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概要

コントローラー・画面・本体が一体となっており、持ち運びでき基本的に場所を選ばずゲームプレイができるのが携帯ゲーム機である。
英語では「Handheld game console」と呼ぶ。

ソフト交換で様々なゲームが楽しめるのが魅力。中には据え置きゲーム機をコンパクトにして携帯ゲーム機にしたものがある。

歴史

携帯ゲーム機の歴史は、ゲームメーカーとしての任天堂の歴史を語ることに等しい。...と言えば言い過ぎかもしれないが、携帯ゲーム機市場において覇権を握ってきたのは常に任天堂のハードであり、携帯ゲーム機の歴史は任天堂を中心に展開してきた。

そういうわけで、携帯ゲーム機の始祖として広く知られているのは1980年に登場した「ゲーム&ウオッチ」だが、これはソフト交換ができない電子ゲームであり、上記の定義に従うと携帯ゲーム機とはみなすことはできない。しかし当機は任天堂躍進のきっかけとなり、液晶十字キーを採用するなど後のゲーム機の基本フォーマットを確立したことから、本記事では任天堂の電子ゲーム(ポケットピカチュウなど)のみ携帯ゲーム機の範疇に含めている。

カートリッジ入れ替えで多数のゲームが楽しめる真の意味での携帯ゲーム機は、1985年ゲームポケコン(エポック社)が日本では最初だが、これは短期間で姿を消した。携帯ゲーム機として初めて成功し、現在の携帯ゲーム機市場を確立したのは1989年ゲームボーイであった。しかし、ゲームボーイも1990年代中頃にゲーム機の潮流に飲み込まれいったん衰退。1996年の『ポケットモンスター赤・緑』の発売による復活、後継機種のゲームボーイアドバンス2001年)、任天堂以外で初めて成功した携帯ゲーム機であるプレイステーション・ポータブル(2004年)の登場を経て、現在に至る。

電子ゲーム機のほか、スマートフォンを含む携帯電話が携帯ゲーム機に含まれるかどうかで度々議論の的になる。また、2017年には据え置きと携帯の両方の性質を持つニンテンドーSWITCHの登場で据え置きゲーム機との線引きも難しくなっている。

『携帯型ゲーム機』の一覧

電子ゲームについては任天堂のものだけを記載する。

任天堂

携帯ゲーム機の老舗であり、長年にわたり数々の名機をリリースしている。

名称略称・別名など発売年月日(日本)
ゲーム&ウオッチゲームウォッチGW1980年4月28日
ゲームボーイGB1989年4月21日
ゲームボーイポケットGBP1996年7月21日
ポケットピカチュウポケピカ1998年3月27日
ゲームボーイカラーGBC1998年10月21日
ゲームボーイアドバンスGBA2001年3月21日
ポケモンミニ2001年12月14日
ゲームボーイアドバンスSPGBASP2003年2月14日
ニンテンドーDSDSNDS2004年12月2日
ゲームボーイミクロGBM2005年9月13日
ニンテンドーDS LiteDSLite2006年3月2日
ニンテンドーDSiDSi2008年11月1日
ニンテンドーDSi LLDSiLL2009年11月21日
ニンテンドー3DS3DS2011年2月26日
ニンテンドー3DS LL3DSLL2012年7月28日
Newニンテンドー3DSNew3DS2014年10月11日
Newニンテンドー3DS LLNew3DSLL2014年10月11日
ニンテンドー2DS2DS2016年2月27日
Newニンテンドー2DS LLNew2DSLL2017年7月13日

セガ

任天堂と同じく老舗企業の一つ。ゲームギアはPSP登場以前の任天堂以外の携帯機としては最も善戦したハードだった。一定の人気を獲得したことから後継機の開発も計画されていたが中断され、第二次ブームに乗ることはできなかったものの、現在もソフト供給で携帯ゲーム機市場を盛り立てている。

名称略称・別名など発売年月日(日本)
ゲームギアGG1990年10月6日
ノーマッドNomad1995年10月

NEC(日本電気ホームエレクトロニクス)

据え置き機・PCエンジンのソフトをプレイできる携帯機を発売していた。他社に先駆けてTFT液晶を採用したこともあり、据え置き機のゲームをほぼ遜色無く遊べる品質を確保していたが、その分価格や稼働時間に問題があり、普及しなかった。

名称略称・別名など発売年月日(日本)
PCエンジンGTTurboExpress1990年12月1日

SONY(SIE)

最初の携帯機ポケットステーションはプレイステーション周辺機器としての性格が強く、本格的な携帯機市場への参入はPSPが初めてとなる。据え置き機市場で任天堂を下したノウハウを信じて投入した携帯機だったが、社会現象を巻き起こしたニンテンドーDSに終始苦戦を強いられる。それでも、価格帯やソフトの対象年齢層の違いで何とか住み分けるところまで持ち込んだ。任天堂以外のゲーム機メーカーとしては最も携帯ゲーム機を普及させている。

名称略称・別名など発売年月日(日本)
ポケットステーションポケステ1999年1月23日
プレイステーション・ポータブルPSP2004年12月12日
プレイステーション・ヴィータPSVitaPSV2011年12月17日

バンダイ

セガとは違い、携帯機を海外市場には展開していない。ゲームボーイカラーには太刀打ちできなかったものの、本体の縦横持ち替えを活かしたユニークなゲームや、スクウェアをサードパーティに迎えたことなどが功を奏し、日本市場に限っていえばスワンシリーズはゲームギアの2倍近くを売り上げた。

名称略称•別名など発売年月日(日本)
ワンダースワンWS1999年3月4日
ワンダースワンカラーWSC2000年12月9日
スワンクリスタルSC2002年7月12日

Atari

発売当時としては段違いに高性能なハードで携帯機市場に参入したが、価格と重量でゲームボーイに劣っていた。その後欠点だった価格と重量を改善した改良版LynxⅡを発売したが、ソフトの少なさは最後まで改善されず、任天堂とセガのシェア争いに追い付くことができなかった。

名称略称・別名など発売年月日(日本)
Atari LynxLynx1990年

SNK

小刻みに上位機種を発表する販売戦略でユーザーの神経を逆撫でした結果、ネオジオポケットシリーズは不人気に終わりSNK倒産の一因となった。後継会社であるプレイモア(後のSNKプレイモア。現:SNK)もネオジオポケットの権利は取得しておらず、どこの会社も取り扱っていない。
SNKプレイモア時代に北米のゲーム会社「Tommo」にライセンス供与してNEOGEO Xを開発・発売させたが、ライセンス関連でトラブルが発生し現在は事業を中止している。

名称略称・別名など発売年月日(日本)
ネオジオポケットネオポケNGP1998年10月28日
ネオジオポケットカラーネオポケカラーNGPC1999年3月19日
(NEW)ネオジオポケットカラーNEWネオジオポケットカラー1999年10月21日
ネオジオXNEOGEOX2012年12月28日

エポック社

日本で初めて(ソフト交換ができる)携帯ゲーム機を発売した会社であったが、サードパーティを導入しなかったことが災いし短期間で市場からの撤収を余儀無くされた。

名称略称・別名など発売年月日(日本)
ゲームポケコンゲーポケ1985年

その他

携帯端末

スマートフォン
iPhone
iPad

携帯ゲーム機の性質を併せ持つもの

ニンテンドーSWITCH

携帯ゲーム機とインターネット


今日では携帯ゲーム機の常時ネット接続は当たり前になっているが、携帯ゲーム機でインターネット接続のシステムを出したのは1997年のアメリカTiger electronics社の「Game.com」である。
これは専用カートリッジと専用接続ケーブル+専用モデムが必要な、現在ではやや大掛かりなシステムであったが、テキストベースのサイトしか表示できなかった。「Game.com」自体あまり売れなかった為、ここで一旦携帯ゲーム機のネット接続システムの歴史は途切れてしまう。

ところが携帯ゲーム機の本場日本において2000年にバンダイのワンダースワンの周辺機器「モバイルワンダーゲート」が登場する。専用カートリッジと併用でインターネット接続できるのだが、これは携帯電話(ドコモのmopera)を経由して接続するものであった。WebブラウザはHTML3.2相当に対応しており、そこそこWebサイトは見れた。FLASHには未対応。一応、ゲームのコンテンツダウンロードの構想はあったが
携帯電話料金のせいもあってそこまで普及せず、購入するのは好事家ぐらいだった。
2001年には任天堂もゲームボーイカラーの周辺機器「モバイルシステムGB」を発売。どちらかといえばこちらはP2P形式のものでシステムを利用するにはプロバイダとしてDIONの専用プランの契約が必要だった。やはりこちらもネックになったのは通信料金で普及せずに日本でも携帯ゲーム機のネット接続の時代は一旦途切れてしまった。ただし、対応する携帯電話同士の通信はサービス終了後でも一応できたが、現在ではその携帯電話が時代の流れで絶滅した為不可能である。

やがてブロードバンド環境の整備・Wi-Fi規格の普及で携帯ゲーム機のネット接続時代が本格的になってきたのである。任天堂の「ニンテンドーWi-Fiコネクション」SONYの「PlayStation Network(PSN)」のサービスが構築されて手軽に携帯ゲーム機でもネットワーク接続の世界レベルでの新時代が到来したのである。



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携帯ゲーム ハードウェア ゲーム機
対義語:据え置きゲーム機

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