ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

🐉概要編集

中国日本など東洋(アジア)に広く知られる伝説霊獣

漢字表記では「」とも書く。ちなみに竜は龍の略字に思われがちだが、成立したのは「竜」の方が古く、後にその姿を正確に記した字として「龍」が誕生したと言われている(皇帝の威厳を示すために作られた字ともされる)。

現在では「竜」を常用漢字として使い、「龍」は表外だが人名に使うことができる。表記上はどちらでも構わないが、その字面からサブカル界隈を中心にこの字に拘る人も多い。

西洋のドラゴンの訳語としても使われ、東洋のは「龍」、西洋のは「竜」と使い方を分ける時もある。

ドラゴンボール』などの作品の影響で「ロン」と読む場合も多数。


一般的に想像される姿は鹿の角と4本の手足、長い髭を生やしたトカゲか蛇に近い姿。

場合によっては宝珠を握った姿でも描写され、竹取物語に登場する宝物の一つがこの宝珠である。

雷や嵐などの天候を操り、天空を自在に飛ぶとされており、「竜巻」や「虹」という言葉の成立背景にも龍が関連している。

こうした天候の他にも水との関わりも深く、湖や海底に住むともされ、東アジアでは『浦島太郎』などに見られる竜宮伝承が有名。


龍が生まれる背景にも諸説あり、が龍門なる滝を登って龍になるという説(後漢書)、蛟が龍に変ずるという説、人間から変ずるという伝承(八郎太郎伝説他)など様々。


西洋龍とは異なり、肯定的なイメージが強く、力強く偉大な英雄が龍に例えられたり、子供がそういった偉大な人物になるように龍の名を付ける事例は数多い。

その一方で伝承によってはムカデに苦しめられたり(大百足伝承や沖縄県の民話)、哪吒孫悟空と言った暴れ者の英雄たちに散々な目に遭わされたり(封神演義西遊記)と情けない所もしばしば見受けられる。


かつての中国では、龍の爪の数で所有者の身分の違いを表していた。

爪が5本の龍は皇帝のみに許されたもので、

他は爪が4本の龍は貴族、爪が3本の龍は下級官吏や庶民に許された。


ちなみに適切な爪の数や色を利用しなかった場合、罪人の一族もろとも処刑するに値する反逆罪とされ、皇帝を除いた如何なる人物であろうとも、完全に金色な5つ爪の龍を利用することは、たとえ皇族であっても死罪にされるほど厳しいものだったという。


日本では五行思想の五より三の方が縁起がいいとされ(日本は天、地、海の三界が大きな意味を持つ)、三本爪の龍の方が好まれたという。

また日本の龍の代表として有名なのが「オオワタツミ」で、皇室の祖先の一つでもある。

三種の神器の1つである天叢雲剣は龍の持ち物だったと言われ、源平合戦で宝剣の形代が消失した際には「龍宮に返還された」と記述された。

龍神様は水の神様としても知られ、雨乞いの為に龍神様を拝む風習が全国各地にある。龍神様を祀る神社も多い。



詳しくはドラゴンの項目にて解説。


龍の九似編集

中国の書籍では「龍は九つの動物と似た部分を持つ」とされる。


  • この他、中国の龍の最初期のデザインは「豚竜」と呼ばれ、頭が豚/猪である。

種類編集


龍をモチーフとしたキャラクター編集

※東洋系

ウルトラシリーズ編集

仮面ライダーシリーズ編集


スーパー戦隊シリーズ編集


その他の特撮編集


漫画・アニメ編集


ゲーム編集


関連イラスト編集

老龍龍


類義・表記ゆれ編集

/ 東洋龍 りゅう/リュウ たつ/タツ

  dragon


関連タグ編集

龍年/辰年 龍脈 龍宮 雲龍図 登龍門/登竜門 龍虎/竜虎 タツノオトシゴ

中国神話 神獣 霊獣 幻獣 瑞獣


龍の妖怪・龍神一覧


ラクダ…モデルの一つだが、様々な動物の優れた部分のキメラである伝承が共通している。

ワニ…「龍」とは古代中国に生息していた大型ワニが伝説化したものではないか、とする説がある。


木星:龍の字には木星という意味もある(四神青龍の属性は)。奇しくも木星はローマ神話の神々の王たるジュピターが英名となってい

る(ただし、こちらの聖獣はである)。

関連記事

親記事

ドラゴン どらごん

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 28665378

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました