概要
共通特徴
この二人は特に
- 心優しい性格
- お互いに敬語で話し合う
- 魔法が得意(ふぐりすは攻撃魔法、シリィはサポート魔法を覚える)
と言った共通点がある。
事の始まり
ふぐりすは魔物(特にイエスマン)が怖い理由でけつざめを誘い、木の実を食べに行った。
ところが、旅の途中で魔物達に襲われたシリィと出会い、けつざめは彼女を救出して仲良くなった。
人間と関わりたくないふぐりすは「もこもこな羽毛が触りたいから」とマッサージしてあげる様頼まれるも当然拒否。
シリィからは残念がられるも、彼らが優しかったので大満足し、お告げを残して去って行った。
ふぐりすは「何も無くてよかった」とホッとするが、その後イエスマンに襲われたのをきっかけにけつざめの村へ帰る途中で先ほどの彼女と再会を果たす。
流石のふぐりすも「迷子になってしまったのですか?」と心配すると彼女は方向音痴で帰れなくなった事が判明し、お互いに自己紹介し合う。
ふぐりす達の名前を初めて聞いたシリィは
「けつざめさんにふぐりすさんですか♪素敵なお名前ですね♪」
「というか…」
「まあ!ふぐりすさんは言葉を話せる魔物さんなのですね!」
「とってもおりこうさんなのですね♪」
と称賛する。
その後、けつざめと仲良くしている彼女を見て人間の価値を見直したふぐりすは彼女の救助を優先しようと親切心で道案内しようとするが、彼女の秘密を知らずにけつざめの村を暴露する。その言葉を耳にしたシリィは「大好きなけつざめさんがいっぱいいるから見たい」と私的な理由で人間の町を差し置いてけつざめの村への案内を優先しようとした。
彼女の意外な一面を知って後悔したふぐりすはけつざめの村の居場所を人間達に知らされると悟り「そんな軽率に人間を入れちゃ駄目!」ときっぱり断ろうとするが、「内緒にすれば大丈夫です!」と返答された上に恩返しも兼ねて友情の輪を結ばれる。初めて人間に触れたふぐりすは思わず驚いたが、シリィは「ちっちゃなおててがキュート」と寧ろ喜ぶのだった。
友達にされた以上彼女に逆らえなくなったふぐりすは頭が上がらないままシリィに「村の場所は内緒にして下さい」と約束し、「なんだかこの人は不思議と信用できる気がする… こんな人間もいるんだなぁ」とつぶやくのだった。