CV:岡本寛志
概要
色黒の肌に関西弁で喋る、見た目アルバと同程度の歳の少年。
第1章中盤にてアルバの懸賞金を狙って現れた賞金稼ぎとして初登場。
一言で言えばかなりマイペースでバカ。
見た相手そっくりの着ぐるみを瞬時に作成できるという特技を持ち、それによる変装で
フォイフォイに化けて奇襲しようとしたが、あくまで間近でよく見ないとクオリティが凄まじく落ちてしまい、
遠目で見ただけのフォイフォイの着ぐるみがあまりに酷い出来となり一発でバレる。
しかも覗き穴すら設けておらず攻撃さえ出来ないことに攻撃する直前に気付き、
結果アルバが何もしないまま勝手に負けを認めた。
その後も握手のフリをして着ぐるみに仕掛けた爆弾で仕留めようとしたが
当然着ぐるみを着た自身も爆発に巻き込まれて自滅。
(握手も特に強く握ったわけじゃないのでアルバも普通に逃げた)
結局再度敗北を認め、そのまま一人で勝手に話を進めてアルバに協力することにしたが、
街に入る際にケンタウロスの変装をして二人揃って不審者として牢屋送りにされた。
しかし今度は間近でアルバを観察したことで精密な着ぐるみとさらに牢屋の鍵まで模倣し、
自分が身代わりになることでアルバを脱出させる。
別れがてら再会を望むが、結局アルバとはこの後直接対面することは無かった。
その後牢屋に一人だけでは脱獄がバレる為、
顔だけ半分半分にすることで二人分を演じた。当然バレた。
普段は緑のタンクトップに短パンと、作中のキャラの中でもかなりシンプルな服装。
肌は色黒だがこれは日焼けによるもの。タンクトップを脱ぐとしっかり日焼け跡がある。
ネタバレ
第1章・第2章
※以下、本編の重要なネタバレを含むため注意
その正体は、魔界において同じ魔族からも恐れられている存在『四大魔』の一人。
能力もそっくりな着ぐるみ作りなどではなく正真正銘のコピー能力。
それも相手の外見だけではなく能力まで完全に模倣でき、体の一部だけを変化させ同時に複数の能力を使い分けることも可能。
さらにそれらを使わずとも純粋な肉弾戦だけでも圧倒的な実力を有する。
性格はとにかくマイペースで自由気まま、掴み所が無い。そして頭が残念。
自分にとって面白い事にしか興味がない。
他の魔族と組まない一匹オオカミだと2代目に認識されていた。
1章終盤にて次元の狭間で再び封印の眠りに付こうとしていたロスと初代ルキメデスの前に
突如ヤヌアの姿と能力で現れ、勇者と魔王を観察しその力をコピーしようとした。
ロスに左腕を消し飛ばされてもまるで意に介さず、ルキメデスの体内にクレアの魂があることに気付くと
自分の顔をクレアのものにすることでロスに心理的な揺さぶりを与えた。
(この事から相手を観察した際にその魂まで見えているとルキメデスは推測している)
この時の動揺が原因でルキメデスの挑発に掛かり封印魔法が中断され、
結果的にロスとルキメデスが再度次元の狭間から抜け出すことに繋がる。
過去には初代魔王復活を企む魔族の過激派に金で雇われる形で
一時的に助力し、2代目魔王ルキメデスとも戦闘している。
2代目の妃に化けることで奇襲による不意打ちで深い傷を与え、
その後も肉弾戦と他の魔族の能力を次々に繰り出すことで終始圧倒していた。
過激派に助力したのはこの一度限りらしく、2代目を倒しその体を回収した後はサッサと別れている。
その能力から彼一人いれば魔王復活の為の力を持つ魔族を12人集める必要もないのだが、
現在では他の面白い事を優先し、さらに金銭にも困ってないので再度雇うことは出来ないでいる。
作中でも桁違いの戦闘力を持っているが、真面目に戦闘している最中にいきなり
子供だましのような下らない戦法を真顔でしてくるなど、どこまで本気なのかわからない素振りも多い。
底が知れない人物
初登場時の単なる器用なバカキャラに見せかけながら、
その実、作中でも桁違いの実力を有していることが明かされていったが、
徐々にそれ以上の底知れない不気味さも出てきている。
元々他者と組むことがないため性格と能力以外の情報が他の魔族にもしられておらず、
年齢を聞かれた際も魔界が創られた約1000年の倍以上である「2437歳」と答えている。
初代ルキメデスと対峙した際も当初全ての魔族の生みの親であるルキメデスも彼の事を知らず、
彼自身も魔王を完全に格下として接しており、
そもそも元はただの人間だったルキメデスが魔力という概念を知り、
魔王となった根本的な原因に自分が関係していると語っている。
その正体に気付いてからはルキメデスも「アナタ」と敬称するなど、
“ 魔族ですらない得体の知れない何か ”と推測される場面が多々存在する。
しかし、現時点では明確な正体に関するものは依然不明となっている。
ちなみに本性を現した際は眼がどす黒く染まり、
普段のおちゃらけた態度から一変して凶悪な顔付きとなる。
第2章ラストでは、勇者たちに倒され地に埋められたルキメデスの魂を掘り起し―――――
「 やっぱも少し 楽しもか 」
第3章
第3章のネタバレを含むため、閲覧注意。
第3章終盤、アルバとロス(シオン)を別空間に閉じ込めてアルバと交戦する。
最初はエルフの方が有利であり、アルバに留めを刺して勝利。
……と、思われたが実はフェイントで、実際はアルバに残りの魔力を託して帰らぬ人になる。
そんな彼の正体は「2000年分くらい生きたただの人間」であり、彼が2000年という長い時間を生きることが出来たのは魔力のおかげである。
(本人曰く、長く生き過ぎて身体はボロボロ)
また、彼が企んでいたのは『魔法を途絶えさせず人々にとって身近なものにしておく』こと(ただし元々考えていた「計画」は失敗した模様)であり、これは近い将来に起きる「最凶最悪の事態」に備えるためであった。
ちなみに彼の他にも計画仲間としてアルフという人物がいたようである。
「最凶最悪の事態」と「彼とアルフの活躍」は『戦勇。の核心』が明かされる第4章にて描かれると思われるため、彼が第4章の主人公である可能性が高い。
第4章
第4章のネタバレをry…。
第4章の主人公。
魔法研究の地「アルバ」の施設に勤める42代目大魔導師。
友人にして右腕のアルフ・パキントンと一緒に魔法を研究している。
そんなある時、とある老人に世界の滅亡が迫っていることを知らされ、回避する方法を見つけようといろいろ試すが失敗。
アイデアはあるものの、世界の魔力が足りないという問題があるため、過去の世界にさかのぼって世界自体の魔力の底上げを図ろうと計画する。
そして、エルフは相棒のアルフと共にタイムスリップに挑んだ。
以上の話から分かる通り、第4章にて(第1章からのアルバ達から見たら)エルフは元々未来人であることが判明した。
初代大魔導師アルバのことを尊敬しており、彼をモチーフにしたアニメのチェックなどを欠かさない。
※第4章の世界では歴代の大魔導師をモデルにしたアニメやドラマが流されている。
彼がアルバと初めて会った際に「アルバさん」呼びしていたのはこのためだと思われる。
相変わらずボケポジションであり、第1話から子供たちに大人げないことをしたりしており、早速アルフにツッコミを入れられている。
第4章当初は少年というよりも青年、肌は色黒ではなく関西弁も話していなかった。
しかしタイムスリップした際の影響で、体は縮み日焼けにより色黒となり、何故か関西弁を話すようになった。
関連イラスト
関連タグ
エルフ・ノヴェンバー(表記揺れ)
※第4章の第0話にてこちらの表記であったため、ノヴェンバーの方が正式表記の可能性がある(ただし、アニメサイトやジャンプSQは「ノベンバー」)。