ばれる砂漠地帯の街フィリアで生活している種族。

長い尖った耳を持つのが外見上の大きな特徴。

器用さや知能が高く、高い魔法適性を持つ。しかし、力や生命力はあまり高くなく、

他の種族のように重い両手武器や鎧を装備することが出来ない他、二刀流をすることが出来ない。


全種族中最も足が早く、弓の扱いにも長けているため優れたハンターとしても知られる。姿を隠すことも可能。

一度の動作で二本同時に矢を放つことができるなど、独特の弓術を持ち

全種族中唯一騎乗状態から弓で攻撃することが可能である。


かつて受けたイリニドの呪いによりエルフたちは記憶をどんどん失っていくため、

フィリアに存在するメモリアルタワーと呼ばれる建造物を通してその記憶や知識を

共有することでそれらが失われていくことを防いでいる。

ちなみに、このメモリアルタワーは既に倒壊しており、健在な姿を見る事はもはや出来ないが、

チャプター4までのストーリー上では存在するものとして扱われている。


プレイヤー間では特に美しい姿をしたエルフ女性が人気があり、女性エルフのミレシアンが多数で

男性エルフのミレシアンはあまり見られない(開発発表によると男女比は1:3で女性のほうが多い)。

男性のエルフも髪、瞳が麗しいのだが(人間の男よりも色が薄く、透明感がある)、エルフ女性が魅力的過ぎたということなのだろう。


フィリアは、平地が多く施設間の移動が楽な、特に便利なスタート地点であるが、

エルフでは射程を長くしやすい魔族印のクレイモアが装備できないため、

序盤のミル修練におけるダイアウルフ狩りに一考を要す。乗り切ろう!

下着がパンツじゃなく、腰巻きなのは・・・頻尿だと割り切ろう(ところで、クロッチはあるのだろうか?)。


ファルコン編集

エルフが野獣化を使い変身した姿。その名の通り、猛禽類のような姿になる。

かつてイリニドによりもたらされた能力だが、エルフとジャイアントの禍根の種となり

イリニドを絶望させ、その呪いを受ける原因となった。

変身スキル名は「ヒューリーオブコンヌース(コンヌースの怒り)」。


猛禽類らしく、鋭い観察眼を持ちクリティカルや保護などが大きく上昇する。

古代イリニド文明のメダルを集め、解析することでこの姿に変身できるようになる。

(現在は習得クエストが簡略化されたためこの設定が危ういのだが…)


卓越したマナとマナコントロール能力を持ち、そのマナを発射することで

範囲攻撃を行う専用スキル、「エルブンマジックミサイル」を使うことができる。


ファルコンの中でも最も優れた能力を持つものは「ファルコンセイジ」と呼ばれ、翼人のような姿になる。


ジャイアント編集

イリア大陸、ピシスと呼ばれる寒冷地帯の街バレスで生活している種族。

その名の通り人間よりはるかに大きい体を持つのが特徴である。

力や生命力が非常に強いが、エルフとは逆に器用さや魔法に関する適性があまり高くない。

体が大きいせいで人間やエルフの服は着られないことが多いが、そのぶん重量のある鎧は

ジャイアントでないと着られないものが存在するという種族である。

(そのせいでおしゃれ着の調達に苦労するという側面も…)


歩幅が大きいので人間よりも足が早く、優れた力を持つジャイアントの戦士は

接近戦の名手であることでも知られている。

細かい作業が苦手なためか、弓やクロスボウなどを装備することが出来ないが

ジャイアント専用の豪快な遠距離攻撃、投げ槍を放つことができる他、

他種族は重くて一つしか持てない鈍器を両手に持って二刀流をすることができ、人間が装備できる両手剣やランスと盾を同時に持つことができる。

また、敵を挑発して自分を攻撃させる、一定時間防御力を向上させて敵の攻撃を受けるなど

自らが味方の盾となるスキルを持つ。地面を踏む「ストンプ」攻撃も使える。


最後に実装されたため、3種族の中では最も人口が少ない。

実装された当初はジャイアントは男性キャラクターしか作ることができなかったが、

後に女性のジャイアントをキャラクターとして作成することができるようになった。

エルフの体は人間と共通であったが、ジャイアントは専用で作ったため人間・エルフと比較して精細なモデルになっている。

男性ジャイアントは逞しい体と精悍な顔立ちから、女性ジャイアントはグラマラスな体型から

プレイヤー間ではそれぞれ人気がある。

男性ジャイアントは途中でモデリングが人間に近い体型へ全面的に変更されたのだが、

変更前の短足体型の方が(主にネタ的な意味で)好きだったという人も多くいる。


余談ではあるが、ジャイアントを支持する人間を肩に乗せて歩くことができる。

特に意味があるわけではないが、微笑ましい光景である。


ビースト編集

ジャイアントが野獣化を使い変身した姿。

筋骨隆々の肉体と体毛を持った、まさに野獣といった風貌をしている。

同じく古代イリニドによってもたらされた力である。

変身スキル名は「デーモンオブピシス(ピシスの悪魔)」。


見た目の通り頑強な肉体を持ち、ライフや保護、パッシブディフェンスの発動率などで

多少の攻撃を受けてもびくともしない優れた近接戦闘能力を発揮する。

エルフ達と同じく古代イリニドのメダルを集めて習得されていたが、現在は習得クエストが簡略化された。


手に持った武器を力任せに振り回す固有スキル「ジャイアントフルスイング」を持ち、

巨大な武器を持って前方広範囲をなぎ払い大ダメージを与えることができる。


ビーストの中でも最も優れたものは「ビーストロード」と呼ばれ、白銀の被毛を持った威容である。

システムの特色編集

タイトルでもある「マビノギ」はゲーム内では吟遊詩人たちの間で伝わる歌のことを意味しており、

サービス開始当初から音楽演奏や作曲をして遊べることがウリの一つであった。

合奏や公演なが可能になったり、新しく楽器が追加されるなどして現在でも音楽に関する

様々なアップデートや新要素の追加は続いている。

(当初はこれを前面に押し出していたため、韓国でのサーバー名はすべて楽器の名前である。)

この独特のシステムから、プレイヤーイベントの演奏会や、ミュージックビデオの投稿なども盛んに行われている。

(この支援目的で一部マップにはオープンチャットやスキル使用が制限される演奏用のエリアが実装されている)

しかしながら、昨今の知的財産権への関心の高まりから著作権に関わる楽曲に関しては公式から何度かの注意喚起がなされており、

2023年時点ではゲーム内でも(版権の)演奏は避けるように求められている。

(現時点では厳密に規約として禁止を掲げてはおらず、自発的に控えるように求めるにとどまっている)


多彩な生産スキルが存在し、料理や衣服、武器の生産や

キャンプファイア、薬草を採取しポーションを作る等の「生活」スキルが充実している。

これらのスキルを使い、NPCから斡旋してもらえるアルバイトをこなしながらスキルを修練し、

ランクアップして更に難しいものを作る…というプレイスタイルが可能となっている。

また、衣服を自由に染められるのも特徴で、服を組み合わせてコーディネートしたり、

キャラクターのコスプレ衣装を作るなど、自由度が高い。


古くはウルティマ・オンラインに代表される、スキル選択型のキャラクター育成設計になっているが、それらの多くは習得の上限が決まっている。

しかしマビノギでは頻繁なアップデートによって(種族特性以外の)あらゆるスキルを習得することができ、制限のない自由度がゲームの魅力の一つとなっている。


メインの戦闘コンテンツは2019年頃に超・高難易度化しており、いわゆる廃人勢とエンジョイ勢とで二極化が進んでいた。

既存コンテンツの掘り起こし・再設計なども頻繁に行われていたものの、最新の超高難易度コンテンツと再設計された中難易度コンテンツの難易度・報酬の隔たりは大きく、エンジョイ勢が越えられる壁ではなかった。

そのため公式RMTマーケットを介して廃人勢は高性能の装備品をやり取りし、エンジョイ勢はガチャ産の衣装などをやり取りするゲームスタイルが主流となっていた。

しかし高難易度化を繰り返し続けていった結果、装備品や戦術の幅がなくなって戦闘が硬直化・作業化してしまい、「装備を強化、更新してさらに上のコンテンツにいくだけのゲーム」になってしまっていた。


一方、戦闘コンテンツ以外では様々な遊び心を感じさせるアップデートや恒例のコラボなどはおおむね好評であり、エンジョイ勢からは、こうした戦闘コンテンツの高難易度化は「別の世界の話」としてはなから存在を認識すらされていなかった。

(むしろ戦闘以外のコンテンツを充実させ過ぎたために戦闘コンテンツを「長くやらせる」ために超高難易度化したとさえいえるかもしれない。)


そこで2021年ごろからは「装備を強化して上のコンテンツに行くゲーム」から長らく停止していたキャラクタースペックを向上する方針へとシフト。

装備が揃っていなくてもキャラクターが育っていれば補えるだけの強さを提供するとともに、装備もキャラクターもある人はもっと上へ、というプレイヤーの掘り起こしを行った。

また、オンラインゲームでは珍しい「サーバ間を跨いだゲーム内マネーでのアイテムの売買」が実装され、エンジョイ勢でも強い装備を入手しやすくなり、高難易度コンテンツへの敷居が大きく下がった。

あるエンジョイ勢プレイヤーは、一張羅を質に入れて装備を買い、高難易度コンテンツに挑むようになったという話もあるので、この試みは一定の成果を挙げたといっていいだろう。


ちなみに過去には「オンラインゲーム運営ワースト1」の栄冠に輝いた(?)こともあるネクソンだが、その後は生まれ変わったように良運営化。

お金の取れるところを次々に無料化していくという姿に「ネクソンが壊れた」「金を取れ!」とユーザーからいわれるようになり、あまりにも無欲になったためか「サービス終了を視野に入れているのでは?」とまで心配されるほど。

一方、ガチャは渋く天井がないタイプなので絞れるところではガッチリ絞る方針のようで、どうやらまだサービス終了は考えていないらしい。


韓国では2022年度のマビノギの利益は歴代最高額だったとのことで、現在の方針が「当たっている」ことは概ね間違いのないところだろう。

韓国での仕様が日本サーバへの反映はだいたい半年遅れる≒2023年ごろになるため、始めるなら今がチャンスというもっぱらの噂。


今後の展望としては、導入時期は未定ながら最新のアンリアルエンジンによるグラフィックリニューアルが決定しているほか、様々な形でコンテンツの充実が計画されている(2023年発表)。


メインストリーム編集

オンラインゲームとしては珍しく、本作には「メインストリーム」と呼ばれる

一連のストーリーになったクエストが存在し、これを順番にプレイしていくとで

ストーリーが進み、プレイヤーの操るミレシアンも新たなスキルを覚えることがある。


ある日、エリンで生活していたあなたは黒い翼を持った女性の不思議な夢を見る。

その夢に関して調べるうちに、エリンに迫る危機に気づいたあなたは

女神を救出すべく、かつて同じく冒険した伝説の三戦士の痕跡をたどりながら

冒険を開始する…というのがゲーム開始直後に展開されるメインストリームの

第一話、再序盤に当たるストーリーである。


現在ではこのメインストリームをクリアすると景品が貰える他、上述したように

ミレシアンは新たな力を身につけ、それがスキルとして使用可能になる等の展開もあるが

一連のストーリークエストのプレイは必須のものではなく、その殆どを無視して

生産スキルを上げて生産ライフに励んでいるプレイヤーなども存在する。


15年以上が経過した現在でもこのストーリークエストは新しく追加され続けており、

中には「ドラマ」という区切りをつけて1話ずつの区切りが付いたり、

映像作品のようなOPや次回予告が付くものもある。


余談ではあるが、ほのぼのファンタジーライフをウリにしている割に

このメインストリームで度々エリンの危機や神々の抗争が起こるため、

「どこがほのぼのなんだ」というプレイヤーからのツッコミもある。

最新ストーリーでは「この世界の住民は最初から望みが異なり、戦い争うようになってる」「この世界は必ず滅ぶ運命にあり、実は何度も破滅を繰り返し気が遠くなるほどループしている」「プレイヤーがストーリーミッションを失敗する度に並行世界が1つ終わっている」といった恐ろしい事実が上位の神から明かされるなど世界観からすると「ほのぼのなど最初からなかった」状態である。


余談の余談だが、マビノギではサービス開始時点で「カメラガール」なる、頭上にUFOの浮いたハンディカムを持った女性が存在していた。

(メタだがライブカメラ担当のキャラクターという位置づけ)

その後も順当にバイク、車、ビームサーベル、銃などの現代のものも実装されており「どこがファンタジーなんだ」というプレイヤーからのツッコミもある。

しかし前述のとおりマビノギの世界は「我々のこの世界」とも繋がっているため、

すでに多数のミレシアンが住み着いているエリンに、誰かしらが現代の文明を持ち込んだとしても別段不思議な話ではない。

要するに面白かったらなんでもいい、というのがマビノギのスタンスになっている。


pixivのマビノギについて編集

マビノギ関連のイラストには「マビノギ」か「mabinogi」のどちらかのタグがつけられている。

ナオ・マリオッタ・ブラデイリ」などのNPCサキュバスセイレーンといったモンスターのイラストも投稿されている。

また、マビノギの特徴である多彩な衣装、ほぼ自由な染色によりオリジナリティのある自キャラ(ミレシアン)を作れるため、自キャラのイラストも多数存在する。


やり込み派の方々に押されがちだが、ケルト神話モチーフならではの幻想的神秘的な雰囲気が素晴らしく、世界観萌え、BGM萌えの人たちも多く、ファンに評価されている。


案内人が巨乳美女な為、男性ファン以外が隠れがちなゲームであるが、女主人公に感情移入するプレイヤーや老若男女を問わずオリキャラ&NPCに萌えるプレイヤーも数多く存在する(pixivでは美女、美少女のファンアートが目立つが、イケメン、ゆるキャラ、オッサン、おばさん、モンスター、カップリングに萌える人も存在する)。

現に運営が「ゲームをやり込まずに、交流や会話だけを楽しんでリセットする楽しみ方もありだ」と宣言していたこともある。

各NPCにポエミーなキャラクター紹介文とイメージBGMが付いているという、某ファイナルファンタジー6並にファンサービス旺盛な作品なのだが、中毒性が売りのネットゲームという立場と、似たゲームの増加のせいで、そこはあまり評価されないのが残念である。TVCMのキャッチフレーズも「マビノギ、やり過ぎ」であった。

名称、システムの被りから「ファンタジーライフ」がよく引き合いに出される。


関連イラスト編集

※有名なマビノギイラスト紹介希望

センシティブな作品

・マビキャラカード(自分のマビノギのキャラ紹介カード企画)

【企画】キャラクターカード【マビノギ】

・それ以外の関連イラスト

センシティブな作品らヴらヴ

友だちCM

店主さん三戦士


関連タグ編集

mabinogi オンラインゲーム マビキャラカード ケルト

ミレシアンオリジナルキャラクター) エリン(マビノギ)

マビフェス マビケット


地名&NPC(地名記事にNPCのまとめあり)編集

ナオ・マリオッタ・ブラデイリ

モリアン(駄女神)

ネヴァン(マビノギ) マハ(マビノギ) キホール

ルエリ トリアナ マリー(マビノギ) タルラーク

イリア大陸

ケルラベースキャンプ…人間の出身地

フィリア…エルフの出身地

バレス…ジャイアントの出身地

コール村

カリダ探検キャンプ

ウルラ大陸

ティルコネイル…人間の出身地

ダンバートン

イメンマハ

バンホール

タラ(マビノギ)

タルティーン

<ハウジング関係>

エルハルト ロレイン イルレイン レスリ

アルビス クローダ バーナード マーセラス

<イベントキャラ>

シェイクスピア

ミナ セシル ユキ カイ ベリサ


その他

サキュバス(マビノギ) セイレーン(マビノギ)

ロナ・リサク ロナとパン 変なネコ

精霊武器 アイリ


アイテム

剣士ショート パナッシュ ポポスカート



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