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『最後の最後まで・・・絶望するわけには、いかねぇんだぁぁぁっ!!』


概要

CV:難波圭一(1991年版) 豊永利行(2020年版)
アバンの使徒のひとりで、魔法使い→大魔道士。15歳。5歳の頃から愛用しているハチマキ状のバンダナがトレードマーク。
主人公であるダイとはメンバー中で最も付き合いが長い一人。
名前ポップの由来は「pop("popular"、通俗、大衆)」から。原作者曰く「一般人の代表って感じかな」「実力や才能はあるのに精神的には脆い」とのこと。

人物

ランカークス村にある武器屋の息子。 家族構成は、頑固な武器職人の父ジャンクと優しい母スティーヌのふたり。
たまたま村を訪れたアバンに憧れ、家出同然に弟子入りした経歴を持つ。そのため両親はアバンを大変怨んでいたが、再会した息子が勇敢な男へ成長したことで、逆に感謝したという。
アバンの使徒の中では唯一両親が健在となっている。

臆病で狡賢く普段は気弱であるが、情に厚い性格で他人を差別する価値観はない。実際にラーハルトの過去を聞いて涙を流し、(いくら邪心から解き放たれた上にアバンの同行があるとは言え)魔物だらけのデルムリン島に即日で慣れ、数日も経てば自然体で過ごしていた。また、人間ではなく竜の騎士と判明して皆から嫌われるんじゃないかと危惧していたダイに対しても、「例えお前が化け物でも構わない」と涙を流して訴えた。その姿を見てからメルルはポップを気にするようになっている。
父のジャンクも魔族を友人にもっている事から、この気質はおそらく父親譲りと思われる。

師の呼び方に対してはオンリーワンにしたい拘りがあるようで、自分にとって『先生』はアバンだけと言い、マトリフは『師匠』と呼ぶようにしている。

当初は自分よりも強い相手に立ち向かえず、罪悪感を抱きながらも仲間を置き去りにして、逃げ出すこともあったが、2度目のクロコダイン戦でマァムの叱責とまぞっほ
「さあ、往くがいい・・・まだ間に合うかもしれん。 胸に【勇気の欠片】が一粒でも残っているうちに………(ワシらのような)小悪党にゃなりたくなかろう?」

ポップとまぞっほ


というきっかけと助言により、一欠片の勇気を振り絞ってロモス城へ向かう、『もう俺は、逃げたりはしない! 今までの俺とは違うんだ・・・【一欠片の勇気】くらい・・・俺にだってあるぞ!』と自らを鼓舞しブラスとダイの窮地を救う。普段は自らを臆病で勇気がないと認めているからこそ、この時は勇気を振り絞ることが出来たとも言える。

それ以降は天性な明るさと暖かい人情味でダイ一行を支えるムードメーカーとなり、ダイにとっては掛け替えがない盟友となっていく。
ミストバーン戦で消滅したと思われた時は仲間たちの戦意が喪失してしまい、彼らの姿を見たミストバーンには『あの男(ポップ)が、いかにお前たちの中で大きなウェイトを占めていたかよく分かる…』と評されるほどである。

アバンの嘗ての同志であるマトリフに師事し、ベタンメドローアなど強力な高位呪文を見につけ、名実共に人間界最強の魔法使いにまで成長した。
何度決定打を浴びせても立ち上がる様を見たシグマの「君は本当に人間か?」という問いに「貧弱で弱っちい人間」と返した際も「そう言う事を言う奴が一番危険」と評され、キルバーンには「アバンの使徒で成長速度はダイ以上」「ああいう弱かった奴が成長してきた様なのが一番面倒」とまで言わしめた。

何だかんだで熱血で中盤では熱くなって苦境に追い込まれるときもあったが、終盤では魔法使いにふさわしい冷静さで対処し大魔王バーンの奥義の秘密をも看破した。

初登場時から対戦相手に挑発することが多く、それによって相手を自分の土俵に入れて倒す戦法も得意としている。

出自や経歴は普通そのもので、ある意味読者の代弁者と言うべき『一般人』であり、当時の少年漫画では一般的なキャラクター造形ではなかったことや、その情けないヘタレぶりゆえに序盤では人気がなく、担当編集から「ポップを殺しましょうよ」と身も蓋もない進言まで飛び出す始末だったとか。
また、そのヘタレな過去から自己評価が途轍もなく低く、物語終盤自分だけアバンのしるしが光らなかった際、誰にも相談できず抱え込んでしまい、土壇場で失敗してしまう事もあった(ちなみに仲間からの評価は高く、前述の「しるしが光らない」事態もダイとヒュンケルは不思議そうな顔をしており、ファンからは「ポップがアバンの使徒にふさわしくない」や「ポップの力量不足」より「しるしが壊れた」方を真っ先に疑っている表情と評されている)
人間らしい弱さを抱え、それを乗り越えて戦い続けたその姿は「劇中で最も成長したキャラクター」と言われる。

ダイの最初の仲間でもあり「選ばれしヒーローを最後の舞台にまで送り出す」という一番の相棒としての役割を200%と言っても良いレベルで完璧以上に体現し、連載が終了してから二十年以上経った今もなお語り継がれている伝説的なキャラクター。

ちなみに、他人の色恋沙汰には鋭いくせに、自分に向けられるメルルの好意には全く鈍感。スケベでもあり初対面でマァムの胸を不可抗力で揉む、フローラたちの着替えを覗くなどサービスシーンには欠かせないセクハラ要員でもある。
マリンのスカートを脱がせて顔面に張り手を打ち込まれたこともあった(2020年版では、直接描写はないもののスカートを完全に脱がしてしまい、パンツどころか下半身丸出しにしてしまったと思われる描写になった)。
そんな俗っぽすぎるところも含めて読者の代表と言えるのかもしれない。

囲みに運のよさが256と限界突破しているのも特徴(プレイヤーは255までが限界)で、2020年版アニメではレオナに奢ってもらったスラまんの中に『ちいさなメダル』が入っており、デパートの店員さんに『おめでとうございます!ちいさなメダルGET‼️』とお祝いされていた。(ダイとポップはちいさなメダルの価値を分かっていなかったが)

呪文

作中ではメラゾーマを筆頭にメラ系呪文を得意としている。本人はヒャド系呪文を得意だとアピールしているがメラ系呪文に比べて詰めが甘い部分が見られた。またマトリフとの修行により殆どの呪文は契約できているとのこと。
原作者によれば「体質的に契約できない呪文がある」と語られており、ほとんどの呪文を契約できたポップの才能が図抜けたものであることが窺える。

メラメラミメラゾーマ
火炎(メラ)系呪文。 中でもメラゾーマは、巨大な火球を相手にぶつける最強の火炎呪文。デルムリン島でガーゴイルを撃退する時に、これを一番最初に使った。本人は火炎系が得意らしくメラゾーマなら20発程度は軽いらしい。使用頻度は高いものの、クロコダインには真空の斧で、ボラホーンにはブレスで破られ、老バーン戦ではメラにすら完全に押し負けてしまうなど活躍の機会は少なかった。終盤ではクロコダインを真似て地面を掘り、処刑場に忍び込むという補助的な活躍をしている。

ヒャドヒャダルコ
氷(ヒャド)系呪文。序盤でも不完全ながら津波を凍らせる威力がある。終盤では魔界最強の炎を召喚する♦の9をこれで防いだ。(プロフィールだと終盤ではヒャダインも使用可能)

ギラベギラマ
閃熱呪文。杖や掌から熱線を射出する攻撃呪文。マトリフとギラの打ち合いをした時は先に息切れして劣勢だったが、ザムザ戦では破壊力を収束させることで身体を砕くなどの活躍を見せた。マトリフに鍛えられたこともあり、ベギラマの威力は魔軍司令の頃のハドラーより上(しかもこの時のハドラーは、アバンに勝った時よりも強くなっていた)。

イオイオラ
爆裂呪文。複数の光球を放つ。イオに関しては相手に直接叩き込むように触れて使用したことがある。イオラは距離を取るながらの牽制目的で使うことが多かった。最終決戦時はバーンから「仮にイオラの威力がイオナズン級だったとしても自分には通じない」と述べており、魔力に関してなかなかの評価を受けている。

ラナリオン
天候系呪文。昼夜逆転呪文の下位呪文で雨雲を呼び出す呪文。序盤でまだ満足に電撃呪文(ライデイン)を発動できないダイの補助のために契約した。

ルーラ
瞬間移動呪文。目的地をイメージするのがコツで、自身が行ったことがある場所なら一瞬で何処へでも行ける。 ※術者の印象に残っているものが強ければ、そちらが優先されてしまい目的地から離れた場所に到着してしまうこともある。

トベルーラ
飛翔呪文。魔法力を放出することで空中を移動することができる魔法。『ルーラが出来れば、応用でこれくらい!』と極短期間で習得・発動させた事にマトリフから、『いつの間に覚えた!?』と驚かせている。

ベホイミベホマ
回復呪文。大破邪呪文攻防戦にて大魔道士に覚醒した際に習得。自分を庇って瀕死の重傷を負ったメルルの回復と解毒をした際にはザオリクに匹敵する回復量を発揮させ一命を取り留めさせた。

ベタン
マトリフ直伝の重圧呪文。ドラゴン数匹を一発でしとめる威力がある。魔法力の消費が激しく5、6発が限界との事。初使用時は、飛翔呪文と併用していたため一回発動させたら魔力が尽きてしまった。

???
僅かな魔法力と術者の生命エネルギーを爆発力に変換する攻撃呪文。 竜魔人と化したバランに一矢報いるために使用し命を失ったがその後バランの竜の騎士の血の力で蘇生する。

フィンガー・フレア・ボムズ
フレイザードが使用した五指爆炎弾を真似たもの。劇中ではザムザ戦と鬼岩城戦で計2回使用。本来は指先から最大5発のメラゾーマを同時に撃ち出す呪文だが、ザムザ戦では全魔法力を注いでも3発が限界でその後はまともに動けなくなるほど身体に負担がかかった。
鬼岩城戦では5発撃ち出してその後も魔法力は切れずに戦闘を継続しているが、今度は胸を抑えて苦しむほど大きな負担がかかっていた。
ポップはこの魔法をフレイザードが使っていた場面を実際に見たわけではなく、後に話を聞いただけで再現した事をマトリフに告げている。
性質的には禁呪法にかなり近く、並の人間が使うと寿命が縮まるらしい。この話を聞いたポップは青い顔になってしまったが、上述通り鬼岩城戦では「強力な呪文が必要なのは今!」として使用に踏み切っている。

メドローア
マトリフ直伝の極大消滅呪文。メラ系とヒャド系の呪文を合一・スパークさせ、全てを消滅させる光の矢を打ち出す。
初登場時は山を穿ち抜くその威力から、ジャンプでの必殺技投票で一位にも選ばれた。弱点は燃費が極端に悪い上に威力が高すぎて、反射呪文(マホカンタ)などで反射されるとこちらが全滅する危険があること。

このほかマトリフによって回復呪文なども含めたほとんどの呪文を契約させられており、終盤ではそれらを一気に使いこなすほどの潜在能力を解放させ大幅なパワーアップを果たした。


侮れぬ爆発力


『俺の仲間を傷つける奴は・・・絶対に、許さねぇぞ!!!』

  • ロモス城のクロコダイン戦では、マジカルブースターの魔法石をわざと砕いて魔法陣を形成し大呪文『破邪呪文(マホカトール)』を発動させブラスを助けてダイを勝利に導いた。


  • 竜騎衆戦では、記憶を奪われたダイを守るため、仲間に引き留められないようわざと戦意喪失して逃げ出す振りをして単身足止めに向かう。

『みんな、すまねぇ! どうせ、【おれ一人で行く】なんて言っても止められるだろうし・・・・皆には、どうしてもダイを守ってもらわなきゃならねぇんだ!(中略)たとえ勝てなくっても、一人でも二人でもいいから人数減らしをしてやるさ!』

『待ちな! ここから先は、行かせないぜ!』

不意打ちでべタンを発動しバラン達を攻撃するが、足となっていた三体のドラゴンたちを倒すもバランや竜騎衆は無傷。なす術もなく竜騎衆にいたぶられるもガルダンディの相棒に腕をわざと噛ませ、口内でベギラマを発動させて撃破する。
その後、相棒を殺され逆上したガルダンディに嬲り殺しにされかけるが思わぬ人物の力添えにより、窮地から脱出・残った魔力を集中させて放ったイオの至近距離発射によりガルダンディも撃破した。ポップが固有キャラクターを初めてほぼ単独で倒した瞬間である。

竜魔人と変貌を遂げたバランに対し

『・・・渡さねぇ! 親だろうとなんだろうと・・・おれ達のダイを渡してたまるか! そうさ、ダイがいなけりゃレオナ姫は死んでいた! ダイと戦わなければクロコダインもヒュンケルも、悪党のままだった! そして・・・そしておれは、ダイに出会えていなかったら、いつも逃げ回って!強いやつにペコペコして、口先ばっかでなんにもできねぇ最低最悪な人間になっていたに違いねえんだ!』

『ダイに出会えて俺達の運命は変わった、ダイのおかげで俺達はここまで頑張ってこれた!ダイは俺達の【心の支え】なんだ! そのダイが人間の敵になっちまうなんて・・・・俺達の目の前から消えちまうなんて・・・・死んでも我慢ならねぇ!!』とダイを始めとした仲間達にとって、かけがえのない存在である事を言い放つ。

だが自身は、竜騎衆との戦闘で魔法力もほとんど消耗してしまい武器もない、逃げることができない状況になるが攻撃手段を考える…
『先生・・・先生なら、こういう時どうしますか? 先生なら・・・!』
たった一つだけの攻撃手段を思いつく、だがそれを仕掛けた先のことを考えるが、不安そうなダイの表情を見て
『ダイ・・・心配するな、すぐに終わらせてやるからよ』と自分の大事なトレードマークをダイに託して最後の攻撃を仕掛けた。

『どうやら、おれの冒険は・・・ここまでだぜ・・・!!』

その後の魂の世界では、『俺は役目を果たしたんだ、もういいんだよ・・・』と静かに退場しようとしていたが、 突如現れたゴメから『弱虫な卑怯者』と呼ばれ更に『ダイを見捨てる最低な男』と言われ逆上、『俺は、ダイを・・・見捨てたりなんかしねぇぞぉぉっ!!!』思わず振り上げた拳が生命活動を停止したはずの自身の体を動かし、竜魔人バランにベギラマを食らわせた。これにバランが驚愕したことで隙が生まれ、ダイは勝機を掴んだのだった。 ※なお、原作ではこの間も歩みは止めることができなかったが、2020年版ではゴメに「弱虫」と言われた途端に立ち止まって反論しており、ポップの意思の強さが表現されていた。

その後、バランの手によって復活・再びダイ一行と冒険の旅に向かうのであった。

復活した際に、落ちる花びらに、閃熱呪文(ギラ)を放ち小さな穴を空けるという技を披露した。本人曰く『復活した後、な~んか調子がよくなってよ!』とのこと。
※ただし、これはダイ達を無理させないための痩せ我慢も含まれており、小屋の外に出た途端に木に寄りかかって息を荒くしていた。
その後はマァムに化けたザボエラに騙されて全滅しそうになったが、マトリフが駆けつけた事で事なきを得る(ただし、疲労していたとはいえ、ヒュンケルやクロコダインですら術中に嵌った魔香気に耐性があった)。

更にロモスの武術大会にて、武闘家になったマァムと再会するが、上述でザボエラに騙された事もあり、胸を突いて確認(2020年版では至近距離から目を見つめる描写に変更)マァムにビンタされたことでマァムが本物であると確信している。
ザムザとの戦闘ではエネルギーを絞り込んだギラを同時に発射し追い撃ちでメラゾーマを撃ちこむというラッシュを仕掛けられるほどに成長していた。

マァムとチウを連れて鬼岩城の迎撃に向かう。飛翔呪文(トベルーラ)を発動した状態で、爆裂呪文(イオラ)を放てるだけの魔法力に達していた。本人は鬼岩城に風穴を開けるつもりでイオラを放ったが、ちょっと削れただけだったのできまりが悪くなってしまった。

キルバーンとミストバーンを追って死の大地へ到着するのだが、キルバーンの罠にかかってしまい抹殺されかける。しかしクロコダインの救援によって事なきを得る。
なお、2020年版ではキルバーンに鬼岩城戦であまり活躍できなかったことを挑発されて死の大地まで追いかけた事になっており、ポップが1人で突っ走った事への説得力を持たせた。
その後、超魔生物となったハドラーの手からダイを連れて撤退しようとするも失敗。ダイを置いて逃げている途中でクロコダインの助力もあって無事に仲間達に事を報告。マリンに頼み込んで魔法力を回復させる聖水をもらい(この時に勢い余ってスカートを脱がせてしまいビンタされた)、クロコダイン、チウと共にダイ捜索に赴いた。
しかし、オリハルコンでできたハドラー親衛騎団の強さを目の当たりにしてさらなる強さを所望し、マトリフから苦難の末にメドローアを伝授される。

バーンとの初戦に敗北するもハドラーによって助けられ、更にはマァムが海を泳ぎ切ってポップを連れ帰ったため無事生還する。
大破邪呪文(ミナカトール)発動のために、アバンのしるしを輝かせるために奮起するが上手くいかない。書物に記載されていた【正義】、【勇気】、【闘志】、【慈愛】は わかっているが・・・最後の一つだけが破けていたため不明であった。 そのため、『ダイは【勇気】だ、勇者だからよぉ・・・・間違いねぇぜ』と自分は破けている最後の項目に当てはまる者だと考えていた。
しるしを輝かせるために奮起するが、輝かない。アバンの使徒の中で自分だけが特別な出自でもなく、優れた能力があるわけでもないことから『俺だけが・・・俺だけが、みんなと違う・・・!!』と落胆してしまう。

そして、大破邪呪文発動に挑むのだが・・・しるしは輝かなかった。焦りが生じてしまい、しるしを乱暴に外してマァムやダイ達の下を離れた一瞬、自身を庇って瀕死の重傷を負ったメルルを助けるために奮闘。メルルの頼みを聞き届け、マァムに対する想いを告白する。
その時に、しるしが輝いた。自身が司るものは、残された最後の魂の力ではなく別の魂の力であった。

大魔道士ポップ


通じる呪文が限れる上にそれを跳ね返せるシグマとの戦いは劣勢を極め、接近戦でも完全に上を行かれ圧倒される。幾度となく打ちのめされるポップだが決してあきらめることなく立ち上がり続ける。

『・・・キミは本当に人間なのか? ゾンビか何かでないとその不死身・・・説明がつかぬ・・・』
『よしてくれよ・・・おれはれっきとした人間だぜ・・・臆病で弱っちぃ・・・タダな人間さ・・・!』と回答するが・・・

ひそかに回復呪文(ベホマ)を使っていたことを知られ、『キミは、賢者なのか?』と質問されると
『違うね・・・・おれを呼ぶなら・・・・【大魔道士】とでも呼んでくれっ!』と自身を賢者ではなく大魔道士と名乗った。 (それは師マトリフが語った称号とまったく同じものであった。)

シグマの隙を突いてメドローアを仕掛けるも、不運から破られシャハルの鏡で跳ね返されポップ自身が消滅してしまう…
『・・・化かし合いは・・・おれの勝ちだっ!』
…と、見せかけ、跳ね返ってきたものはメドローアに似せて作った閃熱呪文(ベギラマ)で、一度油断させてから本命のメドローアをシグマに撃ち込み見事勝利する。

真・大魔王バーンとの戦闘時、彼の最強のバトルスタイルの前に次々と仲間が戦線離脱していく中で、大魔王最大な技の弱点を看破。しかしバーンは奥義に頼らずともダイたちを圧倒できる実力を持っていた。勝機を掴むには奥義を破るしかないと考えたポップは、弱点を大魔王に明かした上で彼のプライドを揺さぶる形で『勝ちたかったら、普通に攻めてくる事をおすすめするぜ? 大魔王さんよぉ・・・!』と挑発。ポップの思惑通りに天地魔闘の構えを取らせるが、もう戦える仲間はダイとポップの二人のみ。絶望的な状況でポップは『【大魔王を倒すのは、勇者】って相場は決まっているんだ! 奥義の喰らい役は、俺がやるぜ!』と自ら奥義の喰らい役を名乗り出て、大魔王に立ち向かう。 ブラックロッドは砕かれ、渾身のイオラも跳ね返される。そしてトドメのカイザーフェニックスがポップを襲うが、旅人の服の下に身に着けていたあるモノを用いて反撃に成功。勝利を疑っていなかったバーンはカイザーフェニックスとイオラをまともに喰らい、その間隙を突いたダイのアバンストラッシュXによって片腕を失い、奥義を封じられた。
その様は、かつてハドラーのイオナズンを封じるために片腕を斬り落としたアバンとロカの姿を彷彿させる。

しかしバーンにはまだ切り札があった。ピラァ・オブ・バーンに搭載した黒の核晶を同時爆発させ地上を吹き飛ばすという策である。しかも最後のピラァ・オブ・バーンが投下されバーンパレスの真下にいた仲間たちは消滅してしまった。ダイが守るべき地上の人々を救うことができないと絶望を仕掛けた時、ポップは幼い頃に母から聞かされた話をする。
それは、ふと死について考え恐怖心から泣き出してしまった時の想い出。母は息子を優しく抱きしめ、命には限りがある、だからこそ一生懸命生きるということを教えてくれた。

一瞬・・・!!だけど閃光のように!!まぶしく燃えて生き抜いてやるっ!!それがおれたち人間の生き方だっ!!

よっく目に刻んでおけよっ!!このバッカヤローーーーーーーーッ!!

と、大魔王に啖呵を切りダイを再び立ち上がらせた。

更に、大魔王のメラゾーマ魔法力を集中させた指先で引き裂くという離れ業でバーンを驚愕させた。
(これは、竜魔人バランに対して仕掛けた攻撃の応用と思われる。この時も魔法力を指先に集中させて仕掛けていた)これを見たバーンは心底驚愕した。自慢の火炎(メラ)系呪文を息だけで掻き消され、大魔王の火炎呪文を打ち破れなかった「普通の人間」が【大魔王のメラゾーマを掻き消す】という芸当ができるまでに成長を遂げたのだ。

幾度となく死の淵から蘇った真の意味での『不死鳥』の人間族の少年に、所詮炎が形作っただけの紛い物の『不死鳥』が勝てる筈がなかったのである。

自身は『あらぁ・・? なんか、おれツボつかんじゃったみたい・・・やっぱ天才・・・だったりしてね、おれ・・・!』とおどけるが、ダイから『おまえは、昔から天才だよ!』と肯定された。だが無傷では済まなかったようでフラついているのはご愛敬と言ったところか。

この後、ポップたちはバーンパレスの最下部に落とされダイと離れ離れになってしまう。ヒムの捨て身のグランドクルスで壁を破壊し、ポップのルーラによって間一髪のところで脱出に成功した。
チウにはヒムは死亡としたと思われたが、ポップがしっかりと連れて脱出していた。ダイヤの9からハドラーを連れて抜け出せなかったポップだが、今度は彼の忘れ形見を助け出したのだった。

装備


  • マジカルブースター:初期装備。アバンから授かった魔法の杖。持ち主の魔法力を向上させ、より強い呪文を使うことができる。ロモスでの戦いで破損してしまったが、魔宝石を砕いて破邪呪文を発動させた。

  • アバンのしるし:アバンから授かった卒業の証。まだ卒業試験を受ける前に受け取ったこともあり、ポップは自分を中途半端なままだと思い込んでいた。

  • マジカルステッキ:ロモス城を救った礼の一つとして頂いた金属製の魔道士の杖。魔法石が填め込まれていて所有者の魔力が増幅される。 金属製である為、打撃攻撃も可能でがいこつの頭部を破壊したこともある(ただし相手はアンデットモンスターなのですぐに復活)。電撃呪文(ライデイン)を命中させるための訓練の的として活躍したり、地底魔城でのヒュンケル戦、バルジ島では氷炎魔団戦で活躍した。

  • 旅人の服:旅人のために丈夫な布で製作された服。ロモス城を救った礼の一つとして頂いた衣服で、物語の最後まで第一線で活躍する。

  • 魔道士のマント:マトリフから貰ったマント。彼がアバンと旅をする時に装備していたもの。竜魔人バランとの戦闘で、特攻の際に囮に使用されて消失した。なお、「勇者アバンと獄炎の魔王」ではマトリフが初登場時に装備していたマントがこれと同じデザインであるが、アバン一行に正式に加入した後は「ギュータの法衣」というダイ大本編での服装に着替えてしまっているため、実はアバンと旅をしていた時には装備していなかったことが判明した

  • 輝きの杖:マトリフから貰った杖。彼がアバンと旅をする時に装備していたもので、魔力を込めることで携帯時から戦闘時へ切り替えることができる。ブラックロッドに切り替えてもサブウェポンとして活躍する。

  • へんなベルト:マトリフから貰ったベルト。マトリフの顔が付いたダサいバックルが特徴で一度付けたら外れなかった。 思わずポップは、『呪われてるんじゃねぇのか、このアイテム・・・』と嘆いていた。(実際2020年版では、呪われていることが判明。 また、バックルだけでも500Gほどの値打ちがあることも判明した) 一品ものであり劇中で多くの装備が損壊した中で最後まで生き残ったアイテム。「勇者アバンと獄炎の魔王」はマトリフが初登場した時の服装で装備しているのが確認できる。

  • パプニカの法衣+杖:カール王国に到着した際にパプニカ王家から渡された装備。
杖は輝きの杖を死の大地に落としていて武器が無かったため代用で使用。初戦のフェンブレン戦で切られてしまったが、その戦いの最中にノヴァがその杖に闘気を込めて投げつけハドラー親衛騎団への反撃を行う。
法衣は旅人の服の上からオーバージャケット風に装備。薄手ながらダイの服と同等の防御力があるという。
メドローア作成時に右腕が燃えず有難がっていたが、バーンの「メラゾーマ」を受けた際に焼失。

原理は光魔の杖と一緒で掛け声により伸縮したり槍に変化したりすることができる。主にシグマ戦で活躍。
最終的に天地魔闘の構えによるカラミティエンドで折られてしまい、その役目を終えた。
使用期間はパプニカの法衣と同じく短い。

  • ???:反射呪文(マホカンタ)の能力を持つ伝説の武具。

道具

  • 薬草:魔の森でクロコダインとの戦いの後にマァムから渡されたもの。 後に、レオナ救出作戦時にヒュンケルが差し入れてくれたものを使用して回復した。


  • 爆弾:レオナ救出作戦のためにバダックが製作したもの。 氷魔塔を砕く予定からハドラー率いる部隊を蹴散らすために使用した。

  • お弁当:アバンが製作したお弁当。栄養満点で体力も全回復できる。バーンパレスにて使用した。

  • シルバーフェザー:アバンが製作した魔法力を回復させることができる銀色の羽根。 ※しかし、一本では足りず数本打ちこまねば完全回復させることができなかった これを知ったアバンから『貴方、いつの間にか 凄くなっちゃったんですねぇ♪』と驚いていた。

  • 魔法の聖水:魔法力を回復させる聖水。 ダイ捜索のためにマリンに無理を言って分けてもらった。

ダイ以上のメンタリティ

三条陸氏曰く、ダイは「強靭な肉体を持っているが、少年らしく純粋で脆い心を持っている」のに対し、ポップは「貧弱な肉体だが、強靭な精神を持っている」とのこと。
作中に登場する悪役誰もが「人間なぞ、脆く弱い・・・存在する価値はない!」と嘆いているなかポップは『そんなことあるか、誰だって存在する価値があるんだ!』と言い続けてその信念を実行し続けている。時に重圧に負けて逃げ出したり、巨大すぎる悪に恐れを抱いても、克己心と仲間を思う気持ちによってそれらを乗り越え、人間として成長し続けたのがポップである。
生まれながらの勇者であるダイにはできない役であり、はかない人間の底力を体現した存在と言える(原作者曰く『竜の騎士と人間のハーフのダイは、人間の代弁者ではない』)。
弱っちくて臆病な人間の代表者として強大無比な大魔王に挑むのが、ポップに与えられた役割なのだ。

実際、ダイは当初は世間知らずゆえに、話が進むにつれて竜の騎士としての自分とそれに支えられながら出来る、強いと言う根拠がどこかにありながら戦ってきた。しかし、現実を知っていく内に、出来る、勝てると思っている内は自分の力をいくらでも振り絞れるが、出来ない、勝てない可能性には逃げ出したり無気力になるなどネガティブな側面を垣間見せるようになる。
対し、ポップは常に出来ないのではと言う不安が付きまとい、何とかするにはとアイディアや工夫、時にダイのために捨て石になることすら突きつけられながら前進してきた。
同じ時を過ごしながらも対極の成長を果たし、出来ないと突きつけられても動かねばならない事を理解しているのはポップの方である。そして、師マトリフも、ポップが最初に恵まれていたら成長出来なかったと、彼の成長を認める一幕に、ポップ、それと人間の困難を克服する強さが込められている。

純粋であるが故のもろさを抱えたダイを本当の意味で支えることが出来るのは、人の弱さを誰よりも知るポップだけなのである。

立体物

タカラ(現:タカラトミー)のダイコロシリーズ、冒険の勇者シリーズにラインナップ。
※現在、入手困難

グッドスマイルカンパニーのねんどろいどシリーズにラインナップ。 表情変更用フェイスパーツ、ハンドパーツ、メドローア発動用エフェクトパーツが同梱する。

ポップ誕生の秘密 ~【臆病者の魔法使い】から【最強の大魔道士】に至るまで~


原作者の三条陸氏は、【読者の興味を惹くためには、窓口となるキャラが必要だ】と考えダイと真逆のキャラを傍らに置き、『ダイ君では、できないことをやらせよう』という事でポップを誕生させ、「【読者が憧れるダイ】と【弱虫で臆病なポップ】のダブルヒーローで物語を進行させる」という計画を練っていた。 弱虫で臆病なポップが成長して強くなり、最終的には【勇者一行の最大戦力】になる流れも【ダイの格好良さとは違った感動を味わえる】ことや【当時のジャンプコミックのセオリーから抜け出せる】という考えもあったのだ。
※氏曰く『元々の能力が15の奴が、20になっていくよりも 0の奴が15になっていく方が凄く嬉しいでしょ?』とのこと。

物語当初は、臆病な性格で強い怪物が現れたら一目散に逃げていたため、読者からの評判はよろしくなかった。勿論、これは作劇の上での演出であるのだが、当初の不人気振りを鑑みた作画担当の稲田氏や連載当時のジャンプ編集部の上層部(2021年12月に発売された「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 竜の紋章BOX」によれば鳥嶋和彦)から『ポップ、殺しましょう』という案が来ていたとのこと。

しかし、これに対し三条氏は『ポップは、此処からどんどん強くなっていくんです。そして、【ポップじゃないと出来ない役割】を与えてあるんです。』とポップ離脱案が出てくる度に説いていて 『どんなにヘタレなキャラでも、物語に対して意味があるので 嫌わないであげてください!』とポップを必死に守っていた。
鳥嶋に対しては、『ドラゴンボールに例えたら全部わかってくれる方なので、「クリリンフリーザに一矢報いたらかっこよくありませんか?」とクロコダイン戦の直前くらいにこう説明したら、「それは驚くかもしれない!お前の狙いはわかった」と言われた』という。

それは嘘も偽りもなく物語が進んで行く度にポップは徐々に成長し、習得していく魔法も高度なものになり、切り札となる最強の呪文を習得した。 その成長っぷりは、魔王軍の死神からも警戒するべき対象に認定され、大魔王をも最終的には戦慄させ、固有名詞でまともに呼称されるという大進化を遂げている。

トレードマークのバンダナ

オフィシャルファンブックによれば、ポップが5歳から付けているバンダナは若い頃の父親が付けていたイメージとのこと。ただし、ポップが父親からもらったのか、はたまた父親の真似をして付け始めたかは不明とのこと。

関連イラスト

「…そう!! おれを呼ぶなら大魔道士とでも呼んでくれっ !!!」
大魔道士様
勇気
ポップさんとメルルさん
師弟走る
zzz……



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主人公(DQ8):バンダナがトレードマークの少年で、パーティーのおっさんに尊敬され慕われている。またスタイル抜群の美少女に異性として意識されている。3DS版の追加エンディングではある人物から「勇気を出して彼女の想いに答えてほしい」と告げられる。
ククール:女好きの問題児でコメディも担当するパーティーメンバー。
カミュ(DQ11):主人公の頼れる相棒となる最初の仲間。主人公よりも年上、PTで一人だけ一般人である事を気にしているという点も共通している。

もう一人の主人公
左翔太郎:同脚本家のキャラクターであり、「普通代表」の主人公。

古代進:こちらも超が付くほどの強敵との連戦・決戦で仲間や乗艦も満身創痍となり、その隠されていた異様な姿と攻撃の威力にもはや打つ手が無くなりかけた際に、今は亡き先人に「どうすればいいんですか!?」と問いかけ、捨て身の特攻をかけている。しかしその後の顛末はリメイクを含めた作品群によってそれぞれ異なっている。またこちらの方が20年近くも先の為、セリフも含めてポップのは彼のオマージュかもしれない。

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