解説
『ドラゴンスレイヤーシリーズ』の第七作目。
色で分けられた4勢力が争うマップ上で、プレイヤー勢力を操作し、日数(ターン)内に残りの3勢力を倒せばクリア。
領地内には拠点を作ることが出来、そこから沸いてくるユニットを操作したりまとめて大部隊にしたり、橋や柵を作ったり壊したりしながら、敵勢力と戦ったり、敵同士を上手く誘導して戦わせたりして攻略していく。
初出はPC98で、後にWindowsに移行。スーパーファミコン版もあるがハードのスペック不足で進行があまりに遅く到底プレイに堪えない。
マップチップにはファンタジーRPG風から、戦国風、SF風、果てはファーストフード店の出店争いをモチーフにしたものまで様々なものがあり、同じゲームなのにがらっと雰囲気が変わる。
日数は残った分+戦闘効率のボーナスから未占領率のペナルティーを引いたものを次の面に持ち越すことが出来る。
多く持ち越せばそれだけ次のクリアが楽になる他、最終面クリア時の総合評価スコアの代わりとしても使われ、スコア稼ぎの熱いゲームでもある。インターネット普及後は非公式のランキングサイト(2014年時点でも現存)も出来て盛り上がった。
また冒頭で書いたユーザー製作マップもかなりの数が配布されており、一部のマップシナリオ(クエスト)は前述のランキングサイトでも扱っている。
現在でもWindows対応の「ロードモナークオンライン(外部リンク)」がダウンロード可能。
体験版に近い扱いではあるが、製品版の50面に比べ15面と少なく効果音が無い以外は製品版と変わらず遊べ、かつ独自マップなので製品版ユーザーもプレイする価値がある。
なお名前にオンラインと付いているが、今で言うオンラインゲーム(ネットゲーム)ではなくスタンドアロンのゲームであり、当時はネットゲームが未普及かつ、メーカーによるオンライン流通・公開が目新しかっためこういうネーミングを付けることも多かった。
pixivのタグ内では有志の作ったマップエディタで描かれた絵が多い。
関連タグ
ドラゴンスレイヤーシリーズ/ドラゴンスレイヤークロニクル ドラスレ
バーコードバトラー:スーパーファミコン版ロードモナークのイラストを使用した関連商品「ロードモナークユーザーカード」が発売されたことがある。
メガドライブミニ:メガドライブ版の『ロードモナーク とことん戦闘伝説』が収録されることが決まっている。
ワールドリスト
凡例
ワールド名 | 自国 | 敵国1 |
---|---|---|
お邪魔キャラ | 敵国2 | 敵国3 |
PC98版無印から
ロードモナーク | GREEN国 | RED国 |
---|---|---|
魔物(亜人) | WHITE国 | BLACK国 |
フーズパニック | ウィバーガー(赤) | ハチマキ寿司(青) |
暴力団 | タコ商会(黄) | 全国屋台連合(白) |
戦乱の陣 | 織田軍(緑) | 武田軍(赤) |
台風 | 浅井朝倉軍(白) | 上杉軍(黒) |
メカニックテクノ | メカタンクα(青) | ロボノイドα(赤) |
ミュータント | メカタンクβ(白) | ロボノイドβ(黒) |
ファンタジーパステル | マジョルカ国(黒) | インディー国(黄) |
タイヤの化け物? | マッシュル国(赤) | ハニール国(緑) |
PC98版「Pro」から
モンスタードミニオン | ドラゴン軍団(赤) | スライム王国(緑) |
---|---|---|
冒険者 | 獣人帝国(白) | アンデッド国(黒) |
シーパークアドベンチャー | うら島国(黄) | ポセイ丼王国(赤) |
鮫 | 竜宮亭国(白) | マーメ井戸国(黒) |
ミッドナイトパニック | 白いマフィア | 黒いヤクザ |
警察 | 緑の暴走族 | 赤い乙女たち |
ミルキーワールド | ペンギンさんチーム(緑) | おさるさんチーム(赤) |
人間の赤ちゃん | パンダちゃんチーム(白) | カンガルーさんチーム(黄) |
Windows版のみ