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今川氏真とは蹴鞠の名手である。今川家10代目当主(1538~1615)。


概要編集

海道一の弓取りと呼ばれた戦国大名今川義元の嫡男。父の頃最盛期だった今川家を、わずか一代で滅ぼしてしまったことで暗愚の代名詞のような扱いを受ける。


義元が桶狭間の戦いで急死した後、急遽当主の座につくが、仇敵である織田家討伐にも乗り出さず(と、言うより桶狭間の戦い直後、今川の混乱を好機とみた上杉謙信が同盟国の北条攻めを行ったため、そちらの援護に人手が裂かれ、対織田への行動が取れなかった)、家臣の求心力を失い、まず松平元康が独立、徳川家康となったのをはじめ、同盟を結んでいた武田信玄に裏切られ、徳川(と織田)と武田双方から攻め込まれ、大名としての今川家は終焉となる。


その後は妻・早川殿の実家である北条家に落ちのびるが、義兄の北条氏政が武田信玄と同盟を結びなおすと、今度は家康の庇護を受けることになる。信長に蹴鞠を披露したのはこの頃で、長篠の戦いを前後して徳川軍に従軍し、一時は城主にもなっている。その後は浜松近辺に住まい、やがて京都に移住、最終的には品川に屋敷を与えられたという。

慶長19年に江戸で死去。享年77歳。


江戸幕府が開かれた後は徳川家の庇護のもと、今川家は高家として幕末まで名前を残すことになり、歴代の当主の中からは若年寄も輩出している。


実績、評価編集

戦国時代の大名の中でも評価は最低ともされる。父義元の代の今川家は、誇張はあるにしろ東海道随一の大名であったのは間違いなく、それを一代で滅亡に追いやった点からも疑いようは無い。しかし、抜群の政治・外交センスの持ち主である義元と比較するというのも酷といえば酷な話ではあり、桶狭間で家の中核をなす功臣を大量に失っていて人的な損害も非常に大きかった。彼の父の義元にしたところで太原雪斎死後にはやや生彩を欠いたと言われているため必ずしも氏真自身が取り立てて暗愚呼ばわりされる謂われはないようである。ある意味、家を継いだ時点でほぼ状況が“詰んで”いた為、一概に暗君とも言い切れない。

最近では氏真独自の商業政策が見られたり、いわゆる信玄への塩止めを主導したり、積極的に戦闘に参加した事も明らかになっているため、桶狭間という「不測の事態」がなく権力委譲がスムーズに行けばそれなりの結果を残したのではないかとも言われ、再評価の傾向が強い。


また、(大名としてはともかく)一個人としては塚原卜伝剣術の指南を受け、後に研鑽を重ね「今川流」という流派を興している(ただし、遠縁の今川義真が興した説もあり、そっちの方が濃厚だが)。また父同様に和歌を詠むなどの高い教養を示し、文武に優れていた模様。

特に、蹴鞠に関しては信長が「見たい」というくらいの凄腕だったようだ。なお、「蹴鞠=公家趣味=軟弱」という誤解が多いが、蹴鞠の高段者は決して軟弱な肉体の持ち主ではない。そもそも蹴鞠自体も軟弱な趣味ではなく、身体能力と反射神経を要求されるれっきとした当時の「スポーツ」で、「武士の教養の一つ」といったレベルの趣味であった。

人格面においても、今川家が戦国大名家として滅亡した後も彼個人を慕いその後も付き添い続けた家臣も多く、彼自身もまたその家臣の就職のために奔走しているあたり、一個人としては実に「いい人」である(さすがに苦境を見捨てて敵方に逃げた連中には容赦なかったらしいが)。戦国大名としてどうかはまた別問題だが、少なくとも「今川家」という組織の中では今でいう「理想の上司」的な人物であったのかもしれない。

妻の早川殿とも今川家滅亡後の転々とした生活においても終生仲睦まじいものだったと言われている。政略結婚であったにもかかわらず苦境をも共にしたあたり、彼個人も魅力ある人物だったのであろう。


そして江戸幕府成立においても、さりげなく重要な役割を担っている。

それは朝廷との連携に不可欠な「公家式の礼儀作法」の指導であった。

幼い頃からの教養と、京都逗留中に数多くの公家と詮を交わした人脈の広さから、公家式の礼儀作法にも当然ながら造詣が深かった。

お世辞にもやんごとない血筋とかかわりが深いとは言い難い徳川にとって、公家式の礼儀は今後朝廷と付き合っていく上で無視できない課題であり、これに武家として一家言を持ち、さらに公家に多数の人脈を持つ氏真は徳川には大変にありがたい人材だった。

こうして今川家は徳川幕府の下で大成することになり、氏真はまさにその起源を生んだ人物でもある。


当時としてはかなり長生きし、嫡流の血筋を残すことに成功した。武田家も織田家も北条家も嫡流が生き残れなかったということからしても、ある意味彼は勝者の部類に入るかも知れない。しかし、その今川家も明治維新後は家禄を失って没落。23代目範叙の代に嫡男淑人が早世し、他には娘しかいなかったため直系は断絶。今日にその血筋は伝わっていない。


また先述の通り、戦国大名としての今川家は没落したとはいえ今川氏自体は高家として存続はできたし、政略結婚とはいえ奥さんの早川殿とは夫婦円満だし、他の大名が血で血を洗う凄惨な戦いに明け暮れている中ずっと京都に滞在して大好きな歌会に参加しまくって「京都から離れたくないな〜」という歌まで残したり、挙句のはてに家康以上の長命を保って一年先んじた愛妻の後を追うように畳の上で死ぬと他の戦国大名と比較してもずっと充実した人生送っているように見えることから、「戦国最強の勝ち組」「戦国最強のリア充武将」と捉える人もそれなりにいる。


創作上の今川氏真編集

比較的に無能者として描かれることが多く、史実としてある蹴鞠がインスパイアされる。


戦国大戦編集

今川氏真

二つ名は「蹴鞠名人」。

従来のイメージを誇張した、暗愚だが蹴鞠の天才として登場。


スペックはコスト1 武力1/統率1の足軽。

一番弱点が多く、メリットの少ない兵種である足軽な上、足軽兵種の武将は他の能力が高いことでバランスがとられているのだが、彼の能力値は全カード中最低(最低クラスではなく最低)。


持ち計略である『蹴鞠シュート』は、ダメージこそ無いが、範囲内の敵を大きく弾き飛ばす効果を持つ。

吹き飛ばす距離はかなり長く、戦場の中央ラインから自城(敵城)のすぐ手前までとなっている。

敵軍の速度が遅い武将にこれを撃てれば戦線復帰までの時間を十分稼げ、その吹き飛ばす距離の長さから、大筒の防衛(奪取)や虎口攻めをする際の敵(味方)の妨害(援護)としても役立てられる。


この動画はいい一例である。


イラスト・スペック・計略・台詞の隅々までネタが詰まっているが、扱いようによっては相手(自分)は氏真一人に振り回されることもある。

ネタカードと侮って掛かると、痛い目に遭うかもしれないだろう。


まろの華麗な足技 とくと見るでおじゃる!


ちなみに彼の嫡男の今川範以は敵1部隊を弾き飛ばし、その部隊が他の敵部隊に当たらずに敵城門に直撃したばあい城ダメージを奪う計略『超蹴鞠シュート』、

孫にあたる今川直房は大筒からサッカーボールを発射して敵部隊を弾き飛ばす計略『真蹴鞠シュート』とサッカーに特化した一族と化している。


英傑大戦編集


ニッポンの10番の座は、麻呂の物でおじゃる!


「廻天の五芒星」より今川家の所属する紫勢力の武将として参戦。

望月千代女など近年の研究結果が反映され戦国大戦からキャラ変した武将も多い中、彼はさらに蹴鞠要素を強化して帰ってきた!


レアリティはN、スペックはコスト1 武力1/知力1の槍兵。今回も最低数値のままだが特技「技巧」を持っている。

英傑大戦には新兵種の剣豪が追加されているが、残念ながら剣豪にはなれず。


計略『蹴鞠シュート』は対象が敵1部隊になり、弾き飛ばす際に武力差ダメージを与えるようになった。

流石に素武力1ではダメージは微々たるものなのだが、さらに弾き飛ばした敵部隊が別の敵部隊にぶつかった際にも武力差ダメージが発生する。

高武力の敵部隊をぶつける事が出来れば思わぬ戦果が挙がる事も・・・?


なぜ負けたのか、次までに考えてくるでおじゃる!


信長の野望シリーズ編集

能力値は全体的に低めで、特に戦闘力はごく一部の作品を除いて絶望的。魅力や教養だけは高めだが、そもそもそれらの能力値が存在しない作品も多いため、ダメ武将の代名詞のような扱いを受けていた。


その最もたるものが「烈風伝」と「嵐世記」である。これらの作品では三国志や源平合戦など、古の武将が登場する架空シナリオ「諸王の戦い」が収録されたが、劉備や源頼朝などと言った英傑に混じって、何故か氏真は現役世代で唯一架空シナリオが設定された。配下には三国志シリーズから劉禅、蒼き狼と白き牝鹿シリーズからジョン欠地王が登場、コーエー3大シリーズの英傑(やや誇張あり)そろい踏みという(悪)夢のシナリオである。


しかし「革新」以降の作品では内政面の業績が再評価されたのか、政治系の能力値は中の上程度の数値が設定されるようになり、それなりに活躍の場を与えられるようになった。一方で新当流を学んだことなどは「最低クラスの統率や知謀に比べて微妙に武力が高い」程度にしか反映されておらず、戦闘能力は相変わらずの低空飛行が続いている。


さらに一部の作品では、他国への侵攻どころか軍備増強すら殆ど行わないという、自ら滅亡に突き進むかのような特殊なAIを設定されている場合もある。というのも、桶狭間の戦いによる義元の戦死や徳川家の独立といったマイナスイベントこそ発生するものの、今川家にはまだ十分な国力が残されており、武田・北条との同盟も健在なので、たとえ氏真の能力値が低かろうと、普通に徳川家や織田家に勝ててしまうのである。それだけ開始時点の状況が恵まれているということなので、プレイヤー操作の場合は意外に難易度の低い大名だったりする。


なお、上記はあくまで桶狭間の戦い前後のシナリオの場合の話で、それよりも後のシナリオになると、領地が大幅に縮小し、武田家と徳川家に圧迫された厳しい状況でのスタートとなることが多い。


シリーズでも異色のボードゲームである「国盗り頭脳バトル信長の野望」では、知行(編成コスト)1・戦力1というある意味尖った武将ではあるが、切り札「七福神」(使用時の石高に応じて7か月分の収入を獲得できる)持ちであり、戦力1という事もあり、単独だと最速で行動でき(ルール上戦力の低い武将から先に行動できるため)、有利な鉄砲隊に対しては一方的に先制攻撃して戦力を減らす活躍を見せるなど、「ネタ武将」とは言わせない存在感を持っている。


戦国無双シリーズ編集

武器:槍(2) 刀剣(3以降) 声:福原耕平(2empires)、山田真一(2猛将伝) 神谷浩史(3) 宮崎寛務(chronicle2nd) 宮坂俊蔵(4)


「和歌蹴鞠も得意だが、今は新当流の剣を披露しよう」(3Empiresでの特殊遭遇台詞)

「ち、近寄るでないの!まろの首はやらぬのーう!」(4・流浪演武での特殊遭遇台詞)

「ここまでか…の…う…」(同・流浪演武での撃破後台詞)

「戦は嫌じゃ。蹴鞠で勝負せんかのーぅ?」(4Empiresでの特殊遭遇台詞)


モブであるが、2Empiresでは新武将・公家ボイスの一般武将の1人であった。(その他に足利義昭一条兼定)

2猛将伝では、桶狭間の戦いのみで登場している。

3Empiresでは父・義元とのイベントがあり雅の道を追求し、それ以外のことは周りに任せればいいと考える困ったさんである。(朝比奈泰朝も「ダメダメだ…ダメ過ぎる…」とぼやいていた)

chronicle2ndでは義元に影響されてか語尾に「のーぅ」をつけている。『4』で特殊モブ化。武田と徳川両軍に侵攻によって窮地に陥るが北条家に救援される。叔父の氏康からは「義元に似てる」、井伊直虎からは「人畜無害」と評された。ちなみに早川殿とは一切絡みが無い。哀れ……。


更に3Empでは上記のセリフがあるのにもかかわらず、能力は最弱武将の1人である。(ほぼ能力値がDとEしかない武将。氏真以外にも結城秀康北条氏直などが当てはまる。)


4では「流浪演舞」では仲間にすることでパートナー武将として使用可能。武器は3と同じく刀を使用するが、敵として遭遇した場合のみ上記の台詞を呟く。流浪演武ではパートナー枠でしか選択できないので早川殿との揃っての出陣は不可能。ただし流浪演武を一度でもクリアすれば以降はメインに無双武将が使える様になるので夫婦での出陣も可能となる。


4empiresでは4の特殊モブデザインを元にした固有武将の1人として登場し、特殊台詞が変更された。


殿といっしょ編集

【殿いつ】イマガワイレブン

イケメンだが政治に関心を示さず、遊んでばかりいる放蕩息子。スポーツ万能で、蹴鞠を始め、遊びに関する技術は非常に高い。義元は彼を更生させるために色々と策を講じているが、うまくいったためしがない。かなり能天気な性格で、人質の元康鍋之介とも仲が良い。人の将来性を見る目があり、父を『全然ダメ』、元康を『モテるにおいがする』と評していた。美人に目が無く、「全国美人百選」(自作)に載っている濃姫を嫁にしている信長に嫉妬したり、「若い女性にもてる方法」を執筆して販売したりしている。

外交に関しても「顔がそっくりだから」と表向きには言っておきながら、実は武田との同盟を鑑みて妹を嫁がせようとするなど、そこまでドアホウというわけでもない。


信長の忍び編集

声:落合福嗣

アホ。常に鼻を垂らしており、眼は渦巻いている。父亡き後、史実どおり徳川に裏切られるがなんやかんやで長生きを果たす。こちらでも美女に目が無く、濃姫とお市を「稀代の美女」と評し父に教えようとするなどかなりの面食い

アニメ版で演じたのはプロ野球を代表する大打者落合博満の長男の落合福嗣、彼もまた幼少時のエピソードなどから今川氏真ばりに大袈裟に誇張されたイメージ(ぶっちゃけ、典型的ダメ息子の代名詞)があったが、今作では北畠具房役などの兼役をこなして、演技力を披露し声優としての評価も悪くないものとなった。


おんな城主直虎編集

演:尾上松也(幼少期:中川翼)

おそらく氏真の評価の回復に一役買ったであろう作品。

主人公直虎の主家である、今川家の跡取りとして幼少期から登場し、桶狭間から滅亡までの9年間の苦闘を井伊・今川の双方から丁寧に描かれることで「桶狭間の戦いの後にすぐに滅亡したのは氏真が暗愚であったから」というそれまでの説に真っ向から異を唱えることに成功。

今川家の滅亡後もしぶとく生き抜く姿が継続的に登場する準レギュラー扱いで、同じく一度は全てを失う直虎との対比にもなっている。ファンからの愛称は「ぼったま」。

放映中に連動する形で放映された「歴史秘話ヒストリア」でも生涯が紹介された。

この作品以後、大河ファンの間で「ぼったま」といえば氏真、特にこの作品の氏真というくらい界隈に定着している

また「直虎」での氏真の再評価の影響か、これ以降の戦国時代を舞台にした大河ドラマでは「『海道一の弓取り』と称えられるほど文武に優れた今川義元」像が定番となりつつある。


どうする家康編集


演:溝端淳平


これまでのマイナスイメージはあくまで「周囲の噂」として描かれており、陰で武芸・学問にひたむきに励むものの、幼少の頃から共に育ってきた元康への嫉妬心に狂う若き当主として描かれた。父・義元からはっきりと「将としての才はない」と言われたものの、父は元康と力を合わせることで今川家の発展に尽力することを願っていた。

史実通り元康にしてきた仕打ちは最悪だったものの、それも元を辿れば「自分は元康よりも将としての才がない」「自分は元康に見下されている」という思想に起因するものであった。一度は退場したが、その後再登場し大坂冬の陣まで登場。ある意味乱世の夢を捨て切れず滅びの道を突き進んだ豊臣秀頼との比較にもなっている。


天下一蹴今川氏真無用剣編集

今川氏真を主人公にしたライトノベル。蹴鞠の天才にして一流の剣士としての氏真が描かれていてる。特に蹴鞠の技は、を蹴り上げて敵を撃退するなどの使い方をする。

性格は子供っぽく、お人好し。妻から「蹴鞠馬鹿」と言われるほどの蹴鞠好き。また作中にて、度々和歌を詠んでいる。

しかし、今川が滅んだ事を自分を含めた全員の責任と考えており、尚且つ自分は大名に向いていないと思っている。政略結婚ながら妻の蔵春を心の底から愛しており、イチャイチャしながら旅を楽しんでいる。

自分の至らなさが原因で今川家が滅びてしまった事にはやや思うところがある模様。

なお、原作者は『信長の野望の今川氏真のステータスが上がる事が目標』とのこと。


Fate/Grand Order編集

リンク先ネタバレ注意


ポケモン+ノブナガの野望編集

ポケモンとコラボした本作でも扱いはひどい。

「ウジザネ」として登場するが何せ武力・知力ともひとケタ、魅力は62とそこそこあるがベストリンクがシステム上全く機能しないフォレトス。じゃ別のポケモンを…と思いきや「うつわ」(持てるポケモンの数)が全ブショー中唯一の「1」。ご愁傷様としか言えない。


関連タグ編集

早川殿:正室で北条氏康の娘。大名としての今川家滅亡後も生涯添い遂げたできた奥方様。

今川義元:父親。義元存命期でも晩年の内政は氏真がやっていたらしい。

武田信玄:母方の叔父。父の死後彼も時代に翻弄され、今川と対立する。

武田信虎:母方の祖父。

武田義信:妹婿。信玄の嫡男だが今川攻めに反対し廃嫡され、二年後に病死している。

北条氏康:舅殿。北条家の当主。今川氏真は領国を追われた後、彼を頼った。

吉良上野介:玄孫。父方の祖父母が共に氏真の孫。著名な女系子孫は彼の系統から出ている。

徳川家康:元家臣。桶狭間後の方針対立の末、独立される。腐れ縁。

織田信長:全ての元凶。父親が死んだのも、信玄に裏切られたのも大体こいつのせい。

織田信雄:元凶の次男。色んな意味で似た者同士である。彼は大名家として残り、織田家存続。

劉禅:「暗愚扱いされる嫡男」の大先輩。滅亡後も生き長らえた点も共通する。

ジョン欠地王:異国のお友達。現代では意外と仲が良く、劉禅とも組んで天下統一を目指す。

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