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プレイステーション3

ぷれいすてーしょんすりー

ソニー・コンピュータエンタテインメントが開発・発表した据え置き型ゲームハード。
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ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)より発売された家庭用ゲーム機。2006年11月11日(土)発売。略称は「プレステ3」、「PS3」等。「プレイステーション2」の後継機にあたる。
2017年5月31日出荷完了。10年戦う。とプロモーションしていたが、実働約11年で幕を下ろす。

スペック

CPUCell Broadband Engine 3.2GhzPowerPC系統カスタム
GPURSX Reality SynthesizerNVIDIA Geforce 7800 GTXカスタム
メインメモリXDR DRAM 256MBPS2のDRDRAMの後継
ビデオメモリGDDR3 256MBRSXと同一のパッケージに載せられている
メディアBD-ROM/2.5インチ内蔵HDDBD-ROMはゲームによっては2層ディスク版も有り。HDDはユーザーの手で交換可能。


  • CECH-Axx Bxx
最初期モデル。この型番のみPlayStation2規格のゲームがプレイできる。
両者の違いは無線LAN、メモリーカードスロットの有無、HDD容量。
  • CECH-Hxx
PlayStation2互換機能とSuperAudioCDの再生機能がオミットされる。
マイナーチェンジとして、後期モデルはピックアップレンズが2個になる。
  • CECH-L00
コントローラーが振動機能なしのSIXAXISから、振動機能ありのデュアルショック3に変更。

↑ここまで初期モデル。でかくて重いのはコレ。↑

  • CECH-2000、2100、2500
フルモデルチェンジ。本体の小型化、サードパーティーシステムのインストール機能をオミット、BRAVIAリンク(HDMI機器制御)デジタル音声のビットストリーム出力に対応。
いわゆるYLODのリスクがあるのは2100まで。
  • CECH-3000
マイナーチェンジ。無線LANアクセスランプのオミット。AACS規定によりBlu-rayビデオとトルネのアナログ出力が480iに制限される。

↑ここまで中期モデル。小さくてディスクが勝手に入っていくのはコレ↑

  • CECH-4000
フルモデルチェンジ。本体の小型化、歴代プレイステーションと同じくコストカットを念頭に再設計されている。ディスクドライブをトップフローディング方式に変更。
  • CECH-4200
AACS規定によりBlu-rayビデオ、トルネのアナログ出力ができなくなる。
  • CECH-4300
最終モデル。HDDアクセスランプのオミット。

↑ここまで後期モデル。ディスクを自分で入れなきゃいけないのはコレ↑

BD-ROMメディア及びオンラインでの配信に対応しているゲーム機だが、Blu-ray Videoの再生機能や、別売りのアプリケーション「torne」による地上波デジタル放送受信・録画機能など、強力なメディアプレイヤー機能を有する多機能端末である。

ネットワーク機能を標準装備しており、インターネットへの接続を前提としている。Blu-rayディスクの視聴、ホームネットワーク(家庭内LAN)に接続された機器に蓄積された動画写真音声の再生も可能で、ゲーム機としてだけではなく、様々な使い道がある。
オンラインサービス・Sony Entertainment Network(SEN、かつてはPlaystation Networkと呼ばれていた)に接続することで、オンライン対戦やPlayStation Store内でのゲームソフト・ダウンロードコンテンツの購入、体験版のダウンロード等はもちろん、仮想ビデオレンタルサービスまで受けることが可能。
同社製PSPPS Vitaとの連携機能も持ち、これらによってコンテンツを持ち出す際の「母艦」としても機能する。これらから本体を操作したり、対応ソフトであればそのまま呼び出してプレイすることも可能(リモートプレイ)。

PS1及びPS2ソフト(初期型のみ)の互換機能を搭載。メモリーカードは既存のものを使用するのではなくHDD内にそれぞれの機種に対応した仮想メモリーカードを作成し、そこに書き込む方式。過去のデータ資産を活用するためにUSB接続のカードリーダーを別売しており、戻すことも可能なためにデータバンクとしても使用可能。
後のモデルではPS2の互換機能は廃止されたが、PS1ソフトの起動は可能で、PS2ソフトは起動こそできないもののデータバンクとしての活用も可能。
ちなみにPS2ソフトが動く機種にはPS2のCPU(Emotion Engine)とGPU(Graphic Synthesizer)がワンチップ化されたものが丸々入っている。
要するにPS2が丸々入っている。ということ。
これはPS2とPS3でアーキテクチャが異なる事とPS2のVRAMの帯域がPS3のそれを上回っている為と考えられる。

また、Webブラウザを標準搭載。今となっては珍しくなった独自エンジンのブラウザである。(WiiDSのブラウザはOperaがベース)しかしながら独自エンジン故にプラグインなどの拡張機能に対応できないという弱点も持つ。

CPUに東芝・ソニー・IBMの3社で共同開発したCell Broadband Engineが採用されている。
CellはPPE(PowerPC Processor Element)とSPE(Synergistic Processor Element)をそれぞれ1基以上搭載したプロセッサの事で、PPEはいわゆる普通のCPUの役割を担当し、SPEはGPUのように浮動小数点の演算を担当する構造になっている。
PS3のCellは1つのPPEと8つのSPEで構成されており、SPEは主にGPUの補佐やサウンド機能を担当している。また8つのSPEのうち1つは他のSPEに不具合が起きた際の補欠役のために休ませている。(即ち実質1+7コア)
かなり特殊なコアに見えるがベースは同世代のXbox360Wiiと同じくPowerPC系統である。

高性能機ゆえに大容量メモリを搭載しているような印象があるが、上記したように搭載メモリ量はわずか256MBでしかない。メモリ不足と推定される症状でフリーズする事例も報告されているが、単一スペックのハードを大量に売るゲーム機のビジネスモデル上とゲームソフトの最適化の都合上、メモリ容量の変更は困難である。
ただし256MBというのはメインメモリの話であり、PS3はそれとは別にVRAMとして256MB積んでいるので実質的なメモリ量はライバル機であるXbox360と全く同じである。
512MBのメモリをひとつ積んだライバル機と違いPS3がメモリを分割したのは、一つのメモリに対してCPUとグラフィックボードからの同時アクセスが行われる事による速度低下をそれぞれ専用メモリを与えることで回避する目的があると思われ、またメモリの転送速度自体もメインのXDR DRAMが25.6GB/s、VRAMのGDDR3が22.4GB/sと同世代機の中では格段に速かった(SONYのゲーム機は基本的に高速メモリを積む傾向にある)。
メモリが2つにわかれているがそれぞれはデータをやりとりすることができるため、1つの512MBのメモリとして扱うことも可能である。また、ソフトによってはHDDにスワップ領域を作ることでカバーするものもある。

初期モデルは価格が高く、消費電力も非常に多かったが、現在の物は値段も手頃になってきており、消費電力も3分の1以下に抑えられている。しかし、PS2ソフト互換廃止やUSBスロット数の減少など、コスト削減の上で犠牲になった機能もあるので、「これから買いたい」という人はこれらの点に要注意。

余談

コントローラから本体への通信がBluetooth(無線時)やUSB(有線及び充電時)で行われるため、パソコン用にデバイスドライバを作る有志や(USB接続)、USB-Bluetoothアダプタを製造している某メーカーがPS3コントローラ専用受信機(Bluetooth接続)にするプロトコルスタックを公開している。

消費電力の高さゆえに(特に初期型は)、放熱量もまたハンパではない。夏場に電源を入れてからものの10分ほどで熱暴走を起こしたという話もまま聞かれる話である。
また、その放熱量を揶揄するような下記の動画(PS3で肉を焼く)も存在する。

これに起因する問題として、YLODという故障がある。"Yellow Light of Death"
故障原因は基盤の半田クラック。初期型の修理は終了しているため、自分の手で外からドライヤーで温めるなり、分解してオーブンやヒートガンで基盤を焼くしかない。
心配ならリスクが少ないCECH-2500以降の型番を購入すべし。
余談だが、同世代のXbox360にも、初期型に同様の不具合がある。(RROD)
マイクロソフトは無償修理に応じたが、ソニーはPSPの時と同じく知らぬ存ぜぬを突き通した。(PSPはその後無償修理になったため余計たちが悪いかもしれない。→フライングディスクシステム)

DVDの普及に貢献した前世代機のPS2と同じく本機もBlu-ray Discの普及に貢献した事で知られている。
詳細はBlu-rayを参照のこと。

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