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ドラゴンクエストビルダーズ

どらごんくえすとびるだーず

【ドラゴンクエストビルダーズ『アレフガルドを復活せよ』】とは、ドラゴンクエストシリーズの派生作品のひとつである。
目次[非表示]

世界は、ブロックで出来ていた。

(シリーズの)概要

スクウェア・エニックスから2016年に発売されたゲームソフト。
同社が展開する『ドラゴンクエスト』シリーズの派生タイトルである。
副題はアレフガルドを復活せよ』
2018年12月20日には少年シドーが活躍するドラゴンクエストビルダーズ2が発売。

プラットフォームはPlayStation 4PlayStation 3PlayStation Vitaに対応している。
また2018年3月1日に追加要素を含んだNintendo Switch版が発売されている。
略称として『DQB』と表記されることが多い。

ジャンルはサンドボックス型ゲームにDQシリーズお馴染みのRPG要素を加えた「ブロックメイクRPG」と称され、地面の土や岩、建物の壁や床などが無数のブロック(立方体)で形成された世界を舞台に、プレイヤーは素材を集めて冒険に必要なアイテムや建物を自ら作り上げることが出来るという、シリーズとしてはこれまでにない新しいシステムが組まれている。

(1作目の)概要

本編はシリーズ第一作目である『ドラゴンクエストⅠ』の物語を下敷きとした「ストーリーモード」と、その中で解放されたレシピを元に自由に建築を楽しめる「フリービルドモード」が存在する。

ドラクエの通例として外注されていると思われがちであるが、本作はれっきとした内製タイトルである。本作の開発を手がけたのは吉田直樹率いる第5ビジネスディビジョンの若手の面々である。このため吉田が発売直後の第27回PLLで宣伝していたことも。

(2:16:15付近から)


ストーリー

副題の通り、本作はシリーズ第一作目から登場した「アレフガルド」を舞台としており、
かつてロトの血を引く者竜王から「もし わしのみかたになれば 世界の半分を やろう」という誘いに対して「はい(YES)」と答えてしまったことで生まれた世界である。

竜王の支配下となった世界は、空は闇に覆われ魔物たちが徘徊するおぞましい姿に変貌しており、人々は竜王により“物を作る”力を奪われ次第にその数を減らしていた。

そんな絶望的な時代が数百年続く中、精霊ルビスの導きにより一人の若者が目覚める。その若者は、今となっては人類でただ一人“物を作る能力”を持つ「ビルダー」と呼ばれる存在だった。

ゲームの流れ

前提となる世界観こそDQ1だが、登場するモンスターやアイテムはDQ1以外のものも多数登場する
(時代が経過して新たに竜王の支配下に置かれた魔物もいるが、支配下に置かれて日の浅い《おおきづち》は、あまり人間に敵意を抱いていない)。

主人公は「メルキド」「リムルダール」「マイラ」…といったかつて人類の集落だった地域を拠点に、自ら建物を組み立て直したり造ったりすることによって拠点を成長させ、魔物たちの支配から解放することを目的としている。

拠点を解放・成長させることで、拠点を訪れ「住民」となる人々も各地域で登場し、彼らの要望に応えることによってストーリーが進展する。なお、この世界の人々は竜王の力により「物を作る」ことを最初は忘れてしまっているものの、拠点内に施設を建設するなど環境を整えてあげることで次第に発想を取り戻し、主人公に協力しアイテムや素材・食べ物を作ったり、ときにはアイテムのレシピを提供してくれる。また、竜王軍の魔物たちが拠点に攻めてきた時は、武器を手に共闘してくれる住民もいる。

地理

メルキド
最初に訪れる場所。かつてはゴーレムが守護する『頑強な城壁を誇る商業が盛んな城塞都市』だったが、現在は見る影もなく荒れ果てている。
ちなみに、物語の途中で訪れるシェルターに使われている城壁ブロックは、もともとメルキドの城塞だったものなので、イベントが終わったらメルキドの町に返してあげよう。

リムルダール
『美しい湖に浮かぶ、水路に囲まれた街』として有名だったが、毒の沼地とあらゆる病が広がる毒々しい場所となっている。
住人は飛び道具が得意なので、街の防衛には、壁ではなく『水路』や『堀』を作って魔物の足止めをしたほうがよいかも。

マイラ・ガライヤ
かつて、『豊かな木々に囲まれた温泉街』だったが、その温泉街があったマイラ地方は溶岩が広がる灼熱の大地となり、かつて、ガライの実家があったガライヤ地方は逆に極寒の土地になってしまっている。
体の大きな魔物が多いので、拠点に背の高い木を多く植えれば足止めができるかもしれない。
また、住民の戦闘力が高いので、積極的に町から飛び出して戦ったほうがよい。

ラダトーム
竜王の島に近いためか、ルビスの加護も届かない一面灰色の死の大地となっている。
ラダトーム城も荒れ果てており、周囲には人類と竜王軍との激しい戦いの名残が見える。
お城を拠点にしたら、まず城壁の修理に取り掛かったほうがよい。
また、『城の床セット』でラダトーム城の床を修理した後で床をよく見ると部屋レシピを置くべき場所が見えてくるはず。

知られざる島
フリービルドモードの拠点となる、竜王の支配が及ばない場所。自由に物作りを楽しめ、「自分のビルド石」を使えば他のプレイヤーと作った建物を公開できる。ストーリーモードのチャレンジをクリアすれば、作れるレシピも増えていく。

登場人物

  • 主人公
ドラゴンクエストビルダーズ


本作の主人公。
精霊ルビスにより目覚めさせられた“物を作る”力を持つ「ビルダー」と呼ばれる存在であり、ルビスの導きにより魔物の支配下にある地域を訪れ、各地の復興のために行動することになる。
(…間違ってもボディ的なビルダーではない。)
従来のシリーズの主人公同様、固定の名前はないので、プレイヤーが設定可能(4文字以内で)。
また、設定上姿が定まっていないのかゲーム中いつでも性別の選択や髪・肌・瞳など一部のカラーリングも変更が可能。
デフォルトの名前は、男主人公が「ビルド」、女主人公は「クリエ」である。
また、台詞こそないが、アクション中の掛け声などでは声を発する。
(男主人公:山下大輝、女主人公:朝井彩加

周囲の人物からは、その身なりや表情についてよく「ぼんやりしている」「冴えない」「貧弱」などと指摘されているが、《姫》からは「勇ましい」人物に見えるため、この者の姿は「見ている人物の心を映す鏡」のようなものではないかと考えられている。
本人も、世界を復活させるという大きな責務を担ってはいるものの、相手の長い話の最中に居眠りしたり話を中断させたりと、緊張感を欠いたマイペースな性格である模様。
また、感情が顔に出やすいタイプらしく、敢えて個性が少なく設定されていたこれまでの主人公と比べると、良くも悪くも俗物的な人物のようだ。
その出生については謎が多いが、「プレイヤーの意思とは別に自分自身の意思を持っている」ようで、少なくとも本人は「一族の無念を晴らす」という目的を持って動いていることは間違いないとされる。

そもそも、精霊ルビスの言う通りビルダーさんは勇者や戦士ではなく、職人か建築家に近い存在であるため、正面きっての戦いは苦手である。
そのため、戦いではある程度の工夫をこらして「ビルダーさんらしく戦う」べきである。
一方で、モノ作りについては力を与えたルビスですら驚きを見せるほど発想力に優れ、ときには自らアイテムのレシピを思いつくことも。

かつてアレフガルドの大地を創造した存在。
本作では、主人公をビルダーとして呼び覚まし、世界を復活させる責務を与える。主人公の頭の中に語り掛け、冒険のアドバイスや、ときにはアイテムのレシピを提供してくれる。
主人公をビルダーに抜擢した理由について多くは語らないが「貴方は勇者ではない」と念を押して指摘している。

  • ロトの血を引く者
かつて、竜王を倒すためにラダトームから旅立ったロトの血族
彼が「竜王の問いに『はい』と答えて人間たちの思いを裏切ってしまった」ために世界は闇に包まれた。
そのため、ビルダーさんは「一族の恥さらしである彼の尻ぬぐい」をさせられる形で旅に出ることになる。

作中では、シナリオがある程度進んだ後に睡眠をとると時々主人公が夢の中で彼の視点になり町人の話を聞く場面がある。
その人となりは断片的にしか語られない。
出発時に自分の貧弱な武器と兵士の《てつのやり》を交換してもらおうとするルール違反をするなど、少なくとも真面目な人物ではない模様。
なぜ彼が竜王の誘いに乗ってしまったのかは不明だが、ある場面でエルが(的外れではあるが)彼女なりの推測を聞かせてくれる。

りゅうおう


ロトの血を引く者を手中に収め、世界を闇に包んだ王の中の王。ロトの血族たちにとっての宿敵。
世界規模の天変地異を引き起したり、人間から物を作るチカラを奪ったりと、設定的にもゲーム的にもDQ1の時よりも遥かにパワーアップしている。
また、自身の影を生み出すなど新たな力も得ている。

メルキド編

【DQB】メルキドで、待ってる


メルキドの町に立てた希望の旗の光に誘われて、主人公と出会う少女。
主人公にとっては初めての協力者となる人物でもある。
本当はオープニングムービーの三つ編みの女の子と同じグラフィックになる予定だったらしい。

  • ロロンド
かつてのメルキドの町で暮らしていた住人の子孫。
一人称は「吾輩」。見栄っ張りで尊大で虚言癖のある困った人物…ではあるが快活な性格の中年男。
しかも、ただの見栄っ張りではなく、
「自分は、そんじょそこらの連中とは、ひと味違うんじゃ!」
…と自分で思っているような選ばれし見栄っ張りである。
先祖から代々受け継がれた「メルキド録」と呼ばれる書物を所有しており、文字の読み書きすらも失われた世界において文字を習得した(つもりになっていて)、『自分だけがメルキド録を解読できる』と思い込んでいる、うぬぼれ屋さんである。
主人公がメルキド録に記された伝説のビルダーであると勝手に思い込み、メルキド復興のために書物から得た知識で勝手気ままにサポートする。
当初、メルキドに向かう途中のピリンが彼を目撃しているが、その怪しい立ち振る舞いから怪しい人物だと思われて見なかった事にされたらしい。

  • ロッシ
ピリンやロロンドとは少し遅れてメルキドを訪れた青年。一匹狼的な性分で、初めは人が寄り集まって町を作ること自体に否定的だったが、次第に考えを改めるようになる。
かつてメルキドを滅ぼした魔物の言い伝えを祖父から聞いており、町が栄えることでその魔物が再び襲撃しに現れることを危惧している。

  • スラタン
ある場所で仲間にできる自称「(りゅうおうにとっての)悪いスライム」。人間のことが大好きで、仲間からいじめられていた。


リムルダール編

  • エル
やさしいエル


ありとあらゆる病の蔓延するリムルダールの土地で、病人を癒やしたいと願っている献身的なシスター。
神に仕える身ではあるが、患者のためならば率先して魔物と戦うことも厭わない。
病の元凶である魔物に対し激しい怒りを顕わにしたりと、感情の激しさも垣間見せる。

  • ゲンローワ
薬の知識を持っている薬師の老人。だが、知識だけはあっても物を作る力を奪われているため、無力感から厭世的な考えに陥っている。エルとは互いを知っているようだが…。
以前は弟子のウルスと共に病の克服を目指していたが、その過程において考え方の違いから対立してしまい、袂を分かつことになる。それ以来病気と闘う事に消極的になってしまった。

  • ウルス
ゲンローワのかつての弟子。考えの違いから対立し、ゲンローワと袂を分かってしまう。

マイラ・ガライア編

  • アメルダ
センシティブな作品


ガロンらボディビルダー達がアネゴと呼んで慕っている人物。
彼女もあらくれマスクを被っているが、顔は隠れていない。
本人曰く頭脳労働はあまり得意ではないらしいのだが、他のあらくれたちはそれ以上に頭がまわらないので仕方なく頭を使っている。
かつてはラライという名の発明家の助手を務めていたため、兵器の知識があり、主人公が大砲等の数々の兵器を作り上げるきっかけになる。
実はある魔物が非常に苦手という一面もある。

  • ガロン
マイラ編で最初に出会う《あらくれ》。
いわゆるボディビルダーで、建築的なビルダーである主人公をボディ的なビルダーだと勘違いしていた。
お調子者で仮病を使ったりと積極的に魔物と戦おうとはしない。他のあらくれ共々、アメルダを「アネゴ」と呼んで慕っている。

  • ベイパーとギエラ
魔物との戦いで離れ離れになっていた、ガロンのボディビルダー仲間。

  • ラライ
かつてアメルダが助手を務めていたという発明家の青年。アメルダが主人公に伝える兵器の知識は、元々彼が開発したもの。

ラダトーム編

ローラ姫


ラダトーム城の姫君。
世界の光が失われた絶望から自身に魔法をかけ、石像となって長い年月を過ごしていた。
ルビスの声を聞く事が出来る人物。主人公の訪れによって石化から解放された後、荒廃したラダトーム城の再建を指揮する。
外見はDQ1に登場したローラ姫っぽいが、作中では一貫して「姫」としか呼ばれない。
その理由の一つとして「本人が長く石化されていたせいで自分の名前を忘れているせい」だと噂されている。

  • ムツヘタ
ラダトーム編で最初に出会う人物で。どこかで聞いた名前の予言士の老人。
精霊ルビスのお告げを聞き、主人公の到来を待ちわびていた。ビルダーとして能力は評価しつつも、勇者ではない彼の者に対して竜王と戦うことは求めておらず、あくまで精霊ルビスの与えた役目だけを果たしていればいいという思考をしているが、ラダトームへの竜王軍の本気の襲撃を凌いでからは考えを改め正式に竜王討伐を託す。
ロロンドから見ても偉そうな喋り方らしいが、ムツヘタ本人はロロンドを見栄だけ張って中身が伴っていない人物だと思っている。

FC版DQ1の説明書におけるストーリーのあらすじに名前が出ていたのみので、リメイク版以降の作品では名前そのものが一切触れられることがなくなっていたが、本作において正式なデザインを与えられ、キャラクターとして独立した。

  • ラスタンとオーレン
呪いで石化していた、かつてラダトームの王の間にいた2人組の兵士。
主人公を過小評価している面があるが基本的には協力的。ときたま石化する前に言っていたセリフをつぶやくときがある。

  • チョビ
人間と争うことを拒み隠れ住んでいる、心優しいドロル。話し方が若干物騒ではあるが、スラタン同様善良で人間好き。
あと、早いうちに仲間にすれば意外な裏話も聞ける。

ラダトームの呪いと闇の根源とされる戦士。
主人公の目的の一つは、「一族の恥であり、一連の騒動の原因であるこの戦士を懲らしめて性根を叩き直すこと」である。

道具

  • 【メルキド録】

ロロンドが、親の代から受け継いでいる本。【メルキド録】という名前はロロンド本人がつけたもの。
「伝説のビルダーに関する記述やモノづくりに関する情報が記されている20万ページを超える本」だとロロンドは言う。
ピリンの証言によると「抱きかかえられるほどの大きさ」で、ロロンドいわく挿絵付きで「こだわりの男の料理」などの特集が組まれていたりしているとのこと。

ロロンドいわく「20万ページもある」らしいが、『本』というカテゴリーでその『20万ページ』という数字は『図書館に寄贈されるほどの大百科事典でしかありえない』数字で、
モノづくりに関する情報はともかく「こだわりの男の料理」などの『特集』が大百科事典に記されているとは考えられない
そもそも文字もろくに解読できないロロンドが数字を理解しているかどうか怪しいし、おそらく…ホラ吹きのロロンドが自分の虚栄心を満たすために数字を盛って20万ページなどとウソぶいているのだろう。
そして、ロロンドが言うところの『伝説のビルダーに関する記述』は、当時、話題に上がっていた勇者ロトの特集記事を、ロロンドが伝説のビルダーに関するものだと誤翻訳したと思われる。
(そもそも伝説のビルダーの噂も勇者ロトの伝説が口伝えで歪んで広まったものなのだが。)
そのため、このメルキド録の正体は「メルキドが栄えていたころに流通した200ページ前後の雑誌」だと推測される。

過去からよみがえった主人公は当時の文字が読めるため、「自分で読んだほうが早い」としっかりツッコミを入れている。
しかし、『自分だけがメルキド録を解読できる』と勝手に思い込んでいるロロンドは頑なに【メルキド録】を見せることを拒み続け、最後まで見せてくれないのだった。

  • 【アレフガルド歴程】
《ガンダル》と呼ばれるメルキド出身の冒険者が記した
滅びゆく【アレフガルド】の様子を確認し後世に記録と足跡を残すために残した手記。
彼の残した手記には重要なヒントが記されていて、
ビルダーさんは、メルキドから始まった彼の足取りを追う形で冒険を進めることになる。

  • 余談
実はこのゲームには全年齢対象とは思えない程の最悪な鬱展開がある。
それはリムルダール編の中盤辺りで一部の患者が狂気染みた声を上げながらゾンビ化すると言うイベント
しかも、以降リムルダールを救うまで住人がゾンビ化する描写が続く
この鬱現象に精神を病んだプレイヤーが続出したのか、本ゲーム発売からしばらくした後に突然開発スタッフのツイッターが大炎上する事件が起きてしまった


関連イラスト

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ビルダース♪


ビルダーさん


【DQB】嫁と一緒にわくわくクラフト生活
「作り上げた世界で、私たちは生きる」



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