概要
『ドラゴンクエストⅡ』に登場する、初代『ドラゴンクエスト』の勇者(勇者ロト)の子孫とローラ姫が開いた三王国のひとつ。国名はローラ姫にちなんでおり、サマルトリア・ムーンブルクはこの国から分かれて誕生している。そのため、この国の建国が、『ドラゴンクエストⅡ』の物語のきっかけと言えるかもしれない。
『ドラゴンクエスト』の舞台であるアレフガルドからかなりの距離があり、前作の主人公がりゅうおうを倒す為の旅路における距離よりも長そうなもの。当時はりゅうおうが倒され平和な時期が続いていたが、旅そのものが決して楽なものではなかったと推測できる。王族も代々ロトの血筋を引いており、『ドラゴンクエストⅡ』のパーティメンバーに王子がいる。
『ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート』の時代には滅亡している。
漫画『ドラゴンクエストモンスターズ+』では王子が失踪したことで亡国となり滅亡している。
余談
このローレシアからサマルトリアとムーンブルクが分離独立して成立したという設定だが、媒体によって異なっており、統一されていない。
高屋敷英夫による小説版ではムーンブルクに関しては当時から既に存在し、ローレシア王とローラ姫の長女である王女が嫁いでロトの子孫の国になったと小説版では設定されている。