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曖昧さ回避

  1. ヨーロッパの伝承に登場する妖精の一種。本項で詳述。
  2. いすゞ自動車が製造・販売している小型トラックいすゞエルフを参照。
  3. アダルトゲームのメーカー、および、そのブランド名。elfを参照。
  4. エンジンオイルのブランド。石油メジャーの一社であるトタル社が展開している。
  5. ドイツ語で「11」の意。elf。
  6. 矢上裕による漫画エルフを狩るモノたちを参照。
  7. シネクドキによる漫画。エルフさんは痩せられない。を参照。
  8. 友吉による漫画。変態エルフと真面目オークを参照。
  9. まきしま鈴木によるライトノベル日本へようこそエルフさん。を参照。
  10. 日本のお笑いコンビ。吉本興業所属。

以下人名等。基本的に1.に由来している。


概要

北欧起源の妖精の総称。北欧神話の「アールヴ」が語源で、美しく強力な妖精であった。

のエルフ」と「のエルフ」がいるとされ、後者はダークエルフのイメージの原型的なものである。


これが他地域に広まってゆく過程でドワーフゴブリンなどと混同する解釈が産まれ、老人や場合によっては魑魅魍魎のようなものとして想像されるようにもなる。

妖怪漫画の第一人者である水木しげるも、古い伝承を元に「イギリスの地下に住む毛むくじゃらな存在」との解釈で描いていた(美しい姿の者にも言及はしている)。

伝承によっては “ロバの耳を備える” “臀部に牛の尾が生えている” などと半獣人のような特徴があれば、 “背中にすり鉢のような窪みがある”ともされている。

エルフ〈水木しげるver〉


現在の創作イメージ

学者でもあったトールキンは『ホビットの冒険』(1937年)や『指輪物語』(1954年)などの小説でエルフを取り上げ、これらが現在のエルフ像の起源となったと考えられる。

『指輪物語』のエルフは全ての能力において人間を上回り、寿命は存在せず睡眠も必要としない。魔術の扱いにも長け、民族によっては鍛冶の腕前もドワーフと同等以上と、万能の半神的存在として描かれている。『創造神の長子』とも称され、全体として恩寵を受けた種族であるが、アルダ(地球)に運命を縛られている。

一方で、殺戮になんの躊躇いもなく、時には娯楽狩りを行う物騒な一面もあるとされた。敵だけでなく『小ドワーフ』をそれが何かも知らずに狩っていた場面まである。

ついでにガタイも人間よりかなり良くて、身体能力も後続作品で良く有る「華奢な種族」のイメージではなく、おそらくは腕力・頑健さ・スタミナなども人間より上。

※要は指輪物語などのトールキン作品のエルフは、そのままRPGなどのプレイヤー・キャラクターとして使った場合、とんでもないバランス・ブレイカーになりかねない存在だと思って概ね間違いない。


その後、ファンタジーが発展する中で物騒な振舞いがダークエルフオークに整理統合されたり、より明確な弱点が設定されたりしながら、概ね亜人の一種に収まっている。


が長く尖っていて(※1)長寿の種族なのがほぼ共通事項になっている。

この耳は俗に「エルフ耳」と呼ばれ、エルフ以外の種族であっても耳が尖っていればエルフ耳と呼ばれるケースがある。

元々はそこまで長い描写ではなかったが、エルフ耳=アンテナの様に横長いイメージを固着(定番)にさせたのは、ロードス島戦記ディードリットの影響とされている。


TRPGでの魔法使いの役割イメージから筋力は比較的弱く、肉体的な耐久力も低めだが、身のこなしは軽く手先も器用。魔術のほか、自然に関わる力や芸術にも長けている個体もおり、物理系武器では弓矢を得意とする個体が多い。


大抵はの中で小集団で暮らしており、生真面目かつプライドや選民意識が強い傾向にある。

他種族との交流はあまり盛んでないが、エルフの性質と共存できる相手ならば接触を図る場合もある。人里近くに集落を築く場合も、自然の材料(など)を活かし外部からは目立たない造りを好む。


指輪物語の影響もあり、ドワーフに対しては野蛮な印象を抱きやすい(※2)ものの、嫌悪している訳ではなく、利害次第では協力する場合もある。

中には積極的に他種族の社会に入って行ったり、そのまま家庭を築く者もいる。



※1=上記のように“エルフの耳はロバに似ている” との伝承があり、これに着想を得て人間の耳の先端部分が長く(大きく)尖った形として描かれると推測される。


※2=これは古い伝承で「金属全般を妖精が嫌う」とあり、そこからドワーフの冶金技術を嫌っている、あるいは冶金過程の掘削行為などを『自然破壊』と見なしているともされている。


サブカルチャーにおけるエルフ

MARVELコミック

世界各地の神話や伝説の存在が主に「ポケットユニバース」と呼ばれる異次元に存在しているという設定であり、北欧神話の妖精とダンジョンズ&ドラゴンズなどのエルフを折衷したようなエルフ達が北欧神話ベースの「9つの世界」の中に存在している。

「アールヴヘイム」に住む「光のエルフ」と「スヴァルトアールヴヘイム」に住む「ダークエルフ」がおり、両者は「人類の祖先が二足歩行を始める以前からの仇敵同士」。

光のエルフは一般的なファンタジー作品のエルフに比べ、武器や服装は絶対王政期のヨーロッパを思わせるものになっている。(旧式な外見の拳銃を武器にする者も居て、人間と共同戦線を張った際は特に訓練なしに人間が作った銃器を扱えている)

日本語訳版では、光のエルフの中でも指導者層の台詞は古めかしい芝居がかったシェイクスピア劇ような感じの(例えば、人間のヒーローの中でも一目置いている相手は「○○卿」と呼ぶ)口調で翻訳される事が多い。

ダークエルフは、善良な者や平和主義者も居るが、ロクな統治者に恵まれなかったようで、悪役として描かれる事が多く、現在の王である「呪われしマレキス(Malekith the Accursed)」は、あまりに過酷な人生で心が歪み「戦争なくしては今の自分は無かったので、9つの世界を終りなき戦乱に置き続けなければならない」という狂った思想に取り憑かれている。

また、これ以外にもイギリスの伝説(アーサー王伝説など)に関連するエルフも存在するが、上記の北欧神話のエルフとの関係(同族か否か、など)は不明。

MCU

原案であるMARVELコミックと同じく「光のエルフ」と「ダークエルフ」が存在する。

ダークエルフはSF的な設定になり、戦闘機などの高度な科学技術を持つ異星人であり、おそらく、古代の地球人が「ダークエルフの魔法」と思ったものの正体は「異星人の科学技術」であると思われる。

光のエルフは、アスガルド崩壊後に、地球上のニュー・アスガルドに移住している者も居るが、全員が善良で品行方正な者達ばかりではないようで、同じ宇宙に存在する別種族のような変身能力を使って、他国でイタズラや犯罪を行なう者も居る。

ロードス島戦記

日本のサブカルチャーにおける女性のエルフ像に大きな影響を与えたという意見が多い。→参考


クリスマスエルフ

欧米では、クリスマスサンタクロースを手伝う緑と赤の帽子を被った小人もエルフの一種とされている。尖った長い耳は一般的なエルフ像と共通した特徴である。

英語では「Elf on the shelf(棚の上のエルフ)」と言われていて、普段はサンタクロースと一緒に北極に住んでいるが、クリスマスが近づいてくると各家庭にやってきて子供たちを観察するという。

サンタ工房サンタが街にやってきた!


関連イラスト

pixivに投稿される作品は妙齢の女性然とした姿で描いたものが多い。

エルフの薬剤師無題ドラゴン雪国エルフっ子ちゃん

エルフさんとダークエルフちゃんにらめっこしましょtwiiterエルフまとめエルフ4


関連タグ

北欧神話 妖精 妖精一覧

ハイエルフ ダークエルフ 褐色エルフ ハーフエルフ エルフ娘 バンブーエルフ

エルフ耳 とんがり耳 長耳

ドワーフ ゴブリン オーク ホビット フェアリー

精霊中国語では「エルフ」を「精霊(チンリン)」と訳している。

仙人:「人型で長命」という共通点がある。


他の記事言語

Elf


各言語での呼び名

言語カナ表記綴り
英語エルフElf
ドイツ語エルフェElfe
スペイン語エルフォElfo
イタリア語エルフォElfo
ラテン語アルフスAlfus
フランス語エルフElfe
タイ語エオEo
インドネシア語プリPeri
中国語精靈(チンリン)Jingling

なお、英語の「elf」は、ノルウェー語では「alv」であり、印欧祖語で「白い」を意味する「albh」が由来となっている。

更に言うと「albh」はラテン語で「白い」を意味する「albus」、そして「アルビノ」の語源となる。

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