概要
地底魔城で出会った少年ヒュンケルと共に世界各地を巡りながら「未来の勇者達の育成」という新たな目標に向けて歩き出したアバンの姿。
アバンが勇者から教師に転職した直後かつ10代の若さで人間の全盛期に近いので、下手をするとダイ本編発登場時の30代よりも強い(先生になった当初は致命的な心の傷を負っていないので心技体も万全である為)。
ヒュンケルとの精神的な距離が中々縮まらない事が、現在の悩みの種である。
【新たなる脅威、生か死か】
古代遺跡を調査している最中、邪悪な気配を察知する。気配の根源を知ると、魔槍のフーガと名乗る鳥の面を着けた槍使いと交戦、変幻自在の槍裁きに悪戦苦闘し、痛手を負う。
フーガから、『自分の命を狙う理由』を聴かされると『【戦乱の覇者】になろうと望む者が何処にいる？ 私の仲間達や世界各国の勇気ある者達は、戦いの無い世界を実現させるために己の生命を懸けてきたんだ！ つまらない腕自慢の為に、地上に再び戦火を灯そうとするお前達の思想に一欠片も共感できない！』と怒り心頭。
自身もフーガに対抗するべく、新たな武器を手にして立ち向かう。
装備
- 格闘
- 己が鍛え上げた身体能力から繰り出される武術。
- 鋼鉄の剣
- 鉄を鍛えて製造された剣。もっとも手に馴染んでいる武具で、身分を隠すためか鍔や鞘に装飾が施されていない。
- ???
- 古代遺跡に祀られていた彫像に持たされていた武器。自身の命を狙って来た刺客との交戦中に手にする。
- 旅人の服
- 冒険へ挑む旅人のために製作された衣服。父「ジニュアール2世」が学会に出る際に纏っていたモノをドリファンによって仕立て直された。
- くだものナイフ
- 果実などを加工する為に設計・製造された調理用ナイフ。切れ味・取り回しに優れていて、アバンが料理に使用する道具の一つ。弟子の不意打ちを防ぎながら食材を加工・調理していた。
- おなべのふた
- 金属製の調理用鍋の蓋。一定の耐久値はあるので、弟子から奇襲を仕掛けられた時に使用し、攻撃を防ぎながら料理に挑んだ。
- エプロン
- 調理師などが身に纏う丈夫な布で製作された前掛け。
- 15年後のデルムリン島での生活でも着用していた。
技
- 大地斬
- 力に特化した第一の必殺剣。巨木や大岩、岩盤を容易く斬り裂く事ができるパワーを持つ剣技。
- 海波斬
- 速度に特化した第二の必殺剣。凄まじい速度で炎や水、熱気や冷気などの不定型なものを斬り裂く事ができる剣技。
- 空裂斬
- 闘気に特化した第三の必殺剣。武器に光の闘気を蓄積させ、邪悪なエネルギーを斬り裂く事ができる剣技。
- アバンストラッシュ
- 力・速度・闘気が三位一体となった最強の必殺剣。光の闘気が蓄積された武器を最小限の動作で構え、最大限の力と凄まじい速度で閃光の刃を放つ。
- ???
- 自身の闘気を小さな一点に圧縮・開放する闘気技。 かつて丸腰状態で咄嗟に最大出力で放って窮地に陥った経験を踏まえて改善案を考えている。
重要装備
- カールの守り
- フローラ王女から授かった守り。肌身離さず身に着けている。
- 輝聖石
- 魔力を増幅させる輝石と魔力を蓄積させる聖石の力を宿した不思議な宝珠。
- 伊達眼鏡
- 愛用の黒縁眼鏡。
アバンは何故、身分を隠して旅をするのか？
氏曰く『世界の為に戦って傷つき、現在でも病床の仲間がいるのに、自分だけが英雄のように振る舞われたりする事を好まない性分であるから。
それに、自分が勇者であると知ってしまえば 周囲は普段の姿を隠してしまい真の姿が見られなくなってしまう』という理由からだった。
※その答えを聴いたヒュンケルから『それでは、先生が損をしてしまうのでは？』と更なる質問を受けると『私の損で世界が得をするのなら、それでも良いのですよ』と回答した。
アバンは【平和になった世界の人々】とそれらを【脅かす新たな脅威】を【見極める事】を新たな目標に組み込んで旅を始めた。
訪れる場所は、古代遺跡などが存在する土地に向けている。
関連タグ
アバンの時系列
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