概要
バックグラウンドミュージックとは、なにか別の主体となるものの背景として流れる音楽のこと。バックグラウンドミュージックはその場の主役にはならないが、その場を演出するために欠かせない音楽である。
映画、テレビドラマ、コンピューターゲームなどで流される音楽をバックグラウンドミュージックと呼び、演出意図を効果的に補完できる曲が新たに作曲、または従来の音楽より選曲されて使用される。劇中で伴奏される事から劇伴とも呼ばれるが、この言葉は音楽を見下すとして使わない者もいる反面、通常の音楽と異なる価値を意味するとして積極的に使う者もいる。
pixivにおいて
絵、漫画、小説でBGMは再現できないが、曲名、歌詞の1フレーズ、楽譜、音符、曲のイメージ、カラオケの映像のパロディを描(書)くことはできる。
創作中にBGMを使う作家も多い為、BGMはオタクにとって身近なものとなっている。
関連用語
コンピューターゲームのうち、アダルトゲームにおいて、BGMに倣って次のような用語が用いられている作品がある。
- BGV - バッググラウンドボイス
- BGC - バックグラウンドちゅば音
これらはいずれも作中のエッチシーンにおいて用いられる音に対する用語であり、行為中の場面においてBGMと共に連続再生されるあえぎ声等のサウンドを指す。
このような用語がわざわざ用いられるのは、CV(キャラクターボイス)やBGMとは別に音量を個別に設定できるようにするためであり、特にアドベンチャーゲーム形式のアダルトゲームの一部で、音量設定の欄にボイスやBGMと並んで、BGVやBGCという項目がある。
ただし、BGVとBGCの区別は明確とは言い難くもあり、BGVはあるがBGCは項目として存在しない作品も多い。もちろん、BGVの項目が無い作品も多い。