もしかして→ドラコ・マルフォイ
CV:鈴村健一
概要
No,14の勇者。第1章4話にて初登場。
顔に傷のある金髪の青年、勇者証は後ろ髪の先に結わえてある。
厨二病な性格であり、「分かった」を「理解った(りかいった)」と言ったり、「殺す」を「殺る(さつる)」と言うなど、会話では謎の倒置法や日本語でない言葉を多用してくる。バッヤロー。
ちなみに、某大作魔法映画にでてくる〇ルフォイとは違う。マ〇フォイとは違う。(ただし後述する妹の名前と合わせて考えると、元ネタである可能性は高い)
勇者としての名誉よりも、それによってもたらされる報奨金を目当てに勇者をやっており、魔王であるルキに悪意がないことを知った上でアルバ達諸共始末しようと襲い掛かる。
しかし自身に配属された王宮戦士・ルドルフに妨害され、ロスに一撃で打ちのめされアッサリ撃退された。
その後は成り行きだがアルバ達と共に行動することとなる。
誕生日は6月30日。
武器は右腕に装着した手甲に取り付けられた、剃刀状の剣「残忍な刃(グラオザーム クリンゲ)」。
※以下、作品のネタバレを多大に含むので注意が必要です。
第2章では勇者よりも給料がいいという理由で王宮で執事として働いていた。
が、ある理由から魔族と共謀することとなりアルバ達と再び敵対する。
その理由とはマルーという病弱な妹を救うための取引に応じたためであり、
1章で見せた金銭に執着する強欲な面も妹の治療費の為だった。
幼い頃からずっと彼女を大切にして来たため結構なシスコンの面もあるが、
それ故にアルバ達を裏切る際もそれなりの葛藤と迷いがあっても尚妹を取った。
しかし結局取引は魔族が自分の魔法の都合のいい実験体を得るための方便であり、
危うく妹を魔物に変貌させられかけるが、その場に現れたトイフェルの魔法により妹の魂を救われる。
妹の件が済んでからは再び仲間の輪に入るのに若干の迷いがあったものの、
マルー自身に背中を押される形で初代ルキメデスとの決戦の場へ向かった。
ヒメちゃんの片思いの相手でもあり、よくフルボッコにされる。愛故に。
2章序盤にて裏切る自身を引き止めるため遂に告白されるが、
それでも妹の為に立ち止まることは出来ずに敵対してしまう。
が、妹の一件が無事に済み、さらにルキメデスとの決戦も終えた2章ラストでは、
改めてお互い相手を見て考える時間が出来、前向きにこれからを向き合う事となった。
武器は上記のものを装備しているが、まともに使う描写もなく速攻でロスに破壊されている。
その後、27話で壊されたのを忘れて使おうとしていた。直前まではかっこよかったのに。直前までは。
2章ではより軽量化された新型を装備し、刀身もワイヤーで繋がれ遠距離での攻撃技も可能としている。
日記をつけていることが発覚したが、その内容は、暗号文に混ざり唐突にポエムが始まる
厨二病患者によく見られる傾向をもったもの。身近な知り合いが読むと心臓に来るので危険。
そういった様々な点から、戦勇。ファンからは「残念な刃」と呼ばれ、
彼が出る回にはよく「×残忍な刃 〇残念な刃」といったタグがみられる。
しかし、実際のところは決して弱いわけではなく、2章では大型の魔物を一撃で沈める攻撃力を持つ
ヒメちゃんが操る機械式の鎧「ヒメンダム」を剣1本で完全に圧倒しており、
ルキメデスとの決戦でもワイヤーと刃を駆使して繰り出す技はロスすら感心させるほどの技術を持つなど、
作中で登場する「魔力を持たない通常の人間」の中ではかなり上位の実力を持っている。
ジャンプSQ版
ジャンプSQでの連載版では性格が若干変更され、厨二病に加えてかなりの人見知りとなっている。
アルバが逃げ惑うしかなかった魔物を一撃で葬っている為実力が高いのは同様だが、
あまりに人見知りが激しいためロス達を狙ってもテンパってほとんど何も出来ずに返り討ちに会うという、
こっちはこっちで残念な感じとなっている。
また、ロスにやられた後に偶然見つけて手当をしてくれた経緯から、
こちらでは彼のほうからヒメちゃんに一目惚れをしている。