『ひとつになれ。最強を超えろ。』
『次は、君たちだ。』
概要
作品名 | 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング |
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監督 | 長崎健司 |
脚本 | 黒田洋介 |
音楽 | 林ゆうき |
総作画監督 | 林祐己、小森高博 |
ゲスト声優 | 今田美桜、井上芳雄 |
主題歌 | sumika「ハイヤーグラウンド」 |
公開日 | 2019年12月20日 |
上映時間 | 104分 |
興行収入 | 17.9億円 |
前作 | 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄(ヒーロー) |
次作 | 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション |
2019年12月20日から全国公開されたアニメ『僕のヒーローアカデミア』の劇場版第2作。
その内容から、原作者である堀越氏が「最終回とも言えます」と語る程である。(引用)
入場者特典として、映画の設定資料とナイン達の過去が描かれた堀越氏書き下ろし作「敵連合:UNDERCOVER」が掲載されたコミックス『僕のヒーローアカデミア Vol.Rising』が100万人限定で配布された。
2020年7月15日にBlu-ray&DVDが発売。通常版とPlus Ultra版(他、各店舗毎の有償特典付き)がある。劇場公開と比べ一部のシーンがブラッシュアップされている。
Plus Ultra版では後日談の新録ピクチャードラマ「エピローグ・プラス《夢を現実に》」や完成披露試写会舞台挨拶等が楽しめる。
あらすじ
雪が降り続く冬のある夜。
ヒーロー社会を壊そうと目論む敵<ヴィラン>・死柄木弔たちが、密かに【何か】を運ぼうとしていた。
彼らの動きを事前にキャッチしたプロヒーローたちが現場に駆け付け、激しい戦いを繰り広げる。
その戦いの中、その【何か】は、仲間とともに去って行った。
「実験は、成功した―。」という言葉を残して。
ちょうどその頃、出久たち雄英高校ヒーロー科1年A組の面々は、引退したNo.1ヒーロー・オールマイトの後を継ぐ"次世代のヒーロー育成プロジェクト"の一環として、クラス全員で期間限定の郊外ヒーロー活動のために日本のはるか南に位置する離島・那歩島(なぶとう)を訪れていた。
ここしばらく大きな事件が起きていない平和な島で、駐在ヒーローとして島の人々の生活を助けながら、忙しく、それでいてのんびりとして時間を過ごす中、出久たちは真幌(まほろ)と活真(かつま)という二人の姉弟と出会う。
ヒーローに憧れる活真と早速打ち解ける出久だったが、なぜか真幌は、かたくなに活真を出久たちから遠ざけるのだった。
そんな中、突如謎の敵<ヴィラン>たちが那歩島に襲来、次々と島の施設を破壊していく。それを指揮するのは、「ナイン」。
出久、爆豪ら1年A組のメンバーは力を合わせて敵<ヴィラン>に立ち向かうが、ナインの圧倒的な"個性"と力は想像を遥かに超えるものだった。
なぜ、ナインたちは那歩島を襲撃したのか?
そして、出久たち1年A組の“ニューヒーロー”たちは、果たして最凶の敵<ヴィラン>から活真と真幌、そして島の人々を守ることができるのか―!?
舞台
那歩島(なぶとう)
本作の舞台。日本のはるか南にある離島。地理的には九州から南西、東シナ海辺り。
駐在していたプロヒーローが高齢で引退したため、緑谷たち雄英高校ヒーロー科1年A組は政府による引退したオールマイトの後を継ぐ"ヒーロー活動推奨プロジェクト"の一環として、期間限定でヒーロー活動のため訪れることになった。
この時の季節は冬であるが、それを感じさせない夏真っ盛りでビーチには旅行客などで賑わっている。
島の北西には城跡が残る小さな孤島が浮かんでいる。
登場人物
主要キャラクター
本作では1年A組の生徒全員が登場する。
平和の象徴オールマイトから、その力の源である個性『ワン・フォー・オール』を受け継いだ少年。冷静沈着で分析を得意とする努力型だが、自らを犠牲にしてまで他人を守ろうとする無鉄砲な一面もある。
オールマイトをも超えるNo.1ヒーローを目指す少年。言動は粗野で乱暴だが面倒見はよく、何でもこなす天才型。出久とは幼馴染であるが、折り合いは悪い。出久とオールマイト、そしてワン・フォー・オールの秘密を知っている。
CV:中村悠一
アニメより先駆けて登場。
ヒーロー公安委員会の指令でナインの動向を追う。
映画オリジナルキャラクター
島乃家
島乃真幌(しまの まほろ)(左側)
CV:黒沢ともよ
個性:『ホログラム』
ある理由からヒーローを嫌っている活発で勝ち気な性格で活真の姉。
個性『ホログラム』は、幻を作り出せる個性。巨大な敵の幻影を出してイタズラを仕掛けることも。
島乃活真(しまの かつま)(右側)
CV:寺崎裕香
個性:『細胞活性(B型)』
引っ込み思案で泣き虫な真幌の弟。ヒーローに強く憧れる。
個性『細胞活性(B型)』は、回復系個性。細胞を活性化させ、新陳代謝促進やドーピングのような効果をもたらす。
真幌と活真の父
CV:松本保典
個性:『細胞活性(A型)』
誕生日:11月1日、身長:170cm
真幌と活真を那歩島に残し、本島に出稼ぎに行っている。細胞を活性化する個性を持っていたが、ナインに奪われてしまった。真幌の目元は父譲り。
個性『細胞活性(A型)』は、活真と同じ回復系個性。
敵(ヴィラン)
CV:井上芳雄
個性:『気象操作』等
力だけが支配する世界を望んでおり、ある理由から活真の個性を狙う。
個性『気象操作』は、周囲の天候を操り、雨や雷、竜巻を発生させる。
その他、衝撃波を放つ個性、爪を弾丸のように発射する個性、使い魔を召喚する個性など複数の個性を所有している。
CV:今田美桜
本名:羽咲 斬香(はさき きるか)
個性:『スライス』
抜群のプロポーションと長い髪が特徴のセクシーな女性。ナインの望む世界に共感し、行動を共にする。
個性『スライス』は、自らの長い髪の毛を刃物に変化させ、自由に操ることができる個性。岩や建物など、固いものでも一瞬で切り刻むことができるほど、刃の切れ味は抜群。
CV:武内駿輔
本名:今 鳥獣郎(こん ちょうじゅうろう)
個性:『キメラ』
ナインが思い描く世界に同調し、行動を共にする。
個性『キメラ』は、様々な動物の特徴を併せ持つ異形系の個性。普通の人より身体の力に優れ、キメラ発動により、空を飛んだり口から炎を吐いたりできる。
CV:鳥海浩輔
本名:巻原 包傭(まきはら ほうよう)
個性:『木乃伊化(マミー)』
ナインらと行動を共にする、包帯を全身にまとっており、表情が読み取りにくい。
個性『木乃伊化』は、あらゆる物体に包帯を巻き付けミイラを作り、そのミイラを意のままに操れる個性。生物は操れないが、衣服を身に着けた人間は衣服を通して操れる。
余談
本作の時系列は明かされていないが、爆豪と轟が仮免を取得済み、緑谷出久やエンデヴァー、敵連合の新コスチュームから『敵連合vs異能解放軍』~『第2次ヒーローインターン』の間の模様。No.240で死柄木がドクターから"あるもの"を輸送する依頼を受けた描写がある。アニメ101話(5期13話)でも根津校長が相澤消太に「公安ついでに例のプログラムの件」を連絡しており、"ヒーロー活動推奨プロジェクト"を示唆する台詞がある。
ただし、死柄木の髪色が変化していないこと、12月の間に本作のイベントを差し込む余地が無いため、パラレルワールドの可能性もある。しかし次回作の劇場パンフレットでは本作のイベントはテレビシリーズ第5期での『A組vsB組合同戦闘訓練』~『第2次ヒーローインターン』の間の時系列に起きた出来事と表記されている。
エピローグ・プラス《夢を現実に》
特典ディスクに収録されているピクチャードラマで、本編の後日譚にあたるエピソード。
島の復興を手伝う出久と爆豪の下へ、真幌が緊急事態を知らせに来る。それを聞いた出久は、道中で出会った活真と共に現場へと急ぐ。
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本予告PV
主題歌『ハイヤーグラウンド』
作詞:片岡健太 / 作曲:黒田隼之介 / 編曲・歌:sumika
関連タグ
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