概要
銀色の髪を持つ少年で、父の仇討ちを目標に勇者アバンの旅に同伴している。
魔法力を持たないが持ち前の身体能力の高さと鍛えた剣術の技量を活かした戦士の素質を秘めている。アバンも、修行の一環としていつでも襲っていいとし、不意討ちを何度か仕掛けているが全て防がれており、【一太刀も加えられない事】が悩みの種となっている。
しかし、アバンはその事を咎めずお互いの行動を採点し合い、不器用ながらコミュニケーションを取る奇妙な師弟関係を築いていた。
【少年剣士よ、血路を開け】
チュゴナの里にて突如として邪気に支配された怪物達に襲われる。第二の必殺剣の習得・発動に成功しノイルをエスコートしながら、血路を開いていく。
里へ連れて行く事も考えていたが、ノイルに案内された聖なる祠にて村の守り神とされている慈愛に満ちた表情を持つ聖母像を目の当たりにする。
装備
- 鋼鉄の剣
- 鉄を鍛えて製造された剣。自分の体格に合わせて設計・製造されている。ヒュンケル本人の技量により自分の手足の様に馴染んでいる。
- 布の服
- 丈夫な木綿を縫い合わせて製作された一般的な布の服。動きやすい様に裾が短く整えられている。
技
- 大地斬
- 力に特化した第一の必殺剣。巨木を始め大岩や岩盤などを容易く斬り裂くパワーを持つ剣技。
- 海波斬
- 速度に特化した第二の必殺剣。凄まじい速度で、炎や水・熱気や冷気といった不定型なモノを斬り裂く事ができる剣技。
少年剣士が女性を慈しむ理由は、何か?
父から手解きを受けた際に『よいか、ヒュンケル・・・【たとえ敵であっても、女は殺してはならぬ】ぞ。どのような種族であろうと子を産み・育み、生命(いのち)を未来へ繋いでくれるのは【女】なのだ。』
『【女を殺める】という行為は、その【一族の未来を奪う】事に繋がる。 戦の勝敗とは違う禍根を残してしまうのだ。』
【女性】とは、【生命を宿し・産み・育み・未来へ繋ぐ事ができる神秘の能力(ちから)を持つ存在】であり
【その能力を持つ存在を殺める事は、虐殺以上のモノに手を染める事と同じ】である
という二つの言霊がきっかけだった。
この教えを想い出し、旅先で世話になっているチュゴナの里の少女ノイルをエスコートしている。
関連タグ
アバン:師。