解説
1989年から1996年まで『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた漫画。フルタイトルは『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』。90年代の少年ジャンプ(所謂ジャンプ黄金期)の看板作品の一つでもある。本来は前後編の読み切り作品『デルパ!イルイル!』だったものの、高評価から後日談『ダイ、爆発!』を経て週刊連載された経緯を持つ。最終回が掲載された週刊少年ジャンプ1996年52号は丁度『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が1000話目に到達した記念すべき号でもあった。
少年ダイの成長と、ポップ、レオナ、マァムなど仲間たちの絆を描いた冒険活劇。本編の大部分は魔王軍との3ヶ月余り(正確には85日間)の攻防戦を描く。
タイトル通りドラゴンクエストシリーズを題材にしているが、登場する雑魚モンスター、魔法、職業などの根幹に関わる設定がゲームと共通している以外は各種ゲーム作品と一切の繋がりが無い、完全オリジナルの世界設定を持つ。
随所にゲーム作品をリスペクトした要素を多分に含ませつつも、全体の作風は当時のハイファンタジーRPG的な雰囲気と比べれば少年漫画らしいアクションシーンの方が印象に残りやすく、『ドラゴンクエスト』というカテゴリを超えて『ダイの大冒険』という独自作品として評価されている。
同世代のバトル漫画としては終始一貫して同じ路線で突っ走った、ある意味では異例の存在である。
ドラゴンクエストシリーズの生みの親、堀井雄二氏もこの漫画の原案・監修を手掛けており、劇中に使われていたオリジナルの魔法・必殺技には後のドラゴンクエストシリーズのゲーム作品に逆輸入されたものもある。
『今のはメラゾーマではない、メラだ』というラスボス・大魔王バーンの台詞と、左右非対称な氷炎将軍フレイザードなどが大変印象深く、直接関係ない作品にも度々このタグがつけられることがある。
東映動画(東映アニメーション)の手によって1991年に一度アニメ化された。
そして2019年12月のジャンプフェスタのステージにおいて再アニメ化の構想が発表された。こちらも東映アニメーションが手掛ける。
いずれも詳細は後述。
なお、上記の動画にてゲーム化決定も同時に発表された。スクウェア・エニックス主導の元、3タイトル同時に開発が進められ、DeNAからスマートフォン向けアプリ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-』、タカラトミーからカードゲーム要素のあるアーケードゲーム『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド』、ゲームスタジオからコンシューマー向け(最終的にNintendo Switch、Play Station 4、Play Station 5、Steamで発売)『インフィニティストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険』と進行している事が明らかになった。
コミックスは全37巻、文庫版は全22巻。国内の累計発行部数は5000万部にも上っている。更には新作アニメと平行し、新規書き下ろしイラスト新装版が5章に再構成して25巻刊行。
Vジャンプではスピンオフ作品『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王』が連載。2020年11月号にプロローグが掲載され、翌月の12月号より連載スタート。
原作は同じく三条陸で、漫画は芝田優作が担当。
また、空白期間の短編挿話5編が綴られた初のノベライズ『DRAGON QUEST-ダイの大冒険- それぞれの道』が書籍化された。
ストーリー
かつて世界は魔王ハドラーの魔の手に晒され、闇に覆われようとしていた。
しかし一人の勇者とそれを支える戦士たちにより、魔王は討たれ、世界は平和を取り戻した。
それから時は流れ……
かつて魔王によって操られていた魔物たちが、平穏を求めて集まり暮らす南海の孤島「デルムリン島」。
その島に暮らす唯一の人間の少年ダイは、魔物たちと遊びながら、勇者に憧れ冒険を夢見る日々を過ごしていた。
だが勇者を名乗る一行との対決を皮切りに、パプニカ王国の王女との出会い、そして勇者の家庭教師とその弟子の到来により、ダイの運命は大きく動き始める。
やがて少年は、自らに課せられた運命に導かれ、志を同じくする仲間たちと共に「世界を救う勇者」として冒険へと旅立つのだった――。
登場人物
※CV(1991年版/2020年版)
主要キャラクター
ダイ達の味方
- ゴメちゃん(CV:國府田マリ子(劇場版第一作)/冬馬由美/降幡愛)
- クロコダイン(CV:銀河万丈/前野智昭)
- チウ(CV:堀江瞬)
- アバン(CV:田中秀幸/櫻井孝宏)
- ブラス(CV:滝口順平(劇場版第一作)/田の中勇/緒方賢一)
魔王軍
- 大魔王バーン(CV:内海賢二/土師孝也、子安武人)
- ハドラー(CV:青野武/関智一)
- キルバーン(CV:田中秀幸/吉野裕行)
- フレイザード(CV:山口健/奈良徹)
- バラン(CV:石塚運昇/速水奨)
- ミストバーン(CV:難波圭一/子安武人)
- ザボエラ(CV:龍田直樹/岩田光央)
その他キャラクターはダイの大冒険の登場人物一覧を参照
語り部
- 屋良有作(劇場版第一作)/田中秀幸(1991年版)/櫻井孝宏(2020年版)
- 屋良有作氏は『CDシアター ドラゴンクエストⅠ〜Ⅲ』のナレーションやマスタードラゴン、ゼニス王を、田中氏は1991年版、櫻井氏は2020年版でアバン先生(アバン=デ=ジニュアール3世)を演じている。
世界観
現実の日本列島に形状と互いの位置が酷似している大陸と島を持つ。遥か地下には魔族達が住むもう一つの世界・魔界がある。
アニメ
1991年版
東映動画(現:東映アニメーション)の製作で、1991年10月から1992年9月にかけてTBS系列局にて木曜19時-19時30分に放映された。冒頭(デルパイルイル篇)からバラン篇前半までをアニメ化したもの。原作では描写されなかった展開・台詞などを組み込んで掘り下げがなされていたり、暴力的な表現・台詞が変えられている個所もある(フレイザードがマァムを手に掛けようとする時の台詞など。原作では「これで一人殺したぁ!」⇒アニメ版では「これで一人片付いたぁ!」)。
逆に原作で見られたマァム関連のセクハラ・サービスシーンは忠実に再現されている。
劇場映画も3作品作られ、東映配給の『東映アニメフェア』のプログラムの一つとして公開された。3作品ともアニメオリジナルストーリーで、原作のサイドストーリー的な内容になっている。
キャラクターグッズも、タカラ(現:タカラトミー)から発売されたコレクションフィギュアなど数多く輩出していた。
作中の音楽はすぎやまこういち、編曲に松尾早人、武内基朗が担当。
『ドラゴンクエスト』〜『ドラゴンクエストⅣ』の音楽を劇中用に作曲・編曲が施されたものをスギヤマ工房にて制作・使用されている。
中には一つの楽曲をベースに複数派生した楽曲や、ダイの大冒険用に新規製作された楽曲も存在する(アレンジ例としてEDの『この道わが旅』、ダイの大冒険用に新規製作された楽曲は『ダイの大冒険のテーマ』、『アバン~愛のテーマ~』)。
なお、テレビアニメはバランとの初戦闘を終えたところで終了となっている。原作ではバランによってダイの記憶が失われてしまうが、アニメではこれを改変し、ダイが仲間たちの絆で生み出した剣でバランを撃退するところで終了となった。原作コミックスのだいたい3分の1程を辿った形になる。
中途半端な形で終わったのは1992年10月に実施された、ベルトバラエティ番組『ムーブ』への番組編成上の都合によるものだった。アニメの視聴率自体は好調だったのだが、当時ゴールデンタイム19時台の視聴率で他局に押されつつあり、当時のアニメ全体として見ても同じ19時台の『ドラゴンボールZ』が平均視聴率20%を叩き出していた時代に番組維持に繋がる程飛び抜けて高くなかったが故の不運である。
ただし、この終了は三条氏も監修に立ち会って構成されたものであり、制作サイドとしてはまったくな不本意で終わったわけではない。しかも元々は1年で終わるつもりで作ったのはよかったが、これまた何らかの事情で寿命がもう少し延びるのかもしれない、ということでそのような構成をした矢先にあのような目に遭ってしまったのだった。
アニメには未登場だった竜騎衆のダイコロが発売されているのはこのため。
尚、『ダイの大冒険』のアニメ化に伴い、フジテレビほかで放映されたアニメ『ドラゴンクエスト』(NAS製作版)は『ドラゴンクエスト ~勇者アベル伝説~』へと改題された。
放送当時にVHSでソフト化されて以降は長らくソフト化されておらず、再放送はおろかDVDボックスなどの商品展開も一切されてこなかったので、VHS媒体を残しているレンタルビデオショップなどでしか視聴が出来ない状況が続いていたが、2020年版制作を記念してTVアニメ全話のネット配信が開始され、多くの人がようやく視聴出来るようになった。
配信媒体はバンダイチャンネル・dアニメストア・東映アニメチャンネルなど幅広く展開している。さらに、2020年7月3日にはテレビアニメ全46話ばかりか劇場版全3作まで網羅したブルーレイボックスが発売された。
2021年にはアニマックスで2020年版の放送に合わせて本編と劇場版の放送が行われた。
1991年版アニメ劇場版作品リスト
蛇足
本作が巻き込まれてしまった1992年秋の番組大改編が当時社長の鶴の一声で急遽決まった為本作同様に打ち切りが決まった別の番組内で直談判まで行い番組の存続を訴えている事態も起きた。高見義雄プロデューサーは最終回放送時に発売されたアニメディア1992年10月号141ページのインタビューにて「機会があれば映画版も含めて続編を作りたいが、現在のところその予定は無い」と語っている。
なお多数の人気番組を潰して鳴り物入りで始まった『ムーブ』だが、その後のTBS暗黒時代の引き金を引いてしまう。
放送期間をめぐるゴタゴタが発生した事に対し東映サイドも報復処置として、東映のアニメ・特撮作品のTBS新規配給禁止としたと言う噂が存在する。本作以後TBSが東映アニメーション作品を放送した実績が『ラブ★コン』位しかなく、東映の特撮ドラマに関しても、2003年に、CBC制作であるがセーラームーンの実写版が放送されるまでなかった(ただし特撮でない東映ドラマは稀に放送されてはいる)ため、このような噂が作られたのであろう。実際にはそれは噂でしかないものの、TBS系のアニメは後々の番組でも似たようなことをやらかしているため、東映アニメーションだけの問題というわけではないようである。
2020年版
2020年10月からテレビ東京系列局にて土曜9:30 - 10:00にて放送。この他、AT-X(衛星放送)やテレビ和歌山とびわ湖放送(これら2局は独立局)に加えて、1991年版の放送実績がある熊本放送(もちろんTBS系列局)でも遅れネットで放送されている。
東映アニメーションが再び製作を手掛けた。監督(シリーズディレクター)は唐澤和也、シリーズ構成は千葉克彦。また主要サブ脚本のひとりに隅沢克之が入っている事が特筆される。隅沢は千葉の同門(共にぶらざあのっぽ出身)であり、また1991年劇場版第1作の脚本担当である。
キャストは一新され、早見沙織や櫻井孝宏など本家ドラゴンクエストシリーズに出演している声優が参加しているが、1991年版で出演していた声優が一切出演しない。物語の内容も『ドラゴンクエストⅤ』以降のモンスターが登場したり、原作が完結している為冒頭でバランがアルキードを滅ぼし、その後赤ん坊のダイがデルムリン島に流れ着く、ニセ勇者との戦いが船上に変更される等、初回から大幅なアレンジがされている。物語全体の流れもエピソードによっては簡略化されたり一部原作と演出が異なるなど再構成されている所もある。
また、ギャグ的なシーンや、時代の変化および放送時間の関係で、お色気描写等は大幅にカットされている(が、逆に強調されてしまったものもある)。1991年版と同じく暴力的な表現も控えめになっており、描写や台詞などが変えられている部分もある。
六芒星や十字架など宗教的に関わる描写も変更されている(六芒星に関しては文庫版の時点で修正済み)。
元々テレ東の9時30分台のアニメとしては、最終的に2年間(下記の事件による再放送期間を除く)の放送となり、原作単行本第1話から最終話までのエピソードを描き切りネット及び原作ファンの評価も良好だった。バラン編途中のダイが記憶喪失になって以降の展開は本作が初の映像化となる。
一方、玩具関連はタカラトミーから販売されアーケード『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド』と連動する「ダイコレ」やフィギュアなどが展開されたが、同タカラトミーのゲーム原作の『スナックワールド』に比べ売り上げは芳しくなく、一部の商品が販売中止になる事態が発生した。また視聴率に関しては公式配信でシリーズディレクターの唐澤監督が「前番組(パズドラ)に比べ3倍から4倍」と公言していたが、平均が1.0前後と朝枠としてはお世辞にも高い数値とは言えなかった。
視聴率玩具売り上げが高いとは言えない本作が2年間放送出来たのは、後述する改編時期の事情に加え、スクウェア・エニックス側が本作に対しても「ドラゴンクエストシリーズのメディアミックス展開を構成する作品(コンテンツ)のひとつ」として捉え組み入れているスタンスを持っているためで、シリーズにおいては「勇者ヨシヒコシリーズ」と共にTV展開ができている貴重なコンテンツ枠である事情がある。事実、アニメやソーシャルゲーム終了後も『クロスブレイド』の展開は続いており稼働当初から現在まで収録カードに歴代ドラゴンクエストシリーズのキャラを登場させるなどゲームの宣伝にも活用されている。
無論、ファンやスタッフの熱意で支えられたことも忘れてはならない。
2022年3月11日、東映アニメーションの社内ネットワークが第三者による不正アクセスを受け、社内システムの一部を停止したことにより、アニメ作品の放映スケジュールに影響が出ることを明かした。
そこには本作品も含まれており、同日公式アカウントから1日後の3月12日に放送予定だった第73話以降の放送延期がアナウンスされた。
3月19日、26日、4月2日もベストセレクションとして放送される。
そのせいで一部キャンペーンや施策などにも影響がでで、特に『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-』においてネタバレが発生してしまう事態が発生してしまった。
これによりスポンサー契約が切れたが、東映自身がスポンサーとなる事で同年の4月16日から73話以降の放送を再開。話数の短縮は行われず、7月22日に全100話をもっての完結が発表。そのため、改編期から約1ヶ月遅れの2022年10月22日まで放送された。
本作番組終了時に直後に放送されていた『シャドウバースF』と『Ninjala』を同年10月29日からそれぞれ30分ずつ繰り上がる枠改変が行われ、空いた土曜10時30分枠のアニメ枠は消滅することになった(上記の不正アクセスの件のズレだと勘違いされがちだが、同時期に終了した別制作会社の『ワッチャプリマジ!』でも同様の件が起きており純粋に枠改変の影響が強いと思われる)。
再アニメ化の経緯
三条へのインタビューによると、
「『ダイ』は権利が整理されていなくて、『ジャンプ』のオールスターが登場するゲームなどに入れなかったのですが、『ジャンプ』の50周年に合わせてそこをクリアにしようとなったんです。そうしたら、原作の最後まで再アニメ化するという話も出てきて、一気にそこまで話が進むの!?と驚きました。新作のスタッフは監督を含めて『ダイ』を読んでいた世代で、スクウェア・エニックスさんにもダイ世代の方がいましたし、そういう機運が高まっていたようです。アニメを見ると、好きな方に作っていただけたことをすごく感じました。皆さんの熱意がすごかった。なかなかできることじゃないです」
とのこと。該当記事リンク
ゲームへの登場
長らくゲーム作品に登場する事はなかったが、連載終了から20年を期に2016年12月に『星のドラゴンクエスト』でのコラボレーションの一環として登場。約半年にわたり前編、中編、後編と展開され終了したが、2017年12月に1ヶ月間復刻することが発表。
更に新たな錬金(魔槍、魔甲拳、アバンの聖衣、ラーハルトの髪、光魔の杖、獣王グレイトアックスなど)、オリジナルの『竜の騎士の鎧』ダイver.や『冥竜王の鎧』と呼称する装備、途中追加ダンジョン、対ヴェルザー、鬼岩城追撃、などの要素も加わってイベントもパワーアップしてきた。
その1年後19年2月13日から3度目の復刻イベントで『集結!竜騎衆』(2月22日まで)、覇者の剣・手甲型、バラン装備錬金Ver、ヒュンケル衣装も実装追加。モンスター闘技場でもチウ、ゴメちゃんが登場。さらに2月23日からは『緊急襲来!冥竜王ヴェルザー』後半では勇者時代の装備にアバンと地下150階以降を行く『破邪の洞窟』も行われ、ビーストくん装備もクリア時に貰える。
20年9月下旬より再アニメ化との連動で三度目の再イベント。初めてノヴァ、レオナ(初期Var)成りきりコスや、ロン・ベルク制作武器の強化も実装されたが、翌月が五周年記念CMの影響で大々的な宣伝が出来なかった。
22年9月中旬からTVシリーズ完全完結に於ける四度目のイベントが開催。アニメ版アバンの使途Ver.レオナのコスが、☆5装備に『アニメ版~』名称の武器が六種初登場。必殺技や反撃にTVシリーズの1カットが入るVer.である。
『モンスター闘技場』でもクロコダイン、フレイザード、ビースト君、ハドラーが初ユニット。ミナカトールを集約させるパネルイベントでアイテムを集めるも原作基準の今迄の装備は都合上割合させられた。
また、『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』でもコラボしている。マイページでは手紙配りドラキーの代わりにゴメちゃん、プレゼント宅配のわたぼうに代わりブラスが勤める。ログインボーナスでクロコダイン(獣王に進化可能)1体、連続ログインでブラス4体が配布され、ハドラー(超魔生物含む)、ブラス、フレイザード(氷炎将軍に進化)、バラン(竜魔人に進化)、ロン・ベルクの地図、強敵メダルに竜魔人バランが登場する。付属武器には「真空の斧」や「どたまトンカチ」「真魔剛竜剣」がある。
5月には後半が追加され、ログインボーナスにヒム(銀髪鬼に進化)、ゴメちゃん、ジェムでの地図に老バーン(真・大魔王に進化)、ミスト(ミストバーンに進化)、キルバーン(怒りの仮面に進化)が追加。付属武器に「覇者の剣」「獣王の笛」「シャハルの鏡」「魔甲拳」「ゴールドフェザー」も追加。前半も引きづつきプレイ可能。ボスにはミストバーン、キルバーンが参戦。5周年でもイベント復刻され、ラーハルトもボスイベント兼ユニット化する。
CMではログインボーナスで優遇され過ぎたクロコダインがバランに痛め付けられる場面にされた(声は別人)。第2弾では、芸人のダンディ坂野が出演している。
主人公たちが着用可能な武器・防具の他、呪文・特技の実装も期待される。
18年4月末日からコラボが再び復活、以後不定期に復刻コラボしている。チウ(獣王遊撃隊に進化)、ザボエラ(超魔ゾンビに進化)が追加。装備には「パプニカのナイフ」も加えられた。
但し、進撃イベント『閃光のように』で真バーンを一度でも倒してクリアする事が条件、ジェムを大量に消費する覚悟で挑む事。20年10月末日にて超魔王として武人ハドラー(外套var)、11月には何とこれまで名前のみしか登場しなかった主人公ダイがアバンの使徒ダイ(竜の騎士ダイに究極転生)として実装された。
さらに、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル』では、コラボイベントとしてゴメちゃん、ブラス、チウ、キルバーン、ミストバーン、大魔王バーン、鬼眼王バーンが参戦。
こちらは更新データの適用後にコラボ状態となる。
2019年2月14日にPlay Station 4/XboxOneで発売した『JUMP FORCE』でダイの参戦が確定した。家庭用据え置きゲーム機への参加は本作が初めてとなる。
2020年10月22日には、新作アニメ放映に続く形でアーケードカードゲーム『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド』が順次稼働。
『ドラゴンクエストウォーク』でもコラボ実現された。
2021年7月15日には、初めて外部の作品である『モンスターストライク』とコラボし、8月30日には『パズル&ドラゴンズ』とコラボ。
2021年9月28日には、初のスマートフォンアプリ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-』がサービス開始(2023年4月27日にサービス終了)。
2022年1月20日には『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』とコラボしている。
2023年2月8日にはyostarの運営するkong studios開発のドット絵アクションRPG『ガーディアンテイルズ』とのコラボが1か月間開催されている。初の海外ゲーム作品とのコラボであり、グローバル版は2022年12月29日より先行開催されている。日本版は欧州版コラボイベントが終了した翌日より開催。
関連商品
1991年版
玩具関連はタカラ(現:タカラトミー)より販売されていたが、現在は入手困難となっている。売れ行きは好評だったため、放送延長を検討するきっかけを作った。商品展開もかなり先の展開を見据えていたため、武闘家マァムや鎧の魔槍版ヒュンケルなどもラインナップにあがっていた。結局上記の騒動によって半端なラインナップで止まってしまっている(上記の通り、竜騎衆までダイコロが発売されているほか、ダイの剣装備の魔法の闘衣版ダイが流通限定フィギュアとして発売された)。
ダイコロは登場人物の塩ビフィギュアとサイコロのセット。フィギュアを駒として相手のキャラと対決、サイコロを転がして勝敗を決める。
バトルダンジョンはダイコロに対応したジオラマ。展開してダンジョンとして使用でき、そこにフィギュアをディスプレイして遊ぶ。
バトルアクションは1アクションで必殺技を再現できるアクションフィギュア。関節も可動するので劇中のシーンも再現可能。コンセプトは下記のfigmaやアクトプレイバーに引き継がれる。
ソフトフィギュアは彩色済みのコレクションフィギュアで、当時としては再現度の高い一品だった。他にもサウンドギミックを内蔵する『パプニカのナイフ』が発売された。
その他の商品ではロッテからウェハースチョコやガム、ニッスイから魚肉ソーセージが発売、ソーセージはおまけとしてメンコが付属、レア枠でスーパーメンコがラインナップされている。
2020年版
1991年版と異なり複数のメーカーから関連商品が発売されている。
対象年齢の低いものからハイエイジトイに至るまで、様々な商品が企画・発売された。これも親子二世代の作品ならではと言えるだろう。
- ダイコレ・ビジュアルフィギュア・アクトプレイバー(タカラトミー)
上述のアニメ・ゲームと時期を揃えて発売されたホビー商品。対象年齢は小学生以上だが、前作と異なり売れ行きは芳しくはなかったとのこと。そのためアクトプレイバーの発売が中止になるなど、商品展開が縮小される結果となった。
ダイコレは『スナックワールド』で同じくタカラトミーから発売していた「トレジャラボックス」と同仕様のBOX版及びカプセルトイ版(タカラトミーアーツ発売)がある。ダイコロの流れを受けた商品だが、キャラではなくダイキャスト製の武器アイテムとなっている。
ビジュアルフィギュアはアクリル板にイラストを印刷したもので、アクリルカードからキャラとセリフを外し、アクリル製台座にセットすることで劇中のシーンを再現するもの。
アクトプレイバーは14か所可動の手のひらサイズフィギュアで、背景カードとスタンドが付属する。第1弾のラインアップはダイとポップ、ヒュンケル(鎧の魔剣)の3種だったが、開発が困難となったのか販売中止となってしまう。およそ2年後にライバル会社から似たコンセプトの商品が発売されてしまったのは何かの因果か。
各関節可動のアクションフィギュアシリーズにラインアップ。現在のところダイとポップが発売されている。フレイザードなど今後も発売する予定。
- プライズ、固定フィギュア
プライズはセガやフリュー、フィギュアはメガハウス、コトブキヤなどから発売。
- なりきりアイテム
『パプニカのナイフ』がタイトーから、『ダイの剣』がホビージャパンから発売。特に後者は音声・発光ギミックが凝っている逸品。ハイエイジトイであるためそれなりの価格であるが、本作のなりきりアイテムとしては最高峰といえる。
ダイの大冒険を基にしたアーケードゲーム。他にも本家ドラクエシリーズからも人物や魔物が登場する。現在はサービス終了している。
コミカライズ版も刊行されており全7巻で完結。主人公はユウキという小学4年生だが、ダイとメイロパーティーに加え、この3人がメインキャラクターとなる。
小説作品。5つの章で構成されており、ダイ、ポップ、マァム、ヒュンケル、レオナと章ごとに主人公が変わっていく。
原作の合間を描いた物語となる。表紙は描き下ろしだが挿絵はなし。レオナ姫のお尻とパンチラが見どころ。
詳細はリンク先を。
アクションゲーム。ダイ大としては初のコンシューマ。オンライン要素はなし。
鬼岩城との戦いまでが描かれており、2020年版のワンシーンを切り抜いてストーリーを描いており、紙芝居のように進行する。一部はムービーシーンとなっている。
- その他
1991年版で菓子関連を発売していたロッテから『ダイの大冒険マンチョコ』が発売、ウェハースチョコにシールが付いた『ビックリマン』仕様の菓子である。
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