解説
ジャンルは純愛から鬼畜、バカゲーなど様々であり、大人=アダルト向けのゲームを指す。
基本的にはアダルティー等々の性的表現により成年向けとなっている法的に成人ゲーマー向けのゲームを指すことが多く、つまるところ「エロゲ」を指すことが多い。18禁の乙女ゲームに対してはそう呼ばれることはあまりない模様。対象年齢が極めて高いコンシューマーゲームに対してもこのような呼称をされることがある。
エロのみに留まらずグロ・ホラー・暴力的・反社会表現(ヤクザ関連等)などの追加により成年向けとなっているゲームはアダルトゲームとは呼ばれないことが多い。
(グロ要素のある作品に関してはグロゲーとも呼ばれる)
表現の自由に関しては、PCゲーム(Windows版、まれにMac版、steam版)やブラウザゲームが主流であるが、かつては家庭用ゲーム機でも当たり前に販売されていた。当時は汎用的だったカセットやカード、CD等々の保存媒体ROMにゲームデータを入れ、ハードメーカーに無断で販売していたアングラ商品だったが、現在はハードメーカー独自のメディアになり、ハードメーカー所定のガイドラインや独自審査(いわゆるソニーチェック等)が加わり作成するのが困難になったのと、主要3メーカーがここの団体のレーティング、PCゲームではストア(steamやEpicGames)の審査を義務づけているため(審査でエロゲとわかれば問答無用でポシャる)今は滅多にない。
ただし、PCにおける18禁要素を省き(特に性的描写が無くても問題ない場合はPCでも全年齢対象版がある)全年齢対象に作り直した形で家庭用ゲーム機に移植というケースがある。
一般指定作品では扱えないような題材を扱うことも多く、この業界からアニメ等に進んだクリエイターもあり、狭い市場ながら日本のサブカルチャーに与えた影響は大きい。