概要
ドラゴンクエストシリーズで度々登場する書物。男性向けなのか女性向けなのかの詳細は不明だが、男性向けの本として扱われることが多い。
『ドラゴンクエストⅤ』で登場したエッチなしたぎと並んで露骨かつ直球すぎるネーミング故に逆に中身を知りたいプレイヤーも少なくない。
ドラゴンクエストシリーズ以外でも、『マリオストーリー』の「カメのしんぴ」など、同名の品物や類似品が登場する演出が見られる。
ほとんどの場合コレといった効果は無いお遊びの演出だが、何らかのイベントにおけるキーアイテムだったり、愛好家に高値で買い取ってもらえたりもする。
初登場はリメイク版『ドラゴンクエストⅢ』のしんりゅうへの願い事で、堂々と「エッチな本が読みたい」という選択肢があることで有名である。
作品によってはエッチな挿話を読むことが出来るものの、残念ながらエッチな画像が表示されるという効果はなく、入手方法が独特かつ高難度であることもあり、そういうくだらなさで本筋を演出するアイテムでもある。
作品別の解説
ナンバリングタイトル
- ドラゴンクエストⅢ
性格を変える『本』の1つ。これを読むと男性キャラは「むっつりスケベ」、女性キャラは「セクシーギャル」になる。どういう内容なんだろうか……。
しんりゅう曰く「ワシの秘蔵の本」とのこと。
2冊目を貰おうとするとセリフが変化し「お主も好きだな」と言われ、女商人に鑑定させると、
「!! こ これは……キャー キャー! ポッ。」と騒ぎ立てる。
アイテムとして使用した際のメッセージが複数存在し、その中には「マリリンの日記」なるエロ小説(?)が存在する。
彼氏に会えないマリリンという女性が一人寂しくナニカに耽るというド下ネタであり、「もうスケベと言われてもしょうがない」というメッセージが表示されてしまう。
ちなみに「マリリン」という名前は後のシリーズでリップスやマリンスライムの名前として使用されているが特に関係はない。
移民のエルドラスが売っている商品として「超エッチな本」が登場。
約3000年前のウルベア地下帝国領地に点在したという書籍販売機を探し出すおつかいクエストの隠し要素としてエッチな本を入手できるが、クリア時に没収されてしまう。
他にスキルマスターへ深遠なるぱふぱふというアイテムを渡すクエストがあり、使うを選択すると「○○は 深遠なるぱふぱふを 手に取った。 しかし 表紙を見て 自分が読むには まだ早いと そっと ふところに戻した……。」と意味深なメッセージが表示される。
また、『ドラゴンクエストⅪ』とのコラボキャンペーンの一環で、下記のムフフ本を読む「しぐさ書・ムフフ本」が入手できる。
作中では主にムフフ本と呼ばれている。他、バニーガール専門のエロ雑誌と思しき本が確認されており、もっぱらロウを象徴するアイテムとなっている。グレイグによるとタイトルは「ピチピチ★バニー」というらしい。
ニンテンドー3DS版と『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS』では冒険の書の世界で使用できるアイテム(だいじなもの)として登場。読む人の性格を変えることができるようで、夕暮れのラパンハウスにいるゼシカに使うと…。
また、クリア後のダンジョンであるネルセンの試練で叶えられる願いの1つに「エッチな本が読みたい!」というものがある。これを選ぶとネルセンの秘蔵の一冊である「エッチな本」がもらえる。
なんとアクセサリーの1つで主人公とロウ専用。……グレイグはバンデルフォンの生まれであり装備品などもネルセンと気質が近いはずだが、好みではなかったのだろうか?
デフォルトの守備力は1とそちらの効果は期待できないが、装備しているとゾーン突入率が上がり、道具として使うと敵をうっとりさせる(やすみ効果)ことがある。何故かふしぎな鍛冶での打ち直しも可能で、最大強化すると【守備力+4】【ゾーン突入率5%】になる
本作では、だいじなものは「エッチなほん」で、アクセサリーは「エッチな本」である。
外伝作品
- ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』から『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』まで登場。
同シリーズではこれを使うと次の戦闘で現れるモンスターが必ずオスになるという仕様になっている。更に、これと対を成す「イケメンマガジン」というアイテムもあるため、「エッチなほん」は男性用(オス用)と思われる。…モンスターにも効果がある辺り、こいつとかこいつのエッチな写真でも載っているのだろうか。
「3章 マイラ・ガライヤ編」で釣りをすると釣れることがある。……一体誰が持っていたんだろうか??
この時点ではなんの効果もなく、素材にもならないただのコレクションアイテムだったのだが…。
本作ではなんと家具として登場。
一度目の登場は監獄島での囚人がこっそり持ち込んだ禁忌のアイテムとしてであり、コレを利用して主人公と少年シドーは懲罰房に潜り込んだ。
その後一定条件を満たすと主人公の元にもこの本が転がり込むことがあり、これを監視のがいこつ達の休憩所に置くとあろうことか夜中にがいこつ達が夢中で読み出す。
…そして、特定条件を達成するとビルダーが作ることができるようになる。当然ながら読むことはできない。
監獄島ではがいこつに「いくらビルダーでも流石にエッチな本は作れないだろう、だいたい内容はお前が書くのか?」と言われてしまっていたが、一体ビルダーの作ったこの本の中にはナニが描かれているのだろうか…。
その他の作品
FINAL FANTASY Ⅳ
ドワーフの城の隠し部屋である『開発室』で手に入る隠しアイテム。
道具として使うとカルコブリーナの音楽とともに、『ドキドキしてきた』と出てきて、エッチなほんは無くなってしまう。
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