概要
『ドラゴンクエストⅣ』より登場したアイテム。
世界中の至る所に存在し一定数集めるとメダル王(もしくはキャプテン・メダルなどのメダル王に相当する何者か)のところでアイテム交換が出来る。
宝箱に入っている場合もあるが、他にもタンスやツボに入っていたり、挙げ句の果てにはなんの目印もなく地面に落ちている場合もある。多くのプレイヤーがこれを探すべく大量のツボを破壊し、「レミラーマ」や「とうぞくのはな」を駆使したことであろう。
特に『ドラゴンクエストⅦ』では、隠しダンジョンに進むためのふしぎな石版の一つが、このちいさなメダルで交換するものであるため、事実上集めるのが必須となっている。
『ドラゴンクエストⅣ』と『ドラゴンクエストⅤ』、規定枚数以上を集めた後の『ドラゴンクエストⅨ』では交換制となっている。『ドラゴンクエストⅣ』以外はいくらでも取れるので無限に入手可能。
『ドラゴンクエストⅥ』〜『Ⅷ』、リメイク版の『ドラゴンクエストⅢ』では入手枚数がある程度限られているため、一定数集めた段階でメダル王からアイテムをもらえる、というスタンプラリー系パターンである。
『ドラゴンクエストⅨ』では青い宝箱からランダムで手に入るため事実上無制限に入手可能である。
その為、一定個数集めた後は何枚かのメダルとアイテムを交換しメダルを消費する、という形式に変わる。
リメイク版『ドラゴンクエストⅢ』など、ご褒美を貰いきった後は以後回収されないパターンもある。
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』では2020年版のアニメにも登場。ベンガーナ王国のデパートのデパ地下で売られていたスラまんの中に景品として入っており、ポップがメダルを引き当てた時はデパ地下の店員さんに『おめでとうございます!ちいさなメダルGET!!』とお祝いされていた(ただしダイとポップはちいさなメダルの価値や何に使うものなのかが分からなぬままだった)。
余談
リメイク版『ドラゴンクエストⅤ』では、類似品として大きなメダルが登場。名産品の一つでもあり、たてとして装備も可能。
元々はこの大きなメダルを世界中に飛ばしていたらしいが、その大きさ故に器物破損や傷害事件が多発、現在の小さなメダルとして作り変えられたという。
現存している大きなメダルは非常にレアであり、名産品としては最高ランクのレアリティを誇る。名産品博物館内で鑑定をしてくれる人物に見せるとさすがに悔しがる。
重量も結構なものであり、スライムぐらいなら簡単に潰れてしまう。これを見つけた現メダル王はとりあえず玉座にしいてみたが、おしりが痛くなって止めてしまったという。
その後、宿屋のおかみさんがまな板や漬け物石代わりに使おうとして包丁や漬け物がダメになってしまって断念。
ゴールド銀行の銀行員が盾に使おうとして重すぎて、外に捨てたところスライムが体を鍛えるために使って押し潰されていたところを譲り受けた。
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小さなメダル - 表記ゆれ