龍の神、翼宿りて新たなる姿と成らん(緑の予言石の内容)
曖昧さ回避
- 魔神英雄伝ワタルに登場するロボットの名前。本項で詳述。
- 龍王丸または竜王丸(読みは「たつおうまる」)とは、今川家の一族が名乗った幼名。今川氏親、今川氏輝、今川氏真に名付けられた。また、江戸時代の今川義順に「龍王丸」と名付けられた子がいたが、4歳で夭逝しているため、諱は無い。他、足利氏の足利義純の幼名も「龍王丸」であった。
概要
『創界山 第五界層 セリーヌの森』にて『虹龍球』に『復活の聖水』を零し機体を再生した『龍神丸』が、『ヘドローナ』操る魔神『ブルッキー2号』に破壊され、本体から抜け出て魂となった『光の空神丸』が融合した白き魔神。生き物を愛し、守る心を秘めたワタルの力を込めて「パワー全開!変身、龍王丸!」の掛け声と共に、彼が纏う『勇者の装束』も、機体と同様の黒のアンダースーツと純白の鎧へと変わる。
主力武器である剣は盾に内蔵する方式に変更。固有技は『龍神丸』に準ずるが『クサーヤ』が駆る魔神『ギッチラーゴ』戦に於いて『鳳凰丸』へと変化する能力が付与され単独飛行が可能となるも、武闘形態では飛行不可。空中戦での臨機応変さは『空神丸』や『空王丸』に劣るが武装の多さや必殺の一撃は武闘形態が勝るため、必殺技使用時は自由落下中に繰り出すを得なくなるのも欠点と云える。『魔神島』での『皇帝龍争奪戦』後に『空王丸』を含む機体は守護魔神として『龍の岬』内部へ奉納され、『四連島』での宝物奪還後に『クラマ』が乗り込める機体が一体も無い為に再び『空神丸』の新造ボディを鍛造し、核となる魂を返還した理由から『星界山』ではこの姿で戦う事は一切無かった。
『ドアクダー四天王』のひとり『ザン・コック』は、何らかの形で『予言石』の一部を入手し、『龍神丸が復活して新たな力を持つ』かもしれない内容に不吉と予想し『ガッタイダー(ボーディ)』の内部に隠匿していたが、様々な経緯で明るみに出てその予言は的中した。
よく『王』は『神』よりも弱いと謂れるが、仏法を守護する『八大龍神』の『王』に由来する(魔神英雄伝ワタル 創世伝記 参照)。
基本データ
全高:3.97m
重量:8.42t
装備、技
鳳龍剣【ほうりゅうけん】
登龍剣に代わる必殺武器。登龍剣の数倍もの威力を発揮。放つ際に額に竜の紋章が浮かび、鳳凰の姿をしたエネルギー波で斬撃。
鞘盾【シースシールド】
鳳龍剣を収めた盾、投擲や回転させての防御など、使用頻度は思ったより多い。
空神角【くうじんホーン】
頭部アンテナ。変形時は収納されるがスタビライザーとしても機能する。
勾玉流跡【まがたまりゅうせき】
龍神丸の胸に飾る6つの勾玉がボディの一部に変化。
空神翼【くうじんよく】
脚部が変形して翼になる。脚部にある関係上、武闘形態では使用できない。
龍牙拳
炎龍拳
龍雷拳
飛龍拳
龍神丸の武装を引き継ぎ、以前と比べ威力が増加。飛龍拳は4本から2本に減少しているものの、1本あたりの威力は龍神丸時のおよそ3倍に増加し、総合的には向上。
鳳龍氷河剣【ほうりゅう ひょうがけん】
鳳龍剣に冷気を宿し、バリアとして使用し防御、もしくは攻撃を行う。『極寒の剣』を使用したときのデータを応用したものらしい。
関連タグ
童帝(ワンパンマン)(ブレイブジャイアントのデザインには龍王丸等の影響が見て取れる)