CV:神谷浩史
概要
『戦勇。』に登場するキャラクター。
誕生日は6月13日。
一章では、番外編の「執事長のたび①、②」にのみ登場している。本格的な登場は二章から。
pixivでは『トイフェル』でのタグ登録が多い。
王のもとに勤める、お城の執事長。目の下のクマが特徴。
ヒメのお目付け役のはずだが、非常に面倒くさがり屋でいつも気怠そうにしている。
昼過ぎに王様に呼び出しを食らってパジャマで登場。しかも起き抜けの低血圧でふら付く。
そしてヒメの居場所を把握していない。
かつては仕事を完璧かつ迅速にこなす大変有能な執事で、その働きを認められ執事長になった。
が、それはより高い給料をもらうためであって、執事長になった途端に真面目に働かなくなったらしい。
また正社員登録や役職登録をすることで簡単にクビにできなくするという故意犯。彼はサボるためなら努力するようだ。執事やめちまえ!!
その後、ヒメの居場所を探すように王様に命ぜられて旅に出たようだが……。
大変な人見知りであり、初対面相手だと不慣れな笑い声を漏らす。デュフフ……
相手の許可を得て打ち解けると今度はキャラ変化を疑われる程、ざっくばらんになる。人との距離を測るのが苦手なのだろうとヤヌアは察する。
一人称は一章では私、二章ではオレ。
一章と二章では服装など細部に変更が見られる。
第1回戦勇。キャラクター人気投票では、番外編のみの登場にもかかわらず9位にランクイン。
第2回戦勇。キャラクター人気投票では、ロス、アルバに続いて見事3位にランクインした。
第3回戦勇。キャラクター人気投票では、5位にランクインしている。
アニメでは「戦勇。」では、ブルーレイ&DVD 第2巻特典OVA「執事長のたび その1」および第3巻特典OVA「執事長のたび その2」で登場している。
注意すべきなのは第3巻特典の「執事長のたび その2」の内容は作者がアニメ用に新規にシナリオを書いたものであり、原作のweb版「執事長のたび その2」とは内容が異なるという点。なお、web版「執事長のたび その2」の内容はアニメの第2巻特典OVAに収録されている。
因みに名前は、上下どちらも「悪魔」を意味している。
ネタバレ
※以下、作品のネタバレを盛大に含むので注意してください
戦勇。第二章
彼の本格的な活躍は第二章から。
その正体は魔族。
そして、二章でアルバたちが探していた魂の操作魔法を扱える魔族である。
人間に害を与えるつもりは無いようで、人間のふりをして王城にいる。
魂操作の魔法を使えるので、相手の体から魂をひっこ抜いたり、別の体に入れ替えたりできる。
しかし、その魔法を使うとすごく肩が凝る。そう、ものすごく肩が凝る。(大切なことなので二回)
なのでトイフェル自身は魔法をあまり使いたがらない。
昔利用されていた組織に「整体の領収書は経費で落ちない」と言われたことで「もう利用されるのは嫌だ!」と姿を消し、長年行方不明だったようだ。
結果、王城の執事長へ。現在はサボり気味のダメ執事長になっている。
一章依頼、ヒメを探すために1年間ずっと旅をしていた。
(しかし、サボり癖の結果、ヒメちゃんを見つけないように気をつけていたらしい)
それを逆にヒメちゃんに発見され、強制的にフォイフォイを探す手伝いをさせられることになるのだが、偶然居合わせたアプリールとフォイフォイの一件を解決できたのは執事長の働きが大きい。
本人曰く「見捨てるほど心強くないんですよ」「職業上なぐられなれてるからね」。
根はいい人である。
メイド長のアレスとは2万5000円の固い友情を結んでいる。
その後、アルバ一行と合流する。
また鮫島の友人の一人でもある。
戦勇。第三章
世界に新たな思惑が渦巻く頃、彼は本業である執事の仕事ではなくヤヌアのトマト畑でお手伝いをしていた。
畑で日焼けするほど働いた結果、労働の素晴らしさに目覚めた。
が、アレスからの2万5000円の請求をされ、元のトイフェルに戻った。なぜか日焼けも治った。
その後、ディツェンバーの思惑に巻き込まれたある人物を助けるために再び赴くことになる。
魔族のくせに人間界に居座っているので、王様から最近髪の毛が後退してきた原因じゃないかと疑われている。
しかし、本人曰く、魂の操作で魔力を抑えているので世界に影響が出ることはないらしい。
その他、彼の操作魔法には色々制約があるらしく、
消えてしまった魂は取り戻せない。
死んでしまった体に魂は戻せない。
混ざってしまった魂は分離が難しい。
などが語られた。
うまくいってよかった。
ジャンプSQ版
ジャンプSQでの連載版ではアペルピスィと呼ばれる初代魔王がつくった塔の5階の番人をしていた。初代魔王に忠誠を誓っていたが、魔王が死んだら給料が発生しないため金払いのいいエルフと契約していたようだ。アルバからは敵ながらダメなヤツと評されるほど真っ直ぐに濁った瞳をしている。