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概要編集

1958年創業の老舗玩具メーカー。本社は台東区駒形にあり、この近辺は現在もバンダイナムコ本社があるほか、かつてはタカトクトイスツクダオリジナルなども存在した。


創業当時に発売され、今なお改良を重ねながら発売され続けている「野球盤」シリーズが有名で、プロ野球選手としてデビューしたばかりの長嶋茂雄をテレビCM第一号タレントに起用したとされる。


元来、男児向け玩具に強いメーカーであったが、現在では1985年に発売された女児向けのドールハウス「シルバニアファミリー」が主力商品となっており、売上の9割を海外で占めている


それに対し男児向けゲームで一山を当て、累計150万本以上を売り軌道に乗せたのがバーコードバトラーシリーズであり、コロコロコミックがバックについていたことから同社が苦手としていたアニメタイアップなども成功した(類似商品も多く生まれ、CDを読み取ってバトル対決させるゲームなどもあった)。このバーコードバトラーは市販の商品からレアキャラを引き当てるというランダム要素が大いに受け、また後の、カードゲーム隆盛の原型を作ったともいわれる。


この他、カプセルトイでも様々な製品をリリースし好評を博していたが、2021年にカプセルトイ事業を関連会社であるターリン・インターナショナルに引き継いでいる。


1995年に新たに緑色の正方形に「EPOCH」と描かれたロゴが登場し、1998年頃には「エポック社」のフォントも一新された。


ゲームメーカーとして編集

アナログゲームで一世を風靡したエポック社だが、かつてはゲーム機の開発事業も行っていた。1981年に発売されたカセットビジョンは低価格を武器に1981年から1983年にかけて日本で最も売れたゲーム機だった。


だが、1983年に圧倒的な高性能を誇る任天堂ファミリーコンピュータが登場するとカセットビジョンに勝ち目はなく、1984年に登場した後継機のスーパーカセットビジョンも性能的にはファミコンに及ばず、『スーパーマリオブラザーズ』を筆頭とした強力な任天堂のソフト布陣の前に力尽き、1987年にゲーム機事業から撤退した(それと同時にシルバニアファミリーシリーズに注力し、競合商品に対抗するため海外市場も開拓するようになっている)。


1989年からはかつてのライバルであったファミコン向けソフトの開発・提供をする様になり、『ドラえもん』シリーズやSFC向けサッカーゲームとして記録的な売上を誇った『エキサイトステージ』シリーズなどが有名で、特に『Jリーグエキサイトステージ’94』は80万本以上を売り上げたヒット商品となり、シリーズ累計100万本以上を売り上げている。


他にも『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』は名作として知られ、評価が高い。

その後もNINTENDO64など任天堂ハードのゲームソフトを販売しており、末期はゲームボーイアドバンスなどの携帯機向けに学習ソフトを多数販売していた。

2000年代にゲーム事業から撤退、以降はアナログゲーム中心の商品展開を行っている。


主な玩具編集

主なゲームソフト編集

関連タグ編集

玩具会社 ゲームメーカー

ボードゲーム コンピュータゲーム カプセルトイ


外部リンク編集

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