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概要編集

ドラゴンクエストシリーズに登場する女神。「精霊ルビス」と呼ばれる。

幻魔四天王を束ねるマガルギとは友人関係にあるらしい。


聖なるまもり

初期三部作、通称:ロトシリーズではアレフガルドを創造した大地の精霊として登場する(アレフガルド創造の経緯は読みもの『ドラゴンクエスト アイテム物語』を参照)。


ロトシリーズ編集

ドラゴンクエストⅡ編集

「私を呼ぶのは誰?私は大地の精霊ルビスです。」


初登場は台詞のみだが、『ドラゴンクエストⅡ』。

5つの紋章を揃えて、精霊のほこらに行くと勇者一行に声を語りかけてくる。彼らがロトの一族と見抜き「はるか昔、勇者ロトとの約束を果たす時がきた」と言い『ルビスのまもり』を与えて貰える。

ラストダンジョンのハーゴンの神殿にてハーゴンが作り出した幻のローレシアで一行を惑わしにくるが、ここで『ルビスのまもり』を使うと「騙されてはなりませぬ。これらは全て幻です」と幻を解除してくれる。

ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ』以降ではシドーらを撃破後の帰還途中に精霊のほこらに訪れると労いの言葉をかけてくれる。


「本当によく頑張りました。あなたたち…。」

「私はこれからもどこかであなたたちのことを見守っています。」

「自分たちの信じる道を迷わずに進んでおゆきなさい。いつまでも元気で……。」

精霊の祠



ドラゴンクエストⅢ編集

「ああ まるで夢のよう!よくぞ封印を解いてくれました。」

「私は精霊ルビス。このアレフガルドの大地を創った者です。」


大魔王ゾーマによって封印されていたところを勇者によって救われ、「聖なる守り」を授ける。そして彼女は続けて、

「そしてもし大魔王を倒してくれたならいつかその恩返しを致しますわ。」


聖なる守りはロトのしるしとして後世に伝わり、ルビスはロトの一族を守護していくこととなる。そして、その恩返しは勇者の子孫が登場する『ドラゴンクエストⅡ』の物語で果たされることとなる。

ちなみにとあるNPCによると「聖なる守りはルビス様の愛の証ですわ」とのことであり、彼女と勇者ロトは結ばれたのではないか?という考察もある。女勇者の場合は親愛といった部類とは思われる。


なお、スーパーファミコン版以降のリメイクにて「ロトの称号得たクリア後には勇者をPTから外せるようになるから、それならば勇者を上の世界に残せるんじゃね?」という考えが浮かぶだろう。実際に勇者無しのPTでゾーマ撃破後にラダトームの城に帰還し王に報告したその時、

「お待ちなさい……。◯◯◯◯はここにいますよ……。」と勇者を召喚してくる。ルビスはプレイヤーの善意を打ち砕くのであった。やめたげてよお!


なお、スーパーファミコン版以降のプロローグでの性格診断での「全てを司る者」は彼女と思われそうだが、この件はルビスは無関係であり精霊のほこらにいる妖精がその正体である。


ゲームボーイカラー版・HD-2D版『ドラゴンクエストⅢ』には彼女の名を冠した「ルビスの剣」が登場しており、作中最高の攻撃力かつ全職業装備可能、道具として使うと「ギガデイン」の効果という相当の強装備となっている。

…が、ゲームボーイカラー版では入手難易度が桁違いに高い上ゲットする頃にはやることがほぼなくなっている一種の勲章アイテムとなっており、その都合かHD-2D版では入手難易度が緩和された。なおその際に彼とは知り合いなのが判明し「ずっと守ってきた武器」と語っている。



ロトシリーズの世界において特に広く信仰されている神であるが、外部書籍である『ドラゴンクエスト アイテム物語』や『ドラゴンクエスト モンスター物語』を見る限りは主神ミトラの下にある神の一柱に過ぎず、大地の神ガイアや太陽の神ラー、月と英知の神ミネルヴァらと比較してみると、特別に神格が高いというわけでもない……どころか、むしろ神としては割と新参であるらしいことが語られている(もっとも、アレフガルドがルビスによって創造された世界である以上、彼女が信仰を集めるのはおかしなことではない)。


センシティブな作品

ロトシリーズの超古代を描いた外伝小説である『ドラゴンクエスト 精霊ルビス伝説』では主役を務める。この小説の設定では炎の精霊とされる。



ドラゴンクエストⅥ編集

「◯◯◯◯と その仲間たちですね。私には あなたたちがやがて来ることが分かっていました。」

「私はルビス。この世界を見守る者です。」


村長からの命のお使いで「せいれいのかんむり」を貰いにいく際に、とあるきっかけで下の世界『幻の世界』に行ってしまいながらも無事に帰還し目的の冠も貰え、精霊の祭りが行われ主人公の前にターニアが通った瞬間に彼女に憑依して現れる。

彼に『あなたは不思議な運命を背負い生まれてきた者。やがて世界を闇が覆う時、あなたの力が必要となるでしょう。その時が来る前に解き明かすのです。閉ざされた謎を…。そしてあなたの本当の姿を……!』と旅立つことを促した。


本編では登場はせず、ムドーの島での付近の海底の「ルビスの城」にいる。しかし、いざ会ってもストーリーの補完に関する話のみで、攻略に関する情報は特になくアイテムもない為、2周目以降等はスルーされがち。

しかし、ただのゲスト出演ではなく上記のターニアに憑依した時以外にもシナリオでの主人公一行への手助けは実はしており、ムドーの城に乗り込む際にミレーユが吹いた笛は彼女が制作したもの。

またチャモロに『神の声』として語りかけて神の船を貸し共にムドー討伐へ同行するよう語りかけた声の人物も、リメイクにてこの場所でのチャモロとの会話で彼は「ゲントの神=ルビス」と見なしているのでルビスが語った可能性が濃厚となった。

また牢獄の街での「なげきのきょじん」に語りかけたのも彼女であると思われ、学者から「聖なるチカラがはたらいていて私の千里眼を使っても見えませぬ。」の台詞からこちらでも陰ながら主人公一行を手助けしていたようだ。


一方で天空シリーズでの唯一の登場であり、彼女が何故『ドラゴンクエストⅥ』の世界にいたのかという大きな謎を残している。

『ドラゴンクエストⅢ』では「アレフガルドの大地をつくった者」と名乗るのに対して『ドラゴンクエストⅥ』では「この世界を見守る者」と名乗っている。ちなみにスーパーファミコン版『ドラゴンクエストⅢ』で赤髪にデザイン変更されたあとのリメイク版『ドラゴンクエストⅥ』でも何故か青髪である。

上記の笛を制作した理由を話す際に、

「ムドーのいたあの島にはいくどとなく悪魔が住み着きました。あの島には闇のチカラを呼びやすい性質があるのかも知れません。そのため私はかつてあの笛をつくっておいたのですが…。めぐりめぐってその笛も役に立ったようですね」

という笛のこと以上にムドーの島に関して意味深な台詞を残している。

またルビス以外にも『ドラゴンクエストⅢ』の勇者が性格診断する場所とムドーの城に乗り込む場所が類似しながらも対照的な演出をしていたり、『ドラゴンクエストⅥ』のせいなるほこらの出現する紋章の種類のなかに『ドラゴンクエストⅡ』の「5つの紋章」とロトの紋章に似たものがあったりゼニスの城にある床の模様がこちらもまたロトの紋章にやや似ていたものがあったり、スーパーファミコン版以降の『ドラゴンクエストⅢ』の裏ダンジョンの道中の城に『ゼニス一世』と名乗る人物がいたりと、『ドラゴンクエストⅢ』もといロトシリーズと『ドラゴンクエストⅥ』には類似した要素が散りばめられている。

上記の理由と『ドラゴンクエストⅢ』の本編後の「上の世界に竜の女王がいなくなった」状況から「ルビスがゾーマに封印された影響で上の世界だけでなく本来ルビスが見守るはずだった下の世界のほうも女王が肩代わりして上下の世界を見守り続けた結果、大きな負担となり命を落とした竜の女王の変わりに、そして竜の女王の次なる者が誕生するまで『ドラゴンクエストⅢ』の上の世界=『ドラゴンクエストⅥ』の世界の「見守る者」になったのではないか?(その為、下の世界は古き友人のマガルギに任せている状況に。)」という考察がある。が現時点では考察の域は出ないままである。



その他の作品での活躍編集

星のドラゴンクエスト』ではルビス本人は登場しないが、オリジナル装備の【ルビス装備】シリーズが登場している。特にルビスの剣のメインスキル、【ルビスの光】は不死鳥ラーミアのような姿の光で敵全体を攻撃するイオ属性の全体攻撃である。実装当初はそれも相まってぶっ壊れの性能であったが、黄金竜装備や星神装備、イベント限定のコラボ装備の登場で強力なスキルも充実、次第にインフレしていき影が薄れていったが、3周年記念で覚醒(及び錬金)が実装されたことにより新たなスキル、そして超必殺技が実装され地位を取り戻した。


……今ルビス本人は登場しないと言ったな。あれは嘘だ

イベントクエスト、【ルビスの光と共に】に登場する。冒険王ガイアスも伝承として聞いたことがあるらしく、モガマルに対して「バッカモーン!!!」と叱咤激励していた。

今作では主人公に勇者ロト及びその人生を追体験させると言う無茶をやってのけた。

しかもその事を度々忘れるモガマルに対してお仕置きを何発も食らわすという猛者。


…更に、本人自体は初登場の時に封印されていたのだが、後々その封印は主人公を試すため自分自らがやった事という事を思い出した。しかも主人公に真のロトの力を受け継がせる為にりゅうおうシドーゾーマの三連戦まで仕向けてくる(ちなみにこの時のゾーマは新コスチューム仕様になっている為ルビスの作り出した幻影だとも取れる)。

全てを見届けた後、アレフガルドに戻って行った。


ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ

ロトシリーズの関連作品であるが『ドラゴンクエスト』のIFということでこちらに記載しておく。


主人公にビルダーの力を与えてアレフガルド復活を促した張本人。

元勇者裏切って現状の悲惨な世界を招いたことからか少々ドライな所があり、ビルダーとしての役目を終えてもなお竜王軍との戦いを続けようとする主人公に対して半ば突き放すような言い方をするも、一応最後まで見届けてはくれる。姿を見せることは最後までない。

また、主人公以外にも何人か彼女の声を聞くことのできる人物がいる。しかし荒れ果てた世界になってしまったことからかシスターのエルから「いまさら神や精霊にすがるつもりはない」と言われてることからやはり現状故に本編のほうとは違い人々からの信仰心は失われてる状況であり人々と神々との関係は遠ざかってしまっている。ちなみに彼女の台詞自体は裏を返せばエル自身、神に縋らずに自分でやれる精いっぱいやれることをやっていることから発した台詞なので立派な心の持ち主なのである。


容姿編集

かつては詳しい設定が定まっていなかったため、媒体によって異なる外見で描かれていた。

「薄い衣を纏った美しい女性」というのはおおよそ共通しているが、髪色と年齢的な部分やらはバラバラだった。詳細は下記の通り。


初登場となる『ドラゴンクエストⅡ』ではセリフのみの登場で、その姿を窺い知ることはできなかった。


ファミリーコンピュータ版『ドラゴンクエストⅢ』でようやく姿を現すものの、外見は一般エルフのグラフィックの使いまわし。この時点でも外見設定と呼べるものがあったかどうかは不明。

FCエルフ4カラー


小説『ドラゴンクエスト 精霊ルビス伝説』では一貫して赤髪で描かれている。

精霊ルビス


小説『ドラゴンクエスト 知られざる伝説』シリーズでは緑髪。


かつてバンダイから発売されていた『ドラゴンクエストⅢ』のカードダスでは金髪の大人びた美女として描かれていた。


漫画『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』では青髪の女性として描かれている。

さらに続編『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 〜紋章を継ぐ者達へ〜』では、彼女の出自と大魔王ゾーマとの重大な関係が物語の根幹に隠してあった。

遅ればせながら


『ドラゴンクエストⅥ』では序盤に幻影の姿で登場するが、この時点では色は判別できない。後にルビスの城で本人と対面できるが、ここでは長髪の青髪のグラフィックで描かれており、耳はエルフのように尖っている。ちなみに基本的に後の作品で定着したもの(例えば外伝作品で容姿が生まれたネネはリメイク版『ドラゴンクエストⅣ』等でその容姿が定着している等)を導入する傾向があるドラゴンクエストシリーズにおいて下記のスーパーファミコン版『ドラゴンクエストⅢ』が出たあとのリメイク作でも青髪である。何か意図するものがあるのだろうか?


スーパーファミコン版『ドラゴンクエストⅢ』では赤髪のグラフィックで登場。これ以降の作品に登場するルビスも赤髪で描かれることが多くなった。


星のドラゴンクエスト』では白っぽいエフェクトがかけられておりハッキリとしないが、よく見ると赤色っぽい髪色であることが判別できる。


ドラゴンクエストウォーク』では赤髪と耳は尖った形で天使のような翼を背中から生やした姿で登場している。

以降はこの姿が基準となって登場している

ルビス様の祝福


登場作品編集


担当声優編集


関連イラスト編集

ルビス様(アイテム物語Vr)1主くんとルビスさま

ルビス光と闇

精霊神ルビス


関連タグ編集

ドラゴンクエスト


ビルス:神ではあるが似て非なるもの。

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