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『もう大丈夫。僕がいる』
『いくらでもやり直せる。そのために僕がいるんだよ。全ては君のためにある』

プロフィール

裏社会を支配する究極"悪"
敵連合を影から操る 謎に包まれし巨悪の根源
―――僕のヒーローアカデミア 公式キャラクターブック2 Ultra Analysisより

敵名オール・フォー・ワン
個性オール・フォー・ワン
身長225cm
性格不気味(本人曰く、根に持つタイプらしい。)
CV大塚明夫

概要

敵連合のブレーンであり、支援者であり、実質的な支配者。死柄木弔からは「先生」と呼ばれている。フルネームは不明だが、姓は「死柄木」であり自身の後継者としてこの姓を弔に与えている。
死柄木や黒霧らに指示を出して雄英高校襲撃事件を起こさせたり、『ヒーロー殺し』ステインへ接触させている。
脳無も彼とドクターと呼ばれる人物が生み出したものである。

その正体はかつて裏から日本を支配していた『悪の帝王』であり、オールマイトが深手を負いつつも倒したはずだったが、生命維持装置を長時間外せない体になりながらも生き延びていた。

人物

初代『ワン・フォー・オール』の使い手の兄であり、性別が男性であることを除き一切が謎に包まれており、本名も不明であることから、彼の個性である『オール・フォー・ワン』の名で呼ばれている。
一人称はその姿に似つかわしくない「僕」と、まるで少年の様な喋り方をする。そして、自分のことについて話すとき語尾に「だぜ。」と付けるのが癖。

No.59で判明した現在の姿は、先の戦いで顔の大半が砕かれて瘢痕で覆われている(口元以外はほぼのっぺらぼう状態)というグロテスクなものであり、さらに呼吸器系も損傷したため顔や首に生命維持の様なチューブが何本も繋がれていた。(ドクター曰く、超再生を手に入れるのがあと5年早ければこうはならなかったらしい。)

極めて狡猾な悪の権化と言える人物で、その邪悪なプレッシャー緑谷らは直接相対していないにも関わらず、自身の死を連想した程。
人の心の隙間に付け入るのに長けており、恩を売って配下を増やし、敵を煽って自滅を誘う。
オールマイトに敗れた時の事は彼にとって大きなトラウマとなっており、それゆえにオールマイトへの嫌がらせには特に執心している。
ただその感情の根幹が本当に「憎悪」であるかどうかは不明である。ホークスがその印象から「あいつずーっと笑ってません?」と言っているように、まるで子供が玩具で遊ぶようにして多くの人々の運命を弄んでいるのかもしれない。

個性

個性は『オール・フォー・ワン』。
他者の"個性"を奪い自身の"個性"にする。他者から奪った複数の"個性"を個別で使用できるだけでなく、複合させて使用することもできる。
奪った"個性"を他者に与える事も可能で、相手の頭に手を置くことで個性の強奪・付与を実行する。
作中の他人の個性に依存する個性は異形型などの一部の個性には適応されない事が多いが、この個性は異形型にも適応する

ただし、遺伝子と深く結びついている個性を移動させるのは相応のリスクを伴っており、他者へ付与する場合は負荷に耐えきれず物言わぬ人形の様になってしまう事もあったという。

この能力を駆使して、ある時は望まぬ個性に悩む者から個性を取り去り、ある時は力を欲する者に個性を与えることで、次第に支持者を増やし勢力を拡大していったという。

また、対象が既に別の個性を持っている場合、与えた個性と混ざり合い、新たな個性へと変化する事がある。
ワン・フォー・オール』もそうして生まれた個性の一つであり、彼が自身のに与えた「力をストックする個性」と、その弟が持っていた「"個性"を与えるだけの"個性"」が合わさって誕生したものである。
オールマイトはこの話を「正義はいつも悪より生まれ出ずる」と皮肉な言葉と共に語っている。

彼がどれだけの数の"個性"を持つかは計り知れず、それらを駆使した戦闘力もまた底が知れない。
なお、かつてのオールマイトとの決戦に敗れた事で、それまでにストックしていた個性の殆どを手放さざるを得なくなったため、それに伴い戦闘スタイルを一新させたとの事。
更に現在使っている『オール・フォー・ワン』はドクターによって複製された物であり、オリジナルはある人物に継承させるために保管されていた。

唯一欠点を挙げるとすれば、AFO自体で出来ることは生命体の個性を"奪う"か"与える"だけであり、何もない所へ"破棄"は出来ない。
そのため自身にとってデメリットになる個性を奪った場合、誰かに押し付けるまでその影響を受け続けるはめになる。

これまでに使用した個性

  • 鋲突

指を稲妻の如く赤い線の入った黒い触手のような物に変化させ、攻撃や『個性強制発動』に用いる。(ソーシャルアプリ『ULTRA IMPACT』では「黒爪」というアビリティ名になっている。)

  • 転送
臭気を伴う黒い液体をゲートとして、対象の人物を転送する。
別の場所へ転送する場合は自分と馴染み深い人物の下にしか転送できない。転送距離はひどく短いとは言うものの、5km圏内は可能のようである。
黒霧のワープゲートとは性質が異なり、指定した人物のみを転送するため、他者が液体に触れてゲートを潜ろうとしても転送されない。
本人によれば、できたばかりの"個性"で、同じ個性を持つ脳無も登場している。

  • 空気を押し出す』+『筋骨発条化』+『瞬発力×4』+『膂力増強×3
簡単に説明すると人間空気砲。AFOお気に入りの個性の組み合わせ。
筋肉と骨を発条(バネ)化、瞬発力と筋力を増強する事でバネの性能を強化し、その力に乗せて空気を押し出す。
その威力は絶大で、直線状のビルを何棟も倒壊させながら、オールマイトを数百m先へ吹き飛ばすほど。脳無倉庫を制圧したヒーロー達も、この攻撃で一掃されたものと思われる。

  • 個性の強制発動
その名の通り対象の個性を強制的に発動させる。今の所意識を失った人間の個性のみを発動させている。

  • 転送』+『衝撃反転
転送に、その対象となった人間が受けた衝撃を相手に反転する個性を合わせたもの。

  • 筋骨発条化』+『瞬発力×4』+『膂力増強×3』+『増殖』+『肥大化』+『』+『エアウォーク』+『槍骨

オール・フォー・ワン


満身創痍のオールマイトを確実に殺すために、その時考え得る最高・最適の個性の組み合わせとして発現。ただただ殴ることだけに重点を置いている。
発現した右腕は本人の半身を超えるほどに肥大化し、何本もの腕であろう筋肉が見て取れる。発条化と槍骨によって、螺旋を描いた槍の様な骨がいくつも露わになっており、対象に当たるであろう拳表面部分には、重点的に金属の鋲が生成された。
もっとも、この攻撃の真の狙いは、相手が全力で迎撃した所を『衝撃反転』でカウンターして跳ね返す事にあった。

  • 赤外線
周囲の赤外線を微かに感じ取る個性。
その顔からどのようにして周囲の状況を判断しているのか不明だったが、布ずれの音や空気の振動で相手の動きを、赤外線で相手の感情や空間把握の補助を行い、周囲の状況を確認していた。
つまり、目が見えていない状態で、オールマイトをあそこまで追い込んだのである。

その他にも幾つもの強力な個性を所有しており、底は見えない。

動向

数々の事件を通して死柄木と敵連合を順調に成長させていったが、爆豪拉致事件でのオールマイトを始めとしたプロヒーローと警察の急襲作戦によって、組織が壊滅の危機に晒された事で、死柄木達を守るために彼自身が遂に表へと現れる。
その時は漆黒のドクロを模した金属質のマスク(生命維持装置)を装着している。

All·For·One


オールマイトとの決戦時の姿。

死柄木達を強引に逃した後はオールマイトと激闘を繰り広げるが、オールマイト渾身の一撃「ユナイテッドステイツ・オブ・スマッシュ」を受けて再び敗北。現在はステインと同じく、死刑すら生温い罪人たちが送られる特殊刑務所タルタロスに収容されている。

ただし、連合の当初の目的であるオールマイトの抹殺は、彼の中の残り火を消すという形で事実上達成され、戦いの余波で戦闘地帯となった横浜市神野区は大部分が破壊され、さらにベストジーニストが重傷を負わされ長期休業に追い込まれるなど、この戦いで発生した被害も甚大であるため、この一件は「神野の悪夢」と呼ばれ恐れられる事になる。

また、彼にとって自身が捕まった事は想定の範囲内であり、敵連合の実行部隊が全くの無傷である点に加えて、敵連合とは別に育てた強力な配下を隠しているなど相当に準備を整えている。
そして、逃がされた死柄木は心の支えであり導き手である師を救うため、真の敵連合のリーダーとして自らの足で歩み出す。

正義と悪の戦いは終わっておらず、次の世代へと引き継がれ、続く事になる。
「大丈夫だ死柄木弔。経験も憎悪も悔恨も全て糧としろ。次はキミだ」

過去

超常黎明期から生きており、その長寿はオールマイト曰く「成長を止める類の個性」が要因と考えられている。
幼い頃に読んだコミックに登場する「悪の魔王」に憧れ、計画的に人を動かし、思うままに悪行を積んでいく事で『悪の支配者』として裏の世界に君臨していた。
その時の顔はハッキリと描かれていないが、弟と同じく白髪で、癖毛であった模様。また、一見すれば紳士的な雰囲気を醸し出している。
唯一の肉親であった弟に対しては「愚かで可愛い弟」と呼んでおり、彼に歪んだ愛情を向けていた。

死柄木との関係

「常に考えろ弔。君はまだまだ成長できるんだ」

オールマイトと同様、彼も表で活動出来ない状態であり、それゆえに同じく「後継者」を探していた。そして、その目に留まった人物こそが死柄木弔こと志村転弧である。
彼を『次の"僕"』として導き成長させるために、敵連合を使って数々の事件を起こし、様々な経験を積ませている。
オールマイトが雄英高校で緑谷を指導しているように、彼は死柄木に敵連合という名の学校で事件という名の授業を行っているのである。

なお、死柄木を選んだ理由は、一つは"歪み"を持っていたこと。そして何より、彼が先代『ワン・フォー・オール』継承者であった志村菜奈の孫であること。オールマイトに対して並々ならぬ恨みを持つ彼は、『嫌がらせ』として死柄木を選んだのである。

志村転弧と出会ったのはオールマイトとの決戦より以前の出来事。個性により独り身になっていたところを拾い、自身の姓である「死柄木」を彼に与えた。
つまりは、自身と死柄木との関係は先生と生徒以前に義理の親子であることも意味しているのである。

劇場版では

劇場版第1作『2人の英雄』の来場者特典小冊子『Vol.Origin』内の「オールマイト:ライジング」にてAFOの全盛期の一部分が描かれた。
まだ雄英在学中の少年であったとはいえ既に"OFA"を継承しているオールマイト、そして残り火とはいえ"OFA"を残していた志村菜奈、まだ今よりも若く力もあるだろうグラントリノという普通に考えれば強大過ぎる筈の戦力を前に傷一つ負うことなく笑いながら一方的に三人を蹂躙し、オールマイトを逃がすために殿を努めた志村菜奈を殺害してみせた。この時、オールマイトはまだ18歳であった。
実はオールマイトが雄英卒業後すぐにアメリカに渡ったのは、日本社会の裏側を掌握していた彼に命を狙われる危険性を考え国外に移る必要があった為、そして敵犯罪の件数や規模も大きいアメリカで『100年分の経験値を埋めるほどの戦闘経験を積む』為であった。

尚、志村菜奈殺害時、自分に成す術なく敗走するしかないオールマイトとグラントリノ、そして時間稼ぎに死を選んだ志村達を指して「素晴らしい喜劇をありがとう」と嘲笑っていた。

ここまで力の差を見せつけた相手に数十年後、蓄えてきた手下も個性も徹底的に潰され、自身も頭部を砕かれ大半の個性を失い生命維持すら難しい身体にされるとは夢にも思っていなかったであろう。

ちなみに劇場版本編では直接登場しないものの、オールマイトを苦しませるため、とあるヴィランに別の個性を与え協力した。

第2作『HEROES:RISING』でも直接の登場は無いが、ドクターが今作のヴィランであるナインに彼の細胞と個性を移植する実験を行っている。
これによってナインは、「ストックできる個性は最大8個まで」という制限付きではあるが、『オール・フォー・ワン』を獲得している。

ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS-

現状、明確な登場シーンは回想のみで、まだ「悪の帝王」として君臨していた頃、彼の配下の地下闘技場へプロヒーロー・オクロックが潜入調査し、間接的な形で戦う事となる。
この時点からオクロックの個性「オーバークロック」を狙っており、後に彼を追ってきたオクロックを返り討ちにして個性を奪った模様。

また、「オーバークロック」を与えられた"傷の男"が暗躍している事や改造ヴィランの特性が脳無に近づいている事から、彼こそが個性因子誘発物質及び敵製造工場(ヴィラン・ファクトリー)を巡る一連の事件の黒幕である可能性が提示されている。
あるいは、蜂須賀や傷の男が「電話で話している相手」こそが彼かもしれない。

最終章の動向


プロヒーローと超常解放戦線との決戦となる戦いによって、死柄木弔は魔王へと覚醒するが、そんな彼の体に自身の意識を乗り移らせて乗っ取ることに成功する。
その後、死柄木の体を乗っ取ったオール・フォー・ワンは、7体のニア・ハイエンドと共にタルタロスを襲撃し、そのまま収監されていた最悪の個性犯罪者たちを大量に脱獄させ、新たに『ダツゴク』と呼ばれる敵集団を誕生させる。

その後は、ある女性ヴィランに『エアウォーク』の個性を与える、各地の敵(ヴィラン)に指示与えるなどして、ワン・フォー・オールを手に入れる為の暗躍を繰り返す。
その一方で、アメリカのトッププロヒーローであるスターを迎え討つことになる。

全能と呼ぶに等しい『個性』を持つスターとの戦いは、オール・フォー・ワンにとっても最終目標としていることでもある為、万全の状態を整えて彼女との戦いに挑み、勝利こそするものの、それにより逆に彼女の仕掛けた罠に嵌ってしまい、大幅に弱体化してしまう

これにより、雄英高校を始めとするヒーロー勢力に立て直しのための時間を稼がれてしまうが、それでも尚、ヒーロー勢力を一掃するべく策を弄することになる。

関連イラスト

オールフォーワン



関連項目

僕のヒーローアカデミア ヴィラン連合
死柄木弔 氏子達磨 ギガントマキア
オールマイト 与一 ワン・フォー・オール

絶対悪 黒幕 ブラコン

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